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松本潤さん「始まりの地、静岡は感慨深い場所」 「どうする家康」最終回、PVとトークショー

 徳川家康を主人公とした大河ドラマ「どうする家康」の最終回が放送された17日、家康の居城があった静岡、浜松両市でパブリックビューイング(PV)とトークショーが行われた。家康を演じた俳優松本潤さんら出演者が大勢のファンを前に、静岡県への思いや撮影秘話を語った。
⇒【写真特集】静岡、浜松会場の様子はこちら photo03   来場者からの寄せ書きを見て、笑顔を見せる俳優ら=静岡市葵区の市民文化会館
 静岡市葵区の市民文化会館の会場に登壇した松本さんは同市の印象を「ここから始まった感慨深い場所」と表現した。最終回、家康が駿府城で最期を迎えた場面については「家康が何を願い、乱世を終わらせたのか」と思いを巡らせながら演じたと明かした。
 同会場には家康の母親於大の方役を務めた松嶋菜々子さん、家康家臣の大久保忠世役の小手伸也さん、家康側室の阿茶局役の松本若菜さん、今川氏真役の溝端淳平さんも参加。松本潤さんを含めた5人は冒頭、ドラマに度々登場した宴会芸「えびすくい」のポーズで登場して盛り上げた。 photo03 笑顔で手を振る松本潤さん(中央)ら登壇者=17日午後5時50分頃、静岡市葵区の市民文化会館

 イベントに先立ち、松本潤さんは駿府城公園に残る「家康公お手植えミカン」の収穫と穂木の切り取りも行った。

 浜松市中区では、ドラマ館がある浜松出世パークとアクトシティ浜松の2会場で開催し、3人の俳優がステージに上った。浜松出身の武将井伊直政役の板垣李光人さんは、ドラマの撮影でたびたび訪れた浜松の思い出を「ウナギをたらふく食べたこと」と振り返った。  
  photo03 トークショーを繰り広げる大河ドラマの出演者ら=17日午後5時20分ごろ、浜松市中区の浜松出世パーク
 本多忠勝の娘で真田家に嫁いだ稲姫役の鳴海唯さん、忠勝の叔父で三方ケ原の戦いで命を落とした忠真役の波岡一喜さんも登場。出演者3人は来場者のカウントダウンの合図に合わせて用意されたボタンを押し、会場のイルミネーションを点灯した。
(教育文化部・鈴木美晴、浜松総局・白本俊樹)

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