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熱海土石流現場 小崩落で捜索難航 時折濃い霧、雨

 熱海市伊豆山地区の大規模土石流は発生から7日目を迎えた9日、降り続く雨の影響で小崩落が発生し、警察、消防、自衛隊などによる捜索活動が難航している。

捜索活動を再開する消防署員=9日午前11時16分、熱海市伊豆山
捜索活動を再開する消防署員=9日午前11時16分、熱海市伊豆山

 この日の捜索活動は午前6時から1700人態勢で始まった。
 市によると、同8時と同8時40分ごろ、土石流が発生した逢初(あいぞめ)川最上部付近で2度にわたり小崩落を確認。二次災害の危険性から、隊員らは捜索を中断し、高台など安全な場所への退避を余儀なくされた。
 捜索活動は同11時すぎに再開された。現場付近は時折濃い霧に覆われ、雨が強まるなど悪天候が続いている。

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