小中生、箱根ランナーに学ぶ 三島
NPO法人三島市スポーツ協会は23日、同市の日本大三島キャンパスで小中学生向け走り方教室を開いた。法政大時代に箱根駅伝を3度走った同市出身で静岡放送報道部の河田太一平さん(23)を講師に迎え、参加者約30人が速く走るための姿勢や足の上げ方などを学んだ。
![走り方の基本を教える河田さん(左)=三島市の日本大三島キャンパス](/news/images/n131/1303177/IP230823TAN000004000_O.jpg)
河田さんは走る時の腕の振り方から指導に入り、肩に力を入れず、肘を後ろに強く引く大切さを伝えた。もも上げでは「腹筋を意識して体がぶれないように」「体をそらさず前傾姿勢で」などと助言し、実演を織り交ぜながら走り方の基本を教えた。
教室は、スポーツを楽しむ人口の拡大を図ったり、スポーツの基本となる走り方の習得を通じて専門分野のレベルアップを図ったりする目的で開催した。
河田さんは韮山高時代に全国高校駅伝に出場。県市町対抗駅伝競走大会にも三島市代表として2度出場するなどの縁があり、講師に招かれた。