三島の隠れた名品 サトイモ出荷基準確認
JAふじ伊豆三島函南さといも部会は26日、三島市谷田の同JA三島農産物集出荷場でサトイモの目ぞろえ会を開いた。9月中旬から始まった出荷のピークを控え、生産者や市場関係者が形状やひびの状態など等級基準を確認した。
同JAのブランド「箱根西麓三島野菜」の一つでもあるサトイモは、甘みが強くなめらかな口当たりが特徴。出荷量は少ないながら反響が多い「隠れた名品」という。管内11軒の農家が約160アールの畑で栽培。3月いっぱいまでに例年約20トンを出荷する。
今年は猛暑や少雨による乾燥で栽培条件が厳しく小ぶり傾向にあるが、味は上々に仕上がっているといい、高梨翔太部会長は「ぜひ多くの人に味わってほしい」と話す。