テーマ : 熱海市

特殊詐欺被害防止で感謝状 熱海和田木郵便局

 熱海署はこのほど、顧客の特殊詐欺被害を未然に防止したとして、熱海和田木郵便局(熱海市下多賀)に署長感謝状を贈呈した。大石剛署長が同署で山本幸作局長に手渡し、功労をたたえた。

署長感謝状の贈呈を受ける山本局長(右)=熱海署
署長感謝状の贈呈を受ける山本局長(右)=熱海署

 同郵便局によると、8月24日昼ごろに訪れた高齢女性が、現金自動預払機(ATM)の操作に手間取っていた。山本局長が声をかけると、女性は「大手電話会社からメールが届き、30万円の未払い料金を支払わなければならない」などと説明。振込先はネット銀行の個人口座で「誰にも言わずに1人で作業するよう、電話で指示を受けた」と打ち明けた。不審に思った山本局長が同署に通報し、詐欺と判明した。
 山本局長は「日ごろから変化に対する気づきや、親身になった対応を大切にしている。お客さまの大切な財産を守ることができて本当に良かった」と話した。

いい茶0

熱海市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