2022年5月21日(土)

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藤枝市の記事一覧

  • 改修工事へ安全祈願 藤枝総合運動公園サッカー場バックスタンド

     藤枝市は、藤枝総合運動公園サッカー場のバックスタンド改修工事に着手する。約4千席の屋根付き観客席を設置するほか、非常用発電設備を増強して防災機能を充実させる。関係者が出席して20日、安全祈願祭が行われた。  市によると、これまで芝生が敷かれていたバックスタンドに固定席を設けるほか、非常食などを保管する備蓄倉庫を置く。メインスタンドにある発電設備も改修し、3時間ほどだった発電時間を72時間まで延長する。災害時には消防隊の集結地や市民の避難場所として活用する予定という。  木内・角丸・山田特定建設工事共同企業体が工事を担当し、2023年12月の完成を見込む。請負金額は約13億円。  祈願祭には市

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  • 土砂災害時の避難ルート1枚に 「マイ・タイムライン」 藤枝市が推進

     藤枝市は、土砂災害のリスクや避難方法などを家族で話し合い、必要な情報を記入してもらう「わが家のマイ・タイムライン」の取り組みを進めている。がけ崩れや土石流、地滑りへの対策を「自分事」として捉えてもらうことで、万が一の際に的確で速やかな行動をとれるようにする狙いがある。  「おじいちゃんがスマホで気象情報を調べるのは難しそう」「この避難ルートは危ないかも」。同市時ケ谷の会社員亀田科恵さん(43)一家は4月、市の担当者の訪問指導を受けながらマイ・タイムラインの作成を進めた。亀田さんは学生の娘2人と70代の父母の3世代計5人で地図を囲み、それぞれが意見を出し合った。  マイ・タイムラインはA3用紙

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  • 住居侵入と窃盗容疑で再逮捕 清水署が男逮捕

     清水署は19日、住居侵入と窃盗の疑いで藤枝市善左衛門1丁目、会社員の男(49)を再逮捕した。再逮捕容疑は4月26日午前8時ごろ、静岡市清水区の男性パート従業員(73)方に侵入し、女性用の下着1着(500円相当)を盗んだ疑い。容疑者は同28日、住居侵入の疑いで同署に逮捕されていた。

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  • 茶況(5月19日)最終盤、富士に引き合い 静岡市中 県産一茶

     静岡市中の県産一茶は、最終盤の富士から荷が届いた。雨後の品落ちを指摘されたが、下物確保を進める買い手から引き合いがあった。  富士は露地物が800円周辺から600円台半ばで手合わせした。雨天の合間を縫って刈り取りを進め、生産を終えた工場が増えている。あっせん業者は「単価が低迷する中で採算が合わず、予定より早く終了した工場もある」と話す。  県外産二茶は種子島産が取引された。月末にかけて鹿児島県本土物二茶も出回りが増える見通し。静岡茶市場は午前10時現在、県内産912キロ、県外産690キロが上場した。  藤枝 藤枝市が地域の逸品を認定する「藤枝セレクション2022」にこのほど、「TEA SE

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  • お茶作りにチャレンジ 同じ葉から2種類の味【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑭】

     静岡県民にとって身近な新茶の季節です。日本の伝統的な緑茶の健康効果が世界的に注目されています。かぐわしいお茶作りを実際に体験して、お茶の深い魅力を子どもと一緒に味わい尽くしましょう。  まずは茶畑でお茶摘みです。厳しい冬を耐えた茶の木から吹き出したもえぎ色のみずみずしい新芽と若葉を、「一芯二葉」で摘み取ります。飲むお茶には大きく分けて、茶色系と緑系がありますが、摘み取った茶葉が製法次第でどちらにもなるのです。不思議なことに色だけでなく、味も香りも異なるお茶に変身するのです。  世界的には、紅茶などの茶色系が圧倒的に多く飲まれています。今回は、短時間でできるウーロン茶作りに挑戦です。摘み取った

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  • 梅の出荷本格化 島田市伊太地区の名産 6月中旬まで出荷

     梅の産地として知られる島田市伊太地区で18日、梅の出荷作業が本格的に始まった。静岡県内や関東圏の市場に6月中旬まで出荷する。  JA大井川果樹林産協議会梅部会の会員2人が直径3センチ超の「改良内田」を約100キロ持ち寄り、JA職員や生産者が出荷の基準を確認する目ぞろえを行った。部会長の大塚猪太郎さん(88)は「適度な雨と気温で生育は順調」と話した。梅は同JA果樹林産センターで検品後に出荷された。  部会は島田市や藤枝市内の29人で構成し、栽培している。鮮度と品質がよく、市場からの引き合いも強い。昨年は5月17日から出荷が始まり、6月までに7・2トンを出荷した。今年は5トンの出荷が見込まれると

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  • ビジネス交流拠点「フジキチ」 藤枝駅北口に6月オープン

     藤枝江崎新聞店(江崎晴城社長)は6月1日、藤枝市のJR藤枝駅北口のフジエダミキネ1階にコワーキングスペース「未来共創ラボ フジキチ」をオープンする。企業間のマッチングを推進し、ビジネスイノベーション拠点としての活用に力を入れていく。17日に関係者を招いて内覧会を開催した。  市の支援を受けて整備した。282平方メートルのスペースにシェアオフィスやワーキングスペース、セミナーブース、シェアキッチンなどの機能を設けた。利用は1日、月額会員、シェアオフィス会員の3種類がある。  シェアオフィスはアウトソーシングテクノロジーといった都内IT企業を含む8事業者の入居が決まり、満員になっているという。企

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  • 藤枝題材の浮世絵 早稲田大の石上さん解説 蓮生寺で講座

     藤枝市の蓮生寺でこのほど、公開講座「考える浮世絵」が開かれ、同市出身の浮世絵研究者で早稲田大講師の石上阿希さんが藤枝を題材にした作品に基づいて解説した。  石上さんは、江戸時代末期の人気絵師三代歌川豊国による浮世絵「東海道五十三次之内藤枝熊谷直実」を提示。東海道の名所とゆかりの人物を演じる役者を組み合わせたシリーズの特徴や、瀬戸川を描いた藤枝の風景などを説明した。  平家物語に登場する熊谷は、一ノ谷の合戦で平敦盛を討った後、人生の無常を思い出家して蓮生と名乗った。石上さんは、熊谷が後に藤枝で立ち寄った屋敷が蓮生寺であることに触れた上で「絵に描かれている桜にも理由があるなど、浮世絵には読み解き

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  • マーマレード「金」7年連続 藤枝の工房店主、静大農場と連携

     藤枝市五十海の「四季のジャム工房 やまゆスイーツ」の店主小野延子さん(47)がつくった2種類のマーマレードが、英国で3月に開催された世界的なコンテストで金賞に輝いた。金賞獲得は7年連続。多様なかんきつ類を研究栽培する静岡大農学部の農場と連携し、次々に新作を生み出していることが高評価につながっている。  コンテスト「ダルメイン・マーマレードアワード2022」で金賞を獲得したのは「へべず」と「ゆず&へべず」の2種類。ヘベズは宮崎県日向市原産の香酸かんきつ類。加工しても爽やかな酸味が残り、果皮の食感が柔らかいため「マーマレードに向いている」(小野さん)と開発に乗り出した。  藤枝市仮宿にある同大藤

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  • 絶景眺め茶味わう ティーテラス設置 藤枝・市之瀬の里

     藤枝市瀬戸ノ谷の製茶会社「市之瀬の里」(勝治義男社長)が、山あいにある茶園に「ティーテラス市之瀬」を設置した。完全予約制で、眼下に広がる絶景を眺めながら茶や茶菓子を楽しめる。  テラスは斜面にある茶園の中に設けた。山の谷間に位置する市之瀬地区の集落のほか、天候に恵まれれば牧之原台地なども望むことができる。部材には県産のヒノキを使用。県中部7市町でつくる観光まちづくり組織(DMO)するが企画観光局の支援を受けて整備した。  勝治社長は「美しい景色の中で自慢の茶を味わってほしい。実際に栽培している場所を見ることで、山の茶のファンが増えてくれたらうれしい」と期待を寄せる。  利用は午前と午後の2部

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  • ドラッグストアで窃盗容疑 島田署、女を逮捕 転売目的か

     島田署は16日、窃盗の疑いで藤枝市緑町2丁目、会社員の女(30)を逮捕した。逮捕容疑は3月15日午後4時ごろ、島田市東町のドラッグストアで美容液2点(約2万1千円相当)を盗んだ疑い。同署によると、容疑者は同商品をフリーマーケットアプリに複数出品していて、転売目的とみて余罪を調べている。

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  • 藤枝大祭り1年延期 コロナ禍踏まえ、23年秋に

     藤枝大祭連合会などは16日までに、今秋の開催を予定していた3年に1度の「藤枝大祭り」を2023年秋に延期すると決めた。新型コロナウイルス感染症の情勢を踏まえて判断した。  大祭りは志太地域最古の社である飽波神社(藤枝市藤枝)の例大祭。周辺の自治会が参加し、長唄に合わせた地踊りや屋台の引き回しを披露する。  同連合会は、感染の不安があるまま本格的な準備を進めなければならない状況のため「晴れやかな気持ちで参加できず、老若男女が共に喜ぶ本来の意義が損なわれる懸念がある」としている。  延期後の予定日は23年10月6~8日。

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  • 市民課窓口にセルフレジ 藤枝市役所 機械で住民票などの支払い

     藤枝市は17日から、市民課の窓口業務を委託している民間企業と連携し、市役所1階窓口にセルフレジ1台を導入する。住民票をはじめ、戸籍謄本や印鑑証明などに関する支払いが機械で行えるようになる。  利用者や職員の感染症対策や利便性向上につなげる。日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応しているほか、手元を撮影するカメラにより支払い時のトラブル防止も図る。  市が設置場所を提供し、導入や管理にかかる費用は民間側が負担するという。

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  • 平面作品で構成 空間の美楽しんで 藤枝で奈木さん個展

     藤枝市の美術家奈木和彦さん(51)の個展「唐衣」が16日、同市小石川町のアートカゲヤマ画廊で始まった。桃山時代から江戸時代にかけての日本画の潮流「琳派(りんぱ)」の代表的作家尾形光琳から着想した平面作品を連ね、色彩と陰影が交錯する非日常的な空間を創り上げた。22日まで。  奥行きが長く壁が白い同画廊の特性に合わせた展覧会を構想し、2年前に制作を開始。金色や深い青色のサテン布を張った支持体の上で、ペイントナイフやゴムべら、筆を使って絵の具を混ぜ、延ばし、描画した。  尾形光琳への追慕をこめて、彼の代名詞的モチーフ「カキツバタ」を画面上にいくつも咲かせた。鑑賞者の立つ位置によって変化する繊細な色

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  • 地元特産品を販売 しずおか焼津信金 藤枝でマルシェ

     しずおか焼津信用金庫はこのほど、地元特産品を販売する「SHIDA(志太)マルシェ」を藤枝市の蓮華寺池公園で開いた。  同信金の取引先などが約30ブースを構え、マグロのつくだ煮やシイタケの加工品などを販売した。昨年11月に同信金が甲府、山梨、諏訪の3信金と締結した連携協定「しんきん中部横断道コネクト」に基づき、山梨、長野両県の食品加工業者も初めて出店し、和洋菓子や果物のジャムといった商品が並んだ。  焼津水産高流通情報科の生徒たちは、地元水産加工会社と共同開発したカツオの角煮の茶漬けや、実習で製造したツナ缶などを販売して人気を集めた。  同信金の担当者は「新型コロナウイルス禍で苦しんでいる事業

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  • てん茶手摘み、丁寧に 藤枝・市之瀬の里、品評会出品へ

     藤枝市瀬戸ノ谷の製茶会社「市之瀬の里」(勝治義男社長)は15日、品評会に出品するてん茶の手摘みを行った。地元の生産者や茶業関係者、ボランティアら約60人が参加し、丁寧な手つきで茶葉を摘み取った。  てん茶は抹茶の原料で、品種は「さみどり」。この日は約150キロを収穫した。茶園を遮光シートで覆って栽培することでうま味成分を増加させた。  勝治社長は「収穫前に朝晩がしっかり冷え込んだため、柔らかい茶葉になった。良い抹茶をつくれるはず」と期待を寄せた。

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  • 皇室献上茶を丹念に仕上げ 藤枝で手もみ作業

     静岡県茶手揉保存会と県茶業会議所は14日、皇室に献上する新茶の手もみ作業を藤枝市岡部町の朝比奈いきいき交流センターで行った。手摘みで収穫した地元産玉露の茶葉15キロを、約6時間かけて謹製した。  献上茶を育て上げた指定茶園の園主は岡部町宮島の遠藤晃さん、遠藤昇さん、宮崎伸一さんと、同町新舟の池野敏明さんの4人。県内各地から参加した保存会の熟練技術者たちが、蒸した茶葉を焙炉(ほいろ)の上でほぐしたり、もんだりして丹念に仕上げた。  遠藤晃さんは「順調に育った茶葉を贈ることができる。透き通った色合いの玉露を楽しんでもらえれば」と話した。献上茶は6月上旬、保存会らが宮内庁に届ける。

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  • 藤枝でトレイルランイベント 日本アルプス縦断レース4連覇の望月さん 愛好家と“共走”

     藤枝市などは14日、静岡市消防局山岳救助隊員で山岳アスリートの望月将悟さん(44)を招いたトレイルランイベントを藤枝市の蓮華寺池公園周辺で行った。トレイルラン愛好家ら約25人が参加し、実力者との“共走”を楽しんだ。  同公園や周辺の清水山の山道を駆け抜ける約9キロのコース。先導した望月さんは、自然の中を駆け抜ける競技の醍醐味(だいごみ)や、安全な楽しみ方などを紹介した。  レースに先立って講演会もあった。トランスジャパンアルプスレースを4連覇した経験を持つ望月さんは挑戦することの大切さとともに「走るだけではなく、美しい景色に出合えるなど多くの発見がある」と魅力を伝えた

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  • 静岡産業大留学生 日本語スピーチ 藤枝市国際友好協総会

     藤枝市国際友好協会は14日、総会を市文化センターで開き、2021年度の決算報告や22年度の事業計画案を承認した。静岡産業大藤枝キャンパスの留学生3人による日本語スピーチも行った。  スピーチに臨んだのはベトナムのファム・ユイ・タムさん、中国の楊燕輝さん、インドネシアのスミルナ・パタンドゥングさん。初めての日本生活の苦労やアルバイトで学んだこと、命の大切さ、今後の抱負などについて抑揚をつけて語った。  総会では、友好関係にある海外大学とのオンライン交流会の実施や、藤枝の文化や歴史を英語で紹介する講座などを開催する方針を決めた。

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  • 吾妻さん(沼津)に最高賞 静岡県美術家連盟展 県立美術館

     第58回県美術家連盟展(同連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が15日まで、静岡市駿河区の県立美術館県民ギャラリーで開かれている。油彩画や水彩画、版画など8部門の作品計127点を展示。異なるジャンルの作品が一堂に集まり、来場者の目を楽しませている。  最高賞の県美術家連盟大賞に輝いたのは吾妻正弘さん(84)=沼津市=の版画「FANTASY」。型紙に中性インクを使用し、金色に見えるよう着色するなど工夫を凝らした抽象作品で、吾妻さんは「長年版画を制作してきて、この年齢になっての大賞はうれしい」と声を弾ませた。  このほかの主な受賞者は次の通り。  【会員】県文化協会長賞 松田裕康(藤枝市、彫刻)

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  • 時論(5月14日)村越化石 郷里の句碑20年

     蛇笏[だこつ]賞、紫綬褒章などを受け、2014年に91歳で死去した俳人村越化石は今年、生誕100年。郷里の藤枝市は記念行事を実施している。  生家近くの「玉露の里」に立つ句碑はこの冬、建立20年になる。化石は除幕式に招かれ、ハンセン病国立療養所から60年ぶりに3日間だけ帰郷した。  経緯は建立記念誌「大龍勢」、藤枝市制作のDVD「心眼」に詳しい。  帰郷後の第8句集「八十路[やそぢ]」(07年)の巻末に、師の大野林火(1904~82年)が化石の半生と作品を解説した文章(79年)が転載された。林火先生にすべて明かしたこれをもって自伝とする、という強い思いを感じる。  50歳を前に光を失い、最晩

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  • 委員会構成が内定 静岡県議会、20日臨時会で正式決定

     静岡県議会は13日、議会運営委員会を開き、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の委員選任案を示した。20日に開会する臨時会で正式決定する。  議会運営委員会委員長は増田享大氏(自民改革会議、掛川市)、総務委員会委員長には野田治久氏(同、伊豆市)がそれぞれ就く見通し。本年度新設する移住・定住等促進特別委員会の委員長には盛月寿美氏(公明党県議団、静岡市清水区)、自然災害対策特別委員会の委員長は落合慎悟氏(自民改革会議、藤枝市)が内定した。  県当局は監査委員に鈴木澄美氏(同、富士市)と佐地茂人氏(同、静岡市駿河区)を選任する人事案、特別職の期末手当を0・1カ月分引き下げる条例改正案など臨時会に

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  • 道路整備9項目、決議案を採択 静岡県内市町3団体が総会

     静岡県内市町でつくる県道路整備促進期成同盟連合協議会など3団体が13日、合同総会と意見交換会を富士市内で開いた。新東名高速道の早期全線開通や国道1号バイパスの4車線化促進など9項目を盛り込んだ国土交通省宛ての決議案を採択し、会長の小長井義正富士市長が篠田宗純静岡国道事務所長に決議文を提出した。  決議文には、大規模災害や設備更新のため料金徴収継続の特別措置や、通学路の安全対策強化と予算継続なども新たに盛り込んだ。総会では2024年度総会までの会長に北村正平藤枝市長を選任する役員案も承認した。  意見交換には23の市町長が出席し、県内の国道事務所長らに課題や要望を説明した。富士、富士宮市は国道

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  • ペットボトル「藤枝の水」 モンドセレクション最高金賞、3年連続

     藤枝市が民間企業と協力して製造・販売するペットボトル飲料「藤枝の水」がこのほど、国際的な評価機関「モンドセレクション」(ベルギー・ブリュッセル)で3年連続の最高金賞に輝いた。3年連続で金賞を受賞した品に与えられる称号「インターナショナル・ハイクオリティー」も獲得した。  受賞は「ビール・水・ソフトドリンク部門」。同市青南町の地下65メートルで採取している。売上本数は年々増加していて、2021年度はモンドセレクション受賞前の19年度から46%増の3万342本だったという。製造から2年間保存でき、市は常備水としての活用も勧めている。  市内の公共施設などで1本税込み70~80円程度で販売している

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  • 日本舞踊 藤生流竹生会と横須賀高生共演 22日、藤枝で披露

     藤枝市内で活動する日本舞踊の団体「藤生流竹生会」は22日、舞踊発表会(静岡新聞社・静岡放送後援)を市民会館で開く。掛川市の横須賀高郷土芸能部員が友情出演し、竹生会メンバーと共演する。合同練習を開催するなど、出演者は本番に向けて練習に熱を入れている。  郷土芸能部員は二つの演目に出る。芸者の舞踊である「俄(にわか)獅子」では、竹生会の藤生彩那さんが芸者役になり、部員は宴席の客役としておかめとひょっとこを演じる。おはやしも部員が担当する。同部単独で伝統の「三社祭礼囃子(ばやし)」を上演する。  このほか約30人のメンバーが60超のプログラムに出演し、日頃の練習の成果を披露する。当日は午前9時半開

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  • 富士山環境保全へ 静岡県に菓子売り上げ寄付 明治

     食品メーカー明治は10日、2、3月に県内で実施した「明治のお菓子で富士山に笑顔をキャンペーン」の成果として、売り上げの一部9万2300円を富士山の環境保全などのため県に寄付した。  県庁で贈呈式を行い、同社中部支社量販営業2部の佐藤直志部長が県の京極仁志スポーツ・文化観光部長に目録を手渡した。  キャンペーンは、チョコレートやグミなどの対象商品を500円以上購入した人が、同社東海工場(藤枝市)の生産品などが当たる抽選に応募できる。2月15日~3月末に県内のスーパーなど小売業29社の協力で実施し、抽選には923件の応募があった。佐藤部長は「県内全域の店舗に協力してもらい、県民の富士山愛の強さを

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  • 島田掛川信金 購入予定の駅前駐車場 藤枝市と有効活用協定 

     藤枝市と島田掛川信用金庫は11日、同信金が購入する予定の市有地「市営藤枝駅前駐車場」の有効活用に向けた基本協定を締結した。広域都市機能の発揮や、交流ビジネスの創出を図る方針を確認した。  北村正平市長と同信金の伊藤勝英理事長が市役所で協定書に署名した。北村市長は「地域の新たな核となる施設になることを期待している」、伊藤理事長は「地域経済の発展と地元住民の役に立てるよう努力する」とそれぞれ述べた。  市有地は同駅の北側にあり、審査を経て売却先を決定した。同信金は広域母店を設置するほか、地域ビジネス支援ゾーンやサテライトオフィスなどを設ける方針。立体駐車場も併設する。2025年秋ごろの供用開始を

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  • 地図片手にポイント探し 藤枝でオリエンテーリング大会

     藤枝市サッカー協会グループなどはこのほど、「県民オリエンテーリング大会兼藤枝総合運動公園オリエンテーリング大会」を同公園で開いた。県内の親子連れらが参加し、自然の中での運動を楽しんだ。  制限時間内に地図とコンパスを使って園内に設置されたポイントを探し出し、点数を競うルール。サッカースタジアムの電光掲示板や展望台なども活用して開催し、参加者は戦略を立てながら競技に臨んだ。  各部門の優勝者は次の通り。  個人男子 出野幹男▽同女子 竹本佳世子▽団体一般 七森海南▽同家族 高橋隆(いずれも同市)

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  • 47都道府県に寺子屋を カフェで学習支援 学生ら運営NPO、CFで資金募る

     小中学生らが自学自習できる無料の「寺子屋」をカフェに設け、学習を支援している大学生らのNPO法人「Cafe de(カフェ・デ)寺子屋」(藤枝市)は6月30日まで、47都道府県全てに寺子屋を作ろうと、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。  同NPOは子どもたちが自発的に学べる場を提供しようと、県内や山梨県で活動をスタート。主に、夕方などに閉店したカフェを寺子屋スペースとして無償で借り、学生スタッフが子どもの学習をサポートしている。焼津、浜松、静岡、藤枝市の計4カ所をはじめ、県外の大学生とも連携し、現在は7都県13カ所で寺子屋を運営している。  寄付金の目標額は200万円。寺子屋確

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  • 警察に相談取り下げる連絡させた疑い 強要容疑、3人逮捕 藤枝署など

     藤枝署と静岡県警捜査4課は11日、強要の疑いで藤枝市上薮田、会社役員の男(26)、焼津市西焼津、無職の男(27)、同市保福島、土木作業員の男(25)の3容疑者を逮捕した。3人の逮捕容疑は2021年7月中旬、静岡県内の50代男性が警察に3容疑者らに関する相談をしたことについて、男性に「ただじゃすまないぞ」などと言い、警察に相談を取り下げる旨の連絡をさせた疑い。

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  • イノシシ7頭が豚熱 藤枝、伊豆の国、沼津

     静岡県は10日、藤枝市西方と伊豆の国市田中山、同市田京、函南町畑毛、同町桑原、沼津市石川で捕獲された野生イノシシ計7頭が豚熱(CSF)に感染していたと発表した。沼津市内での確認は初めて。県内の感染確認は381頭となった。

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  • ふじのくに県民クラブ「立候補者17人以上」 来春の静岡県議選

     静岡県議会第2会派のふじのくに県民クラブは9日、2022年度の役員体制がスタートしたことを受けて県庁で記者会見を開き、佐野愛子会長(66)=5期、藤枝市=は「(来春の)県議選での会派増強に向けて結果を出す1年にしたい」と抱負を述べた。  会見に先立ち開催した議員総会で、22年度の会派スローガンを「結」に決めたと説明し、多様性社会の実現などを目標に政策活動を展開するとした。  佐野会長は、昨年11月に川勝平太知事の辞職勧告決議案が提出された際、会派が結束して反対したことを引き合いに、「理想のふじのくにづくりに向けて川勝知事とともに進みたい」と強調した。  県議選は、「(現議員数の)17人以上の

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  • 同房者殴った疑い 藤枝署が会社役員を逮捕

     藤枝署は9日、暴行の疑いで藤枝市田沼1丁目、会社役員の容疑者(36)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後7時半ごろ、同署の留置場で、同房の無職男性(33)の顔を殴る暴行を加えた疑い。同署によると、署員が物音に気付いて発覚したという。容疑者は市内で軽乗用車を運転中、少年2人が乗ったオートバイに衝突してけがを負わせたとして、4月29日に殺人未遂の疑いで同署に逮捕されていた。

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  • 議長に山根氏 副議長に遠藤氏 藤枝市議会

     藤枝市議会は9日、通年議会の開会議会を開き、正副議長選を行った。議長に山根一氏(74)=藤新会=、副議長に遠藤久仁雄氏(72)=藤のまち未来=をそれぞれ選出した。  山根一氏(やまね・はじめ)西益津中同窓会長。3期。平島  遠藤久仁雄氏(えんどう・くにお)[元]公立中学校教員。3期。南駿河台

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  • 委員会構成が決定 藤枝市議会

     藤枝市議会は9日、通年議会の開会議会を開き、議会運営や、各常任委員会の構成を決めた。  各委員会の正副委員長は次の通り(正副の順)。  【議会運営】油井和行(藤新会)植田裕明(同)  【常任】総務 平井登(藤のまち未来)神戸好伸(藤新会)▽健康福祉教育 大石保幸(公明党)八木勝(藤のまち未来)▽建設経済環境 多田晃(藤新会)増田克彦(藤のまち未来)

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  • 紅茶やスイーツ3品認定 藤枝セレクション ロゴマークも刷新

     藤枝市はこのほど、地域を代表する逸品を紹介する「藤枝セレクション2022」に「有機和紅茶」(TEA SEVEN協同組合)、「SHIAWASEサンデー」(ジャパン・ベリー)、「和紅茶どら焼き」(松田商店 真茶園)の3品を認定した。  市によると、有機和紅茶は香りが強くなる希少な「ウンカ芽」を使用。サンデーは完熟イチゴをたっぷり入れた。和紅茶どら焼きはふんわり食感と濃厚バタークリームが特徴という。  今回は、よりブランド力を高めるために認定品を少数に絞った。ブランドロゴマークも刷新し、応募の中から新島明優さん(静岡デザイン専門学校)の案を採用した。  ■クイズに答えて認定品当てよう  藤枝市広報

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  • デジタル社会で取り残さない 高齢者向けサポート 静岡県内拡大

     静岡県内の自治体がスマートフォンなどデジタル機器に不慣れな高齢者の支援に力を入れている。新型コロナウイルスの影響でオンラインサービスが拡大する中、スマホ体験会などを通じ情報格差の解消を図る。県も日常的に相談対応に当たる支援員の育成に乗り出す。生活の利便性を高めるだけでなく、地域社会からの孤立を防ぐ効果も期待される。  静岡市は2021年度、携帯電話会社の協力を得て61回のスマホ体験会を開催した。カメラや地図アプリの基本操作、LINE(ライン)やキャッシュレス決済の使い方を伝えた。参加しやすいよう生涯学習施設など身近な場所を会場にした。  受講した清水区の女性(79)は「便利で驚いた。難しそ

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  • 3月有効求人1・11倍 ハローワーク焼津管内 サービス業中心に増

     ハローワーク焼津はこのほど、管内(焼津市、藤枝市)の3月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・11倍で前年同月を0・28ポイント上回った。1・1倍台を上回ったのは27カ月ぶり。新型コロナの感染者が減少しつつある状況を反映し、サービス業を中心に求人が増えた。  新規求人を産業別に見ると、製造業全体で前年同月比23・8%増の374人。主力の食料品製造業はコロナ禍の「巣ごもり需要」が底堅く、31%増の114人。産業機械の受注が相次いだことを反映し、生産用機械器具製造業は35・3%増の23人となった。コロナ禍で求人を抑えていた業種で人材確保の動きが見られた。労働者派遣業を含むサービス業は43・6

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  • 型絵染作品並ぶ 着物など鮮やか 藤枝、11日まで

     藤枝市の型絵染愛好家グループ「藤枝・染の会」(広田恵子代表)の作品展(静岡新聞社・静岡放送後援)が11日まで、同市岡出山の市民会館で開かれている。45人が91点を出品した。  草花や動物などの柄を切り抜いた型紙を使い、絹や麻、木綿などの布を色鮮やかに染めた作品が並ぶ。着物を中心に、傘やタペストリー、バッグなどを完成させた。  メンバーは広田代表の指導を受け、市内7カ所の地区交流センターなどで腕を磨いている。広田代表は「作品を身に着けたり家に飾ったりすることで生活に潤いを与えられる。型絵染の魅力を発信できれば」と話す。

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  • 電線盗んだ疑い 藤枝署、男を逮捕

     藤枝署は6日、窃盗の疑いで焼津市藤守、会社員の男(38)を逮捕した。  逮捕容疑は5日午後9時ごろ、勤務先の藤枝市内の資材置き場で電線約151キロ(12万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、転売目的とみられる。

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  • 障害者施設に13万円を寄付 志太榛原の4ライオンズクラブ

     志太榛原地区の4ライオンズクラブはこのほど、4月中旬に藤枝市内で開催したチャリティーゴルフ大会で集めた浄財13万円を、同市の障害福祉サービス事業所わかふじに寄付した。  4クラブは島田、榛南、焼津、藤枝。同市の洞雲寺で贈呈式があり、各クラブの代表者が、事業所を運営する富水会の糸柳格順理事長に現金を渡した。

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  • 登山中に滑落 藤枝市の男性救助

     5日午後4時50分ごろ、静岡市葵区田代の大根沢山の標高約2200メートル地点で、登山をしていた藤枝市の会社員男性(42)が滑落したと119番があった。同市消防局と静岡中央署山岳遭難救助隊員が捜索し、約1時間後に同局の消防ヘリコプターが救助した。男性は下山中に足を滑らせて5メートルほど滑落し、膝に軽傷を負った。

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  • 島田市博物館 こどもの日、無料開放 親子で楽しむ

     島田市博物館は5日、館内を無料開放し、こどもの日の集いを開いた。子ども向けの多彩な催しを行い、大勢の親子連れらでにぎわった。  本館では、同館に収蔵されている島田市出身の画家・北川民次の作品を題材にした版画刷り体験が人気を集めた。子どもたちは複数の版木を使って、ていねいに色を重ねた。藤枝市から家族で来場した前田愛実さん(7)は「難しかったけど、上手にできたかな」と満足げだった。  博物館に親しんでもらおうと、こどもの日に開く恒例行事。クイズラリーや学芸員によるトークショーなども行われ、子どもたちは思い思いにイベントを楽しんでいる様子だった。

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  • ⚽藤枝、岐阜に4-3 J3リーグ第8節、沼津は長野に1-0

     J3リーグは4日、第8節の5試合を藤枝総合運動公園サッカー場などで行い、藤枝は岐阜を4-3、沼津は長野を1-0で下してともに勝ち点3を積み、順位を上げた。 藤枝ー岐阜 ①藤枝サ▽観衆2716人 藤枝 4勝1分け3敗(13) 4(0―0 4―3)3 岐阜 2勝1分け4敗(7) ▽得点者【藤】横山(PK)(1)押谷(1)久保(3)土井(4)【岐】藤岡3(3)  ■藤枝 劇的ゴール 今季初連勝  試合終了間際の劇的なゴールで、藤枝がシーソーゲームを制して今季初の連勝を飾った。勝利の立役者になった土井は「攻撃的な自分たちのスタイルをリーグ戦で初めて体現できた」と胸を張った。  後半だけで両チーム

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  • 藤枝で文化体験 「おんぱく」61プログラム 6月12日まで

     藤枝市内各地で6月12日まで、「藤枝おんぱく(藤枝温故知新博覧会)2022春」が開かれている。地域の文化や歴史などを体験できる計61個の多彩なプログラムがある。  食に関するイベントでは日本酒の蔵元などを巡るバスツアー、朝比奈玉露の茶会、仮宿地区の農園や店舗を訪れる食べ歩きなどを用意した。  4月に旧藤枝製茶貿易商館の一部を移築してオープンしたばかりの「とんがりぼう」を活用したプログラムもある。  子ども向けでは、「マッチ売りの少女を救いたい」と題して、インターネット販売などを通じて商売の基礎を学ぶ体験会を開催する。  問い合わせは藤枝おんぱく事務局(一般社団法人SACLABO)<電070(

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  • 大容量「袋詰め荒茶風新茶」 JA大井川藤枝工場、31日まで販売

     藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場は31日まで、大容量が特徴の「袋詰め荒茶風新茶」を販売している。  通信販売と店舗用を用意した。通信販売は350グラム入り3袋セットで税込み3564円。6袋、12袋セットもある。店頭販売は320グラム入り1袋で同千円。  JA担当者によると、深い味わいと濃い色合いを楽しむことができるという。  新茶のギフトセットなどの予約受け付けもしている。

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  • 舞台は市街地、19組出演 ストレンジシード静岡、5日まで

     静岡市中心市街地を舞台にしたパフォーマンスイベント「ストレンジシード静岡」が3日、同市葵区の駿府城公園などで開幕した。5日までの3日間、県内外の計19組が演劇やダンスステージなどを展開する。観覧無料。  会場は同園内の芝生エリアや市役所の大階段前、市民文化会館の野外ステージなど。過ごしやすい陽気に恵まれた初日は多くの親子連れなどが訪れ、爽やかな風の中で演目を楽しんだ。  新型コロナ対策として、出演者には原則事前のPCR検査を実施した。指定エリアで観覧する観客には、連絡先の登録や検温などの協力を求めている。問い合わせは事務局<電090(6090)8973>へ。  

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  • 広幡小に児童クラブ新施設 葉梨地区は定員50人増設 藤枝市

     藤枝市は本年度の待機児童解消策として、広幡小に児童クラブの専用建物を新設したほか、葉梨地区にもクラブを増設した。葉梨地区では移動支援車を導入し、藤枝小の児童も受け入れる。このほど両会場で記念式典を行った。  広幡小では、同校の隣接地に2階建ての施設を整備し、これまでより14人多い100人の受け入れが可能になった。これまでは校舎内の余裕教室を活用していた。  葉梨地区では、葉梨小内にあるクラブとは別に、旧地区交流センターに定員50人のクラブを開設した。藤枝小の待機児童5人の迎えに使う移動支援車も配置した。新たなクラブは、夏休み期間中に市内全校を対象に受け入れをするなど、広域的な活用を視野に入れ

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  • 子どもに無料パン 藤枝の2店舗 ミートボールも提供

     藤枝市本町の菓子店「ブランジェ甘清堂」と洋食店「助宗食堂」が5日まで、子どもに商品をプレゼントするイベントを展開している。コロナ禍でも子どもたちに笑顔になってもらいたいと同市岡出山の「人形の雛常」が企画し、3店舗で協力して実施している。  甘清堂ではメロンパンやクリームパンなど、助宗食堂ではミートボールを配布する。1日50~60個限定で、対象は幼児から中学生まで。休店日は開催しない。  甘清堂の前田由理さん(51)は「暗いニュースも多い中で、子どもたちに喜んでもらえたら」と話す。

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  • JA関連職域接種でミス 規定の倍量 コロナワクチン3回目

     静岡市葵区の静岡厚生病院は1日、藤枝市のJA大井川農産物集出荷場で4月30日に実施した新型コロナウイルスワクチンの3回目職域接種で、229人の接種者に対して規定量の倍量のワクチンを接種するミスがあったと発表した。1日午後2時半現在で206人の健康確認を行い、1、2回目の接種後と明らかに異なる強い副反応や健康被害は報告されていないという。  同院によると、接種対象は19歳から60代までのJA大井川とJAハイナンの職員、JAグループ関連企業の希望者。ワクチンはモデルナ社製で、3回目は1、2回目の半量となる0・25ミリリットルを投与するはずが、誤って0・5ミリリットルを注射した。接種終了後に残量を

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  • SBS学苑藤枝 講師陣がフェス

     藤枝市駅前のSBS学苑藤枝校で29日、さまざまな講座の講師たちが作品展示や即売を行う「がくえんフェス」が始まった。30日まで。  刺しゅうやフラワーデザイン、生け花、彫刻、水墨画、和菓子などの講師約20人が参加した。一部の会場では制作体験ができるワークショップも開催する。30日にはハーモニカやウクレレの演奏もある。

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  • バイクに車を衝突させた疑い 会社役員の男逮捕 藤枝署

     藤枝署は29日、殺人未遂の疑いで藤枝市田沼1丁目、会社役員の男(36)を逮捕した。逮捕容疑は28日午後6時ごろ、藤枝市内の市道で軽乗用車を運転中、少年2人が乗ったオートバイに殺意を持って衝突し、けがを負わせた疑い。同署によると、オートバイは建設作業員の少年(17)=島田市=が運転し、配管工の少年(16)=藤枝市=が同乗していた。道路上で停止していたところにぶつけられて転倒し、2人は足や腰などに軽傷を負ったもよう。容疑者は少年たちと交通上のトラブルになったとみられる。同署は詳しい経緯を調べている。

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  • 育てた山野草と色鉛筆の絵画 焼津で展示会

     山野草と絵画の展示会「春の花と色鉛筆画」が28日、焼津市本町の藍画廊で始まった。5月3日まで。  山野草は佐野八重子さん(同市)が自宅で育てた鉢物とコケ玉約50点を並べた。絵画は絵画教室に通う清水二久子さん(藤枝市)が色鉛筆で動物や風景を描いた20点を展示している。山野草は400~3千円で即売もしている。購入者に佐野さんが育て方をアドバイスする。

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  • 元交際相手の女性を監禁致傷の疑い 男を逮捕 島田署

     島田署は27日、監禁致傷の疑いで、島田市本通7丁目、自称配管設備業の男(24)を逮捕した。逮捕容疑は24日午前2時半ごろ、元交際相手の女性を自分の車に乗せて監禁した上で藤枝市内から島田市内まで走行し、その間に女性に暴行や脅迫を加えて、全身打撲のけがを負わせた疑い。

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  • 日本語教育、タイで推進 派遣5人、川勝知事に説明

     独立行政法人国際交流基金の「日本語パートナーズ派遣事業」の参加者が26日、県庁に川勝平太知事を訪ね、タイでの日本語教育支援について説明した。  2021年度に派遣された岩崎裕子さん(62)=藤枝市=、金森莉沙さん(23)=焼津市=、中川あい子さん(56)=富士市=は、現地の学生の熱意に触れた喜びや、静岡の食材や名所を紹介した実績などを報告した。22年度に参加する原田莉緒さん(22)=長泉町=と伊藤佑妃さん(21)=静岡市葵区=は、日本語を教える意気込みや異文化に触れる期待を語った。  県は16年に同基金と結んだ協定に基づき、県の推薦者を派遣する独自のプログラムを実施。県内からはこれまでに一般

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  • 交通安全推進へ 2社に指定証 藤枝署などが交付

     藤枝署と藤枝地区安全運転管理協会はこのほど、本年度の安全運転管理推進事業所として、積和建設静岡と平安閣に指定証を交付した。  両社の代表者が同署を訪れ、鈴木淳一署長から受け取った。昨年度の指定事業所のトヨタモビリティパーツ静岡支社と静岡NDSの代表者に感謝状も贈った。  交付式の後、出席者が意見を交換し、新入社員の安全運転指導や高校生の自転車に気を付けることなど、年度初めに発生しやすい交通事故に警戒する必要性を確認した。

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  • 7人が新会派結成 藤枝市議会

     藤枝市議会の市議7人が新会派「藤のまち未来」を結成した。それぞれ4人と3人が所属していた「市民クラブ」と「志太創生会」が合併した。7人が25日、市役所で記者会見して明らかにした。  立ち上げたのは岡村好男、遠藤久仁雄、平井登、鈴木岳幸、増田克彦、八木勝、川島美希子の各氏。代表には岡村氏が就く。超党派として活動していくという。  17日に投開票が行われた市議選の投票率が過去最低の44・15%にとどまり、「市議会での議論を活発化させることで、市民に市政を身近に感じてもらう必要性がある」とそれぞれが考えたことが合併のきっかけになったとしている。岡村氏は「より大きな勢力となって力を発揮したい」と抱負

