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「あつ森」活用 「ふじえだ島」三つ目誕生 藤枝市と静産大制作

 藤枝市と静岡産業大の学生はこのほど、ニンテンドースイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」を活用した観光プロモーション第2弾として、制作に取り組んできた「にほんいさんふじえだ島」を公開した。市民会館で体験ブースを設け、子どもたちがゲームを楽しんだ。

完成した「にほんいさんふじえだ島」のゲームを楽しむ子どもたち=藤枝市民会館
完成した「にほんいさんふじえだ島」のゲームを楽しむ子どもたち=藤枝市民会館


歴史、文化、伝統PR  市と学生5人は7月から「島」づくりを進めてきた。2021年に制作した「ふじえだサッカーの島」と「ふじえだお茶の島」に続く三つ目の島となる。今回は歴史と文化、伝統をテーマに、3年に1度開催する藤枝大祭りや、岡部町朝比奈地区で伝承される県指定無形民俗文化財「朝比奈大龍勢」、徳川家康ゆかりの地の田中城、旧東海道の松並木などを紹介。掲示板を設定し、施設や文化の詳細を説明している。
 制作に携わった同大4年の熊王利奈さん(21)は「藤枝の歴史と文化に特化した島。遊びと学びを一緒にするのが大変だった。協力して作り上げ、完成度は高い」と胸を張った。
 市はゲームを基に制作した動画をホームページで発信するほか、市内の小中学生が1人1台持っているタブレット端末に配信する。市観光交流政策課の担当者は「地元の特色を知らない子どもが増えている。5年、10年後も子どもたちに郷土の誇りを持ち続けてほしい」と話した。
 (藤枝支局・青木功太)

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