テーマ : 医療・健康

静岡県、W警報のインフルとコロナ ともに患者が前週比増 

 静岡県は9日、定点医療機関から直近1週間(1月29日~2月4日)に報告された新型コロナウイルスの患者数が1医療機関当たり21・49人だったと発表した。警報レベルを超えた前週の19・14人の1・12倍で、1日当たりの推計患者数は2700人。「W警報中」のインフルエンザも前週値をわずかに上回った。
 新型コロナの患者数は東部28・08人(前週25・24人)、中部17・55人(同17・14人)、西部18人(同14・43人)と全地区で増加した。保健所別では東部、御殿場、富士、静岡市、中部、浜松市の6カ所が警報レベル。0~19歳が患者の48%を占め、直近の半年間で若者の割合が最も高くなった。医療レベルは「ひっ迫注意レベル(2)」を維持した。
 昨年11月から警報中のインフルエンザは、定点当たりの患者数が14・45人で、前週の14・19人をわずかに上回った。地区別は東部14・46人(前週16・06人)、中部9・62人(同9・62人)、西部18・74人(同16・28人)。1日当たりの推定患者数は2千人。定点医療機関からの報告ベースでA型50・1%、B型49・9%になった。年齢別割合は0~19歳が82%を占め、インフルエンザも若者の感染が目立っている。

いい茶0

医療・健康の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