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  • 公然わいせつの疑い 電気工の男逮捕 藤枝署

     藤枝署は25日、公然わいせつの疑いで藤枝市田中2丁目、電気工の男(21)を逮捕した。逮捕容疑は15日午後5時ごろ、静岡県中部の書店で来店客の女性に対して下半身を露出した疑い。

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  • タクシーで器物損壊 容疑の男逮捕 藤枝、公務執行妨害の疑いも

     藤枝署は24日までに、器物損壊と公務執行妨害の疑いで藤枝市瀬古2丁目、会社員の男(53)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は23日午後11時ごろ、焼津市内から藤枝市内を走行中のタクシー車内で、設置されていたアクリル板を損壊。24日午前4時ごろには藤枝署内で男性巡査(23)の顔を蹴る暴行を加え、職務を妨害した疑い。同署によると、容疑者は器物損壊容疑で現行犯逮捕された後、署内で留置の手続き中に署員に暴行したという。酒に酔っていたとみられる。

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  • 藤枝駅前駐車場の市有地 島田掛川信金へ売却 広域母店建設へ

     藤枝市は22日、民間に売却して活用してもらう方針を固めていた「市営藤枝駅前駐車場」の市有地について、売却先を島田掛川信用金庫に選定したと発表した。同信金はこの土地に、本店のある掛川、島田の両市に続く3カ所目の「広域母店」を設置し、立体駐車場も併設する。  新施設は3階建て。1階に同信金の店舗を、3階に店舗管理部門と本部を置く。2階は自由度の高い地域支援ゾーンとして運用し、サテライトオフィスの設置などを通してビジネス創出拠点にする。駐車場は現在より収容数が14台多い128台分を設ける計画。  2022年秋に市営駐車場を閉鎖し、23年度に土地を引き渡す。新施設は26年度までに供用を開始する予定。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 川崎怜さん(静岡市葵区) 玉露の里のカフェ開店へ企画、立案に携わった

     藤枝市岡部町新舟の観光施設「玉露の里」のレストラン2階に3月下旬、カフェ「うさぎの隠れ家」が開店した。カフェの内装デザインやメニューなどを企画、立案した。同施設を運営する静鉄リテイリング経営企画課の主任。27歳。  -カフェのコンセプトは。  「全12席と小さな空間で、くつろいでもらえるような隠れ家的な雰囲気を目指した。もとは観光バスの運転手の休憩場所として活用していた和室をフローリングに改装した。和と洋の要素をうまく取り入れることで、目新しい印象を与えたかった」  -工夫した点は。  「気兼ねなくおしゃべりできるようにテーブルの方向を変えたり、高さの異なるソファと椅子を取り入れたりして、別

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  • 働き方改革と子育て支援に取り組む 中川由香さん(静岡市)【NEXT特捜隊 あの人に聞きたい】

     シングルマザーに仕事を提供する経営者石光(せき・ひかり)さん(37)=静岡市駿河区=から、「育児に悩むスタッフに、いつも具体的な解決策を示してくれる経営者仲間がいる。ぜひ話を聞いてほしい」との便りが届いた。藤枝市のドラム缶製造業富士エコティック取締役の中川由香さん(40)。息子の育児と社員育成の経験から、心理学や、見る力を鍛えて脳や運動機能の向上につなげる「ビジョントレーニング」を学び、ウェブサイトなどで発信。5月には藤枝市で幼児と小学生向けの教室を開講する。思いを聞いた。  ■育児と社員管理に学ぶ  小学3年の息子は3歳の頃、食べるものや着るものに強いこだわりがありました。語彙(ごい)力

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  • 新茶初取引 つゆひかり1万4000円 JA大井川茶業部藤枝工場

     藤枝市堀之内のJA大井川茶業部藤枝工場で21日、新茶の初取引が行われた。最高値を付けたのは、手摘みのつゆひかりで1万4千円。茶業関係者が出席し、シーズンの幕開けを祝った。  茶業協議会藤枝支部の渡辺元嗣支部長は「茶葉は順調に育っている。よい取引が行われることを願っている」とあいさつした。同JAの杉山芳浩常務理事は「需要が低迷する中、既存ファンを大切にするとともに、若い世代にも積極的に情報を発信したい」と抱負を語った。  直前に降雨が続いたこともあり、上場量は122キロにとどまった。今後、摘採範囲が拡大していく見通し。

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  • 販路拡大支援 連携加速 しずおか焼津と山梨、長野の4信金

     しずおか焼津信用金庫が中部横断自動車道の開通を機に山梨、長野両県の3信金と締結した連携協定を受け、相互の取引先の販路拡大支援に向けた取り組みが加速している。新型コロナウイルス禍で多くの農業生産者や食品加工業者が売り上げ減少に悩む中、金融機関が媒介することで“共存共栄”の道を探る。  同協定「しんきん中部横断道コネクト」は昨年11月、しずおか焼津と甲府、山梨、諏訪の各信金で立ち上げた。静岡―山梨間で全線開通した中部横断道の利用を促進し、広域での経済活性化を目指す。  3月に初開催したオンライン交流会を皮切りに、互いの取引先企業を引き合わせるビジネスマッチングを展開するな

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  • 古民家、子育て施設見学 藤枝移住、首都圏の家族ら体験

     藤枝市はこのほど、首都圏からの移住を検討している家族連れらを対象にした移住体験ツアーを市内で開いた。7組17人が参加し、空き家や子育て関連施設の見学などを通し、「便利さと豊かな自然の両立」をPRする同市での暮らしを体験した。  市と協力して空き家の解消を図る民間企業でつくる「市空き家ゼロにサポーター」と連携したイベント。  参加者は空き家を改装した物件や蓮華寺池公園、れんげじスマイルホール・キッズパークなどを巡った。古民家体験施設では先輩移住者の話を聞いたり、縁側で将棋を楽しんだりした。市の子育て環境や補助金などに関する説明も受けた。  参加者からは「仕事と住まいについて相談したい」「移住を

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  • 春の花で色水作り 化学実験の面白さも【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑬】

     春は庭も野山も花盛り。色とりどりの花が美しさを競い合っているかのようです。家の中でゲームやテレビにかじりついていないで、外に出て豊かな自然との触れ合いを楽しみましょう。  植物は何のために美しい花を咲かせるのでしょう。もちろん、人の目を楽しませるためではありません。花を持つ植物は種を実らせるために、離れた場所の同じ花の花粉を自分のめしべに付けてほしいのです。花粉を効率よく運んでもらうために頼りになるのが、ハチやチョウなどの空を飛ぶ昆虫です。  そのために、花は目立つ色やユニークな形、かぐわしい香り、そしてとっておきの甘い蜜を用意して誘うのです。ご褒美に味を占めた虫は、同じ色や模様の花に訪れる

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  • 危険物取扱者乙種を全て制覇 付属静岡中3の塚本さん

     静岡大付属静岡中3年の塚本天躍さん(14)=藤枝市=がこのほど、ガソリンや硫化リンなど危険物の取り扱いに必要な国家資格危険物取扱者乙種1~6類の試験にすべて合格した。高校レベルの化学や物理の知識が必要で、一つの免状取得でも難しいとされる中、足かけ2年で達成した。  小学6年だった2020年3月、ガソリンや灯油を扱う第4類に最初に合格。乙種の制覇を目標に掲げ、学校の休み時間や電車での通学時間などを使って、独学でこつこつ努力を重ねた。教科書や参考書は何度も読み込んだとみられ、蛍光ペンでびっしり線が引かれている。  発熱や爆発的な反応を生じる「自己反応性物質」を対象にした第5類の試験で1度失敗した

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  • 優良運転者ら124人に表彰・伝達 藤枝署など

     藤枝署と交通安全協会藤枝地区支部は20日、本年度の優良運転者等表彰式を藤枝市の藤枝地区交流センターで行った。交通安全の功労者や無事故・無違反を続ける運転者ら藤枝市民124人に表彰や伝達をした。  渡辺寿男支部長は「子どもや高齢者の事故防止を最重点とし、今後も交通安全に努めてほしい」、鈴木淳一署長は「他のドライバーのお手本として、交通ルール順守や思いやり運転を市民に伝達してほしい」とそれぞれ呼び掛けた。  主な功労者は次の通り。  【全日本交通安全協会長表彰】優良運転者 横田武司(下薮田)薮崎勝正(岡部町桂島)  【県警本部長・県交通安全協会長連名表彰】交通功労者 渡辺浪男(下青島)戸塚幸春(

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  • 新市議22人に当選証書 藤枝市選管「市発展に力を」

     藤枝市選挙管理委員会(島崎和夫委員長)は19日、投開票が17日に行われた市議選で当選した22人に当選証書を付与した。  市役所で付与式があり、島崎委員長が1人ずつ手渡した。島崎委員長は「市の発展に向けて力を発揮し、今まで以上に明るい未来があるまちにできるよう尽力してほしい」と呼び掛けた。  北村正平市長は「市民にとって魅力ある市政をつくれるよう、共に高め合っていきたい」と話した。

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  • 「おもしろ漢字」第3弾 藤枝の山崎さん、書籍を自費出版 難易度やや高め

     藤枝市の高齢者サロンで「おもしろ漢字教室」を開講する山崎道生さん(81)=同市時ケ谷=が、出題したクイズをまとめた書籍の第3弾を自費出版した。今作は自身が飼っていた愛犬が登場し、動物同士の掛け合いを通してストーリー性を持たせる工夫をした。  A5判146ページ。同音異義語や漢字の成り立ち、とんちクイズなど多彩な問題を収録した。今作も、頭を使うことで認知症予防に役立てることを狙いにしたため、難易度はやや高めに設定した。  30年ほど前まで家族同然に過ごしていた柴犬「チビちゃん」と、その友達の猫と猿が登場する章では、動物名が入ったことわざなどから考える問いを設定した。  500部を印刷し、希望者

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  • 記者コラム「清流」 蓮華寺池公園支える郷土愛

     蓮華寺池公園が1年で最も華やかになる時期を迎えている。4月上旬まで見頃だった桜と交代するように、現在はフジの紫色が映える。春の陽気に包まれながら家族連れらが散策する様子は、藤枝市の魅力を象徴するような光景だ。  2015年にスターバックスコーヒーが近くに開店したことなどにより来園者が増加。現在は年間約150万人が訪れる。市は2017年から5年かけて藤棚や駐車場の改修などの再整備を進め、受け入れ態勢の強化を図った。  一方、園内のフジや四季折々の草花がきれいに維持されているのは、地元の高齢者らボランティアの力が大きい。市内外から人気を集めるスポットが郷土愛で支えられていることこそ、地域の誇りと

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  • 藤枝市の新市議(定数22)

    多田晃[ただあきら] 48 無現③ 市陸上競技協会長、保護司▽大東町 深津寧子[ふかつやすこ] 51 無現② PCインストラクター[元]市教育委員長▽仮宿 薮崎正幸[やぶざきまさゆき] 51 無新① 製茶会社役員、岡部茶商組合長▽岡部町桂島 山川智己[やまかわともき] 38 無現② 不動産会社勤務[元]衆院議員秘書▽岡出山 大石保幸[おおいしやすゆき] 64 公現⑥ 印刷業、党藤枝支部長[元]議長▽前島 岡村好男[おかむらよしお] 76 無現⑤ [元]志太榛原労福協会長、副議長▽高柳 佐藤真理子[さとうまりこ] 44 共新① 党こども女性部長[元]自営業、パート従業員▽築地 川島

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  • 藤枝市議22人決まる 投票率44・15%

     任期満了に伴う藤枝市議選(定数22)は17日、投票が行われ、即日開票の結果、新市議22人が決まった。投票率は伸び悩み、過去最低だった前回を6・46ポイント下回る44・15%にとどまった。  当選者の内訳は現職18人、元職1人、新人3人。党派別では無所属が16人、立憲民主、公明、共産が各2人。地元の票を手堅くまとめた多田晃氏(48)=無現=が3回連続でトップ当選し、女性候補の深津寧子氏(51)=同=が続いた。引退した父の地盤を継いだ薮崎正幸氏(51)=無新=も上位に入った。  強固な支持層を持つ現職が優位に戦いを進めた一方、地盤が弱い新人が苦戦した。候補者が多い高洲や青島、藤枝の各地区で激戦が

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  • 藤まつり開幕、藤枝・蓮華寺池公園 早くもフジ見頃 5月5日まで多彩なイベント

     藤枝市の蓮華寺池公園でフジが見頃を迎えた。池回りの散策路にある藤棚や鉢植えで紫色の花を咲かせ、来場者の目を楽しませている。開花に合わせて同公園で16日、藤まつり(実行委員会主催)が開幕した。5月5日まで、物産展など多彩なイベントを展開する。  開会式が水上特設ステージであり、市や藤枝商工会議所、フジの管理団体の関係者らが出席。江崎晴城実行委員長は「フジの花とともに、自然の中での買い物も楽しんでほしい」と呼び掛けた。  会場では飲食ブースの設置やフジの花展のほか、こいのぼりの掲出、フォトコンテスト、ライトアップなどを展開する。  市によると、同園には20種250本超のフジが植えられている。見頃

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  • 12高270人 弓道の腕競う 藤枝で榛南RC 会長杯争奪大会

     榛南ロータリークラブなどは16日、会長杯争奪弓道大会(静岡新聞社・静岡放送後援)を藤枝市の県武道館で開いた。  志太榛原地域の12高校から約270人が出場して男女別の個人、団体戦で日頃の練習の成果を競った。参加者は真剣な表情で狙いを定め、的に向かって弓を射ていた。  主な結果は次の通り。  女子団体 ①焼津中央②島田商③島田▽男子団体 ①藤枝西②藤枝東③焼津中央▽女子個人 ①中西沙知恵(島田商)②宮本唯那(焼津中央)③熊田朱華(同)▽男子個人 ①済藤康太朗(同)②松永航平(藤枝西)③重坂勇貴(島田商)

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  • 障害者と試合会場設営 J3藤枝MYFCが就労支援

     サッカーJリーグ3部(J3)藤枝MYFCは16日、障害者の就労を支援する取り組み「福祉支援プロジェクト」の今期の活動を始めた。本拠地周辺の3事業所の利用者や職員らが藤枝総合運動公園サッカー場(藤枝市)に集まり、17日に実施されるカターレ富山戦の会場設営を行った。  プロスポーツの現場を通じ、社会で活躍できる環境をつくることを目的に、同FCが2020年から取り組む活動。焼津市健康福祉部や就労継続支援事業所と協力している。参加者は手分けしてピッチ周りの看板に水重りを置き、スタジアム周辺にのぼり旗を設置した。今後はホーム戦の前日、当日に活動する。  17日にも座席や手すりの清掃作業を実施する予定

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  • 絵画療育に情熱注ぎ60年 藤枝の画家・落合さん「障害者との一体感大切に」

     元浜松大(現常葉大)教授で藤枝市在住の画家落合英男さん(82)が福祉施設の知的障害者を対象に絵画指導を始めて60年になる。3月下旬にかけて静岡市内で開いた“教え子”たちの作品展には、個性あふれる多彩な色使いの絵画が並び、来場者の目を引きつけた。落合さんは「障害者との一体感を大切に、これからも支え続けたい」と意欲を燃やす。  落合さんは施設利用者らの日常を潤す「アート療育」を実践し、一人一人の障害の程度や個性に合った創作手法を伝えている。  自身、小学3年の時、事故で左肘を複雑骨折し、片手が不自由になった。当時音楽会で木琴を担当することになっていたが、手が不自由だという

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  • 藤枝市議選 17日投開票

     任期満了に伴う藤枝市議選(定数22)は17日、投開票される。立候補者は現職18、元職1、新人5の計24人。党派別の内訳は立憲民主、公明、共産が各2人、無所属が18人。  投票は同日午前7時から午後8時まで、市内37カ所の投票所で行われる。午後9時から市民体育館で即日開票され、午後11時半ごろに大勢が判明する見通し。  9日現在の選挙人名簿登録者数は11万9933人(男5万8167人、女6万1766人)。

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  • 建設作業員が転落し死亡 足場の解体作業中 藤枝

     15日午前11時40分ごろ、静岡市駿河区西脇の共同住宅で、足場の解体作業をしていた藤枝市駿河台1丁目、建設作業員の男性(34)が地上に落下した。男性は搬送先の市内の病院で死亡が確認された。静岡南署が転落した原因などを調べている。

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  • 大詰めの藤枝市議選 高洲、青島、藤枝が激戦 安全圏は2千票前後か

     任期満了に伴う藤枝市議選(17日投開票)は定数22を巡り現職18、元職1、新人5の計24人が激しい選挙戦を繰り広げている。投票率は過去最低だった前回選の50・61%と同程度の50%前後と予想され、安全圏は2千票前後との見方が強い。  最激戦区は8人が名乗り出た高洲。岡村氏は地元票に加え連合の支援を受ける。公明の山本氏は党支持層の引き締めに注力。前回の県議選に挑戦した池田氏は返り咲きを目指す。共産の佐藤氏は引退市議の支持基盤を継いで早めに動きだし、同じく共産の石井氏は党の組織を生かした戦いを展開する。八木氏は若い世代に幅広く支援を訴え、小林氏は地区内をこまめに回って票を固める。木田氏は独自の戦

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  • 発達障害の弟のため 世界に理解広げたい 鈴木さん(焼津高2年)ミス・ティーン代表選出

     焼津高2年の鈴木陽菜さん(16)=藤枝市=が「ミス・ティーンインターナショナル2022日本大会」(一般社団法人国際女性支援協会主催)でパン・パシフィック代表に選ばれ、7月の世界大会に進出する。軽度の発達障害の弟(14)とともに暮らす中で、周囲の障害に対する理解が少ない現状を痛感。「理解を求める活動をしたい」と出場を決意した。鈴木さんは「発達障害の現状を多くの人が知るきっかけになれば」と話す。  鈴木さんの弟は小学4年生の時に軽度の発達障害と診断を受けた。集団行動が苦手な面を除けば、見た目には「ほとんど健常者と変わらない」(鈴木さん)。家族は当初、接し方に戸惑う日々が続いたという。  鈴木さ

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  • 静岡県議会ふじのくに役員人事 幹事長 田口氏再任 

     静岡県議会第2会派ふじのくに県民クラブは13日の議員総会で、2022年度の会派役員を決めた。幹事長に田口章氏(60)=浜松市西区、3期=、副会長兼総務会長に中沢通訓氏(77)=静岡市清水区、8期=をそれぞれ再任し、政調会長に阿部卓也氏(55)=浜松市浜北区、4期=を選出した。  会長については6日の議員総会で佐野愛子氏(66)=藤枝市、5期=の再選を決めている。任期はいずれも5月1日から1年間。

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  • 藤枝の銅版画家 御前崎で個展 テントウムシ題材

     銅版画家のやなぎもとなおさん(54)=藤枝市=の個展が24日まで、御前崎市門屋の静岡カントリー浜岡コース&ホテル・カルチャーフロアで開かれている。約50点を出展した。主な題材はテントウムシ。自身が約3年間銅版画を学んだフランスでは幸運の象徴とされる動物のかれんな姿を表現している。  工程では銅板に鉄筆で絵を描き、インクを塗った後にコットン紙を乗せ、ローラーで200~300キロの圧力をかけて紙に絵の線を浮かび上がらせている。約30年にわたり創作を続けているという。月、火曜は休館。

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  • 中小新入社員マナー学ぶ 島田掛川信金 実践形式でビジネス講座

     島田掛川信用金庫は13日、県中西部の中小企業の新入社員や若手社員を対象にしたビジネスマナー講座を島田市のプラザおおるりで開いた。  フリーアナウンサーの牧野光子さん(藤枝市)が講師を務め、46人が受講した。参加者は職場でのあいさつや電話の応対、名刺の渡し方などを実践形式で学んだ。牧野さんは「マナーを習得し、明るくさわやかに仕事に取り組んでほしい」とエールを送った。  7月6日には成果を確認するフォロー研修を予定している。  (島田支局・池田悠太郎)

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  • 障害者スポーツ、裾野拡大求める 静岡県協会、知事に要望

     静岡県障害者スポーツ協会は12日、障害者スポーツの裾野の拡大や、パラアスリートの育成支援などを求める要望書を川勝平太知事に提出した。  中西勝則理事長ら協会役員のほか、東京パラリンピック・車いすラグビー混合で銅メダルを獲得した若山英史選手(沼津市)、2016年リオパラの陸上400メートルリレーで銅メダルに輝いた佐藤圭太選手(藤枝市出身)が県庁に川勝知事を訪ねた。  若山選手は「障害者スポーツを身近に見てもらうことで、偏見の解消や多様性のある社会につながっていく」と、健常者と障害者が一緒に使用できる運動施設の整備を求めた。  川勝知事は「東京パラリンピックでの県勢の活躍は大変な誇りだ」と述べ、

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  • 消防大会へ訓練開始 焼津・藤枝両署 障害突破など本番想定

     志太消防本部焼津消防署は12日、静岡県消防救助技術大会に向けた訓練開始式を焼津市石津の同署訓練センターで行った。藤枝消防署(藤枝市)でも訓練が始まり、両署から出場する46人の隊員が、6月の大会に向けて厳しい訓練に取り組む。  焼津消防署の訓練開始式では、立林保署長が「安全管理、健康管理に注意して、良い結果が出ることを期待しています」と激励した。  隊員は式終了後、障害突破やロープブリッジ救出といった出場種目に取り組んだ。大会まで平日に本番を想定した練習に臨む。  県大会は6月14日に県消防学校(静岡市清水区)で実施する。両署の隊員は、陸上の部7種目、水上の部2種目に出場する。

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  • 「不偏不党で職務遂行」 藤枝の県警察学校、初任科入校式

     藤枝市の県警察学校で12日、初任科生の入校式が行われた。短期課程(大卒)106人、長期課程(高卒)100人、警察行政職員37人の計243人が新たな一歩を踏み出した。  各課程の代表者が辞令交付を受け、太田利佳子巡査(18)が「良心のみに従い、不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たる」と宣誓した。  山本和毅県警本部長は訓示で、コロナ禍や熱海市伊豆山で起きた大規模土石流を例に、社会環境の大きな変化などに対応できる能力や自覚を養うよう期待。その上で「想像と準備をして規律と連帯を維持し、組織に尽くしてほしい」と求めた。

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  • 増える外国人経営者 静岡県内、輸入食料品店や人材紹介業など

     静岡県内で会社経営を手掛ける外国人が増えている。独自のネットワークを生かした輸入食料品店や、企業に母国の労働者を送り出す人材紹介業など小規模事業を中心に展開する。中長期的に外国人は増加する見込みで、起業の動きも続きそうだ。  藤枝市在住のインドネシア人ジュマディさん(43)は3月下旬、イスラム教の戒律「ハラール」に則した食品を扱う小売店「ヌサンタラ」を開業した。30平方メートルほどのスペースに、母国などから輸入したインスタント食品や冷凍肉、マンゴーなど約200種類の商品が並ぶ。  県内食品工場で働く中で、妻のフィフィ・アフィヤンティさん(40)と起業を決めた。「ハラール食材が調達できずに困っ

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  • 藤枝市議選 立候補者(届け出順、定数22ー24)

    大石保幸 64 公現 印刷業、党藤枝支部長[元]議長 小林和彦 66 無現 [元]衆院議員秘書、高洲中PTA会長 石井通春 54 共現 党くらし福祉対策室長[元]高洲中PTA会長 佐藤真理子 44 共新 党こども女性部長[元]自営業、パート従業員 遠藤久仁雄 72 無現 [元]公立中学校教員、フォークシンガー 植田裕明 65 無現 行政書士、議長 大石心平 44 無新 岩城神社宮司[元]バーテンダー 油井和行 54 無現 印刷業、藤枝駅前商店街振興組合理事 薮崎正幸 51 無新 製茶会社役員、岡部茶商組合長 神戸好伸 65 無現 [元]衆院議員秘書、NTT社員 増田祥光 55 無新 そば店経営

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  • 茶況(4月11日)藤枝で「献茶祭」 茶業発展を祈願

     藤枝市茶振興協議会(会長・北村正平市長)は10日、同市の飽波神社で献茶祭を行った。新茶シーズンを目前に控え、地元茶業の発展を祈願した。  JA大井川や茶手揉保存会、市の関係者ら約20人が出席した。北村市長が稲葉地区で収穫された藤枝のブランド茶「藤枝一香」500グラムを神前にささげたほか、出席者が玉串奉納などを行った。  北村市長は「関係者で一体となって茶業振興に力を注ぎたい」とあいさつした。

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  • 蓮華寺池公園でフジの開花宣言 藤枝市

     藤枝市は11日、同市若王子の蓮華寺池公園でフジの開花を宣言した。市によると、見頃を迎えるのは20日前後になる見通し。  北村正平市長やフジの管理担当者らが出席し、池の南西にある標本木の前で宣言した。北村市長は「フジを全国にPRし、藤枝から元気を発信したい」と語った。  市は2021年から、独自の基準を設けて開花宣言を行っている。標本木で5輪以上の花が咲いた房を5本以上確認できたタイミングとしている。  市は16日~5月5日、同公園で藤まつりを開催する。物産展やフジの展示、飲食ブースの出店、こいのぼりの掲出などを行う。

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  • 藤枝市のプログラミング教育 専門知識持つ教員不足、好奇心刺激する指導を【解説・主張しずおか】

     全国に先駆けて市内の全小中学校にソフトバンクロボティクスの人型ロボット「ペッパー」を配備し、プログラミング教育に活用している藤枝市。同社主催のプログラミングコンテスト全国大会で多くの藤枝市チームが入賞するなど、成果が表れている。一方、学校間での温度差や専門知識を持った教員の不足など、取り組みを発展させていく上での課題も出ている。  「好奇心を刺激するようにしている」。葉梨中のプログラミング教育を主導する技術科教諭の秋山友徳さん(46)は、指導する上での心掛けを語った。理系科目が苦手な生徒らが“食わず嫌い”にならないようにするため、まずは興味を引き出すことが大切という。

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  • 「とんがりぼう」完成 藤枝・旧貿易商館を移築 茶文化発信拠点に

     藤枝市が旧藤枝製茶貿易商館の建物の一部を移築する形で蓮華寺池公園に整備を進めてきた茶文化発信・観光交流拠点が完成し、9日にオープニング式典を行った。「とんがり屋根」の愛称で親しまれた外観から、新施設は「とんがりぼう」と命名された。11日午前10時に開館する。  市や運営事業者、工事の関係者らが出席し、テープカットや内覧会を行った。北村正平市長は「歴史ある建造物を移築できてうれしく思う。基幹産業である茶業の振興の一助になるはず」と期待を寄せた。施設名を提案した山田智也君(青島小2年)に記念品を贈った。  建物は木造2階建てで吹き抜けがあり、延べ床面積は約180平方メートル。元の建物の木材を梁(

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  • 藤枝市議選 10日告示、選挙戦になる見通し

     任期満了に伴う藤枝市議選は10日、告示される。定数22に対して現職18、元職1、新人5の計24人が立候補の意向を示していて、選挙戦になる見通し。  立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は17日午前7時から午後8時まで市内37カ所の投票所で行われ、午後9時から市民体育館で即日開票される。  9日現在の選挙人名簿登録者数は11万9933人(男5万8167人、女6万1766人)

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  • 「医療現場に貢献」 看護師目指し抱負 焼津の専門学校で入学式

     焼津市東小川の中部看護専門学校で8日、入学式が開かれた。第33期生42人が入学し、看護学生として踏み出した。  新入生を代表して鈴木万吏菜さん(18)=藤枝市=は「知識や技術はもちろん、仲間とともに人間性を磨き、多くの経験を積むことで志太榛原地域の医療現場に貢献し続けられるような看護師を目指す」と抱負を述べた。  焼津、藤枝、吉田など周辺市町から新卒者37人、社会人5人が入学した。  

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  • さらなる発展向け決意新た 藤枝RC50周年式典

     藤枝ロータリークラブ(江崎晴城会長)は8日、創立50周年記念式典を藤枝市の小杉苑で行った。クラブの関係者ら約100人が出席し、さらなる発展に向けて決意を新たにした。  江崎会長は「女性やシニアが活躍し、デジタル化が進むなど新しい時代に合わせ、柔軟に活動していきたい」と抱負を語った。  同クラブは1972年4月8日に30人のメンバーで創立した。現在は42人が在籍している。  50周年記念事業は「女子のエンパワーメント支援」をテーマに展開した。18歳以下の女子サッカー強化試合「藤枝ロータリー杯」を開催したほか、藤枝総合運動公園サッカー場に選手入場カーペットとボールスタンドを寄贈するなどした。

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  • 日本画の大作、藤枝市に寄贈 日本美術院「同人」の松本さん

     日本美術院最高位「同人」の松本高明さん(76)=藤枝市平島=が7日、市に大型の日本画を寄贈した。松本さんは「50年近く住んでいる地域に恩返しをすることができたら」と語った。  絵画は同市時ケ谷にある「二つ池」がテーマで、2003年に制作した。サイズは縦170センチ、横215センチ。落ち着いた緑色を基調に、水辺のアシや水面の反射を写実的に描いた。池の神秘的な様子を表現するため、重ね塗りした岩絵の具を拭う工程を繰り返したという。  市役所を訪れた松本さんは「藤枝を拠点に活動してきたが、あまり地元との関わりがなかった。多くの市民に見てもらえたら」と語った。北村正平市長は「素晴らしい絵画で、庁舎の雰

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  • 藤枝魅力発信へ市長に提言 ガールズ会議、蓮華寺池公園の集客など

     藤枝市在住、在学の女子学生でつくる「ふじえだガールズ・ミーティング」はこのほど、2021年度の活動発表会を同市の藤枝シネ・プレーゴで開いた。活動を通して気付いた地域課題に触れた上で、蓮華寺池公園の魅力を生かした集客などの提言を北村正平市長に伝えた。  高校生や専門学生、大学生ら約20人が参加した。藤枝の魅力を紹介するオンライン女子旅企画や、藤枝MYFCとのコラボグッズ開発といった1年間の活動を映画館のスクリーンを使って報告。北村市長とのトークセッションにも臨んだ。  提言は「市民誰もが楽しめ記憶に残るまちへ」と「多くの人が立ち寄り全国に発信されるまちへ」の2本柱。小中高生を対象にした自然や文

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  • エスピーくん 新入学児に交通安全呼び掛け 藤枝

     藤枝署や藤枝市などは7日、新入学児童を対象に交通安全と防犯を呼び掛ける活動を広幡小で行った。県警やサッカーJ3藤枝MYFCのマスコットである「エスピーくん」や「蹴っとばし小僧」も登場し、入学式に臨む親子連れらに啓発グッズを配布した。  同署や防犯協会、交通安全協会、市、市教育委員会の関係者らが参加した。子どもたちに横断歩道の渡り方をまとめたチラシのほか、反射材や防犯ブザーなどを手渡した。  おめかしした親子連れらはマスコットとの記念撮影を楽しんだ。  

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  • 「シャワートラック」導入 災害時の運用、機動的に 藤枝市

     藤枝市はテント式シャワーの搬送などに活躍するトラック「多目的支援車」を導入し、6日に市役所で車両をお披露目した。少量の水で多人数が使えるシャワー室2室を荷台に備えていて、災害避難所にトラックごと移動させての利用を想定している。  車両は4トントラック。シャワー室は可動式パーティションで組み立てる。折り畳めるため、空いたスペースを支援物資の輸送に活用するなど状況に応じて運用していく。平時には、野外イベントでのステージショーの舞台としても役立てていく方針という。  同市は2019年度、都内企業が開発したテント型シャワー設備を導入した。人工知能(AI)による水循環システムを採用し、汚れた水を高効率

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  • 静岡県議会ふじのくに 会長に佐野氏再任

     静岡県議会第2会派ふじのくに県民クラブは6日、議員総会を開き、現会長の佐野愛子氏(66)=藤枝市、5期=を再任した。任期は5月1日から1年間。  立候補を届け出たのは佐野氏1人だった。佐野氏は「政策集団として県民目線に立った施策を提言していく」と抱負を述べた。  幹事長と総務会長、政調会長の三役は13日の議員総会で選出し、2022年度の執行部体制を決める。

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  • 事故防止へ啓発活動 春の交通安全運動 藤枝

     藤枝署や藤枝市などは、春の全国交通安全運動の出発式を市役所駐車場で行った。関係者ら約100人が出席し、子どもの交通事故防止などに向けて決意を新たにした。  北村正平市長は「新しい学校生活が始まる時期。子どもを事故から守りたい」、鈴木淳一署長は「関係機関と力を合わせて事故防止を推進したい」とそれぞれ抱負を語った。  式典後、市内各地で街頭指導を実施。参加者は「全席シートベルト」「運転中のメール 危険」と記された看板を手に、ドライバーに注意を呼び掛ける活動などを展開した。

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  • カツオ盗容疑3人を追送検 焼津署

     焼津漁港(焼津市)に水揚げしたカツオが流通段階で抜き取られた事件で、焼津署は6日、鳥取県と宮城県の船会社が水揚げした冷凍カツオを盗んだとして、焼津市の水産加工会社の元社長(60)=同市大村新田=ら3人を窃盗の疑いで静岡地検に追送致した。  追送検されたのは被告のほか、同社元役員の男(47)=藤枝市藤枝4丁目=、焼津漁業協同組合元職員の男(40)=焼津市東小川2丁目=。  3人の追送検容疑は、共謀して2019年10月28日に冷凍カツオ約3・4トン(約58万円相当)、10月29日に冷凍カツオ約3・1トン(約48万円相当)をそれぞれ焼津市内の魚市場で盗んだ疑い。  宮城県の船会社が、新潟県や長崎県

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  • 茶況(4月4日)茶室や庭園をライトアップ 藤枝・玉露の里

     藤枝市岡部町新舟の観光施設「玉露の里」は1、2日の2日間の夜間、ライトアップイベントを行った。茶室「瓢月(ひょうげつ)亭」や、その周囲にある日本庭園を幻想的に彩り、来場者の目を楽しませた。  地元の竹灯籠作家moriya(もりや)さんが企画監修。竹灯籠や和紙あんどん、和傘など計約30基を設置した。色とりどりの光が水面に反射する風景を演出した。  桜の見頃に合わせた同施設のイベント「桜まつり」の一環として開催した。

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  • 焼津カツオ盗 加工会社元社長ら追起訴 静岡地検

     焼津市の焼津漁港に水揚げされたカツオが流通段階で抜き取られた事件で、静岡地検は31日、窃盗の罪で市内の水産加工会社の元社長の被告(60)=同市大村新田=と同社元役員の被告(47)=藤枝市藤枝4丁目=を静岡地裁に追起訴し、焼津漁協職員の容疑者(31)=焼津市小土=を起訴した。  起訴状によると、3人は共謀の上、2020年8月5日午前7時半ごろから同日午後1時5分ごろまでの間、焼津漁協の魚市場で、大倉漁業(新潟県)が所有する冷凍カツオ約0・9トン(時価約13万円)を盗んだとされる。

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  • 藤枝の中小企業振興推進会議 事業承継など意見交換

     藤枝市内の産学官金などでつくる中小企業振興推進会議は29日、会合を同市の産学官連携推進センターで開いた。事業承継や企業間連携などについて出席者が意見を交わすとともに、先進事例紹介として機械開発業の西光エンジニアリング(同市高柳)の岡村邦康社長が講演した。  岡村社長は災害に備えて北海道や沖縄県の事業所と協力関係を結んだ事業継続計画(BCP)や、セルロースナノファイバーの開発に力を注いでいると説明。研究開発に特化し、技術力を前面に押し出した経営を続けていくと語った。  幹事会の報告では人材育成や確保の重要性を指摘したほか、アフターコロナを見据えた消費喚起や事業継続を進めていく方針を示した。

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  • 女性のスカート内盗撮した疑い 建設作業員の男逮捕 藤枝署

     静岡中央署は31日、県迷惑防止条例違反の疑いで自称藤枝市駅前1丁目、建設作業員の男(48)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日正午ごろ、静岡市葵区紺屋町の商業施設で、商品を探していた県東部の女子高校生(16)の背後からスカート内にスマートフォンを差し入れ、盗撮した疑い。同署によると、休日で買い物に訪れていた藤枝署員が目撃し、現行犯逮捕した。

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  • 佐野氏、会長再任へ 静岡県議会・ふじのくに

     静岡県議会第2会派ふじのくに県民クラブの次期会長に、現会長の佐野愛子氏(66)=藤枝市、5期=が再任される見通しとなったことが31日、会派関係者への取材で分かった。4月6日の議員総会で正式決定する。任期は5月1日から1年間。  関係者によると、役員選考委員会が佐野氏の任期満了に伴って後任の立候補者を受け付けたところ、3月31日の締め切りまでに佐野氏のみが届け出た。選考委は佐野氏の会長選出を議員総会に諮る方針。  佐野氏は小学校教員を経て、2003年に初当選した。県議会厚生委員長、県監査委員、会派幹事長などを務め、21年5月から現職。

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  • エスエスケイフーズ 藤枝工場が竣工式 ショールームも

     鈴与グループの食品事業会社「エスエスケイフーズ」(静岡市葵区)は30日、藤枝市高田に建設していた藤枝工場の竣工(しゅんこう)式を同所で行った。同社の3カ所目の工場で、ドレッシングを中心とした液体調味料の生産を担う。同社の歴史やドレッシング作りが体験できるショールームも設置した。  同社や藤枝市の関係者ら約50人が出席した。同社の中村悟社長、鈴与グループの鈴木与平会長、鈴与の鈴木健一郎社長らがテープカットを行い、新たな生産拠点の完成を祝った。  工場は鉄骨造り3階建て、延べ床面積約1万2800平方メートル。年間生産能力は当初5千トンから開始し、将来的には2万トンまで拡大する見通し。デジタル化の

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  • 蓮華寺池公園の再整備完了 木道や藤棚、記念植樹も 藤枝

     藤枝市が2017年から続けていた蓮華寺池公園の景観や利便性向上を図る再整備事業がこのほど、菖蒲園の木道が完成したことで全て完了した。30日に同園滝の広場で記念植樹を行い、工事の終了を祝った。  菖蒲園の木道は池の水上に架かっていて、段差をなくしてバリアフリー化した。再整備ではこれまでに、藤棚の修理や駐車場の増築、音楽堂の改修などを進めてきた。  記念植樹はヒトツバタゴ(別名・ナンジャモンジャ)1本を植えた。市や造園業の関係者らが出席し、北村正平市長がシャベルを使って土をかけた。樹齢10年ほどで、数年後に白色の花を付ける見通し。北村市長は「市民だけでなく、市外からも大勢の人が集まるような公園で

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  • 地方創生SDGs金融表彰受賞 御前崎など5市町と島田掛川信金

     内閣府はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた地方公共団体と金融機関の取り組みをたたえる「地方創生SDGs金融表彰」の表彰式をオンラインで行った。県内からは若者の地元就職と企業の雇用確保につながるプロジェクトを創設した、御前崎市など5市町と島田掛川信用金庫が受賞した。  受賞したのは他に牧之原市、藤枝市、川根本町、吉田町。各市町は、教育資金を同金庫から借り入れ、大学や専門学校などを卒業後に地元に定住して就職した人を対象に、借入金の利息分などを助成する。こうした助成制度を利用する若者に向けては、専用のホームページやSNSでインターンシップ(就業体験)や説明会といった地元企業の情

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  • 食のメニュー2種開発 駿州の旅推進協、東海道の魅力発信

     藤枝、静岡両市の関係団体でつくる「駿州の旅日本遺産推進協議会」(会長・北村正平藤枝市長)は29日、総会を藤枝市内で開いた。東海道の歴史や文化にちなんだ食のメニューを開発し、観光振興につなげていく方針などを確認した。  新メニューは丸子宿の丁子屋が開発したアユだしを使ったとろろ汁と、岡部宿名物の豆腐料理をアレンジした「あげおかべ」を入れた弁当の2種類。試食も行った。  北村市長、田辺信宏静岡市長のほか、両市の商工、観光団体の代表者らが出席し、事業報告や新年度計画の承認を行った。出席者からは、徳川家康が主人公の大河ドラマが来年放映されるのに合わせ、家康に関係する両市の観光資源を活用すべきとの提案

