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熱海レモン 新商品開発へアイデア膨らむ 熱海高生が知識習得

 熱海高ビジネス観光類型の2、3年生22人が5日、熱海市産レモンを用いた商品開発に向け、基礎知識を習得する講座を校内で受講した。JAふじ伊豆女性部あいら伊豆地区本部長で、野菜ソムリエプロの小川富子さん(伊東市)が作った試食品を味わい、商品開発のアイデアを膨らませた。

小川さん(右)が用意した熱海レモンの試食品を味わう生徒=熱海高
小川さん(右)が用意した熱海レモンの試食品を味わう生徒=熱海高


 生徒は小川さんの講義を通じて熱海市が国産レモン発祥の地とされる歴史や、ビタミンCが豊富に含まれるレモンの栄養と効能について理解を深めた。同校近くで収穫したレモンを使い、小川さんが調理した「レモンピール」「レモンカード」などを試食した。
 同校は「熱海レモン」のブランド化と地域活性化を目指し、地元の多賀小、多賀中と連携してレモン栽培に取り組んでいる。収量を確保して商品開発の準備を進めるとともに、食の全国コンテスト「商業高校フードグランプリ」への出場を目指す。3年の野中優美さんは「熱海レモンの知名度を上げ、地域を盛り上げたい」と意気込みを語った。
 (熱海支局・鈴木文之)

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