テーマ : どうする家康/徳川家康

家康ゆかり、静岡愛♡たっぷり 久能山東照宮で本山茶ジャム販売

 静岡市葵区の「コンフィチュール工房ロサ・マリー」はこのほど、家康が愛飲していたとされる本山茶を使った新商品「駿府のお茶ジャム」を同市駿河区の久能山東照宮で販売した。家康ゆかりの地で、興味を持った観光客らが買い求めた。

新商品「駿府のお茶ジャム」などを買い求める観光客(右)=静岡市駿河区の久能山東照宮
新商品「駿府のお茶ジャム」などを買い求める観光客(右)=静岡市駿河区の久能山東照宮

 同店はこれまで県の天然記念物に指定されている駿府城公園の「家康公手植えのミカン」を使用したマーマレードなどを開発。今回は家康にちなみ、県内の茶産地で最も古い歴史を持つ安倍川・藁科川上流域で栽培される本山茶をジャムに仕立てた。爽やかな香りと渋み、鮮やかな緑色を生かし、パンやヨーグルトにも合うという。
 同店の望月佐朋子代表は初日販売の場所に東照宮を選び、家康ミカンのマーマレード、青ユズと本山茶を混ぜたマーマレードなど自慢の商品とともに並べた。外国人観光客も興味を示し、「色がきれい」「緑色は珍しい」と手に取った。
 近日中に店のホームページから購入できるようにする予定。同店は今年、英国で開かれたマーマレードの世界大会で、4年連続で金賞を獲得。望月代表は「これぞ駿府のお茶の味と思ってもらえる商品にしていきたい」と笑顔を見せた。
 (政治部・大沼雄大)

いい茶0

どうする家康/徳川家康の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