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白坂(飛龍高)陸奥部屋入り 大相撲

 飛龍高相撲部3年の白坂湧人(18)=宮崎県延岡市出身=が15日、大相撲陸奥部屋入りを決め、同校を訪れた部屋付きの鶴竜親方(元横綱)と共に学校関係者に入門を報告した。白坂は「親方のような何でもできる力士になりたい」と目標を語り、将来の独立を目指す鶴竜親方の内弟子として稽古に励む。

鶴竜親方(右)と握手する白坂湧人=飛龍高
鶴竜親方(右)と握手する白坂湧人=飛龍高

 小学5年から相撲を始めた白坂は身長183センチ、体重140キロで、右四つから前に出る相撲が持ち味。高校2年時に左膝に大けがを負ったが、3年時に全国高校総体団体に出場。全国高校相撲宇佐大会団体では16強の成績を残した。
 7月の沼津巡業で同校を訪れた鶴竜親方から「一緒に頑張ろう」と誘われた。白坂は「関取になって、ひとり親で育ててくれた母と父親代わりの祖母に恩返ししたい」と決意を述べた。同校卒業生の幕内熱海富士(熱海市出身)、翠富士(焼津市出身)については「誇りに思う。自分も同じようになりたい」と憧れを語った。鶴竜親方は「プロでやりたいという強い気持ちを感じた。心と体を鍛えれば、おのずと番付は上がる」と期待した。
 白坂は新弟子検査を経て、来月の初場所で前相撲デビューする。

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