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  • 健康課題解決へ協定 藤枝市と明治安田生命

     藤枝市と明治安田生命保険相互会社は29日、市民の健康増進を図ることを軸とした包括連携協定を結んだ。健康診断データを基にした同社の「健活分析レポート」を、地元企業の従業員の健康増進を図る市の取り組みに役立てていく。  レポートは、市内企業の従業員の健康診断結果の提供を受け、血圧や肝機能など7項目で健康状態の傾向を分析する。市はそのデータから従業員たちの健康課題を割り出し、解決を図るためのグループワークやセミナーなどを展開する。  明治安田生命は、市内商工団体を通じて地元企業の紹介を受ける。2022年度は市内の中小企業2社の計約40人を対象にする。  市役所で締結式があり、北村正平市長と石田純一

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  • 茶況(3月28日)ティーテラス披露 藤枝・市之瀬地区

     藤枝市瀬戸ノ谷の製茶販売会社「市之瀬の里」は、中山間地の茶園にティーテラスを設置した。県中部7市町でつくる観光まちづくり組織(DMO)するが企画観光局が支援する取り組みの一環で、30日にお披露目会を行う。  テラスは眺望の良い斜面にある。茶園や市之瀬地区の集落のほか、御前崎方面まで広がる景色を眺めながら、同社の茶と茶菓子を味わえる。テラスには県産材のヒノキを使用した。利用は有料で、完全予約制の1組限定貸切方式。

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  • 740万円横領 元理事の男ら2人起訴 静岡地検

     静岡地検は28日、牧之原市の社会福祉法人正廉会の資金を着服したとして、業務上横領の罪で藤枝市前島3丁目、元同法人の理事で団体職員の男(74)と、吉田町神戸、会社員の女(57)を静岡地裁に起訴した。  起訴状によると、2人は同法人の会計業務に携わっていた2016年1月20日ごろから20年1月20日ごろまでの間、共謀して109回にわたり、法人名義の預金口座から計約740万円を2人が管理する口座に送金し、横領したとされる。  同法人によると、2人は05年の法人設立時から会計職を担当。20年の内部調査で横領が発覚し、同12月に懲戒解雇したという。

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  • 隠れ家カフェで癒やし「うさぎのねどこ」 藤枝・玉露の里に開店

     藤枝市岡部町新舟の玉露の里を運営する静鉄リテイリングは25日、同施設のレストラン「茶の華亭」の2階にカフェ「うさぎのねどこ」をオープンした。全12席の隠れ家的な空間で、若い世代や女性を主なターゲットにしている。  観光バスの運転手らの休憩場所として利用されていた和室を改装し、木の質感を生かしたフローリングの部屋にした。若手女性社員が中心になって企画立案や内装デザイン、メニュー開発などを進めた。  煮込みハンバーグやパスタといったランチメニューのほか、抹茶ラテや玉露のデザートなどを揃えた。飲み物やデザートのみの利用も可能。カフェ開店を主導した同社経営企画課の川崎怜さん(27)は「癒やしの空間を

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  • 焼津マッチング合宿2日目 課題解決協力「複業人材」に呼び掛け

     複数の仕事や拠点で働く「複業人材」と経営課題を抱える地元企業をつなげる焼津市主催のマッチング合宿2日目が25日、市役所で行われた。地元企業9社の幹部らが、複業人材として働くことを希望する参加者に、解決してほしい自社の経営課題についてプレゼンテーションした。  企業側で参加したのは建設会社橋本組やIT企業サンロフト、食品水産事業会社いちまるなど9社。出席した幹部は「社員教育のノウハウが途切れている」「職人気質の社風を変えてほしい」「広報発信力が不足している」など自社の抱える課題を伝え、協力を呼び掛けた。  焼津冷凍(藤枝市)の松村勲社長は本業と異なる新しい事業展開に力を入れていると説明し、「社

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  • 47CLUB自販機 全国の冷凍食品並ぶ 藤枝の複合施設

     JR藤枝駅南口の複合施設「オーレ藤枝」内で静鉄リテイリングが運営する無人販売店舗「オーレセルフ&カフェ」に、全国の地方新聞社が運営するインターネット通販サイト「47CLUB(よんななくらぶ)」とコラボした自動販売機が設置され、人気を集めている。  コラボ自販機は1台で、通販サイトで高い人気を得ている冷凍食品を販売する。現在は大阪府の牛もつ鍋、栃木県のミートソース、岐阜県のはしまだんごなど5商品が並ぶ。それぞれの価格は520~1620円。  今後、商品を入れ替えながらさまざまな地方の名物を取り扱う予定という。

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  • 自然生かした移住促進 藤枝、焼津の取り組み紹介 知事広聴会

     川勝平太知事と地元住民が意見を交わす広聴会「平太さんと語ろう」が24日、藤枝市生涯学習センターで開かれた。藤枝、焼津の両市で活躍する4人が出席し、それぞれの取り組みを紹介した。  藤枝市中山間地域おこし協力隊の能津遊来さんは、瀬戸谷地域を拠点に古民家を生かした中山間地の魅力を発信する活動などを紹介した。造園業を営む良知樹園代表の良知正浩さんは農家の土地や建物の放棄を防ぐため、複数の小さな家を建てて新たなコミュニティーを創出する提案を披露した。  川勝知事は「県の政策に直接関係する意見をもらえた。自然を生かして静岡への移住を促進することなどにつなげていきたい」と話した。  あまる斎藤商店専務の

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  • 下着窃盗の元警察官に有罪 静岡地裁判決

     女性警察官方のベランダに侵入し、下着を盗んだとして住居侵入と窃盗の罪に問われた函南町、元島田署員の男(27)=懲戒免職=に、静岡地裁は24日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。  国井恒志裁判官は判決理由で「手慣れて常習性がある」と指摘。「動機は下着への執着があると見られ、身勝手」と強調した。その上で「反省し、専門的治療を受けている。社会的制裁も受けた」と述べた。  判決によると、被告は2020年8月4日、当時住んでいた藤枝市内の警察官舎で、隣室の女性警察官方のベランダに侵入。21年4月2日午後10時ごろから3日午前8時までの間に侵入して下着1枚を盗んだほか、7月

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  • パチンコ店で尻触る 痴漢の疑いで男逮捕 藤枝署

     藤枝署は24日、県迷惑防止条例違反の疑いで自称藤枝市田中の家業手伝いの男(21)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後8時40分ごろ、市内のパチンコ店で、同市の女性会社員(43)の尻を触る痴漢行為をした疑い。

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  • 事務局次長に佐藤氏 志太広域事務組合人事 消防長は大橋氏

     焼津、藤枝市が共同で運営する志太広域事務組合は24日、4月1日付の人事異動を内示した。  【部長級】事務局次長(藤枝市危機管理センター大規模災害対策課)佐藤裕▽消防長(消防次長)大橋充▽消防次長(消防総務課長)増田好憲  【課長級】消防総務課長(警防課長)関剛志▽焼津消防署長(予防課長)立林保▽予防課長(藤枝消防署指揮第2・警防担当主幹)浅原義彰▽警防課長(焼津消防署東分署長)川井賀行▽藤枝消防署南分署長(焼津消防署救急第1・総務担当主幹)北原利典▽焼津消防署東分署長(藤枝消防署指揮第1・総務担当主幹)友田武志  【退職者】(31日付)松浦一仁(消防長)中村賢一(焼津消防署長)小杉和也(藤枝

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  • 温泉水トマトなど視察 志太地域で移動知事室

     川勝平太知事が政策課題や県政に対する要望などを現場で確認する「移動知事室」が23日、志太地域で始まった。初日は藤枝、焼津市を回り、県民と意見交換した。  焼津市の温泉旅館が設立した会社が藤枝市内で開設するビニールハウスを訪れ、温泉水を活用したトマト栽培の様子を視察した。川勝知事は、望月美佐社長から旅館の現状と温泉水の活用策への思いを聞いた後、「温泉美人トマト」やトマトで作ったジャムを試食した。川勝知事は味を評価しつつ「起業家精神にあふれている」と感心した。  この日は焼津市のかつお節製造「ヤマ十増田商店」や加工機械製造「シンクス」、藤枝市の「丸七製茶」なども訪問した。  24日は藤枝市内を巡

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  • 藤枝市人事 財政経営部長に田中氏 市民協働部長は矢部氏

     藤枝市は23日、4月1日付の人事異動を内示した。市民生活の総合サポートや、将来への基盤づくりを行うための組織改編や人材登用を行った。女性職員の管理職への積極登用も進めた。  財政経営部長には田中章元産業振興部長が就く。市民協働部長に矢部史子協働政策課長、健やか推進局長に藁科仁美市民協働部長をそれぞれ起用する。産業振興部長には紅林豊観光交流政策課長を登用する。  主な異動は次の通り。  【部長級】企画創生部長(企画創生部長兼広域連携課長兼病院経営支援室参事)山内一彦▽財政経営部長兼病院支援局長(産業振興部長)田中章元▽市民協働部長(協働政策課長兼市民活動団体支援室長)矢部史子▽健康福祉部長兼健

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  • 原発広域避難 31キロ圏内全市町策定完了 藤枝市が計画公表

     藤枝市は23日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の重大事故を想定した原子力災害広域避難計画を公表した。市域の北部や東部が原発から5~31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)から外れるため、同区域外を避難先として活用する。これで原発から31キロ圏内の11市町全てで広域避難計画の策定が完了した。  UPZ外に当たる瀬戸谷、葉梨、広幡、岡部の4地区の公共施設を避難場所とし、4万人の収容を見込む。神奈川県の避難先も確保したほか、地震などの複合災害に備え、埼玉県からも受け入れ協力を取り付けた。  長距離避難の混乱を軽減するため、避難先などを案内する経由地として市総合運動公園を設定した。バスなどで県外に向

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  • 自転車運転生徒の肩殴る 傷害の疑いで男逮捕 焼津

     焼津署は23日、傷害の疑いで焼津市駅北3丁目、無職の男(49)を逮捕した。逮捕容疑は昨年7月14日午前8時ごろ、焼津市内で自転車に乗っていた藤枝市の男子高校生(17)の肩を殴り、右肩に軽いけがを負わせた疑い。同署によると、容疑者は男子高校生の自転車の乗り方を注意していたという。

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  • パラグライダー 藤枝の男性死亡 富士宮

     23日午前11時50分ごろ、富士宮市猪之頭のパラグライダースクール「スカイ朝霧」付近で、パラグライダーで飛行中の藤枝市若王子1丁目、アルバイト従業員男性(70)が墜落した。男性は全身を強く打ち、ドクターヘリで救急搬送されたが、病院で死亡が確認された。  富士宮署によると離陸地点から約50メートル北側の山の上に機体と共に墜落した。上空で何らかのトラブルが発生し、数十メートル落下したとみられる。男性は同スクールの利用者。同署が事故原因を調べている。

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  • 34議案可決し休会 藤枝市議会

     藤枝市議会2月定例月議会は23日、2022年度一般会計補正予算案など34件を原案通り可決し、休会した。

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  • 茶況(3月23日)さみどりへの改植推進確認 藤枝高級抹茶生産振協

     藤枝市内の茶生産者やJAなどでつくる藤枝高級抹茶生産振興協議会(会長・鈴木成彦丸七製茶社長)は22日、同市内で会合を開き、2022年度に抹茶生産に適した品種「さみどり」への改植を進める方針を確認した=写真=。  京都など他産地を参考にしながら肥料試験を重ね、品質向上を図る。21年度は被覆茶を作るための棚施設を市之瀬と岡部の2カ所に設けた。  鈴木会長は「静岡抹茶のブランド化に向け、技術を磨いていく」と話した。

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  • 木造2階建ての空き家全焼 藤枝

     23日午前4時半ごろ、藤枝市天王町の空き家から出火し、木造2階建て住宅をほぼ全焼した。藤枝署によると、空き家は所有者の家族らの出入りはあるが、出火時は無人だったという。同署などが原因を調べている。

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  • 藤枝の実情を研究報告 連携協定の県内大学生 施策の提案も

     藤枝市と包括連携協定を結ぶ県内大学の学生たちによる本年度の地域政策研究発表会がこのほど、市産学官連携推進センターで開かれた。藤枝を舞台に、特定外来生物や移住定住支援などのさまざまな調査を進めてきた各大学の学生が、施策提案と合わせて同市幹部らに報告した。  蓮華寺池公園の外来生物を調べた静岡大理学部の大学院生佐藤晃輔さんは、ウシガエルやアカミミガメ、ブルーギルなどが生息していることを確認したと報告。「調査、捕獲の基盤整備を続けるほか、遺伝子汚染の状況調査が必要になる」との考えを示した。  計6大学7研究室の生徒が発表した。河野一行副市長は「藤枝の実情をよく調べた上での発表が多かった。政策に反映

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  • ソフト全国へ抱負 藤枝・青島東スポーツ少年団「勝ち進みたい」

     北九州市で26~28日に開かれるソフトボールの全国大会に出場する藤枝市の青島東ソフトボールスポーツ少年団のメンバーが22日、藤枝市役所に北村正平市長を訪ね、意気込みを語った。  出場するのは第15回春季全日本小学生男子ソフトボール大会。昨年10月に行われた県予選大会で準優勝して切符をつかんだ。全国48チームが参加し、トーナメント方式で競う。女子選手は3人まで出場可能という。  主将の増田埜乃さん(青島東小5年)ら選手5人とコーチらが訪問した。増田さんは「先制点を取って守り抜く試合を目指す。大きな声を掛け合いながら勝ち進みたい」と抱負を語った。北村市長は「一生懸命やれば結果はついてくる。体調を

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  • 鮮度抜群シラス次々 初日水揚げは例年並み 磐田・福田でも漁解禁

     磐田市豊浜の福田漁港で21日、今季のシラス漁が解禁となり、近くの加工所などで販売が始まった。同市豊浜の食とレジャーの交流拠点「渚(なぎさ)の交流館」は、水揚げされたばかりのシラスを買い求める客で活気づいた。  午前5時ごろ、54隻の漁船が漁場に向かって出港した。午前8時ごろ帰港を始め、市場で競り落とされた。昼ごろ、漁港近くの加工所などにシラスが次々と運び込まれた。  遠州漁業協同組合の鈴木計貴事務局長によると、初日の水揚げは、約14トンで例年並み。1キロ当たり平均約430円で取引された。今季は大ぶりなシラスが多いという。  渚の交流館内の鮮魚販売店「幸の字」を訪れた客は、シラスを買ったり、館

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  • 女性の胸触った疑い 男を現行犯逮捕 焼津署

     焼津署は21日、県迷惑防止条例違反の疑いで藤枝市田中1丁目、清掃作業員の男(58)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後1時ごろ、焼津市内の小売店内で、県中部の40代女性会社員の胸を触る痴漢行為をした疑い。

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  • 給水装置の工事 優良事業者を表彰 静岡市内外の5社

     静岡市はこのほど、優良指定給水装置工事事業者の表彰式を市上下水道庁舎で開いた。2021年度に創設した顕彰制度で、初の受賞者となる市内外の5事業者に森下靖公営企業管理者が表彰状を贈った。  表彰は事業者の意欲高揚や施工技術向上が目的。市内で10件以上の給水装置工事の完成検査を受けた事業者を対象に、申請書類の内容や検査時の対応などを審査し、上位5事業者を決めた。受賞事業者は次の通り。  伸栄(静岡市葵区)、河村設計工事部(同市駿河区)、宮城設備(同市清水区)、エクノスワタナベ(藤枝市)、カワセツ(静岡市駿河区)

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  • ふじえだ元気大賞 1個人3団体表彰 地域活性化に貢献

     藤枝市はこのほど、市のイメージアップに貢献した個人や団体をたたえる「ふじえだ元気大賞」の表彰式を市役所で行った。本年度は地域活性化や教育などの分野で貢献した1個人3団体が選ばれた。  市内の工場敷地内で剪定(せんてい)作業中に桜の新品種を見つけ、「藤枝曙桜」と命名した大石春夫さんは地域活性化功労での受賞。「20、30年後に新しい桜の下で市民が花見を楽しめるように育てていきたい」と感想を語った。  大石さん以外に表彰を受けた団体と主な活動内容は次の通り。  藤枝子どもと本をつなぐ会(教育)=図書館や小中学校、幼稚園などで読み聞かせ▽NPO法人W・Coまつぼっくり(社会福祉)=地区交流センターな

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  • ごみ戸別収集を効率化 運行ルートを自動表示 藤枝市が実証実験

     藤枝市はこのほど、ごみの戸別収集業務の効率化を図るため、運行ルートなどを自動的に設定、表示することができるシステム導入に向けた実証実験を行った。静岡新聞社とSBS情報システムが協力した。  実証実験は1~2月に計3回実施。スマートフォンの地図アプリなどを活用し、担当者がシステムで作成されたルートに従って走行した。ルートを容易に設定できることや、業務内容を担当者間で共有しやすくなることなどを確認した。  市によると、戸別収集は指定場所にごみを出すことが難しい高齢者らを対象に2020年にスタート。市職員が週1回、トラックで各世帯を回って回収に出向く。現在の登録数は23世帯。今後、高齢化に伴って利

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  • 随筆や詩など153点 文芸ふじえだ 第41号を発行

     藤枝市文化協会はこのほど、文芸誌「文芸ふじえだ」の第41号を発行した。  同市在住、在勤者や出身者らが作品を寄せた。随筆、詩、短歌、俳句、川柳の5部門で計153点を掲載した。  A5判で152ページ。価格は1冊500円。市内の藤枝江崎書店本店とBiVi店、同協会事務局などで販売している。問い合わせは事務局<電054(631)6050>へ。

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  • 原発災害 焼津市が広域避難計画、静岡県東部中継所でバスに

     焼津市は18日、中部電力浜岡原発(御前崎市)の重大事故を想定した広域避難計画を策定し、公表した。原子力災害単独、大規模地震との複合災害時それぞれのケースに対応し、避難先や避難経路をまとめた。受け入れ先の一つ神奈川県へ避難する場合は、静岡県東部に設置する「避難中継所」で自家用車からバスに乗り換えて移動する。  市全域を八つの単位に分けた。原子力災害単独発生の場合は県東部6市町と神奈川県に避難する。複合災害で県東部や神奈川県に避難できないケースでは、埼玉県20市町が受け入れる。  避難は原則、自家用車とする。避難中継所は県が協定を結んでいる民間企業や県有施設11カ所に設置し、ここで自家用車を預け

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  • ウォーキング写真コンテスト 焼津の大野さん最高賞 静岡市内の観光名所巡る

     静岡市内の観光名所や旧跡を巡る指定のコースから見える景色などを収めた写真を審査する「2022勝手にウォーキングフォトコンテスト」(日本平ウォーク実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)の審査会が17日、同市葵区で開かれた。最高賞の日本平ウォーク大賞に大野剛さん(焼津市)の「石庭と富士山」が選ばれた。  コンテストには57点が寄せられた。入賞作品は28日から静岡市役所静岡庁舎新館1階フロアで展示される。4月14日まで。同委員長の林恵嗣さんは「すてきな写真がたくさんあった。ぜひ見て楽しんでほしい」と話した。  このほかの入賞者は次の通り。  【特別賞】静岡市長賞 阿部浩典(富士宮市)▽静岡商工

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  • 地域実習で藤枝を深掘り 大正大生 オンライン開始式

     藤枝市と包括連携協定を結ぶ大正大(東京都)の学生がこのほど、同市を研究対象にしたオンライン地域実習をスタートした。地域創生学部の1~3年生43人がまちづくりや地域活性化、防災などについて調査を進め、3年生は市への提言も行う。  学生たちは3月上旬から下旬にかけて、藤枝市民や市内企業の関係者らにモニター越しでのインタビューを進めるほか、データ収集などに努める。北村正平市長に地域の交通インフラ活性化について尋ねる学生もいるという。  藤枝市役所と学生たちをオンラインで結んだ開始式があり、北村市長は学生たちを「地域創生研究員」に任命した。「藤枝MYFCと地域発展」について研究している南山涼弥さん(

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  • 大河ドラマ館 来場3万人 平島さん夫妻(藤枝)に記念品 伊豆の国

     大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせて伊豆の国市推進協議会が韮山時代劇場内に開設している大河ドラマ館の来場者が17日、3万人に到達した。節目の来場者となった藤枝市の平島逸雄さん(71)、乙美さん(68)夫妻に記念品が贈られた。  稲村浩宣会長と西川哲司館長が地元特産のイチゴや土産物の詰め合わせを贈った。逸雄さんは「とてもびっくりした。お客さんが多くてにぎわっている」と感想を語った。稲村会長は「市内各地にゆかりの地があるのでゆっくり楽しんで」と周遊を勧めた。  大河ドラマ館は1月15日に開館し、来場者は2月1日に1万人、同23日に2万人に達した。

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  • 静岡で県工芸美術展 藤枝の佐藤さん、最優秀会員賞

     第47回県工芸美術展(県工芸家協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が17日、静岡市駿河区のグランシップで始まった。美術部門と実用部門に応募があった会員、準会員、一般の作品と招待作品の計約150点を展示している。21日まで。  最優秀会員賞は、佐藤文子さん(藤枝市)の染色作品「再生」が選ばれ、ハスの実が朽ちていくさまを深みのある色彩で表現した点が高く評価された。準会員と一般の最高賞となる県知事賞は、松浦洋子さん(掛川市)の陶芸「彩」が輝いた。会場には、デザインの独創性を追求した陶芸の花器やつぼ、細やかな図柄で染め上げた着物など、見応えのある大作が並ぶ。  その他の受賞者は次の通り。  【美術部

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  • 「日々の努力が大切」 体操・芦川選手が講演 藤枝

     藤枝市の葉梨中は17日、東京五輪体操女子種目別平均台で6位入賞し、世界選手権では同種目で日本人女子67年ぶりの金メダルを獲得した芦川うらら選手(19)=静岡新聞SBS=を招いた講演会を開いた。芦川選手は約350人の全校生徒に向けて、日々の努力を積み重ねる大切さを伝えた。  大会の映像を紹介しながら大舞台に臨むまでの準備や当時の心境、金メダル獲得の喜びなどを語った芦川選手。いきなり高いハードルを立てるよりも日々の目標が大切と呼び掛け、「毎日少しずつでも成長を実感できれば自信になる」と強調した。  生徒から「試合で緊張しない方法」や「勉強とスポーツを両立させるこつ」を尋ねられ、それぞれ「本番を想

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  • 横断中の女性に衝突 過失運転傷害の疑いで女逮捕 藤枝署

     藤枝署は16日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで島田市東町、保育士の女(30)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後4時半ごろ、藤枝市前島の市道交差点で軽乗用車を運転中、横断歩道を歩いて渡っていた牧之原市の女性(75)に衝突して負傷させた疑い。同署によると、現場は信号機があり、容疑者は右折しようとしていたという。女性は頭を打ち重傷のもよう。

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  • 市議選に24陣営 藤枝市選管説明会

     藤枝市選挙管理委員会は16日、任期満了に伴う市議選(4月10日告示、同17日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開いた。定数22に対して24陣営が出席した。  内訳は現職18、新人5、元職1。選挙戦になる公算が大きい。  同委員会事務局などの担当者が、立候補の手続きや選挙運動の注意点などについて話した。

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  • 茶況(3月14日)収穫例年並み 早場所生産者予想 藤枝稲葉地区

     早場所の藤枝市稲葉地区のある生産者によると、冬季の冷え込みや小雨の影響を受け、ここまでの生育はやや遅れ気味という。一方、気温が高くなるにつれて成長が早まっていて、「収穫時期は例年並みになるのではないか」と予想する。  現在は防除の作業をしていて、今後は施肥なども進めていく。「園相は良好。コロナ禍で需要に不安はあるものの、今年も良いお茶をつくれそう。多くの方に味わってほしい」と期待を込めた。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 4月2日「弥次喜多道中」コンサート 静岡

     弥次喜多道中促進伝遊会は4月2日午後5時から、「弥次喜多道中駿州の旅コンサート」(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開く。  同会は2020年に日本遺産に認定された「日本初『旅ブーム』を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅」(藤枝市、静岡市共同申請)を支援する民間団体。日本遺産認定により、静岡、藤枝両市の観光振興が期待されたが、新型コロナ禍でイベント開催が思うようにできず、同コンサートも延期を続けてきた。まん延防止等重点措置の解除のめどが立ったため、感染対策を行い開催することになった。  歌手の冠二郎さんをゲストに迎え、東海道五十三次や弥次喜多にまつわる

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  • 豚熱、ジビエ業界に影 消えたイノシシ 供給停滞、調達先を模索

     野生イノシシの豚熱(CSF)感染拡大が続く中、県内のジビエ(野生鳥獣肉)加工業者や料理店が苦境に立たされている。地元のイノシシの供給がほぼ止まり、新しい調達ルートやシカ肉への切り替えを模索している。  「獣道を歩いた跡がない。山からイノシシの気配がなくなった」―。浜松市天竜区の猟師、片桐邦雄さん(70)はため息をつく。  例年、11月~翌年3月の猟期中に100頭以上のイノシシを捕獲してきたが、2020年度以降は4割以下に減った。片桐さんは「今後5、6年は現在の状況が続くだろう」とイノシシが捕れない状況が続くとみる。  県によると、県内のイノシシ肉の処理実績は、18年度が677頭だったのに対し

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  • サッカー場に大型映像装置 藤枝総合運動公園

     サッカーJ3開幕戦の藤枝MYFC―ガイナーレ鳥取戦が行われた藤枝総合運動公園サッカー場で12日、新設の大型映像装置がお目見えした。試合前に点灯式を行い、北村正平藤枝市長がカウントダウン後にボタンを押し、運用を開始した。  大型映像装置は南サイドスタンド側に設けた。画面は縦6・3メートル、横11・8メートル。ハイビジョン相当のフルカラーLED方式で、総工費は3億5千万円。北村市長は「有事の際の防災機能としても、藤枝市は(スタジアムの)改修を進めていく。あとはJ2に上がるだけ」と藤枝MYFCを激励した。4月から一般に貸し出す予定で、今回は操作研修を兼ねた試験運用。  藤枝MYFCは2020年にJ

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  • 前向きに人生楽しんで 浜松商議所大会 池谷教授(東大)が講演

     浜松商工会議所は11日、本年度の会員大会を浜松市中区のホテルで開いた。会員約180人が参加し、東京大薬学部の池谷裕二教授(藤枝市出身)が「衰えない脳と生きる」と題して講演した。  脳内で記憶をつかさどる部位「海馬」を研究する池谷さんは「『加齢で記憶力が衰える』というのは俗説。脳自体は経年劣化しない」と説明した。  記憶力が衰えたように感じる理由として「保有する知識量が増える一方で、若い時に比べて積極的に覚えようとしていない。脳にとってはマンネリが最大の敵」と指摘。「物事を前向きに捉え、人生を積極的に楽しむ姿勢が非常に重要」と呼び掛けた。  大会の冒頭、創業100年を迎えた会員事業所8社の表彰

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  • 島田と藤枝に店舗を新設 島田掛川信金

     島田掛川信用金庫は11日、六合東支店(島田市東町)とたかおか支店(藤枝市高岡)をそれぞれ開設すると発表した。新築する店舗のオープン時期は六合東支店が2023年3月、たかおか支店が同5~7月ごろ。店舗新築に先立ち、いずれも22年11月までに、近隣支店の建物を利用する店舗内店舗として営業を始める。  地域での優位性確保と顧客の利便性向上が狙い。2支店の開設で、同信金の店舗は49店舗になる。

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  • 学苑講師佐貫さん 日本刺繍の作品展、3月14日まで 静岡

     SBS学苑パルシェ校と藤枝校で「日本刺繍(ししゅう)」講座の講師を務めている佐貫真理さん(藤枝市)の作品展が10日、静岡市駿河区桃園町のSBSリフォームプラザで始まった。14日まで。  鳥や花などの美しい刺繍を施した着物やハンドバッグ、手鏡など約20点を飾っている。鶴や花、月、波などを題材とした刺繍を見開きの2面の額に収めた独自の作品は、ひな人形やこけし人形などと一緒に飾ることで雰囲気を高める。日本刺繍の特色でもある重ね縫いの技法を用いた立体感のある刺繍も楽しめる。佐貫さんは「日本刺繍をより身近な物として感じ、挑戦する人が増えれば」と話す。

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  • 親子連れら参加 桜の新品種植樹 藤枝総合運動公園

     藤枝21世紀の森づくりの会はこのほど、2021年に桜の新しい品種として認定された「藤枝曙桜」の植樹を藤枝市の藤枝総合運動公園で行った。  親子連れら約50人が参加し、同公園の駐車場回りに接ぎ木苗3本を植えた。竹林の伐採やシイタケの駒打ち、カブトムシの幼虫収集なども楽しんだ。  藤枝曙桜は20年3月に同市高柳の工場敷地内で見つかり、日本花の会による調査で新種に認定された。オオシマザクラとソメイヨシノの雑種と推定される。開花初期は白色で、徐々にピンク色に変化するのが特徴。

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  • 藤枝市民有志 蓮華寺池公園にフジバカマ植え付け アサギマダラの飛来期待

     70歳以上の藤枝市民有志らでつくる「日本120学会藤枝支部」は9日、同市の蓮華寺池公園でフジバカマの苗の植え付けを行った。フジバカマが好物のチョウ「アサギマダラ」の飛来ポイントにすることを目指す。  植えた場所は蓮華寺池の南西側にある藤棚の近く。同支部会員の山崎猛さん(78)が畑で育てたフジバカマの苗約160本を用意した。会員ら約10人が参加し、土を耕したり畝をつくったりして植え付けた。  同支部によると、秋ごろに花を付ける見通し。アサギマダラの飛来は10月ごろという。山崎さんは「たくさん飛来し、蓮華寺池公園がより魅力的な場所になれば」と期待を込めた。  アサギマダラは「旅するチョウ」として

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  • 藤枝市の新庁舎整備 次世代見据え機能的に【黒潮】

     藤枝市は2022年度、同市岡出山にある市役所本庁舎の建て替えに向けた構想づくりに着手する。8年後の30年度ごろの完成を目指して計画を具体化させていく。アフターコロナを見据え、社会や時代の変化に対応した過不足のない機能を備えた建物にしてほしい。  市によると、本庁舎は1973年の建設から49年が経過した。建物としての余力は残っているというが、庁舎の建て替えには土地の設定や公共施設の再編を含め、多岐にわたる調整が求められる。早めに動きだし、議論を尽くすことを重視すべきだろう。  構想を練る上で、行政のデジタル化やスリム化がキーワードになりそうだ。窓口での手続きを電子申請で済ますなど、行政手続きの

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  • 元理事ら横領疑い 牧之原署2人逮捕 福祉法人6200万円被害か

     牧之原署と静岡県警捜査2課は8日、同市の社会福祉法人「正廉会」の資金を着服したとして、業務上横領の疑いで藤枝市前島3丁目、元同法人理事、団体職員の男(74)と吉田町神戸、会社員の女(57)を逮捕した。  2人の逮捕容疑は共謀し、同法人の資金の保管管理を担っていた2016年1月ごろから20年1月ごろのまでの間、複数回にわたって法人名義の預金から計740万円を容疑者らが管理する口座に送金し、横領した疑い。  同法人によると、2人は05年の法人設立時から在籍し、当時から会計職を担当。20年に行った内部調査によって横領が発覚し、同12月に懲戒解雇したという。被害総額は約6200万円に上るとみられる。

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  • 畑から出火、枯れ草焼く 藤枝市下之郷

     8日午前11時45分ごろ、藤枝市下之郷の畑から出火し、枯れ草約2400平方メートルを焼いた。藤枝署によると、畑を管理する70代農業男性が少量の枯れ草を燃やしていたところ、燃え広がったという。

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  • 茶況(3月7日)有機栽培でブランド化 藤枝市長が方針

     藤枝市の北村正平市長は市議会2月定例月議会の一般質問で、農林水産省が立ち上げ準備を進めている制度「オーガニックビレッジ」の取り組みなどを通して、茶などの農産物の有機栽培を推進していく方針を示した。  同制度は、国の支援を受けながら自治体と生産者、加工・流通業者、消費者らが一体となって地域の有機農業を活発化させることを目指す。  北村市長は「有機栽培の茶の産地として強力なブランドの形成を目指したい」と語り、必要となる基盤の整備を進めていく考えを明らかにした。

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  • 1月有効求人1・06倍 ハローワーク焼津管内 2カ月連続1倍台

     ハローワーク焼津は4日、管内(焼津市、藤枝市)の1月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・06倍で前年同月を0・27ポイント伸ばし、2カ月連続で1倍台となった。コロナ禍での「巣ごもり需要」増加を反映し、食料品製造業や運輸業・郵便業を中心に求人が増えた。  新規求人を産業別に見ると、製造業全体で前年同月比34・9%増の390人。外食を避け、自宅で食事を楽しむ傾向から、缶詰やインスタント食品の生産が高まり、食料品製造業は25・9%増の136人。こうした商品を首都圏を中心に輸送する需要も伸びたことで、運輸業・郵便業は93・3%増の172人となった。  飲食店は158・3%増の31人と大幅に伸ば

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  • フジの樹名板お目見え 藤枝順心高生がデザイン 蓮華寺池公園

     藤枝市の蓮華寺池公園内にある「藤の里広場」でこのほど、藤枝順心高生がデザインしたフジの樹名板がお目見えした。デザインを統一して見やすくした。市は新年度から広場の名称を「フジの庭園」に改める。市の花であるフジの魅力をより前面に押し出した空間として運営していく。  庭園は池の北西側の丘にあり、15種類75本のフジが立木として植えられている。同校の手工芸部員11人が、全ての木の前に立てるA5判の看板のデザインを考えた。  「紫長藤」「黒龍」「口紅」などの品種名と、「花房が長い」「密集した濃い紫色の花」「満開時は白色に近い」といったそれぞれの特徴を説明する文章や絵を記した。  部員らは同日、看板の設

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  • 健康食で新ビジネス、3年間の成果報告 静岡県などがフォーラム

     静岡県や県立大、県産業振興財団はこのほど、健康・食イノベーションフォーラムをオンライン形式で開いた。食品関連産業の高付加価値化を目指す健康食イノベーション推進事業が最終年度となり、関係者が3年間の事業成果を報告した。  県からビジネス開発を受託した2社が発表した。竹屋旅館(静岡市清水区)の竹内佑騎社長は、健康経営を志す企業の社員に提供したオンライン健康食ソリューションサービスを説明。食の学び舎くるみ(藤枝市)の中野ヤスコ代表は、ジュニア選手の健康習慣定着を目的に構築したスポーツ食育プログラムを披露した。  県立大の合田敏尚「ふじのくに」みらい共育センター長は、健康食の開発や社会実装を学術面か

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  • 看護師の道へ 40人巣立つ 焼津の専門学校卒業式

     焼津市東小川の県中部看護専門学校で5日、卒業式が行われた。県中部の40人が卒業証書を受けて、思い出の詰まった学びやを巣立った。  卒業するのは焼津、藤枝、牧之原、静岡、吉田など各市町に住む3年生の男女40人。香川二郎校長が一人一人に卒業証書を手渡した。  卒業生を代表し、鈴木優さん(21)=藤枝市=はこれまでの3年間を振り返り、「支えてくれた方々への感謝の思いを明日への力に変え、私たちは努力を重ねていく」と誓った。  4月から焼津市立総合病院や藤枝市立総合病院など主に地域の病院で看護師として働く。  新型コロナウイルス感染防止のため、会場内は卒業生、教職員、保護者のみとし、在校生はリモートで

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  • 商店街が美術館 藤枝の各店に本格アート

     藤枝市の上伝馬商店街で8日まで、各店舗内に絵画などを少しずつ展示する「上伝馬まちかど美術館」が開かれている。国内を代表する作家らが手掛けた本格的アートが並び、来場者は商店街を周遊しながら芸術鑑賞を楽しんでいる。  衣料品店や自転車店、八百屋、寺などに計約60点の絵画や立体造形、デジタルアートなどが飾られている。草間弥生さんや奈良美智さん、小松美羽さんら国際的な評価が高い作家をはじめ、気鋭の若手アーティストや地元で活動する作家も参加している。  全国各地の学校や地域コミュニティーで移動美術館を展開している栃木県足利市の「おもい・つむぎ財団」の協力を得て、藤枝市の「しずおかシニア生活支援センター

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  • 中央特支学校に発電機2台を寄付 藤枝の会社

     藤枝市の自動車部品卸売会社のトヨタモビリティパーツ静岡支社(籔内行雄支社長)は3日、社会貢献活動の一環として、インバーター発電機2台を静岡市葵区の中央特別支援学校に寄付した。  同社の多々良智行部長ら3人が同校を訪れ、発電機を届けた。贈呈式には同校の各部代表生徒らが出席した。  多々良部長は「何が学校で必要かを事前に聞いて購入した。災害時などに活用していただければ」と話した。  来年度生徒会長を務める高等部2年鈴木琳子さん(17)は「不測の事態にも落ち着いて行動ができるようになる。大切に使っていきたい」と感謝の言葉を述べた。  同社の同取り組みは今回で13回目。社内自動販売機収入や古紙売却益

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  • 和歌など題材 書の力作ずらり 藤枝市文化センター

     藤枝市書道連盟展が6日まで、市文化センターで開かれている。会員44人が計76点を出品した。和歌や漢詩などをテーマにした作品のほか、前衛書などが並ぶ。「鳥」にちなんだ書を飾る小品展も開催している。  メンバーは同市在住者が中心。日頃の成果を披露する場として年1回の発表の場を設けている。

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  • まちの各所で舞台上演 藤枝で演劇祭開催 6日まで

     藤枝市内の各所で演劇作品を上演する「藤枝ノ演劇祭」(藤枝宿世代をつなぐ商店街づくり実行委員会主催)が5日、蓮華寺池公園などで始まった。県内外の舞台人が出演し、まちに非日常の空間をつくり出している。6日まで。  白子名店街で白子ノ劇場を運営する演出家山田裕幸さんの発案で初めて開催した。山田さんは「観劇のためにわざわざ会場まで出掛ける演劇の特性を、まちの活性化に役立てたい」と意義を話す。  6日までの両日、山田さんが主宰する劇団ユニークポイントなど5団体が出演する。蓮華寺池公園のイベント広場や生涯学習センター、上伝馬商店街の大慶寺、茶町のひとことカフェなどを会場に、来場者の回遊を促している。  

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  • 清水港 駿河湾フェリー発着場 移転遅れ24年度に 川勝知事答弁

     静岡県議会2月定例会は4日、自民改革会議の落合慎悟氏(藤枝市)と森竹治郎氏(下田市・賀茂郡)、ふじのくに県民クラブの岡本護氏(浜松市中区)、公明党県議団の高田好浩氏(静岡市葵区)が一般質問を行った。川勝平太知事は、清水港の駿河湾フェリー発着場を現在の日の出地区からJR清水駅東口前の江尻地区に移転する計画について、2024年度内の移転を目指す方針を明らかにした。当初の見通しより約2年ずれ込む。森氏への答弁。  県は19年7月の県議会建設委員会で、駿河湾フェリーの発着場を遅くとも22年までに江尻地区の埠頭(ふとう)に移転する方針を示していた。遅れの理由について、港湾整備課は取材に「耐震化の設計や

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  • ウクライナ侵攻でロシアの行為非難 藤枝市議会決議

     藤枝市議会2月定例月議会は4日、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する議員発議の決議案を上程し、全会一致で可決した。  決議では、ロシアによる侵略行為を国際秩序の根幹を揺るがすとして強く非難するとともに、「核兵器を誇示して他国からの批判に対抗する姿勢は、非核平和都市宣言をしている本市にとって容認できない」「直ちに戦闘を停止し、軍を撤退するように求める」などと訴えた。

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  • 基盤整備、機械導入に遅れ 次代見据え改良【令和の静岡茶④/第1章 縮む現場④】

