テーマ : 熱海市

熱海土石流 長期避難世帯 全て解除

 熱海市伊豆山で発生した土石流災害で県は1日、被災者生活再建支援法に基づく長期避難世帯38世帯について、同日付で認定を解除したと発表した。今回で認定を受けた82世帯全ての解除が完了した。
 県は2021年12月に全壊を除く82世帯を長期避難世帯に認定。今年9月の市の警戒区域解除に合わせ、ライフラインが復旧し区域内に帰宅可能となった44世帯については認定を解除していた。工事の進捗(しんちょく)を踏まえ、今回は残る全世帯が対象となった。県によると、復旧工事は一部未完了の地域があるが、長期避難世帯の認定を解除しても支援金の受給に影響が出ないという。
 長期避難は、災害による危険な状態が継続し、住宅に長期間居住できない世帯を県が認定する仕組み。認定を受けると、住宅の被害程度にかかわらず全壊扱いとなり、最大300万円の生活再建支援金が受け取れる。

いい茶0

熱海市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