テーマ : 医療・健康

新型コロナ感染、4週連続で減少 1医療機関当たり6・99人

 厚生労働省は8日、全国約5千の定点医療機関から2月26日~3月3日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が、計3万4488人だったと発表した。前週比0・88倍で、4週連続の減少。1医療機関当たりの感染者数は6・99人だった。
 都道府県別では宮城、秋田、山形、新潟、奈良を除く42都道府県で減少。1医療機関当たりが多かったのは宮城13・16人、新潟12・93人などだった。少なかったのは東京4・66人、兵庫4・74人など。全国約500の医療機関から報告された新規入院患者数は2390人で、前週比0・85倍だった。
 同じ期間に定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は計6万8883人。1医療機関当たり13・96人、前週比0・83倍で、3週連続の減少だった。国立感染症研究所によると、全国の医療機関を受診した推計患者数は約42万1千人。
 厚労省の担当者は「新型コロナもインフルエンザも、流行のピークは越えたと考えられる」と話した。ただ春休みで人の移動が増えると予想されることから「引き続き感染対策には留意してほしい」と呼びかけている。

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