テーマ : 熱海市

海洋ごみ減らし海を守ろう 熱海の海岸でマイクロプラスチックの有無調査体験

 次代を担う若者に学びの場を提供している未来創造ユースチーム(熱海市)は24日、持続可能な開発目標(SDGs)の一つ「海の豊かさを守ろう」を題材にした体験イベント(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市内で開いた。

マイクロプラスチックの有無を調べる参加者=熱海市の熱海サンビーチ
マイクロプラスチックの有無を調べる参加者=熱海市の熱海サンビーチ

 8~26歳の男女16人が参加し、海洋プラスチックごみの現状と課題を学んだ。熱海サンビーチでは、水を張った透明のコップに海岸の砂を投入し、生態系への影響が懸念されるマイクロプラスチックの有無を調べた。黒、白、水色の粒子が水面に浮かび上がると、驚きの声が上がった。
 同チームの枝広淳子代表はマイクロプラスチックが発生する原因として、菓子の袋や消しゴムのかすなどをポイ捨てする行為を例示した。「きちんとごみ箱に物を捨てることから始めてほしい」などと述べ、豊かな海を守るための行動の大切さを呼びかけた。
 (熱海支局・鈴木文之)

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