テーマ : どうする家康/徳川家康

静岡浅間神社 建築の秘密は 静岡県内小中生 親子50人 修理作業 間近で見学

 静岡浅間神社(静岡市葵区)の歴史的建造物に関する研究成果を子どもたちに伝える講座「日本建築のヒミツ」がこのほど、同神社で開かれた。静岡県内の小中学生の親子約50人が、研究で判明した江戸時代の建築技術や職人技への理解を深めた。

拝殿に生かされている建築技術を学ぶ講座参加者=静岡市葵区の静岡浅間神社
拝殿に生かされている建築技術を学ぶ講座参加者=静岡市葵区の静岡浅間神社

 参加者は静岡文化芸術大デザイン学部の新妻淳子准教授らの説明を受け、建築当時の現場の様子を記録した文書を読み解いた。拝殿で使用されている建築用材の種類や大きさについての記述を確認した後、拝殿で柱の太さなどを実測した。
 長期の大改修が進む同神社で、建物の修理作業現場も間近で見学した。境内の漆塗り社殿など26棟は国の重要文化財に指定されている。宮大工に憧れているという静岡市立安東中1年生の加藤魁斗さん(13)は「漆が塗られたばかりの壁や屋根がこんなにきれいだとは知らなかった」と目を輝かせた。
 同講座は日本学術振興会の教育プログラムを活用して企画した。

いい茶0

どうする家康/徳川家康の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