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岸谷2号線の直下 河川改良に着手へ 静岡県熱海土木、21日から【熱海土石流】

 静岡県は19日、熱海市伊豆山の大規模土石流で被災した逢初(あいぞめ)川中流部の河川改良事業について、市が着工した市道「岸谷2号線」と逢初川が交差する部分でトンネル状の構造物「ボックスカルバート」の埋設工事に着手すると発表した。工期は21日から7月末まで。
 県熱海土木事務所によると、ボックスカルバートは高さ2・3メートル、幅3・4メートル(ともに内径)の鉄筋コンクリート製。岸谷2号線をくぐる形で8メートル施工する。川幅は現状と比べて3倍ほどの広さになるという。工事費約2千万円。
 県の河川改良事業に併せて、市が両岸に幅4メートルの市道を整備する計画。県と市は2024年度中の完了を目指しているが、用地買収は県が5割程度、市が6割程度にとどまる。同事務所の担当者は「用地を取得できた箇所から工事を実施する」と説明している。

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