テーマ : 医療・健康

インフル患者数減も警報継続 コロナはやや増 静岡県感染症週報(12月11~17日)

 静岡県は22日、定点医療機関から直近1週間(11~17日)に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関当たり29・08人で、前週の33・09人から減少したと発表した。警報レベルの状況は続いている。1日当たりの推計患者数は4100人。
 各地区とも前週の人数を下回ったが、東部は1医療機関当たり41・32人(前週43・68人)と2週連続で40人を超えた。中部は22・88人(同30・29人)、西部21・6人(同24・32人)。10月以降のウイルス検出状況はA型96%、B型4%で、11月からB型も毎週確認されている。
 新型コロナウイルスは4・05人で、前週の3・64人の1・11倍となった。1日当たりの推計患者数は約500人。感染拡大注意報レベル以上の保健所はなし。

静岡県内2施設で全園・学校閉鎖 インフルエンザ
 静岡県は22日、県内の小学校、幼稚園、高校計6施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計121人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。沼津市の幼稚園は全園閉鎖、湖西市の高校は学校閉鎖を行った。
 市区町別の施設数と患者数は次の通り。
 沼津市2施設51人、静岡市葵区2施設20人、湖西市1施設41人、浜松市東区1施設9人

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