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多賀中生が“清き一票” 選挙啓発授業で模擬投票 熱海

 熱海市明るい選挙推進協議会と市選挙管理委員会は6日、本年度の選挙啓発授業を市立多賀中で開いた。3年生60人が選挙の歴史と現状を学ぶとともに、本番さながらに模擬投票に臨んだ。

模擬投票を体験する生徒=熱海市立多賀中
模擬投票を体験する生徒=熱海市立多賀中

 同市の投票率は2022年7月の参院選が県内市町でワースト4の48・9%で、同年9月の市長選も過去最低の44・33%にとどまり、特に若者の投票率向上が課題になっている。模擬投票では、生徒一人一人が自分の氏名を用紙に書き込み、投票箱に投かんする流れを体験した。
 近い将来、有権者となる生徒たちに対して、同協議会の中島洋一郎会長は「よりよい暮らしを願い、私たちの思いを実現してくれる人を選ぶのが選挙」と意義を伝えた。
 選挙啓発授業は市内の中学校を対象とし、来年3月までに泉、初島、熱海の3校でも実施する。

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