     農家60軒の茶園を10軒ほどに集積する-。本県有数の茶どころ牧之原市静波原地区で、小区画、ふぞろいだった茶畑を2019年から整理し、畝の方向をそろえるプロジェクトが進められた。  「一軒一軒、地権者への説明や個別交渉を続けて理解を求め、着工にこぎつけた」と事業を進めた静波原基盤整備組合代表の原間秀樹さん(55)。生まれ変わった茶園は計6・4ヘクタール。耕作者1人当たりの面積が単純計算で10アールから60アールに広がり、大型機械の導入が可能になった。  苗を植え替え、収穫は25年頃から始まる予定だ。原間さんは「小規模での経営継続が難しくなる中、農家の意識は変わりつつあった」とプロジェクトを振り

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  • 大自在(3月4日)パラリンピックブレイン

     右の上下肢は左側の脳が動かし、左の腕や脚は右側がコントロールすることが分かっている。ところが、義手や義足を身体の一部のように操作するトップアスリートの脳は、より広い範囲で運動をつかさどるのだという。  障害に適応して「再編」されるパラリンピアンの脳を東大大学院の中沢公孝教授は「パラリンピックブレイン」と名付けた。同名の書籍には、掛川市出身で昨夏東京パラの走り幅跳びで自己ベストを更新し4位入賞した山本篤選手(39)も登場。義足でない右脚の神経系にも変容が確認された。  2016年リオパラ400メートルリレーで山本選手とともに銅メダルを獲得した佐藤圭太選手(30)=藤枝市出身=は、山本選手との出

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  • 有機農業を後押し 全国に先駆け宣言へ 藤枝市長答弁

     藤枝市の北村正平市長は3日、有機農業の推進に向けて農林水産省が立ち上げ準備を進めている制度「オーガニックビレッジ宣言」について、全国の自治体に先駆けて名乗りを上げる意向を示した。市議会2月定例月議会で平井登氏(志太創生会)の一般質問に答えた。  同制度は、市町村の主導により生産者や加工・流通業者、消費者らを巻き込み、地域ぐるみで進める有機農業を後押しする。実施計画を策定したり取り組みを実践したりする際に、国の補助を受けることができる。  農水省は現在、枠組みづくりへ調整を進めている。2025年までに全国100市町村での宣言を目標に掲げる。  市によると、市内では91経営体が有機農業に取り組み

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  • ドラッグストアで窃盗疑い

     島田署は3日、窃盗の疑いで藤枝市田沼4丁目、会社員の男(39)を逮捕した。逮捕容疑は昨年7月11日午後1時ごろ、島田市内のドラッグストアで健康食品など36点(販売価格合計約14万円)を盗んだ疑い。

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  • 藤枝でイノシシ1頭豚熱

     静岡県は3日、藤枝市花倉で捕獲された野生イノシシ1頭が豚熱(CSF)に感染していたと発表した。県内の感染確認は358頭となった。

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  • 堀内(藤枝順心高)日テレ東京V入り サッカー女子WEリーグ

     サッカー女子WEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザは3日、藤枝順心高のDF堀内意(こころ)が新加入すると発表した。同校からのWEリーグ新加入は4人目。  神奈川県出身の堀内は、日テレ東京Vの下部組織の日テレ・メニーナ・セリアスから藤枝順心高へ。1年時から主力となり、全国高校女子選手権連覇に貢献した。2020年度はINAC神戸入りするDF井手ひなたとセンターバックのコンビを組み、全試合無失点に抑えた。セットプレーのキッカーを務めるなど、攻撃面でも存在感を示した。  堀内は「またこのクラブでプレーできることをうれしく思う。チームの勝利のために全力で頑張る」とコメントした。日テレ東京Vは全日本

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  • 黄瀬川大橋、架け替えへ 昨年豪雨被害【静岡県議会一般質問】

     静岡県議会2月定例会は2日、自民改革会議の西原明美氏(藤枝市)、坪内秀樹氏(清水町・長泉町)、中沢公彦氏(浜松市東区)、ふじのくに県民クラブの杉山淳氏(静岡市駿河区)が一般質問を行った。難波喬司副知事は昨年7月の豪雨被害を受けた、沼津市と清水町の境を流れる黄瀬川の黄瀬川大橋について、災害対応への強化などを理由に全面的に架け替える方針を表明した。坪内氏への答弁。  架け替えの理由に関し「水の流れを妨げている橋脚の数を減らし、災害リスクを低減することが必須。(橋の)道路幅が狭い問題があり、快適性を向上させる必要がある」と説明した。  架け替え工事期間中の交通を確保し、周辺への影響を抑えるために、

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  • 新庁舎完成は30年度目標 藤枝市長議会答弁「次世代型に」

     藤枝市の北村正平市長は2日、市役所本庁舎の建て替えについて、8年後の2030年度ごろの供用開始を目標にするとの方針を示した。市議会2月定例月議会の代表質問で、松崎周一氏(藤新会)への答弁。  市によると、22年度に大まかな構想をまとめ、基本計画の策定などを通して具体化していく。設計への着手は26年度を予定し、建設工事にかかる期間は2年間を見込む。場所は、現在の本庁舎の周辺を想定している。  費用確保のため、市は22年度に基金を設置する。初年度に5億円を入れ、それ以降も同等の金額を積み立てていく。総額の半分ほどを基金でまかなう方針という。  本庁舎は1973年の建設から49年が経過している。建

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  • 39歳まで関わり継続 子ども家庭課、若者支援課に改編 藤枝

     藤枝市の北村正平市長は2日、2022年度に「子ども家庭課」を「子ども・若者支援課」に改編すると明らかにした。0歳から39歳までの子どもや若者に対し、不登校や引きこもりなどの課題に切れ目なく支援する体制づくりを目指す。市議会2月定例月議会の代表質問で山本信行氏(公明党)に答えた。  市によると義務教育である中学生までに比べ、高校生や成人後の若者に対する支援は担当部署が変わることなどによって途切れがちだったという。一方、不登校をきっかけに引きこもりやニートになったり、社会との断絶が長期化することでさらに復帰が難しくなったりするケースも懸念され、一体的な支援が必要という。  関係機関を含めて組織す

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  • 鳥害対策条例検討 ふんや騒音に苦情 藤枝市、議会答弁

     藤枝市は2日の市議会2月定例月議会の代表質問で、市内の一部地域で多発している鳥害について、歯止めをかけるための条例の制定を検討していく方針を明らかにした。遠藤久仁雄氏(志太創生会)への答弁。  市によると、上伝馬地区などでカラスやハトが大量に集まり、ふんによる被害や騒音などの苦情が出ているいるという。  条例は、鳥に餌を与えることで周囲の環境に害を与えることを禁止する-といった内容を盛り込むことを想定している。新たな条例を制定するか、既存のまちづくり関連条例に項目を追加するなどの対応を考えていく。

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  • 清水港を1周 静岡と藤枝の小中学生、海上見学会【動画】

     清水港で静岡市と藤枝市の小中学生が水上バスに乗って港内を1周する海上見学会が開かれた。  子どもらを乗せた水上バスは、クレーンが並び立つ工場地帯や地球深部探査船「ちきゅう」が停泊する興津埠頭[ふとう]など、港の各所を巡った。カモメへの餌やり体験も実施し、船尾へ集まる鳥の姿に子どもらは歓声を上げた。  NPO法人夢づくり21(藤枝市)が開催している教育活動「ビオキッズ」の一環。見学を終えた須貝美咲さん(13)は「景色が本当にきれい。青い海にカモメや富士山も見ることができた」と話した。

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  • 官民協働で「スマホ教室」 藤枝市、情報格差の解消目指す【22年度予算案/志太榛原②】

     「スマホの操作で分からない点はありますか」。藤枝市内にある島田掛川信用金庫の支店で2月下旬、女性職員がスマートフォンを手にした高齢男性に尋ねた。職員の手ほどきを受けながらアプリの登録などを進めた男性は「電話やLINE(ライン)の使い方は慣れてきたが、アプリは良く分からない部分が多かった。不安があればまた聞きに来たい」と話した。  藤枝市が民間企業の協力を取り付けて進める「スマホ教室」の一場面。同市は、高齢者らを対象にしたデジタル活用サポートを官民協働で進めていく。同信金の支店のほか、市内3カ所の郵便局でも同様の取り組みが始まっている。  背景にあるのはスマホの普及とともに、コロナ禍で急速に進

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  • 集団暴行疑い 清水署、男4人を逮捕

     清水署は1日までに、静岡県中部の建設作業員の男性(19)を集団で暴行しけがを負わせた傷害の疑いで、県中東部の男4人を逮捕した。  逮捕されたのは沼津市西椎路の無職(20)、富士宮市小泉の建設作業員(20)、藤枝市大西町3丁目の建設作業員(23)、富士宮市の無職の男(21)。それぞれ1月29日から3月1日までの間に、同署が逮捕した。  4人の逮捕容疑は共謀して2021年11月上旬、清水港の埠頭(ふとう)で、被害者に殴る蹴るなどの暴行を加え右肩打撲などのけがを負わせた疑い。  同署によると、4人は男性と知人関係だった。同署は他にも暴行に加わった者がいるとみて調べている。

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  • 集団暴行疑い 静岡県内4人逮捕 清水署

     清水署は1日までに、静岡県中部の建設作業員の男性(19)を集団で暴行しけがを負わせた傷害の疑いで、県中東部の男4人を逮捕した。  逮捕されたのは沼津市西椎路、無職の男(20)、富士宮市小泉、建設作業員の男(20)、藤枝市大西町3丁目、建設作業員の男(23)の3容疑者と富士宮市の無職の男(21)。それぞれ1月29日から3月1日までの間に、同署が逮捕した。  4人の逮捕容疑は共謀して2021年11月上旬、清水港の埠頭(ふとう)で、被害者に殴る蹴るなどの暴行を加え右肩打撲などのけがを負わせた疑い。  同署によると、4人は男性と知人関係だった。同署は他にも暴行に加わった者がいるとみて調べている。

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  • マインクラフトで史跡再現 常葉大の栗田さん 藤枝の志太郡衙跡、仮想世界に

     常葉大造形学部4年の栗田淳史さん(22)=藤枝市志太=が、藤枝市南駿河台の国指定史跡「志太郡衙(ぐんが)跡」をマインクラフトで再現した。27日まで、同郡衙資料館で制作品の展示が行われている。栗田さんは「貴重な史跡だが、知名度が低いのが課題。ゲームを通じて市内外への発信強化につなげたい」と意義を語る。  マインクラフトは、ブロックを使って建物などを組み立てる人気ゲーム。栗田さんは「現在の郡衙跡」「発掘時の風景」「当時の建物が残る奈良時代のイメージ」の3作品を完成させた。奈良時代のイメージは資料館にある模型などを基に制作。駿河国志太郡の役所建物を、仮想世界でよみがえらせた。  卒業制作の一環とし

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  • 3月2日から代表、一般質問 藤枝市議会

     藤枝市議会2月定例月議会は3月2日に5会派による代表質問を、3、4日に計10人による一般質問を行う。  質問者と内容は次の通り。  【代表質問】藤新会(松崎周一)①2022年度施政方針・予算案▽市民クラブ(鈴木岳幸)①22年度予算と市政の運営②4K施策▽志太創生会(遠藤久仁雄)①コンパクト+ネットワークのまちを創る②産業としごとを創る③ひとの流れを創る④健やかに暮らし活躍できるまちを創る⑤上伝馬商店街におけるカラス・ハトによる環境悪化の解消▽日本共産党(石井通春)①来年度のコロナ対策-住民ニーズ(補償、検査等)に応える市の対応を②「デジタル化」の狙いから-自治体に期待される「防波堤」の役割③

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  • 献血に協力呼び掛け 藤枝ライオンズクラブ

     藤枝ライオンズクラブ(案間一博会長)はこのほど、藤枝市水守のホームセンター駐車場で献血の啓発運動を行った。  会員約10人が参加した。コロナ禍で血液が不足しているとして、看板などを手に協力を呼び掛けた。同クラブによると、1日の活動で131人の協力があったという。

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  • 等身大ひな人形 御殿飾華やかに 藤枝の大旅籠柏屋

     藤枝市岡部町岡部の岡部宿大旅籠(はたご)柏屋で4月3日まで、「かしばやのひなまつり」が開かれている。国内最大級の等身大のひな人形15体や、市指定有形文化財の「御殿飾」など華やかな展示が繰り広げられ、来場者は記念撮影を楽しんでいる。  等身大の人形は内裏びなや三人官女、五人ばやしなどが5段飾りで並ぶ。高さは中腰の人形が120センチ、座っているのが90センチほど。地元の人形師である、好光人形店2代目の故薮崎好光氏が1969年に完成させた。  御殿飾は京風のひな飾りで、京都御所を模した建物3棟に40体以上が並ぶ。このほか志太地区の風習で、男の子の誕生を祝う「志太天神びな」なども展示した。  入館料

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  • 動物や景色など水墨画35点並ぶ 27日まで藤枝

     藤枝市の「ふじえだ水墨友の会」の作品展が27日まで、同市文化センターで開かれている。講師の中西勤さんと生徒14人が計35点を出品した。  トラやサギなどの動物のほか、中国の仙人、旅先の気に入った景色などを表現した作品が並ぶ。  展示会は、月1回の教室で腕を磨いた成果を披露する場として毎年開催している。

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  • 富士と藤枝の道路変更了承 静岡県都市計画審

     静岡県の都市計画審議会がこのほど、県庁で会合を開き、富士市や藤枝市の都市計画道路の変更などを了承した。  JR富士駅北口の旧ショッピングセンター「パピー」前の道路は再開発事業に伴い、西側の道路に統合する。藤枝市から焼津市にかけて計画された志太中央幹線は県道焼津藤枝線との交差点を立体式から平面式に変え、付近の道路の高架も取りやめる。委員からは「立体化がふさわしいとは思わない」などと賛同する意見が出た。  人口減少を踏まえて前回の会合で打ち出した、市街化区域を拡大しない方針を巡っては、観光資源に関わる土地利用の場合、柔軟に対応する考え方が県から示された。

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  • 枯れ草火災で東海道線影響 藤枝

     24日午前11時25分ごろ、藤枝市上青島のJR東海道線藤枝―六合間の線路近くの河川敷から出火し、枯れ草約1800平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。藤枝署が原因を調べている。JR東海静岡広報室によると、上下8本が一部区間で運休したほか、上下9本に最大30分の遅れが出て、1470人に影響が出た。

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  • イノシシ2頭が豚熱 藤枝と島田

     静岡県は24日、藤枝市瀬戸ノ谷と島田市相賀で捕獲された野生イノシシ計2頭が豚熱(CSF)に感染していたと発表した。県内の感染確認は355頭となった。

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  • 伝統の親子丼、お弁当で再出発 静岡「中村屋」270年の歴史

     約270年の歴史を刻んだ地元の味を伝え続けたい-。昨年12月いっぱいで閉店した親子丼専門店「中村屋」(静岡市葵区常磐町)店主の次女倉田沙也加さん(35)が3月から、弁当専門の卸売店として再出発する。倉田さんは「違った提供方法で、変わらない味をこれからも届けていく」と意気込む。  中村屋は江戸時代中期の1753年に創業。大正時代ごろから親子丼の提供を始め地元で親しまれてきたが、店舗の老朽化に加え、父親の幸佳さん(66)が体調を崩したことなどから、閉業を考え始めた。  就職で県外に出るなどした兄や姉には後を継ぐ意思はなく、両親は廃業の準備を進めたが、倉田さんは「多くの常連さんがいて、自分もこの味

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  • 窓口でデジタル支援 島田掛川信金3支店 藤枝市と連携

     島田掛川信用金庫は22日、藤枝市内にある3支店で、職員が来店客にスマートフォンの使用方法などを教えるデジタル支援サービスをスタートした。高齢者らのデジタルディバイド解消を目的に、藤枝市と協働で進める取り組みの一環。  サービスを行う3支店は藤枝(駅前)、藤枝東(本町)、藤枝南(大洲)。各支店の若手職員らが指導役を務め、メールやインターネットの使い方のほか、市LINE(ライン)アカウントや市防災アプリの導入方法などを教える。渉外担当者による出張相談や、「年金ふれあいデー」など大人数の客が集まる際の相談イベントなども展開する予定。藤枝支店の紅林宏昌支店長は「地域課題の解決に貢献するとともに、来店

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  • J2昇格へ「一戦一戦」 ⚽藤枝MYFC 飽波神社で必勝祈願

     サッカーJリーグ3部(J3)藤枝MYFCは23日、藤枝市の飽波神社で必勝を祈願した。鎌田昌治会長、徳田航介代表、須藤大輔監督、選手ら約50人が参加。玉串の奉納など神事に臨み、2022年シーズンの躍進へ気持ちを新たにした。  昨年7月に須藤監督が就任した藤枝は、攻撃的なサッカーで巻き返しに転じたが、最終順位は10位。指揮官は「地域の人がチームを支えたくなるようなプレーを見せていく。先を見ず、一戦一戦取り組むが、全試合勝つつもりでやっていきたい」と抱負を述べた。  今季は2人主将体制で臨む。川島将主将は「2人で協力してチームをまとめたい」。杉田真彦主将は「J2に昇格できるよう神様にお願いした。自

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  • 自立センター新設へ 藤枝市長施政方針 生活、就労支援強化図る

     藤枝市の北村正平市長は21日、福祉政策課内に「自立生活サポートセンター」を新設し、生活、就労支援の強化を図る方針を示した。同日開会した市議会2月定例月議会の2022年度施政方針で表明した。  北村市長は、少子高齢化の進行に合わせて市民生活や家庭のニーズが多様化している上、コロナ禍で社会不安が増しているとして「複雑な福祉課題にワンストップで対応する総合的な相談体制を整えたい」とした。  議会には、過去最高の一般会計557億8000万円を計上した22年度当初予算案など33件を上程した。3月2日に代表質問、3、4日に一般質問を行う。

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  • 看護師の三枝さん 少女の保護に貢献 藤枝署から感謝状 

     路上で憔悴(しょうすい)していた少女の保護に貢献したとして、藤枝署はこのほど、藤枝市志太の看護師三枝夏音さん(23)に署長感謝状を贈った。  同署によると三枝さんは2021年12月16日午後6時ごろ、仕事から車で帰宅中、路上でうずくまっている10代の少女を見つけた。車を降りて、少女に上着をかけるなど介抱して人命救助に貢献した。少女は、自宅を出たまま行方が分からなくなっていたという。  枝村芳宏署長から感謝状を受け取った三枝さんは「寒い日だったので体調悪化を心配した。患者と毎日接する仕事柄、助けになりたいとの気持ちがあった」と話した。

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  • 「あつ森」で“しまい都市” 藤枝市と岐阜・瑞浪市提携 地域の魅力発信

     ニンテンドースイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の中に「島」を作って観光PRに取り組んでいる藤枝市と岐阜県瑞浪市はこのほど、「島好(しまい)都市」として提携を結んだ。相手の都市の名物を配置したスポットを互いに設けるなどして、地域の魅力発信に向けて力を合わせる。  島は、ゲーム内のプレーヤーが自由に訪れることができる。2021年に、藤枝市は「おちゃの島」と「サッカーの島」の二つを、瑞浪市は「みずなみ島」を完成させた。ともに地元の学生と協働して制作を進めるなど共通点が多かったことから提携が実現した。  おちゃの島の中には、瑞浪市の名物である美濃焼のこま犬や皿を設置。みずなみ島では、「

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  • 特殊詐欺発生受け撲滅へ意見交換 藤枝署など4団体

     連携して特殊詐欺撲滅に向けた活動を展開する藤枝署など4団体はこのほど、藤枝市内で特殊詐欺被害が発生したことを受けた対策会議を市役所で開いた。  ほかの3団体は市、市自治会連合会、藤枝地区職場防犯管理協会。それぞれの代表者が出席し、市民への注意を呼び掛ける方法などについて意見を交換した。  藤枝署の小沢哲也生活安全課長は「サギ電話に対して機械的な対策が付いた固定電話の導入や、金融機関の預手プランを進化させることが有効だ」との認識を示した。

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  • 写真撮影で線路に侵入疑い 藤枝署、70代女性を書類送検

     藤枝署は18日、写真撮影のために東海道線の線路に侵入したとして、鉄道営業法違反の疑いで藤枝市の70代女性を静岡地検に書類送致した。  送検容疑は2021年11月13日午前11時ごろ、藤枝市下青島の東海道線の線路内に立ち入った疑い。同署によると、女性はスマートフォンで電車を撮影するため踏切から入ったとみられ、「電車が好きで、珍しい車両を撮影したかった」などと供述しているという。  付近を走行する電車の運転士が女性に気付き、安全確保のため緊急停止した。運休や遅れが発生し、約4500人に影響した。

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  • 国1藤枝バイパスで3台絡む事故 18日、一時上下通行止め

     18日午後4時15分ごろ、藤枝市上薮田の国道1号藤枝バイパスで乗用車など3台が絡む事故があり、4人が重軽傷を負った。藤枝署によると、片側1車線の下りを走行していた乗用車がワゴン車に追突。はずみで中央線をはみ出したワゴン車と、対向車線の乗用車が衝突した。ワゴン車の男性(56)が足に重傷を負ったほか、対向の乗用車の女児(5)を含む3人が軽傷のもよう。事故処理のため、薮田西インターチェンジ(IC)-薮田東IC間の上下が一時通行止めになった。

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  • イチゴ超促成栽培 ジャパン・ベリー(藤枝市) 収穫ずらしブランド化【静岡ものづくり最前線】

     夏から秋にかけてイチゴの株元を冷やすなどして収穫を早めたり、次の収穫までの時期を短縮したりする栽培方法に取り組んでいる。昨期に試験導入し、本格的な栽培に乗り出した今期は収穫量の大幅な増加につながっている。  気温が下がると実を付けやすくなるイチゴの性質を利用している。7月ごろから1カ月ほど、夜間に苗を冷蔵庫に入れる「夜冷」処理を施す。その後ビニールハウス内に定植し、株元に配置した管に15~18度の冷水を流す「クラウン冷却」を行う。  これにより、通常の収穫期より2カ月ほど早い10月上旬に1回目の収穫ができるようになった。再び実を付けるまでの間隔も短くなり、需要がピークを迎えるクリスマスや正月

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  • 多機能カーブミラー効果検証 出合い頭事故防止へ 藤枝市、民間と開発

     藤枝市は16日、民間と共同で開発した、通行車両の存在をライトで警告する多機能カーブミラーの実証実験を同市志太の市道交差点でスタートした。見通しの悪い交差点に設置することでドライバーに注意を促し、出合い頭事故を防ぐ効果が期待される。  人工知能(AI)と連動させた監視カメラで交差点に進入する自動車やバイクなどを識別し、カーブミラーに発光ダイオード(LED)ライトを点灯させて知らせるシステム。同市によると、設置は全国で初とみられる。主にカーブミラー部分の開発を村上開明堂、AI機能を沖電気工業が担当した。  実験での設置場所は青島東小の西側にある交差点で、過去5年で8件の出合い頭事故が起きている。

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  • 茶況(2月16日)濃縮カテキン入りチョコ菓子を開発 牧之原など製茶3社

     製茶問屋の岡部茶(藤枝市)と小栗農園(牧之原市)、沢田行平商店(同市)はこのほど、濃縮カテキン入りチョコレート菓子「たたかうチョコヒーロー」を共同開発した。  新型コロナ禍で健康志向が高まる中、茶の主成分であるカテキンを健康に生かす取り組みの一環で開発した。  濃度55%のカテキンをミントチョコに練り込んで苦みを和らげ、ナッツでサクサクとした食感を生み出した。表面には粉末状にした県内産の有機緑茶をまぶした。1袋当たり湯飲みで緑茶5杯分のカテキンを含むという。  商品は現在、クラウドファンディングサイト「マクアケ」で販売中。今後、小売店などでの一般販売も予定している。

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  • ひっつき虫ちくちく 賢い繁殖戦略【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑪】

     草むらや土手を駆け回ると、ズボンや袖口などに草の種がくっついて取るのに苦労します。迷惑な種たちですが、動物を使って子孫を広めようとする植物の巧みな繁殖戦略であることに、遊びを通して気づかせたいと思います。  通称「ひっつき虫」は、県内では「とびつかみ」とも呼ばれ、何種類もあります。どこにでも出没して取り外しにくい嫌われ者は、「ちくちくバンバン」「ちくちくボンバー」と呼ばれるコセンダングサ。2センチほどのラグビーボール形で全身トゲトゲのオオオナモミは最も貫禄があります。衣類に付けて絵を描いたり、仲間と当てっこしたりして遊びます。オナモミダーツは、フェルトなどで的を作り、図のようなつまようじを使

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  • 藤枝市22年度予算案 将来基盤の構築に重点 10年連続過去最高

     藤枝市は15日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度から11億円増の557億8000万円で、10年連続で過去最高を更新した。アフターコロナを見据えた将来基盤の構築や、市民生活を支える施策を重点的に進める。  歳入の柱となる市税は9億円増の211億円。コロナ禍での地域経済の停滞が限定的だったことから、法人市民税の40・4%増をはじめ、個人市民税、固定資産税のいずれも増額を見込む。市役所新庁舎の建設基金に5億円を積み立てるため、繰入金を45・8%増と大幅に増額して対応する。  継続的な大規模事業では、中心市街地の再開発推進に2億5600万円を計上。高層マンション建設に向けて事業計画

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  • 茶況(2月14日)茶拠点施設開館へ 新商品開発を推進 藤枝

     藤枝市の蓮華寺池公園内で4月に茶文化発信・観光交流拠点施設がオープンするのに合わせ、施設の運営団体の一つである「TEA SEVEN協同組合」が記念商品の開発を進めている。  同組合は藤枝市内の茶業関係7団体(6茶商、1農家)でつくる。新商品は、それぞれの団体が生産したり仕入れたりした茶葉を使った7商品で、統一シリーズとして販売する方針。ほかに藤枝のブランド茶「藤枝かおり」の新商品も揃える予定という。  同施設は、「とんがり屋根」の愛称で親しまれた旧藤枝製茶貿易商館の一部を移築して整備される。

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  • 藤枝の魅力、英語で伝える 市職員グループが動画制作

     外国語が得意な藤枝市の職員のグループが藤枝の魅力を紹介する英語版PR動画を制作し、14日に市役所でお披露目した。外国人に向けた情報発信を強化し、アフターコロナを見据えた交流人口拡大につなげる。  観光名所や特産品、市の重点施策などを6分間の動画でまとめ、英語の字幕を付けた。蓮華寺池公園の藤まつりや朝比奈大龍勢のほか、サッカーが盛んなこと、健康や教育といった「4K施策」を紹介した。  動画は、市の公式SNS(会員制交流サイト)や海外とつないだオンライン交流会、国際交流イベントで放映するなどして活用していく。  グループの名称は「フジエダ・グローバル・プロジェクト・チーム」。英語の実用的な学習経

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  • 江戸の旅情 五右衛門風呂“復活”へ 藤枝「岡部宿大旅籠柏屋」

     藤枝市岡部町岡部の国登録有形文化財「岡部宿大旅籠柏屋(おおはたごかしばや)」にある五右衛門風呂について、同市は来年度から、入浴体験ができる施設を目指して改修工事を進める方針を固めた。昔の浴室を“復元”し、東海道の旅情をよりリアルに体感できるようにする。  風呂は、内部を公開している主屋とは別棟の木造平屋の建物内にあり、ほとんど存在を知られていなかった。江戸時代後期に建てられた主屋よりは新しく、明治時代以降に作られたとみられる。サイズは直径75センチ、深さ65センチほどで、コンクリート製に近い構造とみられる。  市によると、別棟の建物や風呂設備は老朽化が進み、全面的な改

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  • ポリ袋で手作り エプロンを寄贈 藤枝災害支援ネット

     藤枝市の市民団体「藤枝災害支援ネットワーク」(吉田令子代表)はこのほど、同市の私立幼稚園・認定こども園協会と保育協会にポリ袋で手作りしたエプロン700枚を寄贈した。  私立の認可保育所や認定こども園、幼稚園の計34園に届けられる。新型コロナウイルスやノロウイルスなどの感染対策として、園児の吐しゃ物の処理時などに活用される。  市役所で贈呈式があり、吉田代表が私立幼稚園・認定こども園協会の稲葉俊英会長と保育協会の井原佳明会長に贈った。吉田代表は「感染症の予防などで役立ててほしい。簡単に作れるので、作り方を知ってもらうきっかけにもなれば」と話した。  エプロンは容量45リットルのポリ袋を素材に作

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  • 鳥獣と力強い「廻」の文字 特支学校生徒と書家吉永さん 焼津で巨大絵画作成

     焼津市の市総合福祉会館の玄関吹き抜けに、藤枝特別支援学校焼津分校の生徒と藤枝市の書家吉永益美さんが共同で制作した巨大絵画が展示されている。3月下旬まで。  作品は縦3メートル、横4メートル。昨年秋ごろから制作活動が始まった。同分校の美術部生徒が「樹花鳥獣図屛風」からイメージし、ゾウやキリン、ライオンといった動物を描いた。吉永さんは生徒の絵からインスピレーションを受け、「廻(めぐる)」という一文字を書き入れた。  市によると、吉永さんはコロナ禍の現状を踏まえ「廻り巡っておもいが帰ってくる。夢や希望を大事にしてほしい」と文字を選んだ理由を語ったという。  同分校生徒と吉永さんのコラボシリーズは今

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  • 陸上2冠佐藤 最優秀男子選手に アジアパラリンピック委

     東京パラリンピック陸上金メダリストで、藤枝市出身の佐藤友祈(32)=モリサワ、静清工高出=がこのほど、アジアパラリンピック委員会のアジア大賞最優秀男子選手賞を受賞した。  日本パラリンピック委員会などによると、佐藤は東京パラの男子400メートルと1500メートル(ともに車いすT52)で金メダルを獲得したことや、小中学校で講演会を実施するなどの社会的な活動が評価されたという。  佐藤は「自分の夢を実現するために努力を続ける。パラリンピックで再び金メダルを獲得し、世界記録を樹立する」とコメントした。

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  • 離婚の養育者への給付金 2月18日から申請受け付け 藤枝市

     国の子育て世帯への臨時特別給付金(10万円)を巡り、藤枝市は10日までに、離婚などを理由に受給できなかった養育者を対象にした給付申請を18日から受け付ける方針を決めた。国が給付制度を見直したことを受けての対応。  市によると、3月18日に申請を締め切り、同25日に支給を完了する予定。対象者は43世帯の子ども70人ほどの見通し。元配偶者から給付金の全額や一部を受け取っている場合、その額を控除するとしている。  支給の対象になるのは、2021年9月以降22年2月末までに離婚したか、離婚協議を進めている場合などを想定している。

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  • 下着盗の元警官に懲役2年6月求刑 静岡地裁公判

     女性警察官方のベランダに侵入し、下着を盗んだとして住居侵入と窃盗の罪に問われた函南町、元島田署員の男(27)=懲戒免職=の論告求刑公判が10日、静岡地裁(国井恒志裁判官)であり、検察側は懲役2年6月を求刑した。  論告で検察側は「常習的で手慣れている」と悪質性を指摘。法令を守ることが当然の警察官だったことを踏まえ、「警察に対する信頼を揺るがせる言語道断の犯行」と訴えた。一方、弁護側は被告が反省し、性犯罪の再犯を防ぐための専門的治療も受けているとして執行猶予付き判決を求めた。  起訴状によると、被告は2020年8月4日、当時住んでいた藤枝市内の警察官舎で、隣室の女性警察官方のベランダに侵入した

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  • 茶況(2月10日)インドネシア人に茶文化の魅力PR

     静岡県中部7市町でつくる観光まちづくり組織(DMO)するが企画観光局などはこのほど、藤枝市の玉露の里で、インドネシアの旅行代理店社員らにオンラインで茶道の魅力を伝えるイベントを開いた。  新型コロナウイルス禍の収束後の海外往来再開を見据え、観光地やお茶に興味を持ってもらおうと企画した。同DMOの米国人職員リチャード・スウィートさんらが画面越しに、玉露の喫茶体験の様子や、日本庭園の風景などを紹介しながら中継し、日本文化をPRした。

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  • 県立高校の越境入学 6校に県外生徒38人 静岡県教委公表へ

     サッカー強豪校の静岡県立藤枝東高(藤枝市)が、保護者の県内転居の実態がない県外出身の生徒をサッカー部員として受け入れていた問題を巡り、県教委が全県立高に実施した実態調査で、同校を含む6校で38人の県外生徒の在籍が確認されたことが9日、関係者への取材で分かった。県教委は10日に会見を開き、詳細を公表する。  関係者によると、38人のうち藤枝東高の生徒は25人。いずれも保護者が県内に転居したことが確認できず、生徒が単身で県内に居住している状況という。  県立高の入試実施要領では、県外生徒の出願について「近く保護者とともに転住することが明らかな場合」や「通学の便宜上、本県の最寄り校への志願が妥当な

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  • 持続可能な働き方を 藤枝市の女性活躍会議が提言 男性意見も反映

     藤枝市は9日、女性職員でつくる女性活躍推進会議「フジェンヌ」の本年度のメンバーらによる「働きやすい職場環境づくり」に関する提言発表会を市役所で行った。今回は男性職員も調査研究に加わり、男性の視点も取り入れた上で育休取得推進や持続可能な働き方の実現に向けて意見を述べた。  男性が育休を取得しやすくするため管理職のマネジメント項目に取り入れることや、柔軟な休暇制度の導入を提案した。トラブルなどを抱えた職員のサポート態勢として、元職員らによるワンポイント・リリーフ制度の導入やダブル担当制の徹底などを訴えた。  発表後、北村正平市長に提言書を手渡した。北村市長は「それぞれがはっきりと意見を言える風通

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  • 加工会社元社長ら追送検 20年8月カツオ窃盗容疑 焼津署

     焼津漁港(焼津市)に水揚げしたカツオが流通段階で抜き取られた事件で、焼津署は9日、窃盗の疑いで焼津市の水産加工会社元社長の男(60)=同市大村新田=、同社元役員の男(47)=藤枝市藤枝4丁目=の両被告と、焼津市内に住む焼津漁業協同組合の男性職員(31)を静岡地検に追送検した。  3人の追送検容疑は共謀して、2020年8月に新潟県の船会社が水揚げした冷凍カツオ930キロ(約13万9千円相当)を焼津市内の魚市場で盗んだ疑い。両被告については、静岡地検が焼津市の極洋水産が水揚げした冷凍カツオを盗んだとして窃盗罪で静岡地裁に起訴している。

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  • 教室復帰へ指導員 藤枝市22年度、中学に1人ずつ配置

     藤枝市は2022年度から、市内の全中学校に1人ずつ、計10人の登校支援教室指導員を配置する方針を固めた。コロナ禍で不登校の生徒が増加傾向にある中、別室登校の生徒に対して専属指導員が継続的な支援を行うことで教室復帰や社会的自立につなげる。関連費用を新年度予算案に計上する。  集団になじめない生徒らの居場所として各校に登校支援教室を設け、指導員がほぼ常駐で対応に当たる。集団適応への指導や所属学級の見回り、家庭訪問、学習指導などを行う。指導員には教員免許所有者が就く。  市によると、21年10月現在、市内の中学10校の不登校生徒は140人、別室登校生徒は44人。各校はこれまでも、教室に入れない生徒

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  • 茶況(2月7日)ジュニアお茶博士 藤枝で認定講座 26日、小学4、5年対象

     藤枝市お茶のまち推進室は26日、小学4、5年生を対象にした「藤枝ジュニアお茶博士」認定講座を同市堀之内の茶商工業協同組合で開く。子どものうちから地場産業である茶業に関心を持ち、藤枝茶の発信に一役買ってもらう。  午前と午後の2部制で、計約50人が参加する予定。茶業の歴史や種類を知る座学のほか、煎茶や玉露のおいしい入れ方を学ぶ実習などを行う。  受講後は、各種イベントで呈茶サービスするなどPR活動に参加する。  同推進室によると、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、延期や中止の可能性があるという。

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  • 旅客数135万人向け積極投資 多面的な誘客策に注力 富士山静岡空港社長/西村等氏【本音インタビュー】

     2019年から静岡空港の運営を担う富士山静岡空港株式会社(牧之原市)のトップとして、利用客増に向けた指揮を執る。新型コロナウイルスの影響が長期化する中、収束後を見据えて空港機能の強化に取り組む。現状や今後の戦略について聞いた。  ―本年度の空港利用の状況は。  「国際線欠航に加え、夏の繁忙期には緊急事態宣言が発令されるなど厳しい状況が続いた。しかし感染状況が比較的落ち着いていた年末年始は国内線の旅客数がコロナ前とほぼ同等だったこともあり、空港が必要とされていることを再確認した。感染の再拡大で見通しが立ちにくい状況ではあるが、最終的には20万人前後の利用を見込んでいる」  ―積極投資の狙いは。

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  • 豆乳カレー共同開発 藤枝北高生と田子重、2月18日から販売

     藤枝市の藤枝北高とスーパーマーケットを展開する田子重は、地元食材を使ったオリジナルカレー「豆乳カレー」を共同開発した。18日から藤枝、焼津、島田3市の田子重7店舗で販売する。同校で4日に完成発表会を行った。  授業で「食の6次化」を研究している3年生12人が総合学習の一環で取り組んだ。地元豆腐店の豆乳や特産のシイタケを食材に使い、スパイスの効能も研究した。試食会の結果を踏まえて改良を重ねながら完成させた。  開発リーダーの山内楓さん(18)は「ヘルシーなメニューを目指した。マイルドな味なので豆乳が苦手な人でも食べやすい」と紹介した。  レトルトカレーは税抜き298円、カレーライスの弁当は同3

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  • 義農 清兵衛の胸像除幕 飢餓農民を救済、功績伝承 藤枝

     藤枝市高柳の住民らでつくる「義農 石上清兵衛顕彰会」などは4日、地元の高柳神社の境内に建立した清兵衛の胸像の除幕式を行った。江戸時代、命を賭して飢餓にあえぐ農民を救済した清兵衛の功績を伝え、郷土の発展につなげていく。  同顕彰会によると、清兵衛は高柳地域の庄屋だった。当時、地域を治めていた田中藩の年貢取り立てが厳しかった上、不作が続き、農民は困窮していた。清兵衛は藩の役所で年貢の減免を直訴し、引き換えに処刑されたという。今年は没後330年にあたる。  建立した胸像は、台座も入れて高さ約2メートル。周辺に七つの石を敷き、高柳7町内会の協力を表現した。彫刻家松田裕康さんが制作し、台座の題字は北村

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  • 劇作家平田さんら対談 藤枝、「演劇」通じ魅力ある街に

     藤枝市で3月に開かれる「藤枝ノ演劇祭」に向けたトークイベント「演劇を通じたまちづくりの可能性」がこのほど、藤枝市民会館で開かれた。劇作家平田オリザさんと、市内で白子ノ劇場を運営する山田裕幸さんが、まちの魅力を高める文化活動の可能性について対談した。  演劇祭を企画した山田さんは、初開催に向けた準備の様子や意義を語った。市民が文化芸術に触れる機会を提供するだけでなく「話題に上げたり、ポスターを貼ったりするだけでも参加できる。緩やかに地域とつながる仕組みがまちに人を呼び、交流を増やす鍵になる」と語った。  平田さんは演劇づくりの過程で他者の気持ちを理解し、周囲と協働する点が教育的な意味を持つと指

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  • 書道連盟 書きぞめ藤枝地区展 石切山さん、長田さん知事賞

     静岡県書道連盟と藤枝市書道連盟はこのほど、第74回県書きぞめ展藤枝地区展(静岡新聞社・静岡放送後援)の入賞、入選者を決めた。最高賞の知事賞には石切山莉登さん(朝比奈第一小5年)と長田菜月美さん(青島中3年)が輝いた。  藤枝地区展には幼児から一般まで1173点の出品があった。1月下旬に市文化センターで展示会開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。  その他の主な入賞者は次の通り。  県議会議長賞 海野吏音(藤枝小3)山竹莉奈(焼津中央高1)▽県教育長賞 今泉遥香(青島小2)佐藤千絢(岡部小6)▽市長賞 白鳥萌音(青島小5)岡村璃子(青島小6)寺田理紗(高洲中1)

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  • 静岡県内工芸家の名品並ぶ 松坂屋静岡店で展示即売 2月8日まで

