テーマ : どうする家康/徳川家康

家康と田中城紹介 藤枝で特別展

 大河ドラマ「どうする家康」の放映を受けて企画された藤枝市郷土博物館の特別展「徳川家康と田中城」が7月17日まで、同博物館・文学館で開かれている。家康が志太地域に残した足跡をさまざまな歴史資料で紹介している。

徳川家康が志太地域に残した足跡を紹介している特別展=藤枝市郷土博物館・文学館
徳川家康が志太地域に残した足跡を紹介している特別展=藤枝市郷土博物館・文学館

 田中城は家康がタカ狩りのため晩年に訪れたとされる。タカ狩りや城で開かれた宴、タイの天ぷらを食べたことで発病した三つの場面を回転ジオラマで表現した。武田軍と徳川軍の戦いの軌跡を説明する資料のほか、家康が人生最後の宴を開いたとされる田中城本丸御殿の再現模型、同市の蓮正寺に伝来する徳川家禁制の朱印状、朝比奈ちまきや勝草餅など家康が好んだ藤枝名物も展示している。
 静岡市の造形作家多々良直樹さんが「ふじえだ家康ワールド」と題したコーナーを設け、竹千代時代から駿府城に入城した大御所時代までの家康の立体オブジェなども人気を集めている。
 特別展は午前9時~午後5時。大人400円、中学生以下無料。月曜休館(7月17日は開館)。

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