テーマ : 医療・健康

コーヒーが認知症リスクに影響

 コーヒーを1日に4杯までなら認知症を発症するリスクが下がるが、5杯以上になるとリスクが上がる可能性があるとの分析結果を、韓国の研究チームが国際医学誌に発表した。
 チームは、コーヒー摂取と認知症リスクの関係に触れた500本以上の論文から、分析に適した2002~22年の11研究を取り上げた。北米と欧州、日本の7カ国約6千人の自己申告に基づくコーヒー摂取量と発症リスクが分析の対象。その結果、毎日1、2杯と答えた人は認知症になるリスクが32%下がり、2~4杯と答えた人は21%減少した。5杯以上になると、4%上昇する可能性が示された。

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