     静岡県内を代表する工芸家らの作品を展示即売する「静岡の工芸2022」が2日、静岡市葵区の松坂屋静岡店で始まった。8日まで。  陶芸や染色、木竹工芸、キルトといった分野を専門とする県内作家7人の作品約150点が並ぶ。県工芸家協会の会員や、前年度の県工芸美術展で入賞した作家の作品が中心。同協会の会長で陶芸家の小割哲也さん=富士宮市=の作品もある。  同美術展で最優秀会員賞を受けた磁器作家の小形こず恵さん=藤枝市=は、受賞作「霧染鉢『蓮彩』」をはじめ、皿やカップ、鉢など約30点を出品。「草花をモチーフに新型コロナ禍でも心がほっこりするような作品に仕上げた。実際に使ってほしい」と期待を込めた。  午

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  • ハローワーク焼津12月有効求人 4カ月ぶり1倍台に 

     ハローワーク焼津は1日、管内(焼津市、藤枝市)の12月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・02倍で前年同月を0・23ポイント伸ばし、4カ月ぶりに1倍台を回復した。コロナ禍収束の兆しが見え始めた昨年12月の状況を反映し、製造業や飲食サービス業を中心に求人が増えた。  新規求人を産業別に見ると、製造業全体で前年同月比19%増の338人。現場の作業員に加え、営業社員の求人需要も高まり、生産用機械器具製造業で625%増の29人、金属製品製造業で117・6%増の37人となった。  年末年始に駅前を中心に出かける人が増えたことも影響し、サービス関連全体の求人数が前年に比べて大幅に伸びた。宿泊業・飲

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  • 紙素材を作品の“肌”に 現代美術家・楡木令子さん(藤枝市)

     1990年代から紙を素材にした立体作品を発表する現代美術家楡木令子[にれきれいこ]さん(東伊豆町出身)。昨年、藤枝市の地域おこし協力隊の一員になり、中山間地域で子どものアート教室を実施している。  富士市で開催中の個展に設置したインスタレーションは、95年に初めて紙で創作した「人の抜け殻」7体が中心。ベルリン芸術大院在籍時に再生紙の卵パック約5千ケースを砕いて水に溶かし、粘性を高めて形を作った。高さ170センチほどの作品群はアーティストとしての“原点”だ。  「粘土を使ったこともあるが、完成までのプロセスが長すぎる。鮮明な像として結ばれたアイデアがだんだんぼやけて鈍く

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  • 記者コラム「清流」 巨樹の力

     自宅から数キロ圏内の寺社境内や河川敷に「大慶寺の久遠の松」や「月見里(やまなし)神社のクスノキ」といった数多くの巨樹がある。散歩やジョギングの目印にしながら鑑賞を楽しんでいる。  地元の環境保護団体「藤枝21世紀の森づくりの会」がまとめた冊子によると、藤枝市内には少なくとも89本の「巨樹・古木」が現存しているという。冊子ではそれぞれの巨木や周辺地域の歴史も紹介している。  根元近くで枝分かれしていたり、表面がコケまみれだったりと立ち姿はさまざまだが、いずれも近くから見上げればその威容に圧倒される。木が生きてきた長い時間に思いをはせると、自分の悩みなどちっぽけに感じられ、元気が出てくるから不思

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  • 藤枝市「バス停型タクシー」出発 五十海市立病院線の運行開始

     藤枝市は1日、民間タクシー会社の協力を得て、バス停型乗合タクシー「五十海市立総合病院線」の運行を開始した。高齢者らにとっての生活の足を確保するとともに、運用の無駄を減らすことで持続可能な交通網の構築を目指す。  乗合タクシーは五十海地区と同病院を結び、藤枝地区の住宅街などを経由する。医療機関や市役所、地区交流センター、スーパー、金融機関などの近くにある20カ所のバス停で乗り降りできる。料金は距離などによって200~400円。  五十海発は午前7時半から、同病院発は午前10時半から運行し、いずれも1時間おきに計9便を用意した。一方、予約制のため、利用者がいる時だけ希望区間を走行する形になる。運

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  • 自宅放火未遂で起訴 静岡地検

     静岡地検は1日、現住建造物等放火未遂の罪で、藤枝市五十海1丁目、無職の男(57)を静岡地裁に起訴した。裁判員裁判の対象。  起訴状によると、被告は1月9日午前10時ごろ、自宅の和室で、床に積まれた弁当容器などの上にティッシュペーパーを置いて火を付けたが、翻意して自ら消火したとされる。

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  • 焼津カツオ盗 漁協職員ら4人を追起訴 静岡地検

     焼津市の焼津漁港に水揚げされたカツオが流通段階で抜き取られた事件で、静岡地検は31日、窃盗の罪で焼津漁業協同組合職員の男(40)=同市東小川2丁目、同罪で起訴済み=ら4人を静岡地裁に追起訴した。  他に追起訴された3人は、焼津市の水産加工会社社長の男(60)=同市大村新田=、同社役員の男(47)=藤枝市藤枝4丁目=、運送会社元社員の男(47)=焼津市本中根=の各被告。  起訴状によると、4人は共謀し、2020年8月29日午前7時ごろから同8時20分ごろまでの間、焼津漁港の魚市場で、冷凍カツオ約1・6トン(時価計約32万円)を盗んだとされる。必要とされる計量を行わず、カツオが入ったパレットに「

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  • スマホアプリで公園情報発信 希望条件検索、思い出投稿も 藤枝市

     藤枝市は2月1日、スマートフォンアプリ「パークフル」を活用し、市内170カ所の市営公園の情報発信を開始する。子育て世代や地域の散策を楽しむ人などが希望の条件に合う公園を探せるほか、利用者がそれぞれの公園での思い出を投稿し、フォローできるのも特徴という。  同アプリは都内のIT会社「パークフル」が運営する。地図上で現在地の近くにある公園を確認したり、遊具の種類やトイレの有無など設備名から公園を検索したりすることができる。  市はアプリを活用して各公園の魅力発信に役立てる。市花と緑の課の職員が各公園を巡って撮影した写真を示すほか、見頃を迎える花の情報などを掲載していくという。  同課の担当者は「

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  • 茶況(1月31日)「百茶文」複製 藤枝市に寄贈 日本書道教育協会

     日本書道教育協会はこのほど、歴史的文献に記された「茶」の字を基に、100字の「茶」を並べた書作品「百茶文(ひゃくちゃもん)」の複製を藤枝市に寄贈した。蓮華寺池公園で4月にオープン予定の茶文化発信・観光交流拠点施設内で展示される予定。  同協会理事長で静岡大名誉教授の平形精一(精逸)さんらが市役所を訪れ、北村正平市長に手渡した。平形さんは「好きな字を探すことなどを通し、茶に関心を持つきっかけになれば」と話した。  百茶文は、中国や日本の古典、各種文献資料などの中から、空海や千利休らの「茶」の字を厳選して紹介している。寄贈品は、平形さんによる揮毫(きごう)で制作し、2006年に県に寄贈した作品の

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  • 社説(1月31日)藤枝東高県外入学 規定抵触 真摯に反省を

     高校サッカーの強豪校、静岡県立藤枝東高(藤枝市)が、保護者の県内在住を入学の前提条件とする県教委の規定に対し、単身で転居した県外からの生徒をサッカー部で受け入れていた。  県立高校は県費で運営され、県教委も「県民を対象とするのが原則」としている。県の公立高校入学者選抜実施要領は、県外生徒の志願は保護者が県内に転居する場合か、自宅から近い県内の学校へ隣接県から通学する場合に限ると明記している。例外的に、焼津水産高は水産科のない県から、川根高は過疎化対策としてそれぞれ認める。藤枝東高は規定に抵触していたことを真摯[しんし]に受け止め、反省すべきだ。  県外受験生は出願時に中学校長の証明書等で転居

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  • 旅して親しむ 静岡の食文化 県、3カ所でモデル事業着手へ

     静岡県は2022年度、県内の豊かな食資源と食文化を生かした新たな旅行形態「ガストロノミーツーリズム」の普及に向けた事業に着手する方針を固めた。新型コロナウイルス感染収束後に回復する観光需要を見据え、モデルツアーや情報発信に取り組む。22年度当初予算案に観光分野として4千万円を計上する方向で調整し、関連する他分野の予算化も検討している。  日本一高い富士山と日本一深い駿河湾を有する本県は風土に恵まれ、農林水産物の生産数が439品目と全国トップクラスを誇る。同事業では県内各地で古くから親しまれている食材のほか、地域特有の調理方法や食べ方などの文化的要素を幅広く紹介し、食目当ての旅行者を誘客する。

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  • 高校3年生に歯ブラシ贈呈 藤枝歯科医師会

     高校卒業後の口腔(こうくう)ケア意識の向上を図ろうと、藤枝歯科医師会(岡本康雄会長)は、藤枝市内8高校の3年生1311人に歯ブラシを寄贈する。藤枝東高で27日に贈呈式を行った。  同会によると、高校までは定期的に歯科健診を受けることができるが、卒業後は機会が減少し、口腔ケアへの関心が低くなりやすいという。正しい歯磨きのやり方や、虫歯や歯周病の危険性を記したリーフレットを贈呈品に添えた。  藤枝東高の贈呈式には岡本会長が出席。受験期を迎えている3年生は感染症対策として自宅学習になっているため、2年生の保健委員長横田珠己さんと同委員萩原光風さんの2人に手渡し、3年生に届けてもらうように依頼した。

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  • 藤枝市、非課税世帯10万円給付 最短2月18日

     藤枝市は27日、住民税非課税世帯向け臨時特別給付金(1世帯当たり10万円)について、対象の世帯に確認書を送付した。書類の返送、審査を経て最短で2月18日に口座振り込みで支給される。  給付金は新型コロナウイルス感染症を巡る国の経済対策の一環。  感染症の影響で収入が減少し、非課税世帯と同様の事情にある家計急変世帯も対象になる。家計急変世帯の場合、申請書は市役所窓口や市ホームページ上で2月上旬から配布、公開する。申請の受け付け開始は同15日、最短の給付は3月8日を予定している。  問い合わせは市コールセンター<電054(643)3335>へ。

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  • カード詐取容疑 仲介役の男逮捕 藤枝署

     藤枝署と静岡県警捜査4課は27日、詐欺の疑いで千葉県市川市新井2丁目、無職の男(59)を逮捕した。藤枝市を含む県内外で活動していた特殊詐欺グループの一員で、受け子に指示を出すなどの仲介役だったとみられる。  逮捕容疑は仲間と共謀して2021年6月14日、郵便局員などをかたって茨城県取手市の無職女性(88)宅に「指紋登録できるキャッシュカードに交換する必要がある」などと電話し、女性宅を訪れてカード計4枚をだまし取った疑い。  同署によると、女性の口座からは約80万円が引き出された。

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  • 石彫刻 水守中央公園に2基設置 藤枝 地元出身の杉村さん制作

     藤枝市水守の水守中央公園に、地元出身の彫刻家杉村孝さん(84)が地域への思いを込めて制作した石彫刻2基が設置された。公園を管理する市は26日、関係者を招いて除幕式を行った。  設置したモニュメントは「伸(のびる)」と「籠(こもる)」。伸は赤色と黒色の面を組み合わせた棒状の作品で、近くの須賀神社にある大クスをイメージした。ハート形の空洞を設けた籠は、自らが育った地域への愛着を表現した。  除幕式には杉村さんや大畑直巳副市長、地元自治会役員ら約20人に加え、地域のこども園の園児が参加した。杉村さんは「生まれ育った場所に作品を設置でき、光栄という言葉では言い表せない感動がある」と喜びを口にした。大

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  • 藤枝市「子ども守る対策を」 学校施設の貸し出しなど中止

     新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が静岡県にも適用されることを受け、藤枝市は26日、対策本部会議を市役所で開いて対応方針を決めた。若年層で感染拡大している現状を踏まえ、学校施設の貸し出しや、公共施設の団体利用を中止するとした。  市によると、市内では19~25日の1週間で245人の感染が確認されたうち、半数近い117人が18歳以下だったという。子どもを起点にした家族内感染も相次いでいる。  市独自の対策として、小中学校の体育施設の貸し出しを中止するほか、総合運動公園などのスポーツ施設と地区交流センターなどの文化施設で、高校生以下の団体利用を禁止するとした。中学校の部活動の原則自粛も継続

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  • 恐喝の疑い 掛川署が男ら逮捕

     掛川署は25日までに、恐喝の疑いで藤枝市生まれ、住所不定、無職の男(25)と東伊豆町在住の男性投資家(27)=処分保留で釈放=を逮捕した。逮捕容疑は共謀して2018年10月下旬、掛川市内で同市の無職男性(27)から現金20万円を脅し取った疑い。同署によると、男と被害者の無職男性は知人関係。男はトラブルの仲裁名目で現金を要求したという。

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  • 麺だけじゃない! ソバの新たな魅力、家庭で 磐田出身のガレット店主、消費拡大へ料理教室

     フランス・ブルターニュ地方発祥のソバ料理「ガレット」の専門店を東京都内で経営する磐田市出身の玉越幸雄さん(41)が全国のソバ生産者とタッグを組み、ガレットや地元食材を使ったソバ料理の教室を展開し始めた。その初教室を1月上旬、藤枝市で開催。手打ちそばが主流の国内で、ソバ料理の可能性を広げて家庭内消費を増やし、生産者とともにコロナ禍を乗り越えたいと意気込む。  玉越さんは浅草で国産のそば粉を使ったガレットと、りんごの発泡酒シードルを提供する専門店「フルール・ド・サラザン」を営む。20年ほど前に都内でガレットと出合い、ソバの新しい楽しみ方に魅了された。22歳で会社員を辞め、調理製菓専門学校に入学。

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  • 藤枝東高、規定違反か サッカー部に県外単身生徒

     サッカー強豪校の静岡県立藤枝東高(藤枝市)が、保護者の県内在住を出願の前提条件とする県教委の規定に対し、県外から単身で転居した生徒をサッカー部員として受け入れていたことが25日までに、県教委などへの取材で分かった。学校側は出願時に保護者の転居予定を証明する書類を受理していたが、実際は転居していない世帯があった。県教委は「県立高は県費でまかなう学校のため、県民を対象とするのが原則」として、経緯を調べる。  県教委高校教育課によると、現行の入試制度になった2008年度以降の入試実施要領で、県外生徒の受け入れは保護者が県内に転居する場合か、自宅に近い県内の学校へ隣接県から通学する場合に限定していた

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  • 大自在(1月25日)10度目の正直

     “候補止まり”が過去2回。まさに「三度目の正直」だった。第166回直木賞の今村翔吾さん。ビッグタイトルをもたらした「塞王[さいおう]の楯[たて]」は、織田朝倉の戦いで幕が開く。  今川氏真を主人公にした「蹴れ、彦五郎」は2016年、伊豆文学賞最優秀賞に選ばれた。6年を隔てた二つの作品でほぼ同じ時代を描く一方、その書き手自身はすさまじいスピードで前進した。受賞会見で口にした「素晴らしい賞だが、明日になったらもう過去」は、自らに多作を課すこの作家の矜持[きょうじ]だ。  「選考前夜にメールで今村さんを激励したら、返信が来た」と話すのは、江戸火消しを描いた人気シリーズ「羽州

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  • 茶況(1月24日)藤枝の玉露の里 茶文化振興 祈願し初釜

     藤枝市の玉露の里でこのほど、新年の恒例行事「初釜」が行われた。市や市議会の関係者、地元自治会役員ら計約15人が出席し、茶文化の振興や地域の発展を祈願した。  玉露の里の指定管理者である静鉄リテイリングが主催した。同施設で茶を振る舞う3社中のうち、今回は大谷社中が担当した。茶室「瓢月(ひょうげつ)亭」で腰を下ろした出席者は、地元の抹茶を味わいながら決意を新たにした。

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  • 災害時の外国人支援へ訓練 静岡市と国際交流協 外国人防災リーダー、多言語発信など学ぶ

     静岡市と市国際交流協会は23日、地震など災害時の外国人被災者の支援に向けた災害多言語支援センターの設置運営訓練を静岡市役所静岡庁舎で行った。ボランティアとして登録した外国人防災リーダーが初めて訓練に参加し、外国人被災者に向けた多言語の情報発信や、きめ細かな支援を行うための避難所訪問などの手順を確認した。  訓練は、南海トラフ巨大地震の発生で甚大な被害が発生し、市内約260カ所の避難所に約30万人が避難した―との想定。市と同協会の職員、災害時ボランティアとして同協会の人材バンクに登録した外国人防災リーダーの計26人が参加した。参加者は、市の災害対策本部などと連携する広域調整班と、災害関連情報を

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  • ペッパーの活用法提案 藤枝、島田の中学生 プログラミング成果披露

     藤枝、島田両市の中学生がロボットプログラミングを活用した地域課題の解決策を考える「プログラミングキャンプ」の成果発表動画が28日まで、藤枝市役所1階ロビーで公開されている。  両市の中学生25人は、藤枝市内で昨年12月に行われた2日間のプログラミング学習に臨んだ。静岡大情報学部の遠山紗矢香講師の指導を受け、プログラミングで人型ロボット「ペッパー」を操作する方法を学んだ。  生徒たちはグループ別に災害対策や観光振興などの分野でペッパーの活用法を考えた。駅で困っている観光客を2カ国語の案内で助ける案や、地域の祭りをクイズ形式で紹介して伝統継承に役立てるといった発表があった。  市役所では、発表の

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  • 悪質商法18歳注意を 成年引き下げ前に啓発 藤枝市消費生活センター

     藤枝市消費生活センターは、4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられるのを前に、悪質商法などへの注意を呼び掛ける啓発ポスターを制作した。市内の高校や中学校、JR藤枝駅近くの商業施設に掲示する。  法改正に伴い、18、19歳の人が親の同意を得ずに携帯電話やクレジットカードの契約を結べるほか、ローンも組めるようになる。一方で、親の同意がない契約を取り消せる「未成年者取消権」が行使できなくなる。  ポスターは「ねらわれる!18歳高校生」との警告メッセージを掲げ、「友人を勧誘し加害者になることも」「1人暮らしは相談できずにトラブルが拡大する」などと注意を呼び掛けた。絵柄には、市地域おこし協力隊

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  • 「家族内感染に注意」 藤枝市長がメッセージ

     新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、藤枝市の北村正平市長らが21日、市役所で記者会見し、市民へのメッセージを発した。若い世代での感染が増加していると指摘した上で「基本的な感染予防に加え、家族内でも感染を防ぐ環境づくりをしてほしい」と訴えた。市は同日、市内の中学校に対して部活動を原則的に中止にするように要請した。  市によると、今月6日までの77日間は市内の感染者0人が続いていた。7日に感染者の確認後、一気に増加して20日までに147人に上った。0歳から20代までの若年層が約3分の2を占めているという。  これまでにクラスター(感染者集団)が発生した学校があるほか、市内の小中高校で学校、学年

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  • 本社移転で島田市と立地協定締結 ペパーレット

     島田市牛尾の堤間地区工業用地に進出することが決まったペット用排せつ物処理用材製造販売のペパーレット(藤枝市、乙黒昇太郎社長)と島田市は21日、環境保全や防災、地域振興などへの協力に関する立地協定を締結した。  同社はユニ・チャームの子会社でネコ用紙砂を主力製品とする。藤枝、焼津両市に点在する工場や倉庫4カ所を集約した本社・新工場を建設予定で、2023年8月の完成を目指す。工場の総面積は約3万7千平方メートル。  市役所で締結式が開かれ、乙黒社長、染谷市長がそれぞれ協定書にサインした。乙黒社長はペット市場の拡大で紙砂のニーズが高まっていることなどに触れ「第二の故郷という思いで、地域の皆さんに愛

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  • 子育てに優しい9事業所を表彰 県庁

     静岡県は、子育てがしやすい職場環境づくりに取り組む「ふじのくに子育てに優しい企業」として、県内9事業所を選出した。このほど県庁で表彰式を行い、各事業所の代表者に川勝平太知事が表彰状を手渡した。  各事業所は自社の保育施設を利用する従業員への保育料補助や、子どもの看護や行事のために時間単位で休暇を取得できる制度の確立、従業員同士でワーク・ライフ・バランスについて意見交換する発表会などに取り組んだ。従業員数に応じた3部門で選出した。  表彰を受けた企業と団体は次の通り。  小規模企業部門 サンディオス(沼津市)▽中規模企業部門 キャリアドライブ県富士自動車学校(富士市)社会福祉法人花の園会(袋井

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  • 宿泊施設の女子トイレに侵入した疑い 男を現行犯逮捕 藤枝署

     藤枝署は21日、建造物侵入の疑いで住所不詳、職業、氏名いずれも自称の会社員の男(42)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前6時半ごろ、藤枝市内の宿泊施設で、正当な理由がなく女子トイレに侵入した疑い。同署によると、この宿泊施設ではこれまでに「男が女子トイレに侵入した」との目撃情報が相次いでいて、関連を調べている。

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  • ⚽元日本代表本田氏(静岡市清水区出身)ウズベク女子監督に 57歳、異国の地で新たな挑戦

     女子サッカーの元日本代表で、静岡SSUボニータと静岡産大女子サッカー部の前監督本田美登里氏(57)=静岡市清水区出身=がウズベキスタン女子代表監督に就任する。静岡SSUボニータが20日、発表した。  日本サッカー協会が行う公認指導者派遣活動の一環。ウズベキスタンは2年後のパリ五輪出場を目指している。本田氏はなでしこリーグでは岡山湯郷や長野の監督を務め、元日本代表の宮間あやさんらを指導した。  現在海外派遣されている本県関係者には、中国四川省成都・アカデミーU-19(19歳以下)テクニカルダイレクターの池谷孝氏(64)=藤枝市出身=や、カンボジアU-20・18代表監督の行徳浩二氏(56)=静岡

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  • 流域「影響回避策 議論を」 自治体首長ら訴え 静岡県、JRに見解送付へ【大井川とリニア】

     リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の水問題を巡り、国土交通省専門家会議の中間報告を踏まえて20日に開かれた大井川利水関係協議会。流域自治体の首長からは、県有識者会議の専門部会で具体的な影響回避策の協議を継続するよう求める意見が相次いだ。利水団体からは、水源を貫く南アルプスルートの変更を求める声もあった。  協議会には流域10市町(島田、焼津、掛川、藤枝、袋井、御前崎、菊川、牧之原、吉田、川根本)の首長らと11の利水団体がオンラインなどで出席。「現状では工事を認められる状況にない」という県の認識に対し、協議会終了後の記者会見で流域市町や利水団体の代表者が賛同の意向を表明した。

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  • 森の活用事例 幅広く紹介 静岡でシンポジウム

     静岡県民の森林活用を後押しする県は19日、県内外の先進事例を紹介するシンポジウム「森づくりミーティング 森からはじまるLIFE&WORK」を静岡市葵区で開いた。  岐阜県美濃市の県立専修学校内にある「森林総合教育センターmorinos」の一部業務を受託するNPO法人の大武圭介理事は、民間と連携した幅広い活動例を挙げた。同施設は企業と出前講座や広場の整備などを行い、子どもの体験だけでなく、社員や保育士の研修にも活用されている。「完成形はない。小さな渦を作り続けたい」と話した。  横浜市を拠点にローカルウェブメディア「森ノオト」を発信しているNPO法人の北原まどか理事長は、広報の視点として「事業

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  • 動物の力強さ表現 画家萩原さん個展 23日まで藤枝

     焼津市の画家萩原良一さん(29)の個展が23日まで、藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で開かれている。馬や恐竜、魚のコイといった動物を題材にしたアクリル画35点が並ぶ。  幼い頃から動物が好きだったという萩原さん。白と黒を基調に写実的に描くシンプルな技法の中で、生命感を際立たせる表現を追求してきた。絵の輪郭部分などに朱色を取り入れる新たな表現にも挑戦していて、「動物の力強さを感じ取ってもらえたら」と呼び掛けている。

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  • スマホで確定申告 藤枝MYFC選手が体験 税務署PRイベント

     藤枝税務署と管内青色申告会連合会は19日、確定申告の開始を前に、サッカーJ3藤枝MYFCの選手たちがスマートフォン申告を体験するPRイベントを藤枝市内で開いた。源泉徴収票をスマホのカメラで撮影することで自動入力できる機能を紹介した。  参加したのは久保藤次郎、金浦真樹、榎本啓吾、中井崇仁の4選手。給与のほかに雑所得があり、ふるさと納税による控除を受ける-との想定でスマホ申告を体験した。  久保選手は「確定申告は大変なイメージがあったが、とても簡単でスムーズにできた」と話した。

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  • 竹細工 刃物に気を付けて挑戦【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑩】

     身近に見られる竹という植物は、木と草のどちらの仲間なのでしょう。大きくて硬いのは木の特徴ですが、全体が青々して春によく伸びるのは草のようです。たくさんの節があって中が空洞なことや成長が群を抜いて速いこと、地下茎でつながっていて花や実をめったに付けないことなど、なんとも個性的で不思議な植物です。  竹はお正月や七夕などに欠かせないだけでなく、昔からざる、かご、菜箸やひしゃくなど日常生活で大活躍した素材です。子どもにとっては、竹馬や竹とんぼ、チャンバラに使う刀や弓矢、水鉄砲やたこなど、たくさんの楽しいおもちゃが竹製でした。 竹細工  その材料は身近な野山で手に入れたマダケやメダケなどで、親

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  • 藤枝・蓮華寺池公園で火災 山の遊歩道付近、けが人なし

     19日午後6時半ごろ、藤枝市の蓮華寺池公園内から出火し、林野約12平方メートルを焼いた。藤枝署によると、けが人はいなかった。出火場所は池の南側にある山の遊歩道付近。同署が原因を調べている。

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  • コインランドリーで下着盗んだ疑い 会社員を逮捕 藤枝

     藤枝署は19日、窃盗の疑いで藤枝市大東町、会社員の男(54)を逮捕した。逮捕容疑は2021年12月28日午後7時ごろ、同市のコインランドリーで、30代女性パート従業員の下着4点(2千円相当)を盗んだ疑い。

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  • 郵便局で“スマホ教室” 藤枝市内3カ所、高齢者向け相談ブース

     藤枝市内3カ所の郵便局で18日、市民のデジタル活用を支援する無料サービスが始まった。高齢者にとって身近な存在である郵便局の職員がスマートフォンの操作や各種アプリの使い方などを教える。デジタルディバイド(情報格差)の解消を目的に、昨年12月に同市と日本郵便の間で結んだ包括連携協定に基づく取り組み。  サービスが始まったのは高洲、瀬戸谷、岡部の各郵便局。高洲郵便局では利用を促すため、既存のブースの一画に「デジタル活用のお手伝いをします!」と記した看板を構えた。職員が相談を希望した来店客に市LINE(ライン)公式アカウントの登録方法や、健康医療相談アプリのダウンロード方法などを伝えた。利用した地元

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  • 詐欺被害を未然防止 藤枝署、コンビニ店員に感謝状

     藤枝署は18日、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、藤枝市のファミリーマート藤枝高洲店の店員滝井真貴子さん(38)に署長感謝状を贈った。  同署によると、昨年12月25日、来店した焼津市の70代男性が高額の電子マネーを購入しようとした様子から詐欺被害を疑い、声を掛けたり警察に通報したりした。男性は宝くじ当せん金の受領手数料名目で、18万円分の電子マネーの架空請求を受けていたという。  同署で贈呈式があり、枝村芳宏署長が賞状を手渡した。滝井さんは「知り合いが似たような詐欺に遭ったことがあり、神経をとがらせていた。被害を防げて良かった」と話した。

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  • 茶況(1月17日)藤枝・マツバ製茶 香り緑茶の2商品発売

     藤枝市のマツバ製茶は、県茶業試験場で開発された「香り緑茶」のティーバッグ商品を発売した。  「香り緑茶」は、茶葉を低温でしおれさせる「萎凋(いちょう)」の工程を加えて仕上げる製法。見た目は緑茶と同じでも、花やフルーツのような香味を高め、苦みや渋みを抑えることができるという。  さやまかおりを使った「かおり」と、さえあかりの「あかり」の2種類。主に女性をターゲット層に設定し、パッケージもかわいらしく仕上げた。  どちらの商品も10包入りで税抜き500円。JR藤枝駅の観光案内所などで販売している。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 竹中慎さん かるた指導で文化庁長官表彰

     静岡県立高で長年、小倉百人一首かるたの指導に当たった。2021年春の定年退職後は、藤枝東高で再任用教員として働きながら静岡東高かるた部の外部指導員を務めている。61歳。  ―表彰を受けた感想は。  「好きで続けてきたことなので、自分がもらっていいのかと恐れ多い気持ちだった。県内には他にも多くの功績者がいるので、その代表として表彰状を受け取った。本県のかるたが評価されたと思って喜びたい」  ―競技かるたの魅力は。  「大学で競技かるたに出合った。高校で生徒と一緒に練習するようになり自分も上達した。競技かるたの歴史は比較的浅いため、高校で始める生徒が多く、日本一になれる可能性が十分ある。定石の戦

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  • ⚽J3藤枝 今季体制を発表 攻撃力強化、昇格へ14人新加入

     J3藤枝は17日、藤枝市内で今季の新体制発表会見を開いた。クラブスローガンは昨年の「一体感」に「前進」を加えた。J2クラブライセンス取得後3度目の挑戦へ。さらに攻撃的なサッカーで昇格を目指す。  昨季の藤枝は8勝8分け12敗の10位。7月に須藤監督が就任し、攻撃重視のスタイルに一変させて総得点はリーグ3位の42に伸ばした。指揮官は「超攻撃的なサッカーで、見に来てくれた人に非日常空間を味わってほしい」と決意を示した。  その上で「昨季足りなかったところを新加入選手に補ってもらう」と新戦力14人に期待する。運動量やハードワーク、スピードを重視した補強で若返りを図り、保有選手31人の平均年齢は25

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  • カードで引き出し200万円窃盗容疑 菊川署、2人再逮捕

     菊川署と県警捜査4課は17日、どちらも窃盗の疑いで千葉市中央区大森町、無職の男(38)と東京都の専門学校生の少年(20)=事件当時(19)=を再逮捕した。  2人の再逮捕容疑は昨年10月26日、他の何者かと共謀して菊川市の女性(82)からキャッシュカードを盗み、さらに同日から27日にかけて同市と島田市のコンビニ店の現金自動預払機(ATM)で計200万円を引き出した疑い。  同署によると、女性宅には市役所職員を名乗る者から「還付金を振り込むためにキャッシュカードを新しくする必要がある」と電話があり、その後、少年が現れてカードをだまし取ったとみられる。男と少年は自動車で行動し、男は運転手だった。

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  • 日本画家・北村さん 郷里の藤枝で展覧会 画業40年振り返る

     藤枝市出身の日本画家・北村さゆりさんの画業のあゆみを振り返る展覧会(静岡新聞社・静岡放送後援)が30日まで、同市若王子の市郷土博物館・文学館で開かれている。大型の日本画のほか文芸作品の表紙や挿絵など、約40年に及ぶ活動で手掛けてきた多彩な作品を一堂に集めた。  日本画は、縦198センチ、横740センチの「蝉の音」や、縦182センチ、横273センチの「映・春の風」など大作を中心に約30点を展示した。影や水面のゆらめきなど、日本画では珍しい表現を取り入れて仕上げているのが特徴とされる。  文芸関連は300点超が並ぶ。過去にほとんど公開されてこなかった、直木賞受賞作の「利休にたずねよ」(山本兼一さ

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  • 女子中学生にサッカー指導 ルクレMYFC、焼津で合同練習会

     東海女子サッカーリーグ2部のルクレMYFCと志太榛原中学校体育連盟女子サッカー部の合同練習会が15日、焼津市の藤枝MYFCサッカー場で開かれた。ルクレMYFC選手とスタッフ15人が藤枝市立高洲中、牧之原市立榛原中の選手、顧問ら27人に技術指導した。合同練習会は県内で数少ない公立中学の女子サッカー部の競技力向上などを目的に初めて開催した。  参加者はボール回しで体を温めた後、ポジションごとに分かれて、1対1やドリブルからのシュート練習に取り組んだ。試合形式では、人数の多い中学生チームがルクレの選手からボールを奪うと、歓声が上がった。  練習に参加した榛原中1年の鈴木伶采(りあ)さん(13)は「

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  • 藤枝市、ジュニア合唱祭 感染拡大で中止

     藤枝市は15日、市民会館で16日に開催を予定していた市ジュニア合唱祭を中止にすると発表した。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大しているため。  東京混声合唱団と地元の子どもたちが共演し、合同ステージなどを開催する予定だった。  チケット購入者の返金手続きについては、市ホームページ上で案内している。

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  • 無火災・無災害へ 消防団員ら決意 藤枝で出初め式

     藤枝市はこのほど、消防出初め式を市民会館などで行った。消防団や市の関係者らが出席し、功労者への表彰を行った。  式典の後、蓮華寺池公園で音楽隊による演奏や、消防団車両27台による一斉放水を実施。無火災・無災害へ決意を新たにした。  主な功労者は次の通り。  【県消防協会定例表彰】特別功績章 津島俊昭(本部)杉山敬彦(本部)村松一徳(第8分団)▽勤続功労章 村松一徳(第8分団)

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  • 殉職職員の冥福祈る 静岡県警が藤枝で慰霊祭

     静岡県警は14日、殉職警察職員慰霊祭を藤枝市の県警察学校で開いた。山本和毅本部長をはじめとする県警幹部、外山弘宰県公安委員長ら15人が参列し、県内の治安維持や交通安全に尽くした殉職職員の冥福を祈った。  県内では明治以降、85人が殉職した。近年では2020年7月、吉田町の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で発生した火災の活動中に牧之原署地域課の関口孝隆さんが亡くなった。  参列者は黙とう後、献花台に花を手向けて殉職者の霊を慰めた。山本本部長は式辞で「身をもって示された誇り高き精神、確固たる勇気、献身的な行動に敬意を表する。犯罪や災害から県民を守るという責務を胸に刻み、県民の期待と信頼に応え

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  • 若い世代に藤枝PR 市がユーチューブ広告制作 首都圏の学生インフルエンサー出演

     藤枝市は、首都圏の学生インフルエンサーたちが出演するシティー・プロモーション動画を制作した。藤枝の歴史や食文化を堪能できる観光スポットなどを学生たちが巡る様子をカメラに収めた。動画投稿サイト「ユーチューブ」の広告として、東京都と神奈川県のエリアで2月末まで放映する。  動画のテーマは「お茶と歴史の街 藤枝市を巡る」。ユーチューブや写真共有アプリ「インスタグラム」で、多くのフォロワーを有する首都圏の高校生や大学生ら計10人が参加した。  学生たちは昨年12月に藤枝市内で撮影会を実施。日本遺産の構成文化財である大旅籠(はたご)柏屋や明治トンネルのほか、抹茶スイーツ店「ななや」などを訪れた。自然や

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  • 自宅に放火の疑い 藤枝の男逮捕

     藤枝市五十海1丁目で9日に発生した住宅火災で、藤枝署は11日、現住建造物等放火の疑いで、この家に住む無職の男(57)を逮捕した。逮捕容疑は9日午前10時ごろ、自宅に放火した疑い。同署によると、木造平屋建ての市営住宅で、居間の畳などを焼いたという。容疑者はのどに軽傷を負い、救急搬送されていた。当時、母親も家にいたが、逃げて無事だったという。

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  • ⚽J3藤枝シジマールさんと杉田選手 一日署長「110番正しい利用を」 

     藤枝署は11日、「110番の日」に合わせて、サッカーJ3藤枝MYFCのコーチのシジマールさん(59)、選手の杉田真彦選手(26)を一日警察署長に任命した。2人は適切な通報を訴える活動に取り組んだ。  JR藤枝駅南口ロータリーで、緊急時は「110」を、警察への相談や要望は「#9110」をダイヤルするように記したチラシを利用客に配った。シジマールさんは「GKとしてゴールを守ってきたが、今日は警察官として市民を守りたい」、杉田選手は「制服を着て、わくわくしている。正しく110番を利用するように伝えたい」と語った。  枝村芳宏署長は「藤枝はサッカーのまち。2人からの呼び掛けは高い効果があるはず」と期

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  • 患者面会再び禁止に 藤枝市立総合病院 感染防止で12日から

     藤枝市立総合病院は11日、新型コロナウイルスの「オミクロン株」の感染拡大に伴い、12日から入院患者への面会を再び禁止にすると発表した。変異株の感染力が強いことから、入院患者への感染防止策を講じる必要があると判断した。  同院では2021年11月に、感染状況がいったん落ち着いたことを受け、面会制限を一部緩和していた。家族などが、人数や時間を絞った上で入院患者と顔を合わせられるようになっていた。

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  • 帯の模様生かし椅子にリメーク 静岡で展示・受注会

     静岡市駿河区中島の森下木工所・家具屋校倉(森下雅行代表)で16日まで、着物の帯を椅子の張地に使用した「帯椅子」の展示・受注会が開かれている。同区池田の「オフィス・デコ」(白井純子代表)の企画で「家に眠る思い出の帯に新しい活躍の場を」と来場を呼び掛けている。  帯椅子は、白井さんが「小物にリメークするよりも、帯の美しい模様や柄を生かすことができる」と考案。持ち込まれた帯からデザインを考え、藤枝市の村松椅子店が座面や背面に帯を張る。同木工所が国産の山桜から製作した高級感あるフレームを組み合わせる。  家具屋校倉には、風神雷神や鶴、チョウチョウなどの柄を生かした世界に一脚だけの帯椅子が飾られている

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  • 藤枝の児童、歌声磨く 16日に共演、練習に熱 東京混声合唱団が指導

     都内を拠点に活動するプロ合唱団「東京混声合唱団(東混)」と藤枝市の子どもたちが共演する「藤枝市ジュニア合唱祭」(市主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が16日、藤枝市民会館で開かれる。子どもたちは東混の団員から直接指導を受けて技術を磨いていて、本番に向けて練習に熱を入れている。  「遠くに声を届かせる意識を持って」。藤枝地区交流センターで8日に行われた練習。東混のソプラノ歌手松尾明日香さん(29)が、約25人の小学生に呼び掛けた。  10月から計6回の練習を重ねてきた。松尾さんは「ただ楽しむだけではなく質の高い合唱に仕上げたい。発声の訓練に時間を割いてきた」と話す。松下直央君(葉梨小6年)は「き

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  • シルバー人材センター 求人発信、公式LINEで 藤枝

     藤枝市シルバー人材センターが、通信アプリLINE(ライン)の公式アカウントを作成した。迅速な情報提供とともに、高齢の会員たちがスマートフォンに触れる機会を増やすことでデジタルディバイド(情報格差)の解消につなげる狙いがある。1月中に本格的な運用を始める。  アカウント内に専用のコーナーを設け、就業先の紹介や同センターの事務局だより、講習会の情報などの発信を予定する。求人情報はこれまで、同センター建物内の掲示板やホームページ上で紹介してきたが、ラインを活用することで新着情報の素早い発信、確認が可能になる。  高齢者中心で組織するシルバー人材センターで、ラインの公式アカウントを開設するのは全国的

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  • 地域経済発展へ「力尽くしたい」 藤枝商工会議所が祝賀会

     藤枝商工会議所は6日、新年祝賀会を藤枝市の小杉苑で開いた。地元経済界や行政の関係者ら約100人が出席し、地域経済の発展に向けて決意を新たにした。  山田寿久会頭はあいさつで中小事業者の持続的発展に向けた支援や、感染症や災害への対応などの重要性を指摘した上で「頼りになる商工会議所づくりに向け、一丸になって力を尽くしたい」と決意を語った。  感染症対策として昨年に続いて人数を絞って小規模で開催した。参加者はアクリル板越しにあいさつや歓談に臨んだ。

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  • 増えない女性議員 地域や家庭にジェンダーの壁【静岡県議、市町議員アンケート㊤】

     各国の男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」で、156カ国中120位と下位に低迷する日本。政治分野の女性参画の遅れが要因の一つです。衆参両院や地方議会で男女の候補者ができる限り同数になることを目指す「政治分野における男女共同参画推進法」の施行から3年半。女性議員がなかなか増えない背景に何があるのか、静岡県議会と市町議会の女性議員へのアンケートから、2回にわたり考えます。  アンケートは2021年11月下旬、県議会と市町議会の全女性議員118人を対象に行い、98人の回答を得た。女性議員が増えない理由を探るため、立候補や議員活動に際しての女性ならではの悩み、壁について特に尋ねた。実名で回答の上

