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中野市長 初の浜松市議会 「重要性改めて感じる」 定例会見

 浜松市の中野祐介市長は26日の定例記者会見で、就任後初めて臨んだ市議会5月定例会について「市民の代表である市議会の重要性を改めて感じた。今後も市議会と議論を重ね、議論の中で浜松を良くするための方策を見いだしていきたい」と所感を述べた。
 中野市長は北海道副知事時代を含めて複数自治体で議会対応してきた経験に触れ、「議会が行政にとって一番大切な場ということはどこの自治体でも共通している」と強調。同日閉会した5月定例会を通じて「代表質問で熱心に議論していただき、少子化や人口減少などの課題対応の重要性については市議会と同じ思いだと感じた」とする一方、「目指す方向は同じでもアプローチが異なるものもある。議論を受け止め、今後の市政運営に反映させていきたい」と語った。
 また、5月定例会で可決した本年度一般会計補正予算案に関連し、中区の大河ドラマ館を閉館後に徳川記念財団の文化財収蔵展示施設とする構想は「唐突感がある」との質問に対して、「唐突なものではなく、徳川家康ゆかりの地の情報発信を進めてきた、これまでの地道な流れをさらに一歩進める内容」との認識を示した。その上で「大河ドラマ館を一過性で終わらせず、有効活用しようという話から始まった。今の施設を極力活用しつつ、文化財の収蔵に耐えうる新たな施設と組み合わせていくことになる」と語った。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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