テーマ : 医療・健康

重症心身障害児の取り巻く環境理解 浜松で東海・北陸大会

 全国重症心身障害児(者)を守る会の「第33回東海・北陸ブロック大会」が18日、浜松市中区のホテルで始まった。講演会などを通じて、東海北陸6県の会員や医療関係者が障害児を取り巻く環境への理解を深める。19日まで。

コロナ禍の施設での経験を話す水口施設長=浜松市中区
コロナ禍の施設での経験を話す水口施設長=浜松市中区

 市内開催は20年ぶり。初日は基調講演やシンポジウムなどを行い、約200人が参加した。神奈川県横須賀市の重症心身障害者入所施設「ライフゆう」の水口浩一施設長が「コロナ禍で得たもの 失ったもの」をテーマに講演した。
 コロナ禍に経験した大規模な施設内クラスターを“災害体験”と振り返った上で「さまざまな困難に一つずつ向き合うことで施設の対応力を高められた」と話した。地域住民とコンサートやイベントなどを開き、住民と施設が双方向で関わる事例も紹介した。
 19日は式典や情勢報告などを行う。

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