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  • 「お茶・みかん大国復活」提言 オンラインこども静岡県議会 公開中

     静岡県は毎年恒例の「こども県議会」を県の特設ホームページで公開している。例年、実際の議場で開催しているが、コロナ禍の影響で昨年に続きオンライン上で68人の中学2年生が意見・質問を投げ掛け、川勝平太知事をはじめとする県幹部職員が答弁している。公開は3月31日まで。  藤枝市立青島中の堀田遥斗さんは「お茶・みかん大国静岡の復活」を提言した。堀田さんは学校給食でお茶を飲む人が少なく、ミカンが余るという身近な例を取り上げ、「僕たちができることに取り組んでいきたい」と力強く語った。これを受け、川勝知事はお茶もミカンも健康にいいと強調。両者を飲食する習慣を付けることが大事と指摘し、県内の健康寿命を延ばす

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  • ホームセンターで女性の胸触った疑い 男を現行犯逮捕 島田署

     島田署は7日、県迷惑防止条例違反の疑いで藤枝市田中1丁目、自称アルバイト清掃員の男(58)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時40分ごろ、島田市内のホームセンターで、県中部に住む60代女性の胸を触った疑い。

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  • 藤美園リニューアル 藤枝、高齢者の活動拠点快適に

     藤枝市志太の市老人福祉センター「藤美園」が5日、改修工事を終えてリニューアルオープンした。市や社会福祉協議会、老人クラブなどの関係者が集い、テープカットを行って祝った。  温泉施設のタイル張り替え、空調の更新、トイレの洋式化、屋根の補強などを行った。1975年の供用開始から老朽化が進んでいたため、半年ほど前から営業を休止して工事を進めていた。  式典に合わせ、高齢者団体によるフラダンスの披露や、フィンランドのスポーツ「モルック」の実演を行った。  市の担当者は「外見や内装がきれいになった。高齢者の活動拠点として、快適に利用してもらえたら」と呼び掛けている。  同センターは60歳以上の人が利用

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  • 避難所迅速に開設へ 災害時、初動措置の担当者明示 藤枝高洲地区

     藤枝市高洲地区の4自治会9町内会が、災害発生直後に指定避難所を立ち上げるまでの動きをまとめた「初動措置要員アクションプログラム」を策定し、地域へ浸透させる活動を進めている。初動対応の担当者や業務内容を明示することで、素早い避難所開設につなげる狙いがある。  策定は、前高洲第2西自治会長の大橋道弘さんらが中心になって進めた。大橋さんによると、これまでの計画では避難所運営本部の組織や任務が中心に考えられていたため、本部ができるまでの動きが明確に定まっておらず「災害時の混乱した状況下で機能するかどうか不安に感じていた」という。  そこで初動措置要員として、各町内会から現役役員ではない人を5人ずつ、

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  • 新年の抱負 藤枝市長は「啓」 市民生活を明るく

     藤枝市の北村正平市長は5日の定例記者会見で、2022年の目標とする「ことしの一文字」として「啓」と記した色紙を掲げた。  「啓」は「ひらく」などと読み、開放する、明らかにするといった意味を持つ漢字。北村市長は「コロナ禍で厳しい状況が続くが、地域の活動も戻ってきている。市民の暮らしと気持ちを、明るく、ひらいていきたいとの思いを込めた」と語った。  新設した「コロナウイルス対策課」を中心に3回目のワクチン接種をスムーズに進めていく考えを示した上で、「アフターコロナを見据え、地域経済をどう前進させていくかが自治体の力の見せどころだ」と強調した。

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  • 新設「コロナウイルス対策課」職員に辞令 藤枝市役所

     藤枝市は4日、新設した「コロナウイルス対策課」に配属した職員への辞令交付式を市役所で行った。新部署をけん引する渡辺剛課長は「まずは3回目のワクチン接種をスムーズに進めたい。一丸で取り組みたい」と抱負を語った。  辞令を交付した北村正平市長は「変異株が増えている中、市民の期待に応え、安心につなげていってほしい」と呼び掛けた。  新型コロナに関する業務を一元的に担当し、関係機関との情報共有や調整などを円滑に行うために設置した。対策係と接種係の2係があり、課長を含む7人を配置した。

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  • 藤枝市仕事始め 北村市長「大切なこと守り目指す1年に」

     藤枝市は、北村正平市長が幹部職員ら約70人を前に年頭のあいさつをした。  北村市長は新型コロナウイルス感染症の予防や経済対策への抱負を語るとともに、「大切なことを心に決めてほしい。それを守るため、目指すために一生懸命になる1年にして」と呼び掛けた。  勤続30年を迎える職員の表彰も行い、22人に賞状を贈った。

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  • ペイペイポイント最大15%還元 藤枝市、1月5日から

     藤枝市は2022年1月5~31日、市内の店舗でキャッシュレス決済をした人への最大15%のポイント還元サービスを行う。「PayPay」の利用者が対象。  市内経済の回復を図るとともに、コロナ禍での新たな生活様式として非接触型の決済を推進する。  対象は、大手チェーン店などを除いた市内約1600店舗で買い物をした人。上限額は1回1千円、期間中の合計で5千円を想定している。

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  • 海の幸ギョーザ「さかなクン賞」受賞 藤枝「かど万米店」増田さん

     全国漁業協同組合連合会が主催する第22回シーフード料理コンクールで、藤枝市の増田美千代さん(61)が出品した「海の幸たっぷり棒ギョーザ」が最終審査に残り、「さかなクン賞」を受賞した。増田さんは「さまざまなアレンジができる料理なので、多くの人に試してもらえたら」と呼び掛ける。  増田さんは、同市岡部町内谷の「かど万米店」の4代目おかみ。同コンクールの「お魚料理チャレンジ部門」に参加した。  出品したのは、ネギトロ、サクラエビ、シラスなどでつくった具を、ギョーザの皮で棒状に包んで焼いた料理。海産物の臭みを抑えるためにみそを加えたほか、子どもでも手伝えるような簡単な調理法を目指した。  同部門に

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  • 女性モデルデッサン会 藤枝で1月10日に開催

     浜松市のアーティストモデル絵野めぐみさん(31)をモデルにしたデッサン会が2022年1月10日午後1時半~4時半、藤枝市文化センターで開かれる。  絵野さん主催で、焼津市の現代美術家冨永圭志さんを講師に迎え、裸婦を描く。会費は3千円(学生は半額)。画材は各自持参。  申し込みは絵野さん<メール meg.eno1510@gmail.com>

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  • 9個人2団体に 藤枝署が感謝状 警察業務に協力

     藤枝署は28日、警察業務に協力した藤枝市内の9人と2団体に署長感謝状を贈った。警察官友の会員としての活動のほか、交通安全活動や検視業務、情報誌に事件情報を掲載するなど、それぞれの功労をたたえた。  同署で贈呈式を行い、枝村芳宏署長が功労者に賞状を手渡した。枝村署長は「コロナ禍にもかかわらず、職務執行に多くの支援をしていただいた。引き続き協力をお願いしたい」と呼び掛けた。  功労者、団体は次の通り。  個人 梅津敏弘(高柳)玉木末雄(同)成島実(茶町)若林秀典(水上)酒井達陽(岡出山)中川三枝子(藤枝)浜辺卓也(時ケ谷)星野正明(岡部町内谷)増田敏和(青木)▽団体 共立アイコム(高柳)藤枝江崎

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  • ハローワーク焼津11月有効求人 3カ月連続、1.0倍下回る

     ハローワーク焼津は28日、管内(焼津市、藤枝市)の11月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は0・96倍で前年同月を0・23ポイント上回ったが、3カ月連続で1倍台を下回った。新型コロナの流行が収束に向かっている状況から、自動車関連を中心に人材確保に向けた動きが続く一方、地元主力の食料品製造業、飲食店で求人数に伸び悩んでいる。  新規求人状況を産業別に見ると、製造業全体で前年同月比61・2%増の295人。自動車関連でハイブリッド車(HV)を中心に高まる需要を反映し、プラスチック製品、生産用機械器具、電気機械器具の製造業でいずれも前年同月より上回った。  水産加工品などの食料品製造業は91人で3

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  • 静岡がんセンター 小児科設置に尽力 2人に知事感謝状

     静岡県はこのほど、県立静岡がんセンター(長泉町)への小児科設置を実現するために尽力した藤枝市の八木洋さん(81)と三島市の望月智江さん(68)に知事感謝状を贈った。  元静岡骨髄バンクを推進する会会長だった八木さんはセンター開設の準備段階だった1997年ごろ、県が小児科を設置しない予定を知った。同会東部支部長だった望月さんと共に、県や医師会への働きかけや署名活動など、設置に向け地域での理解を深めようと取り組んだ。  同センターで開いた贈呈式で、同センターの山口建総長が2人に感謝状を手渡した。八木さんは「小児科設置は人生で一番実現できて良かったこと。多くの人の協力に感謝したい」と話した。  2

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  • 持続可能な地域づくりへ 藤枝市、若手職員が提言発表

     藤枝市はこのほど、若手職員でつくるプロジェクトチームの政策提言発表会を市役所で行った。持続可能な地域コミュニティーの構築をテーマに、現状の課題やその解決策を示した。  発表したのは20~30代の職員11人。少子高齢化とともに、マンション暮らしの若者がコミュニティー活動に参加しない傾向があることを指摘。地域の人的資源を有効活用するための選択と集中や、コミュニティー再編の必要性を訴えた。  事業提案では、地域活動業務のスリム・デジタル化や、若者層の協働などを訴えた。会計や報告書類を作成する業務にアウトソーシングを導入するほか、公務員副業制度を確立し、職員が地域活動に参加する必要性を指摘した。  

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  • 茶況(12月27日)贈答用商品を用意 JA藤枝工場で年賀セール

     JA大井川藤枝工場は、贈答用商品などを集めた「お歳暮 お年賀特別セール」を開催している。2022年1月15日ごろまで。  缶入りの藤枝茶といった箱詰め商品のほか、金粉入りの煎茶、管内産地の飲み比べセットなどを用意した。全国茶品評会の出品茶も販売している。  普段使い用の内容量が多い茶葉5商品について、5個購入すればさらに1個プレゼントする企画も実施している。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 市有地活用事業者 募集要領を公表 藤枝市、駅前駐車場

     藤枝市は27日、民間に売却する方針の「市営藤枝駅前駐車場」の市有地について、土地を購入、活用する事業者の募集要領を公表した。購入した土地を活用し、公益性の高い広域都市機能を有する施設を整備するほか、現在の収容台数を満たす駐車場を設置することが主な条件。  2022年2月14日に提案受け付けを開始する。審査の後、6月ごろに、市と購入した事業者との間で基本協定を結ぶ予定。  駐車場は藤枝駅の北側にあり、土地面積は約2044平方メートル。1978年につくられ、114台の収容数があるが、老朽化のほか、車両の大型化により駐車スペースの狭さも課題になっている。

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  • 教育向上へ協定 藤枝市教委と静大教育学部

     藤枝市教育委員会と静岡大教育学部はこのほど、教員の資質向上や学校教育の充実などを目的にした連携協定を結んだ。  同大付属島田中を中核にして、藤枝市内の小中学校に大学教授や付属中の教員を招いたり、大学生が教育現場でのボランティア活動に参加したりすることを想定している。教員同士の活発な交流や、教師を目指す大学生が現場を経験する機会を増やしていく。  市役所で締結式があり、中村禎教育長と熊倉啓之学部長が署名した。中村教育長は「学校や研究機関と大学のつながりを深くして、スムーズな交流につなげていきたい」、熊倉学部長は「教員研修や教員養成をさらに充実させていきたい」とそれぞれ話した。

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  • ボールスタンドとカーペット寄贈 藤枝RC、50周年記念

     藤枝ロータリークラブ(RC、江崎晴城会長)は25日、藤枝市にサッカーボールスタンドと選手入場用カーペットを寄贈した。藤枝総合運動公園サッカー場で活用する。同RCの創立50周年記念事業の一環で、同公園で寄贈式を行った。  スタンドは1台、カーペットは黒色と藤色の計2枚。各種サッカー大会で選手入場口の芝生に設置し、試合開始を盛り上げる。  寄贈式で江崎会長は「サッカーのまち藤枝を大いに盛り上げていきたい」と語った。目録を受け取った北村正平市長は「サッカー場に必要だと思っていたので、願いをかなえてもらえた」と謝辞を述べた。  式典の後、18歳以下の女子サッカーチームが集う「藤枝ロータリー杯」が開幕

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  • 普通じゃない「並盛」 コスパばっちり◎ 洋食屋「COFFEE&PIZZA ピエール」(藤枝市)【記者さんぽ|個店めぐり】

     「とにかくボリュームがすごい」「コストパフォーマンスが良い」。インターネット上ではそんな口コミを数多く目にします。今回の【記者さんぽ|個店めぐり】は藤枝市横内の洋食屋「COFFEE&PIZZA ピエール」にぶらり。実はこのお店、私(記者)の父が学生時代からお気に入りのお店。私も父に連れられて、何度も訪ねていますが、口コミに全く同感です。なぜ、こんな大盤振る舞いに至ったのか、店主はどんな方なのか、疑問を解決するために訪ねました。  JR西焼津駅から車で約15分、旧国道1号の仮宿東交差点のすぐ前。黄色い建物の店先には数種類の草花が並び、かわいらしい外観です。中に入ると、80年代の音楽や椅

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  • 女性警官「力強さ磨きたい」 ナチュラルメーク術学ぶ

     藤枝市の県警察学校はこのほど、シャンソン化粧品(静岡市駿河区)の協力を受け、初任科生の女性警察官を対象にした身だしなみ講座を開いた。20歳前後を中心とした17人が、「健康的で清潔感のあるメーク」をテーマに仕事にふさわしいナチュラルメークの方法を学んだ。  同社の美容インストラクターや特約店サロンのオーナーが講師を務めた。正しいスキンケアやファンデーションの選び方、眉毛の描き方などを、実演を通して解説した。  初任科生も用意された化粧品を使い、自分でメークを施した。顔の印象が華やかになり「印象が変わった」「きれいになった」などと笑顔で声を掛け合っていた。  山本すずなさん(21)は「場面に応じ

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  • 静岡産業大4年国松さん 税理士試験合格 在学中達成は全国2人

     静岡産業大情報学部4年の国松卓馬さん(22)が、大学在学中に税理士試験に合格した。同大によると、全国で大学生1345人が受験したうち、達成者は2人の快挙。国松さんは「在学中に合格できて安心した。応援してくれた人に感謝したい」と喜んだ。  試験は必修や選択科目など11科目があり、計5科目に合格すれば税理士になることができる。国松さんは大学3年時に3科目に合格後、今夏の試験でさらに2科目をクリアし、2年間での5科目合格を達成した。  勉強のこつは「毎日、同じ時間に始めるようにして、ルーティン化すること」と話す国松さん。インターネットなどから勉強法に関するさまざまな情報を仕入れ、貪欲に知識を身に

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  • 自転車の安全利用 通勤通学者に喚起 藤枝署など

     交通安全協会藤枝地区支部と藤枝署、藤枝市はこのほど、JR藤枝駅南口で、自転車の安全利用を呼び掛ける街頭指導を行った。焼津、島田を合わせた3市での合同啓発活動の一環。  交通安全指導員ら約10人がのぼり旗を手に、南口ロータリー周辺を通って自転車で通勤、通学する人に声を掛けた。ロータリーは自転車走行が禁止されているため、降車して自転車を引いて歩くように呼び掛けた。

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  • 花鉢入れ替え迎春準備 JR藤枝駅南口彩る 静産大と順心高生ら

     静岡産業大と藤枝順心高の生徒らが23日、藤枝市のJR藤枝駅南口で、ハンギングバスケットの入れ替えを行った。正月を迎える前に、藤枝の玄関口を花で彩った。  ハンギングバスケットは、南口ロータリーの柱にある壁掛けの鉢植え。19本の柱に計38鉢が掛かる。大学生と高校生のほか、地元ボランティアが定期的に手入れや入れ替えに励んでいる。  今回は、冬でも花を付けるビオラやアリッサム、ハボタンなどを飾った。産業大経営学部の杉本涼さん(3年)は「常にきれいな花を見てもらえるようにしたい」、順心高インターアクト部の白幡真緒さん(2年)は「見た人が、気分よく新年を迎えられたら」と笑顔で話した。

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  • 車椅子1台、社協に寄贈 藤枝明誠高

     藤枝明誠高はこのほど、藤枝市社会福祉協議会に車椅子1台を寄贈した。校内にある自動販売機の売上金の一部を活用した。  自販機は同校サッカー部の部室横にあり、主にサッカー部員が利用している。生徒たちに地域貢献や共生の意識を育んでもらうために設置した。  市福祉センターきすみれで寄贈式があり、塙博校長らが車椅子を届けた。

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  • 児童クラブに弁当配達 保護者の負担軽減へ 藤枝市がネットサービス活用し実証実験

     藤枝市は24日までに、市内の放課後児童クラブで、インターネットの弁当注文、決済代行サービスを活用し、子どもたちに昼食用の弁当を届ける実証実験をスタートした。家庭から弁当を持参する必要がなくなり、保護者の負担軽減につなげる狙いがある。  都内の会社が運営するネットサービス「おべんとね!っと」を活用する。サービスに登録した保護者が弁当を注文すると、手配を受けた市内の飲食店がクラブまで弁当を届ける仕組み。弁当は1個500円前後を想定している。  実証実験の対象は青島東小内にある二つの児童クラブ。同クラブによると、利用者には共働きの家庭も多く、特に長期休み期間には弁当の配達を希望する声が多かったとい

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  • コロナ対策課長に渡辺氏起用 藤枝市

     藤枝市は24日、2022年1月1日付の人事異動を内示した。新型コロナウイルス感染症関連の業務について、一元的に対応するために新設する「コロナウイルス対策課」の課長に、渡辺剛企画創生部広域連携課長を起用する。  広域連携課長は、山内一彦企画創生部長が兼任で務める。  同課は健やか推進局内に新設し、拠点は同市南駿河台の市保健センター内に置く。課長を含む7人を配置し、対策係と接種係の二つの係を設ける。  1月4日に辞令を交付する。

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  • 純米酒みさくぼ第7弾 限定400本販売 甘み・酸味バランス良く

     浜松市天竜区水窪町の天然こうじ菌を使って醸造した純米酒「清流の酒みさくぼ」の第7弾がこのほど完成し、町内のスーパーなどで販売されている。限定400本。  藤枝北高食品サイエンス部の生徒が同町で採取した天然こうじ菌を使い、藤枝市の酒造会社「杉井酒造」が醸造した。同社の杉井均乃介社長(64)は「口当たりが柔らかく、優しい甘みとしっかりした酸味がある」と第7弾の特徴を語った。  水窪町内の山道商店、西浦はくりや、耳塚商店で販売している。  「清流の酒みさくぼ」は、7月にフランスで開催された日本酒コンクール「Kura Master」純米酒部門で、最高賞のプラチナ賞を受賞した。

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  • 帰宅困難の女性を保護 宮崎さん(藤枝江崎新聞店)に実行章 小さな親切運動県本部

     「小さな親切」運動県本部は23日、帰宅困難になった高齢者の保護に貢献した藤枝江崎新聞店(藤枝市)の配達員宮崎浩さん(48)に実行章を贈った。  静岡銀行藤枝支店で贈呈式があり、同本部藤枝地区支部長の金子典正支店長が実行章を手渡した。宮崎さんは「毎日同じ道を通る中で、普段と変わったことがないか気に掛けている。今後も注意を払いたい」と話した。  宮崎さんは8月25日午前1時すぎ、路上を歩いている80代女性を見つけた。女性は昼間に家を出てから帰れなくなっていて、宮崎さんは警察に通報するとともに、周囲の安全を確保して交通事故防止に努めた。

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  • 循環型社会功労 4人大臣表彰 県が伝達式

     環境省の循環型社会形成推進功労者表彰の伝達式がこのほど、県庁で行われた。大臣表彰を受けた県内4人のうち、新井康久さん(57)=浜松市北区=と水野正義さん(86)=藤枝市=が出席し、市川敏之県くらし・環境部長から伝達を受けた。  新井さんは県産業廃棄物協会理事として、産業廃棄物の適正処理の推進に長年尽力し、産業廃棄物関係事業功労者表彰を受けた。水野さんは旧岡部町環境衛生自治推進協会長などとしてごみの減量や環境美化に貢献し、生活環境改善功労者表彰を伝達された。  市川部長は「コロナ禍でごみ拾いなどの活動がしにくい状況だが、重要な取り組みなので引き続き協力してほしい」と述べた。  このほかの受賞者

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  • 2022年の静岡県内新成人 3万4671人 前年比1023人減

     静岡県教委は23日、2022年1月9日の成人の日を前に、21年11月末時点でまとめた県内の新成人数を発表した。新成人は3万4671人で、前年から1023人減少した。  市町別では浜松市が最多の7540人。静岡市の6247人、富士市2470人、沼津市1703人と続いた。最少は川根本町の34人で、南伊豆町が38人、松崎町が40人だった。  前年から人数が増えたのは8市町。島田市の45人増が最大で、御殿場市26人増、下田市23人増など。人数が減った27市町のうち最大は静岡市の331人減。浜松市107人減、藤枝市75人減、牧之原市73人減などだった。  成人式は22年1月2~9日に各市町で行われる。

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  • 佐藤選手に県民栄誉賞 東京パラ陸上「金」 「応援が力に」

     静岡県は23日、東京2020パラリンピック陸上男子400メートル、1500メートル(車いすT52)で金メダルを獲得した佐藤友祈選手(32)=藤枝市出身=に県民栄誉賞を贈呈した。  佐藤選手が練習拠点にしている岡山市の県総合グラウンド陸上競技場で、芹沢真一知事戦略局長が賞状を手渡した。  佐藤選手は「県民のテレビを通じての応援、メッセージが力になった。3年後のパリでも表彰してもらえるように精進していく」と決意を語った。  東京五輪・パラでは県内に関係する9選手が金メダルを獲得し、県民栄誉賞の贈呈が決まっている。

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  • しめ縄飾り 束ねて、よじって、丈夫に【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑨】

     わらしべ長者はわらくず1本でお金持ちになりましたが、昔の日本人はわらを腐らせて堆肥にするだけでなく、ぞうりやむしろなどさまざまな道具や民芸品を作っていました。私たちの主食のお米を育てた茎や葉の枯れたものがわらですが、不思議なことに強い縄に生まれ変わります。  小学生の頃、おじいちゃんが両手をもみもみすると、瞬く間に長いロープが生み出されるのを見てびっくり。失敗を重ねて、ようやくできた時はうれしかった。今回はこの感動の技を易しく伝授します。細いひもや布切れ、枯れ草などから手早く強度のあるロープを作り出せる先人の知恵を身に付けましょう。  まず、原理を体感させます。ティッシュペーパーを2センチ幅

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  • 藤枝のペパーレット移転 島田に本社、新工場 ユニ・チャーム

     ユニ・チャームは22日、ペットケア用品の生産子会社でネコ用紙砂を主力商品とするペパーレット(藤枝市、乙黒昇太郎社長)が島田市牛尾の堤間地区工業用地に本社を移転し、新工場を建設すると発表した。藤枝、焼津両市に点在する工場や倉庫4カ所を集約し、2023年8月の完成を目指す。  コロナ禍でペット市場が拡大していることを受け、国内市場でシェア5割を誇る紙砂の生産体制を増強する。工場の総面積は約3万7千平方メートル。グループの国内外の生産拠点で排出されるパルプ・不織布などのロス品の再利用を促進するほか、省人化を実現する設備の導入も検討している。  ペパーレットは1975年に創業し、2012年にユニ・チ

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  • 風呂盗撮、静岡県内でも 藤枝署など摘発グループ、2容疑者再逮捕

     露天風呂に入浴中の女性を狙った組織的な盗撮事件で、藤枝署と県警生活保安課、サイバー犯罪対策課は22日、神奈川県迷惑防止条例違反の疑いで茨城県行方市内宿、無職の男(49)、静岡県迷惑防止条例違反の疑いで鹿児島県鹿屋市打馬2丁目、鹿児島県職員の男(41)の両容疑者を再逮捕した。  再逮捕容疑は、無職の男は10月上旬ごろと同中旬ごろに神奈川県内で、鹿児島県職員の男は9月中旬ごろに静岡県内で、ともに露天風呂に入浴中の女性を望遠レンズ付きビデオカメラで撮影した疑い。  2人は兵庫県内の露天風呂で盗撮したとして、同県迷惑防止条例違反容疑で逮捕されている。同署によると、2人はマニアでグループをつくり、全国

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  • 静岡人インタビュー「この人」 江崎晴城さん 藤枝ロータリークラブの会長に就任した 

     本年度で創立50周年を迎える藤枝ロータリークラブをけん引する。藤枝江崎新聞店の社長のほか、藤枝市観光協会長、藤枝商工会議所副会頭を務める。57歳。  -就任の感想は。  「節目のタイミングで大役を任せられ、重責を感じている。奉仕の精神を忘れず、地域社会への貢献や若者の健全育成、国際支援といった活動を精力的に展開していきたい」  -50周年記念事業の方針は。  「『女子のエンパワーメント支援』が大きな柱になる。藤枝市では、女子校の藤枝順心中・高の生徒をはじめ、若い頃から活躍する女性が目立つ。さらに活動の場を広げられるように後押ししていく」  -具体的な内容は。  「障害者支援に取り組む順心高の

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  • 4市民団体を表彰 藤枝市、まちづくりに貢献

     藤枝市はこのほど、まちづくりや地域の課題解決に貢献した市民団体への本年度表彰式を市役所で行った。対象は岡部つばきの会、似顔絵・ウフフ、さくらの会、トヨタモビリティパーツ静岡支社の4団体。  つばきの会は「玉露の里」の椿園の維持管理、ウフフは各種イベントでの似顔絵制作とプレゼント、さくらの会は子どもや高齢者向けの防犯寸劇、静岡支社は会社周辺の清掃活動などにそれぞれ取り組んだ。  各団体の代表者が北村正平市長から賞状を受け取った。  北村市長は「市民団体の積極的な活動がまちづくりを支えてくれている」と謝辞を述べた。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 長谷川達巳さん サッカー「藤枝東FCジュニア」代表兼総監督

     愛知県で1月に開かれる「フジパンカップ 東海ユースU-12サッカー大会」に出場する小学生チームの指揮官。藤枝市サッカーのまち推進課の職員。52歳。  -大会に向けて。  「2010年の設立以来、東海大会出場は初めて。Jリーグの下部組織などの強豪を抑えて県大会で優勝できたことは“まちクラブ”としてとてもうれしい。蹴球都市のプライドをもって頂点を目指したい」  -どのようなチームか。  「藤枝東高サッカー部OBが指導するクラブとして中学生のチームから発足した。小学生のジュニアは3年生以上の約60人が所属している。練習では食を通じた体づくりを取り入れ、奉仕活動やSDGsの取

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  • 藤枝市 1月「コロナウイルス対策課」を新設

     藤枝市は21日までに、新型コロナウイルス感染症に関する業務を一元的に担当する「コロナウイルス対策課」を新設する方針を固めた。2022年1月に業務を開始する。関係者への取材で分かった。  健やか推進局内に設置し、課長を含む7人を配置する。感染予防策を練る対策係と、ワクチン業務を担う接種係を設ける。  これまでは医療機関との連携やワクチン接種会場の調整、感染予防策の推進といった業務を、健康推進課や広域連携課、危機管理センターなどが別々に請け負っていた。一つの課に業務を集約することで、関係機関との調整や情報共有などを円滑に進める狙いがあるという。

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  • 橋幸夫さん 静岡県警察学校で講義「若いうちに一生懸命苦労して」

     熱海市在住の歌手橋幸夫さん(78)が20日、藤枝市の県警察学校で特別講義を行った。初任科長期・短期課程の学生約100人に芸能活動の苦楽を伝え、「厳しい訓練を乗り越え、命を懸けて県民、市民を助けてほしい」と呼び掛けた。  橋さんは61年前のデビュー当時の心境や芸能界で長く活躍した秘訣(ひけつ)を紹介した上で、「右も左も先輩ばかりだった。若いうちに一生懸命苦労し、あいさつと先輩を大切に」とエールを送った。  橋さんの持ち歌には機動隊や警察の応援歌がある。橋さん自身も移住後に熱海署の一日署長を務め、同市伊豆山の大規模土石流の義援金寄付など、本県に関わる支援活動に積極的に取り組んでいる。橋さんは講義

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  • 大絵馬に「寅」宿る 藤枝・岩田神社、静産大生がデザイン

     藤枝市内瀬戸の岩田神社は18日、来年のえと「寅(とら)」などを迫力満点に描いた大絵馬をお披露目した。静岡産業大の学生が制作した。関係者が出席し、奉納の式典を行った。  絵馬は縦2メートル、横4メートル。中央付近にトラと拝殿を描き、富士山やフジの花、大井川、竹などを配置した。  経営学部の2、3年生8人が、それぞれ小さな絵馬を使ってデザインを考案した中から、2年の武田有華さん(20)の案を採用。8人全員で大絵馬を完成させた。武田さんは「縁起の良い絵柄を集めた。見た人に喜んでもらい、良い新年を迎えてもらえたら」と笑顔を見せた。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 女子サッカー⚽強豪6チーム 25、26日「藤枝ロータリー杯」

     藤枝ロータリークラブ(RC)は25日、藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で、18歳以下の女子サッカー強化試合「藤枝ロータリー杯」を開催する。午後1時から第1試合として、藤枝順心高とジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18が対戦する。観戦は無料で、申し込み不要。  同杯には、全国の女子サッカーの強豪高校や、18歳以下のクラブ計6チームが出場予定。26日にかけて、藤枝市内で熱戦を繰り広げる。同RCの創立50周年記念事業として初開催する。  25日は、午前10時から藤枝順心高とルクレMYFCの親善試合を開催するほか、同RCから市へのサッカー選手入場カーペットとボールスタンドの寄贈式も行う。

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  • 茶況(12月20日)朝比奈玉露「つゆ茶」発信強化 藤枝市茶振協

     藤枝市茶振興協議会(事務局・市お茶のまち推進室)は、同市岡部地区名産の朝比奈玉露を味わい尽くす飲み方「つゆ茶」の発信強化を図っている。  つゆ茶は、専用の茶器を使い、ぬるめの湯で抽出する。ふたをずらしてすすり、最後の一滴まで楽しむ飲み方。3煎目の後、茶葉にポン酢やかつお節をかけて食べることも推奨している。  玉露の露(つゆ)と「to you(あなたのために)」をかけた言葉で、旧岡部町などが2008年に商標登録した。玉露のうま味を最大限に引き出せる飲み方として、新たにチラシを作成するなどしてPRしていく。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 藤枝サッカー発祥100年 実行委発足へ 商議所要望に市が回答

     藤枝市は20日、藤枝商工会議所が9月に市に提出した13項目の要望書に対して回答した。藤枝のサッカー発祥100周年を迎える2024年に向け、実行委員会を立ち上げることなどを報告した。  山田寿久会頭らが市役所を訪れ、北村正平市長から回答書を受け取った。回答書には、企業間連携や国内外への販路開拓支援のほか、コワーキング・スペース整備とテレワーク推進、感染対策を講じた上でのイベント開催なども盛り込んだ。  北村市長は「行政が目指していることと共通する要望が多かった。実現へ尽力したい」、山田会頭は「コロナ禍で厳しい状況の事業者も多い。力を合わせて支援していきたい」と話した。

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  • 点字カレンダー寄贈 藤枝順心高生、特支学校などに403部

     藤枝順心高インターアクト部の生徒が、2022年の点字カレンダー403部を制作した。全国の視覚特別支援学校や視覚障害者福祉施設、藤枝市などに贈る。NPO法人藤枝光文庫(同市音羽町、石神利之理事長)が20年ほど前から毎年企画している取り組み。  カレンダーはB5判で月めくり。月日の数字や曜日などを点字で刻んだほか、季節の花の名称や花言葉も記した。21人の部員が、約1年かけて丁寧に完成させた。  同文庫でこのほど寄贈式があり、部員が市の担当者にカレンダーを手渡した。渡辺楓恋部長(3年)は「目が不自由な人の役に立てればとの気持ちで作った。思いが伝わればうれしい」と話した。  石神理事長によると点字カ

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  • SBS学苑講師 藤枝で絵画展、コンテ画など23点

     SBS学苑浜松校で絵画教室の講師を務める山城道也さん(46)=島田市=の個展が24日まで、藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で開かれている。コンテ画など23点が並ぶ。  少女の表情をコンテで描いた作品では、顔の陰影を繊細なタッチで表現した。水着姿の男児を題材にした大きなサイズの絵画のほか、花や野菜、動物などを描いた油彩画も展示した。

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  • MYFC選手がキッズ盛り上げ 藤枝ライオンズクラブ杯サッカー

     藤枝ライオンズクラブ杯2021キッズサッカー大会(同クラブ主催)がこのほど、藤枝市の静清高・高田グラウンドで開かれた。未就学の子ども約150人が参加し、ボールを追い掛けてコートを走り回った。  16チームに分かれ、リーグ戦と決勝トーナメントを行った。サッカーJ3藤枝MYFCの選手やスタッフも参加し、審判や監督を務めるなどして大会を盛り上げた。

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  • 藤枝市は24日から現金一括で支給 子育て世帯10万円給付

     藤枝市は17日、子育て世帯への臨時特別給付金について、24日に一括で現金10万円を支給する方法に変更すると発表した。これまでは10万円を2回に分けての支給を計画していたが、国から事務手続きの一部簡素化についての指針が示されたことを受けての対応。  24日支給の対象は、申請が不要な人や、16日までに申請済みの人。17日以降の受け付け分は年明けに随時支給する。

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  • サッカー場整備へ予算確保を要望 藤枝市長、国交省に

     藤枝市の北村正平市長は17日、国土交通省に中山展宏副大臣を訪ね、観客席不足や雨天時の利便性に課題がある藤枝総合運動公園サッカー場の改修に向けた2022年度予算の確保を求めた。  22年度は収容人数の大幅増を目指し、屋根付き観客席の整備を進める予定。北村市長はサッカーを核としたまちづくりを進めている点を強調。防災拠点として活用する観点からも必要性を訴えた。恒常的に渋滞が発生する国道1号藤枝バイパスの4車線化の早期完成に向けた予算確保も要望した。  井林辰憲氏(衆院静岡2区)、牧野京夫氏(参院静岡選挙区)が同行した。

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  • 女子野球の全国Vを報告 藤枝の岩本さん、市役所訪問

     函南町を拠点に活動する女子中学生の硬式野球チーム「スルガマリンガールズ」に所属する藤枝市の岩本藍花さん(14)=青島中2年=がこのほど、市役所に北村正平市長を訪ね、全国大会優勝を報告した。  同チームは9月に静岡市や群馬県で行われた第7回全国女子中学生硬式野球選手権大会で4年ぶり3度目の頂点に立った。11月に行われたリーグ戦の全国大会でも準優勝の好成績を収めた。  投手として複数の試合に出場し、チームに貢献した岩本さんは「最上級生になる来年、連覇を目指して頑張る」と抱負を語った。その上で「打たせて取るタイプだが、三振を取れるようになるため、直球に磨きをかけたい」と言葉に力を込めた。

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  • 団地に活気、利便性再び 沼津・大岡の住民有志、再生プロジェクト始動 沼津信金や東京都市大と連携

     団地の住民の高齢化や空き部屋の増加などが社会問題化する中、沼津市大岡の大岡団地の住民と地元金融機関、都内の大学が「団地再生プロジェクト」を始動した。多彩なマルシェや内覧会開催、リノベーション向けの金融商品化のほか、大学は来年度、団地内に研究室を新設。学生らは住民が生活する上で抱える問題を聞き取り、住みやすい環境を探る。  老朽化した建物、人けのない敷地内―。分譲型の大岡団地は築約50年で、総戸数は252。空き部屋は全体の18%の45戸で全国平均(13%)を上回る。65歳以上は半数に達し、このうち35%は後期高齢者だ。  「まさにゴーストタウン。何とかしようと強く感じた」。団地に10年以上住む

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  • 自販機でふるさと納税 静鉄リテイリング、藤枝市内に設置

     静鉄リテイリングは15日、藤枝市内で、同市へのふるさと納税ができる自動販売機の運用を始めた。同市と官民連携で運営する。実際に市内を訪れた人を対象にしているため、納税への共感を得られやすいほか、再来訪につなげる狙いがある。  設置場所は、JR藤枝駅南口のオーレ藤枝内にある自販機専用店舗「オーレセルフ&カフェ」。20台超の多彩な自販機を集めた非対面式の店舗で、同社が運営している。  ふるさと納税自販機は、市内のホテルの宿泊券やゴルフクラブの利用券、市内醸造の日本酒、玉露など14品。寄付額は1万2千円から20万円の範囲で、クレジットカードを使用できる。  今後、品目を順次拡大していく。市の担当者は

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  • 元警察官、下着窃盗認める 静岡地裁初公判

     女性警察官方のベランダに侵入し、下着を盗んだとして住居侵入と窃盗の罪に問われた函南町、元島田署員の男(27)=懲戒免職処分=の初公判が16日、静岡地裁(国井恒志裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を全面的に認めた。  被告は2020年1月から藤枝市内の警察官舎に住み始め、隣室が女性警察官方だった。冒頭陳述で検察側は発覚の経緯について、21年10月の犯行時に女性に人影を目撃され「被告方の方向へ逃走したため、嫌疑が浮上した」と指摘した。  起訴状によると、被告は20年8月4日に女性警察官方のベランダに侵入。21年4月2日午後10時ごろから3日午前8時ごろまでの間に侵入して下着1枚を盗んだとされるほか

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  • 寅の鉄筋オブジェ 詐欺被害防止訴え 藤枝署

     藤枝署の玄関に、2022年のえと「寅(とら)」の鉄筋製オブジェがお目見えした。親と子どもの計3頭で、迫力ある造形作品が来場者の目を楽しませている。  オブジェは直径1センチほどの鉄筋を曲げ、溶接や塗装を施した作品。寅の親の大きさは体長1・5メートル、高さ80センチほど。「特殊詐欺 家族絆で 金寅れん(取られん)」と、トラとかけた標語を合わせて掲示し、詐欺被害防止を訴えている。  制作したのは藤枝市の「成島鉄筋工業」の戸塚昌利さん。仕事の間に制作に励み、毎年、えとに合わせた作品を同署に貸し出している。  同署生活安全課の小沢哲也課長は「トラの親子のように家族で仲良くし、詐欺に警戒してほしい」と

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  • 子ども給付金など補正予算案可決 藤枝市議会

     藤枝市議会11月定例月議会は16日、本年度一般会計補正予算案のほか、各種条例改正案、指定管理者の指定案など計20件を可決、同意して休会した。 補正予算案は、子育て世帯への臨時特別給付金の費用を盛り込んだ。市は12月24日に1回目の5万円、来年1月14日に2回目の5万円を支給する方針。まだ議会の承認を得ていなかった2回目の分を、今回の補正予算案で計上した。

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  • 医療従事者に光のエール 藤枝・蓮華寺池公園でイルミ【動画】

     藤枝市若王子の蓮華寺池公園でイルミネーションイベント「いたわりと希望の散歩道」が行われている。青色を基調にし、感染症対策で奮闘する医療従事者にエールを送る意味合いを持たせた。  主会場は「ホープ・ステーション」と名付けた光のトンネル。スリランカ出身の作家が、ペットボトルに青い液体を入れたアートを完成させた。  池の北東側の園路樹には、約500メートルにわたって約1万5000球の電飾を施し、幻想的な雰囲気を演出した。  期間は来年2月末まで。午後5~9時に点灯する。

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  • 子育て世帯給付金 2回に分け現金で 藤枝市

     藤枝市は14日、子育て世帯への臨時特別給付金を2回に分けて現金で支給し、1回目を12月24日、2回目を来年1月14日にする方針を固めた。同市への取材で分かった。  対象は1万2600世帯2万2700人。1回目の5万円の予算については11月議会で承認を得ている。2回目の5万円については、11月議会最終日の12月16日に補正予算案を提出する見通し。

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  • 藤枝東FCジュニア、東海大会へ 食トレ成果、人間性育成にも重点

