テーマ : どうする家康/徳川家康

ものづくりの喜び発信 静岡市のプラモデル産業の魅力をPRする大浦哲さん【とうきょうウオッチ 静岡へ発進&発信】

 首都圏などから静岡市を応援する同市の「いいねぇ。」届け隊として2022年から活動している。家電量販店「コジマ」の営業開発室長として全国の店舗を回り、ミニ四駆を中心としたプラモデルの魅力を伝えている。

大浦哲さん
大浦哲さん

 ―届け隊に入ったきっかけは。
 「19年に静岡市とコジマが包括連携協定を結び、地方創生やシティプロモーションに一緒に取り組むことになった。徳川家康が腕利きの職人を集めたことが今の模型産業につながっていると知り、面白いと感じた。そういう歴史を含めて魅力を伝えてみたいと思い、活動に加わった」
 ―家電量販店ならではの活動内容は。
 「体験価値や満足感を得られるのが店舗の強み。全国95店舗に無料で遊べるミニ四駆のサーキットを設置し、大会を開いている。親子で参加するプラモデルの工作教室も開催。他県の店舗で静岡市の特産品を売ったり、家康のクイズを出したりするフェアを行ったこともある。県内限定だが、清水エスパルスとタミヤのコラボミニ四駆も販売している」
 ―プラモデルの魅力は。
 「ものづくりの楽しさが詰まっている。例えばミニ四駆は作ったものを走らせる喜びがあり、大会では参加者同士の交流が生まれている。親が子どもと一緒に何かを作ったり、夢中になれたりするのもすてきなこと。一つの『モノ』を通じて人と人のつながりを生み出せる」

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