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熱気最高潮「余は満足じゃ」 大御所役の別所さんご満悦 静岡まつり最終日

 第67回静岡まつり最終日の2日、静岡市中心部を練り歩く「大御所花見行列」は島田市出身の俳優の別所哲也さんが大御所の徳川家康役を務めた。沿道には多くのファンが詰めかけ、駿府の春は活気に包まれた。

出発式に登場した大御所役の別所哲也さん=静岡市葵区(写真部・宮崎隆男)
出発式に登場した大御所役の別所哲也さん=静岡市葵区(写真部・宮崎隆男)

 扇子を手に厳かな雰囲気で登場した別所さんは、駿府城公園内に設けられた大演舞場で「桜の季節に俳優としても県民としても感無量」と大役を喜んだ。麻機太鼓保存会の迫力ある演奏には、家康さながらに「余は満足じゃ」とご満悦な様子。行列が東御門から出発すると、沿道からは「別所さん」などと大きな歓声がわき上がった。
 駿府城を守った鉄砲隊をほうふつとさせる駿府鉄砲衆の火縄銃演武も繰り広げられ、そろいの陣羽織に身を包んだ射手が「放て」の合図とともにごう音を城内に響かせた。飲食屋台が並ぶ「駿府城下町」のエリアでは花魁(おいらん)道中や静岡鳶(とび)土工組合のはしご乗りが披露され、華やかな江戸模様が描かれた。
photo03 華麗に演技を披露するはしご乗り=静岡市葵区
photo03 美しく着飾り練り歩く花魁道中=静岡市葵区
photo03 整列して合図とともに火縄銃を放つ駿府鉄砲衆=静岡市葵区

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