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恒久平和 次世代に戦没者の冥福祈る 熱海、遺族らが追悼式

 2023年度の熱海市戦没者追悼式(市主催)がこのほど、同市の熱海梅園内「やすらぎの塔」で営まれた。遺族代表はじめ市と市議会の関係者が参列し、献花、合掌して戦没者を追悼した。

やすらぎの塔に向かって献花し、合掌する米山会長(右)=熱海市の熱海梅園
やすらぎの塔に向かって献花し、合掌する米山会長(右)=熱海市の熱海梅園

 市遺族会の米山勉会長は終戦から78年たったことに触れ「今日の熱海の発展は多くの犠牲の上に成り立っている」とし、「二度と悲惨な戦争を起こさない。恒久平和に向けて精進し、次世代に引き継ぐ」と追悼の言葉を述べた。斉藤栄市長は式辞で「全世界の平和を祈念し、福祉向上と安全安心のまちづくりに努める」と誓った。
 終了後、静霊奉賛会熱海市連合会支部と市遺族会による戦没者慰霊祭も執り行われた。やすらぎの塔は、西南戦争から第2次世界大戦までの戦争で亡くなった熱海出身者1026人をまつっている。

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