テーマ : どうする家康/徳川家康

犀ケ崖古戦場に記念碑 浜松 俳優波岡さんら除幕

 浜松市は大河ドラマ「どうする家康」の舞台になった犀ケ崖古戦場(同市中区鹿谷町)に戦死者の鎮魂を願う記念碑を建立し、このほど現地で除幕式を開いた。主君徳川家康を守るため犠牲になった本多忠真役の俳優波岡一喜さんが訪れ、中野祐介市長や「家康プロジェクト推進協議会」の斉藤薫会長と式典に臨んだ。

波岡さん(右)らの除幕でお披露目された記念碑=浜松市中区の犀ケ崖古戦場
波岡さん(右)らの除幕でお披露目された記念碑=浜松市中区の犀ケ崖古戦場

 犀ケ崖は家康が武田信玄に大敗した三方ケ原の合戦で戦場となり、多数の死者が出たと伝えられる。記念碑は4月に家康役の松本潤さん、瀬名役の有村架純さんがくわ入れをして着工した。高さ約1・8メートルの美濃石に「平和への祈りを込めて」と刻み、背面にドラマの主要キャスト14人の名を記した銘板を取り付けた。
 波岡さんは「今回忠真役を演じて、戦で亡くなった一人一人が誰かを思いながら命を懸けたことを強く感じた。この地を訪れる人が彼らの思いを感じ、平和を願ってくれればうれしい」と話した。記念碑そばでは合戦犠牲者の供養を起源とする遠州大念仏が地元保存会によって行われ、波岡さんも見学した。

 

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