     小学生のサッカーチーム「藤枝東FCジュニア」が、1月に愛知県で行われる「フジパンカップ 東海ユースU-12サッカー大会」に出場する。チーム初となる東海大会に向け、体づくりから取り組んできた練習に力が入る。  藤枝東高サッカー部OBが指導する藤枝東FCは中学生部門に続いて2010年に小学生部門のジュニアチームを設立した。小学3~6年の約60人が所属し、6年生を中心とするチームは6月の県大会を制して東海大会への出場権を得た。  栄養バランスや食生活の指導を通じて強い体をつくる「食トレ」を進めるほか、奉仕活動やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みなど選手の人間性の育成にも重点を置く。主将を務め

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  • 藤枝市 2年連続入賞「一つになって走れた」【静岡県市町駅伝】

     静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場した藤枝市チームのメンバーが13日夜、市役所に大畑直巳副市長を訪問した。2時間17分34秒で9位に入り、5位と躍進した昨年から2年連続で入賞したことを報告した。  片山優人主将(日本郵便)は「目標としていた表彰台には届かなかったが、全員が一つになって走れた。これからもいい結果を残せるようにしたい」と語った。  大畑副市長は「選手だけでなく、関係者の継続的な努力が結果に結び付いている」とたたえた。

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  • 茶況(12月13日)「茶果菜」メンバー 15日、藤枝署で一日警察署長

     JA大井川の農産物PRユニット「茶果菜」のメンバーが15日、藤枝署の委嘱を受けて一日警察署長を務める。  あおいさん、みゆうさんのメンバー2人が参加する。藤枝市青木のJA青島支店の現金自動預払機(ATM)付近や、隣接する農産物直売所「まんさいかん」でチラシを配布。詐欺被害や交通事故防止を訴える。  茶果菜は、同JA管内で収穫された茶や果物、野菜などを発信するため2016年に組織した。現在は地元の学生ら10人で活動している。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 藤枝市民、歌声ひとつに 声楽家・八木さんと18日共演

     藤枝市を拠点に活動する声楽家八木香那永さんのコンサート「Deep River」が18日午後3時から、同市民会館で開かれる。同館の若手芸術家支援プロジェクトの第1弾。7月から公募市民のワークショップも行い、当日は年代も性別も異なる14人が一緒にステージに立ち、黒人霊歌を披露する。  ワークショップの参加者は小学生から70代まで幅広く、新型コロナの影響で一時中断したものの、八木さんの指導のもと発声や表現方法を学んできた。八木さんが披露する13曲中3曲で共演を予定し、10日の最終練習では本番を想定してハーモニーやリズムの取り方を入念に確認した。  市内で音楽教室を主宰し、黒人霊歌を取り入れたコン

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  • 3市社協に福祉車両寄贈 静清信用金庫

     静清信用金庫(佐藤徳則理事長)は10日、静岡、焼津、藤枝3市の市社会福祉協議会に福祉車両を寄贈した。  同信金創立100周年記念事業の一環。車椅子用スロープ付きの軽乗用車を静岡市社協に2台、焼津、藤枝両市社協に1台ずつ贈った。デイサービス利用者の送迎や福祉交流イベントなどで活用される。  静岡市葵区の同信金本店で寄贈式を行い、佐藤理事長が三重野隆志静岡市社協会長、永田実治焼津市社協会長、水野明藤枝市社協会長に目録を手渡した。佐藤理事長は「車椅子利用者が少しでも自由に活動できるようになれば」と話した。

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  • ⚽全国女子サッカー 藤枝順心高主将、初の3連覇へ意気込み

     兵庫県で来年1月に行われる第30回全日本高校女子サッカー選手権大会に出場する藤枝順心高の選手らが10日、藤枝市役所に北村正平市長を訪ね、史上初の3連覇に向けて意気込みを語った。  訪問したのは戸田雪子校長、中村翔監督、窓岩日菜主将の3人。窓岩主将によると、今年のチームは攻守の切り替えの早さが武器。「対策された中での試合になる。全員で力を合わせ、サッカーのまち藤枝に新たな歴史をつくりたい」と言葉に力を込めた。  北村市長は「主将を中心に声を掛け合い、実力を発揮できる空気をつくってほしい。市民みんなで応援している」と激励した。  同校は県大会、東海大会を制した。全国の舞台は18年連続18回目。全

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  • 東海道の自転車コースPR 岡部宿→蒲原宿 静岡市と韓国総領事館 職員が60キロ巡る

     東海道のサイクルコースの魅力を国内外に発信しようと、静岡市は11日、駐横浜大韓民国総領事館の職員と岡部宿(藤枝市)から蒲原宿(静岡市清水区)までを自転車で巡る「日韓交流サイクリング」を行う。自転車を活用した静岡市の地域資源の認知度向上を図り、新型コロナウイルス収束後のインバウンド需要獲得を目指す。  今年4月に市内で開かれたイベントに同総領事館が出席した際、自転車を通じた交流に意欲的だったことから実現した。同市と同総領事館の職員計10人が参加し、太平洋岸自動車道を含む約60キロのコースを自転車で巡る。藤枝市の岡部宿大旅籠(はたご)柏屋を出発し、静岡市駿河区の老舗とろろ屋「丁子屋」、清水区の清

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  • 交通安全誓う 藤枝署に宣言書提出 しずてつバスと中電

     藤枝市内に拠点を置くしずてつジャストライン岡部営業所と、中部電力グループの4営業所は10日までに、藤枝署に交通安全宣言書を提出した。安全運転や飲酒運転の根絶へ決意を新たにした。  岡部営業所は職員92人分。和田直之所長が同署を訪れ、枝村芳宏署長に手渡した。  中電グループは、中部電力パワーグリッド、トーエネック、中電配電サポート、中部電気保安協会の各藤枝営業所で、職員計約280人分。それぞれの所長らが提出した。

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  • 市民のデジタル活用支援 藤枝市と日本郵便が協定

     藤枝市と日本郵便は9日、市民のデジタル活用を支援することなどを目的とした包括連携協定を結んだ。市内郵便局の窓口で、郵便局職員がスマートフォンの使い方や各種申請手続きのやり方などを無料サポートする。  デジタルサポートは来年1月中旬から、瀬戸谷、岡部、高洲の3郵便局で試験的にスタートする。効果を検証後、他の郵便局への拡大を検討していくという。スマホ操作に不慣れな高齢者らのデジタルデバイド(情報格差)の解消を図る。  協定ではこのほか、観光や産業振興、健康、教育などの面でも連携を進めていくとしている。  市役所で行われた締結式で河野一行副市長は「身近な郵便局の協力を得て、デジタル化に取り残される

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  • 空き家使い補修体験 静岡の不動産会社が企画

     不動産会社スイーツインベストメント(静岡市駿河区)はこのほど、空き家を活用した住宅の補修体験イベントを藤枝市で開いた。  地域住民約15人が参加し、建築士の指導を受けて住宅の内壁にしっくいを塗ったり、木材で組み立てた柵を庭に設置したりした。築100年の古民家の補修を検討する60代男性は「自分で工夫して補修することで、家屋を住みやすくしていきたい」と話した。  イベントは、空き家のリノベーション事業を手掛ける同社が、空き家問題解消に取り組む藤枝市とともに企画した。同社の三輪早苗さんは「手軽な補修を通して自宅や所有する空き家の維持、魅力向上につなげてもらえれば」と話す。

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  • 漁協職員ら5人追送検 昨年8月、カツオ盗んだ疑い 焼津署

     焼津漁港(焼津市)に水揚げしたカツオが流通段階で抜き取られた事件で、焼津署は10日までに、窃盗の疑いで焼津漁業協同組合職員の男(40)=同市東小川2丁目、水産加工会社元社長の男(60)=同市大村新田=ら5人を静岡地検に追送検した。  追送検の容疑は、両被告と水産加工会社元役員の男(47)=藤枝市藤枝4丁目=、焼津市の運送会社元社員の男(47)=同市本中根=、焼津漁業協同組合元職員の男(30)=藤枝市若王子1丁目、処分保留で釈放=ら5人は共謀して昨年8月下旬、焼津市内の魚市場で冷凍カツオ約3・1トン(約72万円相当)を盗んだ疑い。  カツオの窃盗事件を巡っては、今年2月に焼津市内の魚市場で冷凍

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  • 交通安全キャラ「ふじりん」お披露目 藤枝署など

     藤枝署と藤枝市、交通安全協会藤枝地区支部は交通安全教育用キャラクター「ふじりん」を作成し、8日、お披露目式を同署で行った。地元の絵本作家むらまつけーじ(本名・村松恵次)さん(36)がデザインした。  むらまつさんによると、ふじりんはキリンがモチーフで、紫色を基調にした。横断歩道や信号機の柄を取り入れた。高い位置から周囲を見渡して肉食動物を警戒しているキリンの特徴から、交通事故の危険から子どもたちを守るとの思いを込めた。  お披露目式で枝村芳宏署長は「ふじりんを活用し、交通安全を身に付けてもらう取り組みをしていきたい」、むらまつさんは「親しまれ、愛されるキャラになれば」と話した。同市などは今後

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  • J3藤枝「来季は優勝争いを」 市役所訪問、成績報告

     サッカーJ3藤枝MYFCの選手らが9日、藤枝市役所と川根本町役場を訪問した。藤枝市役所には、鎌田昌治会長、徳田航介代表、川島将選手、同市出身の鈴木翔太選手が訪れ、河野一行副市長らに今季の成績を報告した。  今季は8勝8分け12敗で10位。鎌田会長は「反省を必ず生かし、来季は優勝争いに食い込みたい」と話した。川島選手は「須藤(大輔)監督に代わってからチームのスタイルを共有できた。来季は期待してほしい」。鈴木選手も「後期になってやることがはっきりした。あとは選手が表現するだけ」と抱負を述べた。  河野副市長は交通安全運動期間中の啓発活動など、クラブの地域貢献を評価。「積極的に地域に入ってくれてい

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  • 入退院時 薬局と病院、服薬情報を共有 静岡県モデル事業、藤枝で

     藤枝市の薬局薬剤師と病院薬剤師が、患者の入退院時に服薬情報を共有する取り組みを始めた。療養環境が変わっても継続して患者を支える体制の構築を図る。ことしから認定制度が始まった「地域連携薬局」の推進に向けた静岡県のモデル事業の一環で、関係機関は県内全域への普及を狙う。  地域連携薬局は他の医療提供施設と服薬情報を結び付けて、質の高い薬学的管理などを行う。地域包括ケアシステムの一員として、医薬品を安全かつ有効に提供する役割が求められている。  「入院中の症状や治療が分かり、退院後の服薬指導がスムーズになった。フォローアップがしやすい」。藤枝市のワコー堂たかやなぎ薬局の鈴木正章薬剤師(52)は、藤枝

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  • 接触事故→車道歩き周囲の車損壊→車盗む→多重事故 窃盗容疑で男逮捕 静岡・国1バイパス

     静岡市駿河区の国道1号バイパスで軽トラックを盗んだとして静岡南署は9日、窃盗の疑いで同区上川原、自称運送業の男(31)を逮捕した。関係者によると、容疑者は同バイパスで車複数台が絡む多重事故や器物損壊事件を起こしたとみられ、同署が事件の経緯を詳しく調べている。  逮捕容疑は9日午前8時ごろ、同区の国道1号バイパス上りで藤枝市の男性会社員(46)の軽トラックを盗んだ疑い。  関係者や目撃者によると、容疑者は乗用車を運転し、宇津ノ谷トンネル出口付近でトラックと接触する事故を起こしたとみられる。車から降りると車道を歩き回り、周辺の車を蹴ったり、たたいたりして損壊させた後、男性会社員の軽トラックを盗み

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  • 新聞の読み方を解説 藤枝 朝比奈一小で授業

     藤枝市の朝比奈第一小は9日、元中学校長で静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんを招いた授業を行った。5、6年生約20人を対象に新聞の特徴や読み方を解説した。  矢沢さんは新聞の利点として信頼性の高さや、あらゆる情報を網羅できる一覧性を挙げた。見出しや写真には、分かりやすく発信したり目線を引き付けたりする効果があると紹介した。静岡新聞のコラムや、同校を取り上げた記事などを活用して授業を進めた。矢沢さんは「好きな記事をスクラップすることで自分事として感じられるようになる。ぜひやってみてほしい」と呼び掛けた。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 3国の高校生がオンライン交流 藤枝ロータリークラブ50周年

     藤枝市の藤枝ロータリークラブ(RC、江崎晴城会長)はこのほど、障害者福祉ボランティアに取り組む日本、オーストラリア、台湾3国の高校生たちのオンライン交流会を開いた。同RCの設立50周年記念事業の一環。  藤枝市の藤枝順心高インターアクト部員約20人と、ペンリス市のカロライン・チザム・カレージの生徒2人、台南市の台南高級商業職業学校の生徒3人らが参加した。順心高や同RCの関係者らは藤枝市のBiVi藤枝に集まり、モニター越しに海外の高校生と顔を合わせた。  順心高生は目が不自由な人向けの点字制作、ペンリス市の生徒は自閉症の子どもたちへの支援金調達、台南市の生徒は障害者施設への慰問活動など、それぞ

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  • 自主学習「日知塾」 高校生が先生役も 藤枝・西益津地区

     藤枝市の西益津地区社会福祉協議会は、西益津中学校区にある四つの小中高校の子どもを対象にした自主学習教室「日知(にっち)塾」を地元の地区交流センターで展開している。地域の児童生徒に、自ら学ぶ姿勢を定着させてもらうことを目指した取り組み。  参加校は西益津小、藤岡小、西益津中、藤枝西高。子どもたちは漢字の書き取り帳や算数ドリル、英単語帳といった教材を持ち込み、自習に専念する。高校生は先生役も務め、定期的に小中学生の様子を見て回ったり、質問を受け付けたりする。  本年度に本格スタートし、月2回ほどのペースで火曜日の午後6時半~8時に開講する。小学生は11人、中学生は12人が登録している。高校生はメ

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  • 朝比奈大龍勢で番組 県無形民俗文化財 12日、静岡放送

     静岡放送は12日午後4時5分から5時まで、藤枝市岡部町で伝承される県指定無形民俗文化財「朝比奈大龍勢」の関係者に密着にしたドキュメンタリー番組「ダイドーグループ日本の祭り『夢をのせ 大空高く打ちあがれ~藤枝市 朝比奈大龍勢~』」を放送する。  大龍勢は10メートル超の長竹の先端に火薬を詰めた古式ロケット花火。高さ約20メートルの櫓(やぐら)から発射され、仕込んだ落下傘や花火が空中で打ち出される仕組み。  2年に1度の行事だが、開催年に当たる昨年はコロナ禍で中止になった。今年11月、3年ぶりに、伝統や技術の継承を目的に原則無観客で実施した。番組では、伝統を守り伝える人たちの「今」の姿を紹介する

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  • 藤枝、御前崎で現金引き出し 菊川署、容疑者を再逮捕

     菊川署と静岡県警捜査4課は7日、いずれも窃盗の疑いで千葉市中央区大森町、無職の男(38)と、東京都の専門学校生の少年(19)を再逮捕した。  2人の再逮捕容疑は11月11日、他の者と共謀して藤枝市の無職女性(86)からキャッシュカードを盗み、同市内のコンビニ店の現金自動預払機(ATM)で現金100万円を引き出した疑い。同16日には御前崎市の無職女性(85)から不正に入手したキャッシュカードを使い、同市内のコンビニ店で現金50万円を引き出した疑い。  同署によると、2人は御前崎市の女性に対し、金融機関職員を装ってキャッシュカードを盗んだ疑いで逮捕されていた。その後の捜査で、手口の類似性から藤枝

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  • 障害者理解の作文 ポスター8人表彰 静岡市

     静岡市はこのほど、障害者理解の促進を図る「心の輪を広げる体験作文」と「障害者週間のポスター」の表彰式を市役所静岡庁舎で行った。入賞した小中学生8人を大長義之副市長が表彰した。  入賞者のうち、同ポスター中学生部門で最優秀賞に輝き、内閣府佳作も受賞した藤枝市立西益津中3年の松本ひなたさんが制作の思いなどを語った。  作品は障害者週間(3~9日)に合わせて9日まで、市役所静岡庁舎、駿河区役所、清水庁舎で展示している。  このほかの入賞者は次の通り。  【作文】中学生部門最優秀賞 山本快斗(籠上3)同優秀賞 堀田雄斗(清水第三1)同佳作 永野世菜(藁科2)〓谷こころ(清水第一2)杉沢雅紀(藁科1)

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  • 特殊詐欺被害防止 藤枝署、2金融機関に感謝状

     特殊詐欺被害を未然に防いだとして、藤枝署はこのほど、清水銀行藤枝支店、スルガ銀行藤枝支店の藤枝市内2金融機関に署長感謝状を贈った。  同署によると、両支店の職員らは、ともに11月中旬に来店した高齢男性の言動から詐欺被害を疑い、警察に連絡するなどして未然防止した。おいを名乗る男から現金を要求されていたり、架空請求を受けていたりしたという。  清水銀行は職員岡野美里さん(35)、事務長高橋怜志さん(45)の2人、スルガ銀行は職員大橋愛さん(48)、業務役席海野早妃子さん(47)、融資役席田形泰さん(54)の3人が同署を訪れ、枝村芳宏署長から賞状を受け取った。

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  • 静清信金高洲支店 強盗への対処学ぶ 藤枝署と訓練

     藤枝市の静清信用金庫高洲支店はこのほど、藤枝署と協力し、強盗対処訓練を行った。  刃物を持った2人組の男が押し入り、現金を要求するとの想定。犯人役の署員が模擬凶器を窓口係に突き付けると、「動くな」「金を出せ」などと大声を出した。職員らは身の安全を守る対応法や、犯人の体格や服装を記憶することなどを意識して臨んだ。  同署は犯人が車で逃走後、緊急配備を敷き、身柄を確保する流れを確認した。

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  • 野球少年の肘肩チェック 静岡県野球協議会

     NPO法人県野球協議会は5日、小学5、6年生を対象にした肘や肩の検診を藤枝市の静清高で行った。成長期に早い段階で肘や肩の故障を見つけて重症化を予防し、長く野球に取り組んでもらおうと、初めて企画した。志太榛原地区の児童と保護者ら約450人が参加した。  理学療法士や柔道整復師が児童約170人の肘や肩の形状や痛みを確認した上で、5人のスポーツ専門医が超音波でモニターに映し出して診断した。同協議会によると、小学校高学年で肘や肩を痛めて競技を断念するケースが多いという。  牧之原市の少年野球チーム「細江グリーンティーズ」で投手と三塁手を務める堀内創生君(11)=細江小5年=は「以前、肘が痛い時があっ

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  • 茶況(12月6日)旧貿易商館の愛称を募集 蓮華寺池公園に移築

     藤枝市は、蓮華寺池公園内に一部を移築して活用する旧藤枝製茶貿易商館の愛称を募集している。締め切りは20日。  同館は明治時代に茶貿易の拠点として建てられ、「とんがり屋根」と呼ばれて親しまれてきた。老朽化が進んだため解体し、建材の一部を活用して同公園に移築する。来年4月から茶文化発信・観光交流施設として活用する予定。  新たな愛称は、建物の歴史や特徴などを考慮していることが条件。問い合わせは市お茶のまち推進室<電054(643)3266>へ。

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  • ⚽J3藤枝 須藤監督、来季も指揮

     藤枝の須藤大輔監督が来季も指揮を執ることになった。最終戦後のセレモニーで「来季の契約に合意した」と自ら明かした。  試合で退席処分となったため取材対応はなかったが、セレモニーで「強さやたくましさを磨きながら、来年は必ずJ2昇格という目標を達成したい」とサポーターに誓った。須藤監督は8月に倉田前監督の後を継ぎ、就任後の成績は5勝3分け6敗。

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  • 中学生に必要な栄養は… 藤枝でスポーツ食育セミナー

     藤枝市サッカー協会は4日、スポーツ食育セミナーを同市の小杉苑で開いた。公認スポーツ栄養士の中野ヤスコさんが講師を務め、スポーツに携わる成長盛りの中学生に必要な、エネルギーが満たされる食事の取り方を説明した。参加したサッカー部に所属する中学生や指導者、保護者らは、中野さん監修の弁当を試食し、1回の食事で取るべき量やバランスを学んだ。  中野さんはジュニアアスリートが抱える背の伸びにくさや、試合中のスタミナ切れといった悩みについて「必要なエネルギーを取っていないことが原因」と説明した。一日三食を欠かさないことや一食に主食、主菜、副菜をバランス良く取る重要性を強調した。  バランス良い食事を習慣づ

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  • アプリ活用で分散避難 藤枝【地域防災の日】

     地震などの大規模災害を想定した地域防災訓練が5日、静岡県内各地で行われた。藤枝市は、藤枝小などで訓練を展開した。県の防災アプリや避難所支援システムを活用した避難所開設の流れを確認した。  コロナ禍で、混雑や接触機会を減らすことが目的。避難者が、事前にダウンロードしたアプリに避難する家族らの情報を入力しておくことで、受け付けを素早く済ますことができるようになる。  市が飲食店などで導入している「混雑状況の可視化サービス」の試験運用も実施。インターネット上で各避難所の状況を示し、分散避難につなげる。授乳用テントのほか、性別ごとのトイレ、更衣室の設置など、女性の意見を反映させた避難所レイアウトの検

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  • 藤枝市9位入賞 横馬選手、区間4位の好走【静岡県市町駅伝】

     藤枝市は9位に入り、5位と躍進した昨年に続く入賞。前回大会で9年ぶりに復帰した10区の横馬岬選手(28)=藤枝特別支援学校教諭=が、区間4位の好走でチームを支えた。  旧岡部町から2004年に初出場し、11年まで8年連続で出走。06年には区間賞も獲得した実力者だ。ただ他県の強豪大学に進学後は出場を見合わせ、卒業後は競技を一時引退していた。  昨年、久しぶりに藤枝の陸上教室を見学したことをきっかけに練習を再開した。急ピッチで体をつくって参加した前回大会で区間5位の成績を残すと、走り込みを重ねた今大会でさらに進化を見せた。  「子どもの時から育ててくれたチームに恩返ししたかった」との思いを込めて

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  • 摘発端緒は警察官の職務質問 露天風呂盗撮マニアのグループ摘発

     露天風呂に入浴中の女性を組織的に盗撮したとして、藤枝署などが3日までに男3人を逮捕した事件。マニアらでつくるグループの一人が移動の途中で藤枝市内の駐車場に立ち寄った際に、県警の警察官が行った職務質問がきっかけになり、リーダー格の男ら3人の摘発につながった。  同署によると、10月11日午前0時半ごろ、国道1号藤枝バイパス谷稲葉パーキングで、駐車中の車内にいた無職の男(32)=岡山市北区=に警察官が声を掛けた。他県のナンバーだったことなどから不審に思ったのがきっかけ。のこぎりを所持していたため、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。  車内からはビデオカメラや三脚、迷彩服などが見つかった。神奈川県

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  • 藤枝・玉露の里に喫煙所改修費寄付 JT静岡支店

     日本たばこ産業(JT)静岡支店(辻井篤志支店長)はこのほど、藤枝市の玉露の里に、喫煙施設の改修にかかる協賛金50万円と大型灰皿、誘導看板を寄付した。  辻井支店長が同施設を訪れ、設置者の藤枝市の担当者に目録を手渡した。辻井支店長は「全ての来場者が気持ち良く過ごせるようになれば」と話した。

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  • 浜岡原発巡る広域避難計画 藤枝市、策定へ最終段階

     藤枝市の北村正平市長は3日の市議会11月定例月議会の一般質問で、中部電力浜岡原発の重大事故を想定した原子力災害広域避難計画について「策定に向けて最終段階を迎えている」との認識を示した。山川智己氏(藤新会)への答弁。  同市の計画では、避難者の目指すべき経由地を藤枝総合運動公園に設置し、人数の把握や避難先の伝達を行う。その後、原発から5~31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)外に当たる瀬戸谷、葉梨、広幡、岡部の市内4地域や、県外への避難を行う。  市当局は、策定がスムーズに進まなかった理由として、広域避難先の一つである神奈川県から「駐車場の確保が困難なため自家用車による避難を抑制してほしい」と

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  • 子どもの読書活動 4校2団体を表彰 静岡県教委

     静岡県教委は「『読書県しずおか』づくり」に取り組んだ本年度の優秀実践校と団体に、4校2団体を選出した。このほど県庁で表彰式を行った。  表彰を受けた4校は学校図書館を活用した授業や探究活動を支える図書室の展示、生徒が企画して書評を発表する「ビブリオバトル」などに取り組んだ。2団体は子どもや保護者への読み聞かせなどを通じ、読書の機会づくりに力を入れた。  代表者に表彰状を手渡した木苗直秀教育長は「今後も活動を継続し、県内の読書活動の機運を高めてほしい」と述べた。  表彰を受けた学校と団体は次の通り。  静岡市立番町小、富士宮市立井之頭中、県立三島北高、県立沼津特別支援学校、藤枝子どもと本をつな

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  • 脅迫容疑で男再逮捕 市役所に「殺しにいってやる」 藤枝

     藤枝署は3日、脅迫の疑いで藤枝市高柳1丁目、介護職員の男(43)を再逮捕した。再逮捕容疑は8月下旬ごろから10月中旬ごろまでの間、数回にわたって藤枝市役所に電話をかけ、男性警備員(69)ら3人に対して「殺しにいってやる」などと脅迫した疑い。容疑者は県庁にも脅迫電話をかけたとして、威力業務妨害の疑いで静岡中央署に逮捕された。

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  • 露天風呂盗撮マニア グループ摘発、動画転売か 藤枝署など

     露天風呂に入浴中の女性を組織的に盗撮したとして、藤枝署と静岡県警生活保安課、サイバー犯罪対策課は3日までに、兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで鹿児島県職員の男ら3容疑者を逮捕した。マニアらでグループをつくり、全国を股に掛けて盗撮していたとみられ、同署などが実態解明を進めている。 逮捕されたのは茨城県行方市内宿、無職の男(49)、鹿児島県鹿屋市打馬2丁目、同県職員の男(40)、岡山市北区三野3丁目、無職の男(32)の3容疑者。逮捕容疑は共謀して9月下旬ごろ、兵庫県内で、露天風呂に入浴中の女性を望遠レンズ付きのビデオカメラで盗撮した疑い。同署は3人の認否を明らかにしていない。  捜査関係者によると、

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  • 静産大と連携「藤枝市民大学」創設 2022年度から試験的に

     藤枝市の北村正平市長は2日、静岡産業大と連携して2022年度、「藤枝市民大学」を創設する意向を示した。リカレント教育と一般教養の2コースから試験的にスタートし、23年度から資格取得などの講座も設けて本格的に運用する。市議会11月定例会で増田克彦氏(志太創生会)の一般質問に答えた。  リカレント教育は社会人を主な対象にし、情報通信技術(ICT)の活用法や経営マネジメントなど専門的な講義を行う。一般教養は学生から高齢者まで幅広い年代を受け入れ、生涯学習や生きがい創出につなげる。  JR藤枝駅南側のBiViキャンを主会場にする方針。産業大の教員や各分野の専門家、深い知識や経験を持つ市民らが講師を務

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  • 静岡駅北口エスカレーターで盗撮の疑い 静岡中央署が男逮捕

     静岡中央署は2日、静岡県迷惑防止条例違反の疑いで藤枝市清里2丁目、会社員の男(46)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後5時半ごろ、JR静岡駅北口のエスカレーターで、島田市の女性アルバイト店員(20)のスカート内をスマートフォンで盗撮した疑い。

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  • ひき逃げの疑い 藤枝署が59歳の女を逮捕 

     藤枝署は2日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで島田市金谷代官町、清掃員の女(59)を逮捕した。逮捕容疑は同日午前9時ごろ、藤枝市善左衛門の静岡県道交差点で乗用車を運転中、藤枝市の無職男性(70)のミニバイクに衝突して男性に軽傷を負わせた上、そのまま逃走した疑い。  同署によると、ナンバーの目撃情報などから特定したという。

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  • 住まい戦略課新設 藤枝市 移住定住、総合的に推進

     藤枝市の北村正平市長は2日の市議会11月定例月議会の一般質問で、2022年度に「住まい戦略課」を新設すると明らかにした。移住、定住の推進を総合的に扱い、人口減少対策を推進する。平井登氏(志太創生会)への答弁。  新年度に向けた組織改革の一環で、都市建設部内に設置する。空き家や空き地の解消のほか、移住者の呼び込み、宅地やマンション開発の誘導など、住まいに関するさまざまな施策を一元的に推進する。  地域おこし協力隊員を「移住コンシェルジュ」として新たに配置し、移住希望者からの相談に乗る態勢も整えるとした。

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  • 藤枝市役所、建て替えへ 市議会で市長答弁 デジタル社会に対応

     藤枝市の北村正平市長は1日、同市岡出山の市役所本庁舎について「次世代型新庁舎の整備構想に着手する」と語り、建て替えに向けて本格的な議論を進める意向を明らかにした。デジタル社会に対応した「スマート市役所」を目指す。市議会11月定例月議会で山根一氏(藤新会)の一般質問に答えた。  市によると、本庁舎は48年前の1973年に建てられた。建て替え場所は現在の本庁舎周辺を軸にする方針。情報通信技術(ICT)を取り入れた施設にし、人口減少社会に合わせて行政のスリム化を図る。市民サービスの向上や、職員が働きやすい環境づくりも重視するという。  来年度、庁内に「次世代新庁舎構想検討委員会」を立ち上げ、具体的

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  • 藤枝の80代男性 120万円詐取被害 息子名乗る男らに

     藤枝市の80代無職男性が1日、息子を名乗る男らに現金120万円をだまし取られたと藤枝署に届けた。  同署によると、11月30日午後4時ごろ、男性の自宅に息子をかたる男から「会社のキャッシュカードを落とした。立て替えないといけない」などと電話があった。その後、自宅を訪れた取引先の関係者を名乗る男に現金を渡したという。

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  • 駐車場でドライバー隠し持つ 藤枝市の会社員逮捕

     藤枝署は11月30日、特殊開錠用具所持禁止法違反の疑いで藤枝市時ケ谷、会社員の男(29)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後8時40分ごろ、市内の駐車場で、正当な理由がないのにドライバー1本を隠し持っていた疑い。同署によると、近隣住民から「不審な車が止まっている」と通報があり、駆け付けた署員が容疑者を発見した。

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  • 12月1日から一般質問 藤枝市議会

     藤枝市議会11月定例月議会は12月1~3日の3日間、一般質問を行う。18氏が登壇する予定。  質問者と主な内容は次の通り。  【1日】鈴木岳幸①日本遺産の活用②国際交流▽薮崎幸裕①小・中学校のいじめ対策②職員の働き方改革と定年延長▽八木勝①健康対策・カーボンニュートラルと建築物省エネ法の改正②本市の企業誘致と立地の今後▽山根一①2022年度予算・4K施策②高齢の情報難民者をどう救い、安心を与えるのか▽石井通春①私道舗装制度②コロナで中核を担った公立病院の立場▽山本信行①障害者支援②土砂災害対策▽油井和行①大河ドラマで健康づくりとシティー・プロモーション  【2日】天野正孝①ウィズコロナにおけ

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  • 茶況(11月29日)藤枝特産品認証 投票受け付け 市、茶製品など34点

     藤枝市は12月10日まで、藤枝茶を使った商品など地域の特産品を認証する「藤枝セレクション2022」の一般投票を受け付けている。  岡部産抹茶風味の焼き菓子や有機和紅茶、オーガニック緑茶など茶関連商品のほか、ジャム、日本酒、ドレッシング、ヒノキの道具箱など多彩な34点の出品があった。  セレクションは藤枝を代表する逸品を掘り起こし、地域の魅力発信につなげる認証制度。例年は年間11商品を認定していたが、今回はさらにブランド価値を高めるため3品目に絞る。一般投票などの1次審査で10点ほどを選出し、専門家らによる2次審査で認定品を決める。

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  • 井原さん、大塚さん市長賞 MOA美術館藤枝市児童作品展

     第32回MOA美術館藤枝市児童作品展(同館など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の入賞者表彰式が28日、藤枝市の高洲地区交流センターで行われた。市長賞には絵画の部で井原茉瑚さん(広幡小6年)、書写の部で大塚由美子さん(青島小5年)が輝いた。  市内の小学生から絵画の部に121点、書写の部に166点の計287点の応募があった。  市長賞以外の主な入賞者は次の通り(絵画、書写の順)。  市教育長賞 河森慶達(青島1)松橋琴菜(青島東2)▽市PTA連絡協議会長賞 西崎ひより(葉梨4)久保山千愛(大洲4)▽市子ども会世話人連絡会長賞 堀井文葉(稲葉6)永嶋光妃(西益津6)▽自然農法志太普及会長賞 江坂

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  • 短期留学受け入れで連携 静岡産業大、ベトナムの工業大

     静岡産業大とベトナム・ホーチミン市工業大はこのほど、短期留学に関する覚書に調印した。ベトナムの学生を短期留学生として産業大に受け入れ、静岡県内での就職につなげていく。  留学期間は半年か1年間。産業大の選考試験の合格者らを受け入れる。学生たちは産業大で、日本の企業で働くための日本語力のほか、ビジネス文化、経営の専門知識などを学ぶ。  オンラインで調印式を行った。鷲崎早雄学長ら産業大の関係者は藤枝市の同大藤枝キャンパスに集まり、モニター越しに工業大のグェン・スアン・ホアン・ヴィエット副学長と顔を合わせた。  鷲崎学長は「日本への強い就職意欲を持つ学生を受け入れ、送り出していきたい」、グェン副学

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  • トマト「フル里」(藤枝市)×和食「にんべん日本橋だし場はなれ」 だしに漬け甘み倍増【静岡食材と日本橋料理人】

     リンゴのようなシャクシャクとした食感と爽快感漂う甘さ。伝統の本枯れかつお節と昆布の合わせだしがトマト「フル里」の素材の良さを引き立てる。小久貫玄料理長(36)=顔写真=は「本来の甘みが出せた」と胸を張る。  当初はおでんのような温かい料理を試したが、加熱すると味がぼやけた。素材を生かすため皮を湯むきし、だしに一晩漬けてシンプルに仕上げた。トマトとかつお節のうまみ成分が相乗効果を生み、だしの塩味も甘さを引き立てた。果汁がにじみ出ただしもフルーティー。ジュースのようで最後まで飲み干せる。  「トマトとは思えないほどうまい」。小久貫料理長はフル里を試食し、苦手だったトマトの概念が覆った。他にも県産

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  • 藤枝・時ケ谷の空き家活用 こども食堂、27日オープン

     藤枝市の市民団体「ふじてら」が27日、同市時ケ谷にこども食堂をオープンする。空き家の一軒家を活用して食事を提供、子どもたちの居場所づくりを目指す。  地元の主婦ら11人がボランティアで運営する。月1回、土曜日の午前11時半~午後2時に開催する。メニューはカレーライスやロコモコ丼、定食など。夏場はバーベキューの実施も計画する。地域農家の協力を受け、地元食材をできるだけ多く使用する方針。  子どもは参加無料、大人は300円の寄付が必要。1人暮らしの大学生や高齢者らも利用できる。定員は最大70人。車で来場する際は、時ケ谷第2町内会館駐車場に止める。  開設に先立ち、運営スタッフがテーブルの配置や食

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  • 藤枝MYFCグッズ開発 ふじえだガールズミーティング

     若い女性の視点から藤枝市のまちづくりを考える「ふじえだガールズミーティング」は、サッカーJ3藤枝MYFCとコラボしたエコバッグとステッカーを開発した。このほど藤枝総合運動公園で行われたホーム戦に合わせて来場客に販売した。  同団体は同市在住、在学の女子学生でつくる。同市で盛んなサッカーを盛り上げるため、グッズにする商品や、MYFCのキャラクター「蹴っとばし小僧」を使ったデザインを考案した。  「Jリーグマスコット総選挙2020」で最下位だったことを受け、「人気者になりたい」といった自虐的な言葉を取り入れてかわいらしく表現した。  デザインを担当した静岡大2年の松本侑さんは「蹴っとばし小僧を

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  • 技能功労者5人を顕彰 藤枝市

     藤枝市はこのほど、本年度の市技能功労者顕彰授与式を市役所で行った。長年にわたり同じ職業に従事し、後進の育成などに功績のあった市民5人をたたえた。  功労者は金属プレス・溶接工の中原儀雄さん(80)=八幡、石川プレス工業=、菓子製造職の梶山茂さん(78)=前島、菓子処保月=、調理師の鈴木久雄さん(69)=本町、魚久=と、ともに造園師の堀田秀夫さん(62)=岡部町岡部、植秀堀田造園=、篠原広明さん(58)=前島、やはたグリーン=。  5人は大畑直巳副市長から賞状と記念品を受け取った。中原さんは「同じ仕事を積み重ねてきた結果。非常にうれしく思う」と喜びを語った。

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  • 女性輝くまちへ要望 ソロプチミスト藤枝 市議との意見交換会

     藤枝市議会は22日、国際ソロプチミスト藤枝(沖静子会長)との議会タウンミーティングを市役所で開いた。「女性が輝くまちづくり」をテーマに意見を交わした。  広報広聴委員会の市議7人と、ソロプチミストのメンバー9人が参加した。沖会長らは、女性が働き続けるには男性の協力が必要なことや、結婚や出産、育児の後に復職できる環境づくりを訴えた。行政が先頭に立って推進し、民間に波及させていく必要性も指摘した。  タウンミーティングは、市民の意見を市議会の活動に反映させることを目的に開催している。

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  • 新静岡セノバでコスメマルシェ 27、28日

     静岡県産業振興財団は27、28の両日、静岡県内産の化粧品をPRするイベント「しずおかコスメマルシェ」を静岡市葵区の新静岡セノバ1階自由通路で開く。  出店するのは旭紙工所(富士宮市)、コーヨー化成(静岡市清水区)、GOLDBLUE(ゴールドブルー、静岡市葵区)、CITE(シテ、三島市)、メイルコーポレーション(伊東市)、藤枝市に工場があるシーク(東京)の6社。化粧水やハンドクリームなどの自社製品を販売する。

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  • 茶況(11月22日)香港で茶製品販売 藤枝7団体

     藤枝市の茶業関係7団体(6茶商、1農家)でつくる「TEA SEVEN協同組合」は、中国・香港の自動販売機で地元産茶を使った商品を販売している。テストマーケティングを兼ねた取り組みで、海外への販路拡大につなげていく。  自販機は、県産業振興財団などが香港の商業施設など8カ所に設置した。県内各地の特産品を販売していて、藤枝の茶関連商品は藤枝かおりのペットボトル、有機和紅茶のティーバッグ2種類の計3品。  同組合によると、いずれの商品も好評を得ているという。担当者は「現地バイヤーとのオンライン商談会も進めている。海外のニーズを確認し、新たな販路を開拓したい」と話す。

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  • コロナ対策費など4件可決 藤枝市議会

     藤枝市議会11月定例月議会は22日開会し、本年度一般会計補正予算案など4件を上程し、いずれも原案通り可決した。  補正予算案には新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチン3回目接種の関連費や、市内店舗を支援するためのキャッシュレス還元サービス事業費などを盛り込んだ。  一般質問は12月1~3日に行う。

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  • 藤枝市郷土博物館・文学館 「東海道藤枝宿往還家並絵図」 1842年、宿場の息遣いくっきり【美と快と-収蔵品物語⑰】

     東海道五十三次の22番目の宿場である藤枝宿。人口4000人以上(1843年)との記録も残り、比較的大きな宿場として栄えた。藤枝市郷土博物館は同宿の東海道表通りに面した家並みが描かれた絵図を所蔵する。同宿を克明に描いた江戸時代の絵図はほとんど現存せず、江戸時代後期における宿場のにぎわいや産業構造が分かる貴重な資料だ。  絵図の本紙は長さ277センチ、幅26・9センチで巻子装。同宿の左車町、下伝馬町、白子町、長楽寺町、鍛冶町、吹屋町、上伝馬町、河原町、8町の約650軒が描かれ、1軒ごとに居住者の名前と職業が書き入れられている。同宿は東海道から横道に入った木町を含む9町で構成され、本来は木町分も

