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ユニークかかし、いざ投票 御前崎、祭り開幕

 御前崎市新野の新野川沿いの歩道で、恒例の「新野カカシ祭り」が30日開幕する。今年は同市とその周辺市の高齢者福祉施設やこども園、企業などが個性豊かなかかし25体を出展。29日はさっそく参加団体が設置作業を行い、世相や流行を取り入れた力作が並んだ。30、10月1の両日は来場者による人気投票を行い、最優秀賞を決める。展示は8日まで。

大河ドラマ「どうする家康」をテーマに製作したかかしを設置する松下さん=御前崎市新野
大河ドラマ「どうする家康」をテーマに製作したかかしを設置する松下さん=御前崎市新野

 掛川市の生活介護事業所「ぴの ほーぷ」は大河ドラマ「どうする家康」をテーマに掲げ、作品は関ケ原の戦いで家康率いる東軍に敗れた石田三成をイメージした。人形に兜(かぶと)をかぶせ、施設長の松下剛己さんは「利用者が工夫を凝らしながら仕上げた」と語った。ほかにも、米大リーグで活躍する大谷翔平選手などユニークな作品がそろった。
 主催した地元のまちづくり団体「新野未来塾」によると、同地区は稲作が盛んで住民にとってかかしは昔から慣れ親しんだ存在。渥美昌裕会長は「どれも発想がおもしろい。かかしと一緒に写真撮影するなどして楽しんでほしい」と呼びかけた。
 会場は新野地区センターと新野川大橋が目印。
 (御前崎支局・市川幹人)

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