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熱海土石流 13日以降の一時帰宅、中止に 安全確保に問題

 熱海市は12日に実施した避難者の一時帰宅で、立ち入りが制限されている区域に一部の避難者が入ったため、13、14の両日に予定していた一時帰宅は中止すると発表した。実施方法を改善した上で日程を再設定する。
 市によると、12日は被害が大きかった岸谷(きだに)地区などの住民89人が一時帰宅した。このうち一部の人が立ち入り禁止区域内に入ったところを警察官が目撃。危険と判断し、捜索活動を一時的に中断して住民を区域外に誘導した。
 捜索現場では土砂の小崩落がたびたび起きている。市は安全確保の周知徹底などに不備があったとして、再発防止を図る。13、14の両日に一時帰宅を予定してた計約240人について、市は個別に中止を連絡した。再開日程が決まり次第、再度伝えるという。

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