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  • 掛川の新東名で事故 バイクの35歳男性死亡

     20日午後3時半ごろ、掛川市寺島の新東名高速道上りで乗用車と大型バイクが関連する事故があり、大型バイクを運転していた藤枝市高柳3丁目、会社員の男性(35)が全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。乗用車を運転していた大津市小関町の店員の女性(29)は顔などを打ち軽傷のもよう。県警高速隊によると、現場は片側3車線の直線。同隊が事故の状況と原因を調べている。上り線は森掛川インターチェンジ(IC)―島田金谷IC間で同日午後9時10分まで通行止めになった。

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  • 牧之原の突風被害 特徴や仕組み解説 静岡で防災学講座

     静岡市葵区の県地震防災センターで20日、ふじのくに防災学講座が開かれた。静岡地方気象台の真下国寛地域防災官が、5月に牧之原市や菊川市で発生した竜巻とみられる突風をテーマに講演し、被害の特徴や被害認定の仕組みなどについて説明した。  突風は両市計4カ所で発生し、最も被害が大きかった牧之原市布引原での推定風速は65メートルだった。真下地域防災官は「県内で同規模の突風は浜松市で発生した1962年までさかのぼる。珍しい現象だった」とした。  一方、老舗しょうゆ店の工場兼倉庫3棟が倒壊した同市須々木の風速は35メートルと推定した。理由について「建物が古く判定の根拠にしなかった。自動販売機が倒れたことか

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  • 安全運転管理で仲山さんら表彰 藤枝署

     藤枝署はこのほど、優良安全運転管理者らへの関東管区警察局長・関東安全運転管理者協議会連合会長連名表彰の伝達式を同署で行った。  伝達を受けたのは、安全運転管理に努めた仲山清子さん(仲山鉄工)と、優良運転者の横井弘明さん(藤枝市役所)。枝村芳宏署長から賞状を受け取った。

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  • プラ製ボール 藤枝特別支援学校に寄贈 地元NPO法人

     藤枝市のNPO法人「JUNSHIN SPORTS CLUB」が19日、組み立て式のプラスチック製サッカーボールを県立藤枝特別支援学校(同市)に寄贈した。  寄贈したのは、組み立て式のサッカーボールのパーツ一式10セット。同校のサッカー部の練習用に贈った。  同校で行われた贈呈式で、同法人のイベントスタッフとして参加した藤枝順心高サッカー部の窓岩日菜主将ら3選手が、パーツ一式と完成したボールを、同支援学校3年でサッカー部の杉浦翔主将らに手渡した。杉浦主将は「部活の練習で使います」と謝意を述べた。  その後、両校の生徒たちがボールを実際に蹴り合って、使い心地を試した。窓岩主将は「力強く蹴っても大

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  • ネット時代 家庭の性教育どうすれば①【賛否万論】

     性教育と聞いて、反射的に身構えてしまう保護者は少なくないのではないでしょうか。必要性は何となく感じているけれど、教え方もタイミングも分からない―。インターネットには性に関するさまざまな情報があふれ、子どもでも簡単にアダルトコンテンツにアクセスできる時代です。日本の性教育は海外に比べて遅れているとの指摘もある中、家庭で性教育をどう進めていけば良いでしょうか。 (社会部・佐藤章弘、5歳児の父親) 性交に言及せず 学校の性教育「抽象的」  文部科学省と内閣府は「生命(いのち)の安全教育」のための教材を作り、4月に公開した。幼児期、小学校低・中学年、小学校高学年、中学、高校、大学・一般の6種類。文科

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  • 踏切内の女性保護 金子さんに感謝状 藤枝署

     藤枝署はこのほど、踏切内で立ち往生していた人の保護に貢献したとして、藤枝市駅前の介護福祉業金子建一郎さん(38)に署長感謝状を贈った。  同署によると、金子さんは11月6日、妻千紘さん(38)と2人で歩いていた際、同市田沼の踏切で、遮断機が下りているにもかかわらず線路内に残っている20代女性を発見した。2人で女性を踏切の外へ連れ出し、警察に連絡するなどした。  同署で贈呈式があり、枝村芳宏署長が金子さんに賞状を手渡した。金子さんは「助け出せて良かった。女性が元気に過ごしてくれれば」と話した。

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  • 陸上飯塚選手「自分超えよう」 藤枝でスポ少40人指導

     東京五輪の陸上男子200メートルに出場した飯塚翔太選手(30)=ミズノ、藤枝明誠高出=がこのほど、藤枝市の藤枝総合運動公園陸上競技場で、市内のスポーツ少年団の6年生約40人に、速く走るこつを指導した。  飯塚選手は同市スポーツ少年団本部が開いた交流大会に講師として登場した。野球やサッカー、バレーボールなど9団体の児童に、脚や腕の基本動作を解説した。準備運動を兼ねた追いかけっこやミニリレーでは世界レベルのスピードを披露し、児童を驚かせた。  練習への心構えとして「常に前の自分を超えよう」という向上心の重要性を説き、「競技を一つに絞る時期を遅らせ、いろいろなスポーツの動きを経験することが将来に役

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  • 町内会だより節目の200号 藤枝・鬼島地区、有志5人中心制作

     藤枝市鬼島地区の住民有志が制作している「鬼島町内会だより」が、今月20日に発行する11月号で通算200号に到達する。編集メンバーたちは「住民たちが少しずつ力を合わせながら続けてきた。今後も地域を団結させる一助になれば」と決意を新たにする。  町内会だよりは、当時町内会長だった池谷桂次さんの発案で2003年5月にスタートした。当初は2~3カ月に1回発行していたが、06年に編集委員会を立ち上げ、月刊になった。  A4判4ページの白黒が基本で、節目のタイミングやクリスマスなどはカラー印刷する。地域イベントの報告や告知、住民によるリレー随筆、防犯情報、ふれあいサロンの連絡、赤ちゃん誕生の知らせなどを

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  • 静岡県外の船会社が告訴へ 焼津・カツオ盗容疑 漁協職員ら7人

     焼津漁港に水揚げしたカツオが流通段階で不正に抜き取られたとして、静岡県外の船会社2社が焼津漁業協同組合職員=被告=(40)ら7人を窃盗容疑で焼津署に告訴する方針を固めたことが、18日までに関係者の取材で分かった。  告訴の対象は被告のほか、同市の水産加工会社元社長(60)、同社元役員(47)、焼津市の運送会社社員(47)、同社員(43)の4被告と、30代の同漁協職員と元職員の2人=窃盗容疑で逮捕、処分保留で釈放=。  関係者によると、7人は共謀し、一昨年から昨年までの間に、県外の船会社2社が所有する漁船が焼津漁港に水揚げした冷凍カツオなど数トンを盗んだとされる。  カツオの窃盗事件を巡っては

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  • 葉っぱでお便り♡ペンは小枝で作ろう!【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑧】

     紅葉の美しい里山や公園で木の葉っぱを手に取ってみてごらん。落葉する葉っぱは形や色がいろいろあって面白いね。でも、今回は冬になっても緑色で光沢のあるアオキ、タラヨウ、モチノキなどの葉を用いて遊びます。  葉っぱだけじゃなく枝まで緑色なので、アオキと呼ばれる日本固有の植物は外国でも人気があります。今では世界中の公園で見られ、改良された斑[ふ]入りの葉は多くのお庭で見かけます。身近にあるこの葉っぱは、なんと字や絵がかけるのです。絵の具やペンがなくても小枝でかけるので、子どもはびっくり。「はがき」遊びに夢中になります。  鉛筆がわりに使う木は、地面に落ちた枝でも使えます。ウツギのように枝の中心が空

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  • 指先まで細かく確認 23日に民舞発表会 藤枝・体験教室の児童

     藤枝市民会館ホールで23日に開催される藤枝市民文化祭の民舞発表会に向け、市内の文化体験教室に通う児童たちが練習に励んでいる。  披露するのは端唄の「秋の七草」。市内の小学1~6年生8人が出演する。色とりどりの浴衣を着用し、うちわを使って優雅な動きを披露する。  市内の地区交流センターでこのほど行った練習では、藤生流家元の藤生彩治郎さんの指導を受け、指先の角度など細かい点まで確認した。  藤生さんによると、見どころは、唄に合わせてうちわを打ち鳴らす部分。松下実弓さん(青島小6年)は「みんなの動きが合うようになってきた。本番までにさらに練習したい」と意気込む。

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  • ワクチン3回目接種券 医療従事者に22日発送 藤枝市

     藤枝市は16日までに、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種計画を固めた。最初の対象となる医療従事者に対して22日に接種券を発送し、12月から接種を進めていく。  高齢者への接種開始は2022年1月下旬ごろの予定。2回目の接種からおおむね8カ月の経過をめどに、順次対象を拡大していく。22年7月ごろまでに完了する見通し。  1、2回目の接種でコールセンターが混み合ったことから、インターネット予約のサポート会場を増やす。22年1月下旬に各地区交流センターとBiVi藤枝、市生涯学習センター、市役所岡部支所に開設する。

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  • カツオ不正抜き取り 焼津漁協職員ら5人起訴 静岡地検

     焼津市の水産加工会社が焼津漁港に水揚げしたカツオが流通段階で不正に抜き取られた事件で、静岡地検は16日、窃盗罪で、焼津漁業協同組合職員の男(40)=同市東小川2丁目=ら5人を静岡地裁に起訴した。  被告のほかに起訴されたのは、同市の水産加工会社の元社長の男(60)=同市大村新田=、同社元役員の男(47)=藤枝市藤枝4丁目=、焼津市の運送会社社員の男(47)=同市本中根=、同社員の男(43)=同市田尻北=の4被告。  起訴状によると、5人は共謀し、2月8日午前7時35分ごろから同日午後1時半ごろまでの間、焼津市内の魚市場で冷凍カツオ約4・5トン(計約100万円相当)を盗んだとされる。必要とされ

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  • 若者Uターン就職後押し 藤枝市が奨学金、8金融機関連携

     藤枝市と藤枝商工会議所、岡部町商工会は、同市に拠点を置く8金融機関と連携した奨学金制度をスタートする。若者の同市へのUターン就職を後押しする狙いがある。関係団体が17日に市役所で連携協定を結ぶ。  連携する金融機関は、既に7月に協定を結んだ島田掛川信用金庫のほか、静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、しずおか焼津信用金庫、静清信用金庫、県労働金庫、JA大井川。  市によると、各機関との間にいずれも低金利の独自の奨学金制度を設ける。利用者が大学や短大、専門学校などを卒業後にUターン就職し、1年間藤枝市に居住した場合は市が50万円の奨励金を支給する。  地元の学生と企業がそれぞれ求める情報を集約、発信

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  • 茶況(11月15日)あつ森に「おちゃの島」 藤枝市制作 地域資源を発信

     藤枝市はこのほど、ニンテンドースイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の中に、「ふじえだおちゃの島」を制作した。コロナ禍で人の移動が制限される中、ゲームを活用して地域資源を発信していく。  「島」はプレーヤーが自由に訪問でき、島の中にある衣装などのデザインを持ち帰ることができる。「おちゃの島」では茶畑や玉露の里のほか、中山間地エリアの見どころを紹介する。茶娘の衣装も用意した。  制作には静岡産業大生が協力した。「おちゃの島」と、同市で盛んなサッカーをテーマにした島の合わせて二つを完成させた。

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  • 島田署員を追起訴 女性警官宅で下着盗んだ罪 懲戒免職処分に

     女性警察官方のベランダに侵入し、下着を盗んだなどとして静岡地検は15日、窃盗と住居侵入の罪で、島田署地域課の巡査長の男(27)=藤枝市緑町1丁目、住居侵入の罪で起訴=を静岡地裁に追起訴した。逮捕容疑のほかにも、女性警察官方などに不法侵入を繰り返していたことが分かり、うち2件について住居侵入の罪で追起訴した。  静岡県警は同日、容疑者を懲戒免職処分とした。県警監察課によると、被告はいずれの容疑も認め「下着を見たかった」などと供述しているという。  起訴状などによると、被告は4月2日午後10時ごろ~3日午前8時ごろの間、居住する警察官舎の隣室に住む女性警察官方のベランダに侵入し、下着1枚を盗んだ

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  • 県庁職員の業務を妨害した疑い 藤枝の介護職員を逮捕

     静岡中央署は13日、威力業務妨害の疑いで藤枝市高柳1丁目、介護職員の男(43)を逮捕した。逮捕容疑は12日午後2時ごろ、県の知事戦略局秘書課に電話で「幼稚園に行って無差別殺人とかしたり、保育園に包丁を持っていかれたり、山に火をつけたりしたら困らないか」などと告げ、県庁職員らの業務を妨害した疑い。

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  • 伝統の「朝比奈大龍勢」秋空を駆ける 藤枝・岡部町で3年ぶり開催

     藤枝市岡部町で伝承される県指定無形民俗文化財「朝比奈大龍勢」(実行委主催)が13日、同町殿地区で行われた。2年に1度の行事だが、開催年に当たる昨年がコロナ禍で中止になり、3年ぶりの実施になった。  大龍勢は15メートルほどの長竹の先端に火薬を詰めた古式ロケット花火で、仕込んだ落下傘や花火が上空で打ち出される仕組み。今年は昼の部のみで、地元の「連」と呼ばれる集まりが15本を披露した。  高さ約20メートルの櫓(やぐら)から発射されると、大量の煙を出しながら勢い良く上昇。上空で色とりどりの仕掛けを披露した。発射の前には「にしきの演舞(まい)」や「茶の花笑う」といったそれぞれの大龍勢の特徴を、伸び

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  • 線路に人が立ち入り JR東海道線で運休や遅れ

     13日午前11時5分ごろ、JR東海道線の六合-藤枝間で、上り普通電車の運転士が線路に人が立ち入っているのを発見し、安全確認のために緊急停止した。けが人はいなかった。JR東海や藤枝署によると、現場は藤枝市下青島の下青島踏切付近。立ち入ったのは成人女性1人で、線路から数メートル離れた場所に立っていた。同署が立ち入った理由などを調べている。同社によると、下り1本が運休し、上下計11本が部分運休した。上下計16本が最大40分遅れ、計約4500人に影響した。

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  • 水彩画など27点展示 14日まで藤枝の画廊で開催

     SBS学苑藤枝校で絵画教室を主宰する伊藤育子さんと生徒の作品展「伊藤育子と仲間たち」が14日まで、藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で開かれている。  伊藤さんと生徒6人が、水彩や油彩、アクリル画など計27点を出品した。「好きな題材を自由に表現する」をテーマに、花や果物を表現した静物画のほか、抽象画やコラージュ作品などが並ぶ。

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  • 藤枝市チーム結団式「勇気と元気与える走りを」【静岡県市町駅伝】

     静岡市内で12月4日に開催される県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、藤枝市チームは12日、結団式を市役所で行った。10年ぶりの3位以内を目指して士気を高めた。  同市は前回大会で5年ぶりの入賞となる5位と躍進した。選手を代表し、片山優人主将(日本郵政)は「昨年のランナーが多く残るので、経験を生かして表彰台を狙う。勇気と元気を与えられる走りをしたい」と抱負を語った。  チームに代表旗を授与した北村正平市長は「強い気持ちで臨み、団結してたすきをつないでほしい」と激励した。

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  • 藤枝市議選 4月17日投開票

     藤枝市選挙管理委員会は12日、2022年4月30日の任期満了に伴う市議選(定数22)の日程を4月10日告示、同17日投開票と決めた。  10月30日現在の選挙人名簿登録者数は12万97人(男5万8298人、女6万1799人)。

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  • 高度な医療提供など決意 藤枝市立総合病院 診療科別に目標報告

     藤枝市立総合病院で11日、診療科別の目標発表会が開かれた。それぞれの診療科の取り組み実績や短期、中期的な目標を報告し、質の高い医療の提供や職場環境の改善へ決意を新たにした。  外科の医師は高度ながん医療の提供のほか、医師会や診療所との連携強化などを目標に掲げた。消化器内科では、内視鏡治療や緊急疾患への対応といったさまざまな業務の負担が増しているとして、持続可能な医療体制の維持・構築を進めるとした。  ほかに発表したのは呼吸器内科、整形外科、救急科、緩和ケア科、産婦人科など。持ち時間は3分で、各科の代表医師がスライドを使って報告した。  毛利博・市病院事業管理者は「働き方改革が必要な中、優れた

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  • 焼津でひき逃げ 78歳女性が軽傷

     10日午後3時50分ごろ、焼津市上新田の市道で、乗用車が自転車で走行中の藤枝市大東町の無職女性(78)に衝突して逃走した。女性は左肘に軽傷を負った。焼津署はひき逃げ事件として調べている。

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  • 藤枝高田工業団地、経済波及効果225億円 静岡県試算

     静岡県企業局はこのほど、藤枝市に造成した藤枝高田工業団地(6区画、計10・2ヘクタール)の経済波及効果を225億円とする試算結果をまとめた。3億1千万円の県税増収効果を見込んでいる。  同工業団地には食料品製造、輸送機器製造など県内外6社が進出を決めた。県企業局によると、進出6社が建物、設備などにかける直接投資額は140億円。雇用者数は計500人を超える。全社が操業を開始した場合、年間で100億円の経済波及効果と1億2千万円の県税増収効果が期待されるという。  県企業局は進出企業の決定前に工業団地の造成工事に着手し、完成後に市町に一括売却する「セミ・オーダーメード方式」を採用した。総事業費3

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  • 性暴力被害者に寄り添おう 聞き取りの配慮点学ぶ 静岡で公開講座

     静岡県はこのほど、性暴力被害者の支援について考える公開講座を静岡市葵区の札の辻クロスホールで開いた。県が本年度から開始した支援者養成研修会(全4回)の一環。研修会受講生や一般応募の約70人が参加し、子供が巻き込まれるケースが増えている性暴力の現状や被害者に寄り添う支援の方法を学んだ。  「司法面接」研究の第一人者で立命館大OIC総合研究機構の仲真紀子教授と、中学校教諭を退職後に心理カウンセラーなどとして活動する松林三樹夫さん(藤枝市)が講師を務めた。  司法面接は児童相談所や警察、検察が連携し、性暴力の被害者や目撃者となった子供の負担を軽減しながら正確な情報を聴取する制度。仲教授は「面接者か

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  • 生徒、新聞でがん考える 藤枝・青島北中で矢沢さん指導

     藤枝市の青島北中は10日、元中学校長の矢沢和宏さん(静岡新聞NIEコーディネーター)を招いた授業を行った。朝読書の15分間を活用し、新聞記事からがんについて考える学習を展開した。  元御殿場西高の校長で、ぼうこうがんを経験した菊池基さんの講話に関する記事などを題材にした。生徒たちは文章中から答えを探したり、がんを学ぶ上で意識するべきことを考えたりした。矢沢さんは「記事の内容をかみ砕き、自分の言葉で表現することが大切」と呼び掛けた。  同校は、文部科学省委託の「県がん教育総合支援事業」の研究指定を受けている。10月に菊池さんの講演会を開催するなど、「がん教育」に力を入れている。矢沢さんの授業に

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  • 三島の感染症専門施設 県「検査機能、一部移管」

     静岡県は9日、三島市谷田の県総合健康センターに設置を計画している感染症専門施設の検討状況を県議会厚生委員会に説明した。施設に感染症対策の中核的な役割を担わせるとともに、県有の検査機能の一部を移管する考えを明らかにした。  県によると、新たな感染症専門施設には県東部保健所細菌検査課(沼津市)の役割が移るほか、県環境衛生科学研究所(藤枝市)も一部の代替機能を移管する。  有事の際は、入院待機ステーションやワクチン接種会場の機能を持たせる方向で検討している。新型コロナウイルス流行で課題となった病床確保は、医療圏ごとに指定する拠点病院で対応する考え方を示した。  本年度で終了する県総合健康センターの

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  • デジタル化推進へ連携強化 静岡県中部5市2町首長会議

     連携中枢都市圏を形成する県中部5市2町(静岡、島田、焼津、藤枝、牧之原の各市と吉田、川根本両町)は9日、本年度2回目の首長会議を藤枝市内で開いた。共通の電子申請サービスを導入してデジタル化を連携して推進するなど、2022年度の取り組み方針を確認した。  電子申請では、これまで役所の窓口で行っていた各種の手続きをインターネットで行えるようにして、住民サービスの向上や行政運営の効率化を図る。漁港の業務に情報通信技術(ICT)を取り入れて生産性向上を目指すための調査に着手するほか、アフターコロナを見据えてインバウンドや国際交流を進める人材の育成も行う。  会議は非公開で、終了後に首長が記者会見した

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  • ハンセン病の映画「凱歌」 13日、藤枝で上映会 

     ハンセン病の元患者にカメラを向けたドキュメンタリー映画「凱歌(がいか)」の上映会(藤枝市、市教委主催)が13日、同市の複合映画館「藤枝シネ・プレーゴ」で行われる。同館が入るBiVi藤枝で13日まで、映画を紹介するパネルを展示している。映画は、1957年にハンセン病患者の収容施設「国立療養所多磨全生園」(東京都)に入所した藤枝市出身の山内きみ江さん(86)を9年間にわたって撮影。国の隔離政策による過酷な日々や、夫の定さんとの絆を伝える。  パネル展示はBiVi藤枝3階のフリースペースで開催中。映画の解説のほか、山内さんの五行歌の取り組みや、ハンセン病と闘った同市岡部町出身の俳人村越化石さんの生

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  • 災害時、充電池で活用 しずおか焼津信金 静岡など3市にEV寄贈

     しずおか焼津信用金庫は9日、静岡市、焼津市、藤枝市それぞれに電気自動車(EV)1台を寄贈した。同信金の創立90周年記念事業の一環。同信金藤枝駅支店(藤枝市)で寄贈式が行われた。  EVは日産自動車の「リーフ」。車のドア部分には市章を入れ、「災害時に充電池として活用できます」と記している。  式典には、同信金の田形和幸理事長、田辺信宏静岡市長、中野弘道焼津市長、北村正平藤枝市長らが出席した。田形理事長はカーボンニュートラル実現のためにEVが果たす役割を強調し「脱炭素の啓発に役立ててほしい」と寄贈の目的を語った。  焼津市は寄贈されたEVを防災センターに配置し、活用する。

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  • 和楽器の魅力体験 琴演奏、尺八の音色楽しむ 御前崎でシニアスクール

     御前崎市の55歳以上の市民が参加する「シニアスクール」の活動が9日、同市の白羽小で行われた。約20人の受講生が琴を体験したり、尺八としの笛の演奏を鑑賞したりして和楽器の魅力に触れた。  琴は市の生涯学習講座で講師を務めている中村甲子さん=同市佐倉=らが「春の海」など3曲を奏で、受講生は白羽小の3、4年生約80人とともに聴き入った。その後は中村さんらの手ほどきで弾き方を学んだ。桜井庄次郎さん(79)=同市白羽=は「思ったより弦が張っていて、軽い力で音が出た。この年になると覚えていることは減る一方。代わりに(知識を)補充しないと」と笑みを浮かべた。最後は尺八奏者の縄巻修巳さん=藤枝市=、しの笛奏

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  • 和楽器の魅力紹介 御前崎シニアスクール 藤枝の演奏家ら

     御前崎市の55歳以上の市民が参加する「シニアスクール」の活動が9日、同市の白羽小で行われた。約20人の受講生が琴を体験したり、尺八としの笛の演奏を鑑賞したりして和楽器の魅力に触れた。  琴は市の生涯学習講座で講師を務めている中村甲子さん=同市佐倉=らが「春の海」など3曲を奏で、受講生は白羽小の3、4年生約80人とともに聴き入った。その後は中村さんらの手ほどきで弾き方を学んだ。桜井庄次郎さん(79)=同市白羽=は「思ったより弦が張っていて、軽い力で音が出た。この年になると覚えていることは減る一方。代わりに(知識を)補充しないと」と笑みを浮かべた。最後は尺八奏者の縄巻修巳さん=藤枝市=、しの笛奏

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  • 中電、周辺7市町に 火災4件など報告 浜岡原発情勢連絡会

     中部電力浜岡原発の情勢連絡会は8日、第21回情報交換会を御前崎市佐倉の同発電所で開いた。中電は本年度に敷地内で発生した4件の火災など、浜岡原発の現況を周辺7市町の防災担当者らに報告した。  浜岡原発では4月以降、車両に積んだ検査装置や送電線からの出火、5号機タービン建屋内の発煙があり、11月1日には草刈り作業中に草や機械の一部が燃える火災が起きた。いずれも外部への放射能の影響や人的被害はなかったが、中電静岡支店の山元章生支店長代理は「お騒がせして申し訳ない。再発防止に努める」と陳謝した。  原子力規制委員会による4号機の新規制基準の適合性確認審査や、1、2号機共用排気筒の解体状況も説明した。

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  • ハローワーク焼津9月有効求人 2カ月ぶり1.0倍下回る 

     ハローワーク焼津はこのほど、管内(焼津市、藤枝市)の9月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は0・99倍で前年同月を0・33ポイント上回ったが、2カ月ぶりに1倍を下回った。新型コロナウイルス感染症の流行が収束しつつある現状を捉え、人材確保に向けた動きが本格化し、製造業を中心に求人が増えた。  新規求人状況を産業別で見ると、製造業全体で前年同月比22%増の383人。コロナ禍の巣ごもり需要から、保存が利く缶詰の生産が高まった影響で、生産用機械器具製造業は150%増の20人と増えた。食料品製造業は需要が落ち着いたことから、27・8%減の78人だった。  運輸業・郵便業はドライバーや倉庫業務の人員不

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  • 茶況(11月8日)老人ホームに縁起物 藤枝市茶振協が寄贈

     藤枝市茶振興協議会はこのほど、同市瀬戸ノ谷にある「藤枝の大茶樹」で摘んだ茶葉からできた「長寿の香り」を、老人ホーム「リヤンドファミーユ」(同市駅前)に寄贈した。  寄贈したのは茶葉50グラム入りの製品4袋。5月に手摘みで収穫後、市茶手揉保存会員らが仕上げた。  同協議会によると、大茶樹は樹齢300年以上で、県内最古の茶樹とみられる。茶葉は長寿の縁起物とされ、毎年、高齢者施設に寄贈している。今年で25回目を迎えた。

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  • 農業の未来形、ドローンで開け 静大農学部、課題解決へ模索

     静岡大農学部付属地域フィールド科学教育研究センターは、先端技術を取り入れた未来型農業を研究する一環として、ドローンを活用した農場実習を進めている。「スマート農業」の導入による地域農業の課題解決策を探るほか、次世代を担う学生たちに農業の将来像を考えてもらう狙いがある。  植物バイオサイエンスコースの学生たちは本年度、藤枝市にある同大の農場「藤枝フィールド」で、茶畑の様子をドローンで確認する実験に臨んだ。上空から撮影し、リアルタイムで配信された映像をモニター越しに眺めた。太田悠貴さん(2年)は「農業にドローンを導入する発想はなかった。有効な使い方を考えていきたい」と感想を語った。  同センターに

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  • ポイント探し得点競う オリエンテーリング 藤枝で記念大会

     藤枝市オリエンテーリングクラブなどは6日、同市の「玉露の里」周辺で、市オリエンテーリング第20回記念大会兼県民オリエンテーリング大会を開いた。 親子連れら約60人が参加し、部門別に分かれて競技を楽しんだ。地図とコンパスを片手に、制限時間内で自然の中に設置されたポイントを探し出し、得点を競った。 各部門の優勝者は次の通り。 【すこやか長寿(60歳以上)】男子 出野幹夫(藤枝市)▽女子 出野由夏(同) 【個人】男子 内山達矢(島田市)▽女子 竹本佳世子(藤枝市) 【団体】家族 中村安孝グループ(静岡市清水区)▽一般 繁田玲奈グループ(同市駿河区)

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  • オンラインで国際交流 藤枝の高校生 米ライス大生 文化や生活互いに紹介

     藤枝市国際友好協会は7日、同市在住・在学の高校生と、米ヒューストン市にあるライス大の大学生とのオンライン国際交流会を開いた。地域の特徴や学校生活などを紹介し合い、それぞれの文化に理解を深めた。 高校生5人は藤枝市生涯学習センターに集まり、モニター越しに大学生や教員と顔を合わせた。日本の高校生は英語で、日本語コースを履修している大学生たちは日本語での会話に努めた。 高校生は藤枝で盛んな茶業やサッカー、蓮華寺池公園などを紹介。大学生は、ヒューストン市の気候や米航空宇宙局(NASA)、米国の高校の様子について語った。 静岡雙葉高3年の池田萌恵さん(18)=藤枝市=は「言語の壁を越えて交流を深められ

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  • 藤枝LC設立60周年記念 田中城に石碑、植樹も

     設立60周年記念事業として藤枝市の田中城の保全、発信活動に取り組む藤枝ライオンズクラブ(LC)は、田中城下屋敷で石碑の設置と植樹を行った。6日に式典があり、田中城跡保勝会や市の関係者のほか、地元の小中学生らが出席した。 入り口に立てた石碑は高さ1・7メートル、幅と奥行きが25センチほど。下屋敷の敷地内にはイロハモミジの木を5本植えた。西益津小の児童は、大名行列の殿様衣装で参加した。 同LCの案間一博会長は「記念事業を通して子どもたちの郷土愛を育み、田中城の歴史を次の世代に語り継いでもらえたら」と話した。

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  • 飲酒運転根絶へ 藤枝署、協力要請 バス運転手らに

     藤枝署は4日、藤枝市のしずてつジャストライン岡部営業所(和田直之所長)に対し、飲酒運転の根絶に向けた取り組みへの協力を要請した。県警が年末に向けて推進する「しずおか・アフターコロナ飲酒運転・ストップ作戦」の一環。  バスの運転手らが、蛇行をするなど飲酒運転の恐れのある車両を発見した場合、警察に通報するように呼び掛ける内容。枝村芳宏署長が同営業所を訪れ、和田所長に依頼書を手渡した。  和田所長は「公共交通の事業所として、先頭に立って取り組みたい。バス運転手だけでなく、他の従業員や家族にも協力を仰ぎたい」と話した。

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  • 「旅するチョウ」児童が研究 地域越えた交流に期待【黒潮】

     藤枝市岡部地区にある朝比奈第一小の児童が「旅するチョウ」として知られるアサギマダラの研究を進め、地域を巻き込んだ活動に発展させている。子どもたちが昆虫の生態だけでなく、さまざまな関係者と交流を深めることにも期待したい。  アサギマダラは東アジア原産のチョウで、黒や茶色にまだら模様がある美しい羽が特徴。2千キロ超の距離を移動し、暖かい場所に南下する秋ごろには日本から海を渡って台湾や香港などに到達する個体もいるという。一方、詳しい飛行ルートなど、謎に包まれている部分も多いとされている。  同校近くの「玉露の里」で、好物のフジバカマの蜜を求めてアサギマダラが集まっていたことをきっかけに、昨年度に研

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  • 3日に「沖縄まつり」 藤枝・鬼岩寺、関係者が市役所でPR

     藤枝市藤枝の鬼岩寺で3日午前10時半~午後4時、沖縄の文化や伝統を紹介する「ハイサイ!藤枝沖縄まつり」が開かれる。主催する琉球堂写真店(同市青木)の平井慎二郎オーナーら関係者が1日、市役所に北村正平市長を訪ね、イベントをPRした。  沖縄まつりは藤枝市と宮古島市が友好都市であることなどを縁に昨年始まった。ソーキそばやサーターアンダギーなどの屋台が出店するほか、ちんすこうのつかみ取りや獅子舞体験などを行う。三線(さんしん)やエイサーなどを披露するステージショーも行う。  平井さんは「とても楽しい雰囲気なので、沖縄好きの人はぜひ足を運んで」と話した。北村市長は「感染症対策を万全にした上で、沖縄の

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  • 茶況(11月1日)茶農家ら野菜販売 JA藤枝工場で実り市

     JA大井川藤枝工場で1日、「秋の感謝セール」に合わせた実り市が始まった。茶農家らが、補完作物として育てている野菜などを持ち寄り、お値打ち価格で販売している。  地元産の自然薯(じねんじょ)やシイタケ、サツマイモなどを揃えた。ミカンと落花生は袋詰めで販売している。  この日は小型焙煎(ばいせん)機を使ったほうじ茶づくりの実演も行い、来場者に振る舞った。  実り市は2、4、5、6日も午前9時~正午に開催する。

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  • ラピッドカー実証実験 救急車に医師、救命率向上に期待 藤枝

     藤枝市立総合病院は1日、救急車に医師らが乗り込んで直接現場に向かう「ラピッドレスポンスカー」の実証実験を開始した。速やかに医療介入を行うことで、患者の救命率向上や早期の社会復帰につなげることが狙い。志太榛原地区では初の取り組み。  志太消防本部と連携して運用する。消防からの通報を受け、同病院から医師と看護師、救急救命士が救急車に乗り込んで現場に向かう。交通事故や水難事故の現場のほか、脳梗塞や心筋梗塞の患者らに対する運用を想定している。当面は藤枝市内を中心に、平日の日中に運用する。出動回数を重ねて効果が確認できれば、対応時間や対象地域を広げるなど本格的な導入を目指す。  同病院で開始式があり、

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  • 面会制限一部緩和 藤枝総合病院 感染状況に対応

     藤枝市立総合病院は1日から、新型コロナウイルス感染症対策に伴う面会制限を一部緩和する。県内の感染状況が落ち着いてきたことを受けての対応で、時間や人数を絞った上で入院患者と家族らが顔を合わせられるようにする。  面会できるのは原則として家族か、主治医が許可した人のみ。平日の午後3~5時、患者1人に対して2人まで面会できる。頻度は週に1回で、1回の時間は15分以内。発熱がある人や、風邪の症状がある人と10日以内に接した人、中学生以下などは対象外。ワクチン接種の有無は面会の条件から外した。  同病院は1月から、医師が特別に許可した場合を除き、入院患者への面会を原則禁止としてきた。今後、新型コロナや

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  • 気軽に家族で新規就農 遊休地の解消に期待 藤枝市の支援制度活用

     土地を借りる条件などを緩和して新規就農を後押しする藤枝市の制度を活用し、市内の家族連れがこのほど、耕作を開始した。市農業委員会によると、他にも新規就農希望者の耕作地が決定したケースが5件あり、関係者は「気軽に農業を始めたい人のニーズに応えることで、遊休地の解消につながれば」と期待を寄せる。  同市立花の100平方メートルの遊休地で農業を始めたのは自営業漆畑雄士さん(40)、妻静香さん(41)、長女汐莉ちゃん(3)の一家。30日は家族みんなで黒いマルチシートに穴を開け、野菜の苗を植える作業に汗を流した。冬に向けてブロッコリーやタマネギ、ニンニクなどを植える予定。漆畑さんは「仕事の合間に畑を訪れ

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  • ヤギとのふれあい楽しいね 静岡・葵区の南藁科小で教室

     静岡市葵区の南藁科小は29日、児童に生命の大切さや動物への親しみを持ってもらおうと、ヤギとの触れ合い教室を開催した。  藤枝市のヤギーズファームの内藤久恵さんが2頭のヤギを連れて講師を務め、参加した1、2年生約40人にヤギの生態を解説した。最初は緊張した表情だった児童もヤギにサツマイモの葉などを与えてコミュニケーションをとると、最後には首につなげたリードを持って仲良く校庭などを散歩した。  参加した2年生の岡本大河さんは「ヤギの引っ張る力が強かった。またヤギに会いたい」と声を弾ませた。

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  • 「あつ森」にふじえだの島完成 朝ラーや蓮華寺池公園…魅力凝縮

     藤枝市はこのほど、ニンテンドースイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の中で制作を進めてきた「ふじえだの島」の完成報告会を市役所で開いた。制作関係者は「地域の魅力をうまく表現できた。コロナ収束後、ゲームで藤枝を知った人が直接足を運んでくれたらうれしい」と話す。  市は6月から、静岡産業大の学生の協力を得て「島」づくりを進めてきた。島は「ふじえだサッカーの島」と「ふじえだおちゃの島」の二つ。サッカー場や蓮華寺池公園、朝ラーメン店舗、茶畑、玉露の里、温泉などを紹介している。  報告会には制作に携わった市職員や大学生が出席。同大経営学部2年の熊王利奈さん(19)=焼津市=は「一からデザインす

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  • 風物詩のコスモス見頃 藤枝

     藤枝市岡部町殿地区のコスモス畑が見頃を迎えている。2・8ヘクタールの範囲に白やピンク色の花が咲き、来場者は周囲を散策したり、写真を撮影したりして楽しんでいる。見頃は11月上旬ごろまで。  畑の管理をする殿コスモスを咲かせてみよう会(大石久志会長)によると、夏場に降雨が続いて種まきの時期が遅れたため、生育は例年より10日ほど遅いという。土日を中心に、飲食品を提供する屋台やフリーマーケットが出店し、農産物の販売も行う予定。  コスモス畑の整備は2003年に始まった。毎年開催し、地域の秋の風物詩になっている。大石会長は「コロナ禍で迷いながらの開催だったが、たくさんの花が咲いてくれた。見晴らしの良い

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  • 島田の小学校 給食に金属片

     島田市は29日、市立相賀小で同日提供された学校給食の米飯に金属片が混入していたと発表した。配膳中に職員が気付き、健康被害はなかった。  金属片は長さ4・5ミリ、幅1ミリ、厚さ0・5ミリの棒状。米飯は藤枝市の納入業者が製造し、同小を含む市内10校に配送していて、他の学校で異常は見つからなかった。市が原因を調べている。

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  • 茶況(10月29日)料理人2人が製茶問屋訪問 県茶業会議所

     静岡茶を使った新メニュー開発に向けて、静岡県が認定する料理人「ふじのくに食の都づくり仕事人」がこのほど、藤枝市の製茶問屋の一言を訪問した。  静岡茶を使った新メニュー考案などにつなげる県茶業会議所の事業。フレンチや和食の料理人2人が秋冬番茶の仕上げ作業を見学した。茶葉のブレンド作業を実践したほか、茶の飲み比べも行った。  今後の菓子づくりなどで茶葉の活用を模索していく。料理人の視察は12月まで全6回実施する。茶業会議所の担当者は「産地や問屋を巡ることでお茶への理解を深め、新たな楽しみ方の提案につなげたい」と話す。

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  • ひき逃げ逮捕に貢献 清水署、会社員2人に感謝状

     清水署は27日、静岡市清水区で6月に発生した死亡ひき逃げ事件で容疑者の逮捕に貢献した功労者に署長感謝状を贈った。  表彰を受けたのは静岡市葵区の会社員山本達規さん(54)と藤枝市の会社員江嵜進一さん(50)の2人。同署によると6月23日、作業する建設現場へと向かっていた山本さんが静岡市清水区駒越西2丁目の路上でうつぶせに倒れている女性を発見した。山本さんは建設現場の江嵜さんに連絡し、2人で消防の指示を仰ぎながら心臓マッサージを試みるなど女性の救護にあたった。またフロントガラスの割れた乗用車が戻ってきたのを見つけて足止めし、容疑者の逮捕にも貢献したという。  同署で開いた贈呈式で財津康署長が「

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  • 杏林堂薬局10店 パン成分誤表記

     ドラッグストアの杏林堂薬局(浜松市中区)で、自社製造するパンの原材料や栄養成分の表示、商品名に誤表記があったことが28日、同社への取材で分かった。同日現在、購入者の健康被害は確認されていないという。 誤表記があったのは店内にベーカリーを併設する県内10店舗の計75品目。同社によると、原材料や栄養成分、商品名をシール(ラベル)に表記して袋に貼っているが、貼り間違いやラベル機番号の押し間違い、表示システムの登録ミスなどがあったという。 9月中旬に藤枝市の店舗で従業員が誤表記に気づいた。調査をしたところ、他の店舗でも誤表記が判明した。管轄の各保健所に報告した。誤表記のあった期間は分かっていない。同

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  • 静岡人インタビュー「この人」 案間一博さん 藤枝ライオンズクラブの会長に就任 

     本年度で設立60周年を迎えた藤枝ライオンズクラブのトップとして記念事業の展開をけん引する。「温故知新」をテーマに、過去の活動を見つめ直しつつ、新たな地域貢献に向けて知恵を絞る。57歳。  -就任の抱負を。  「節目を迎え、まずはさまざまな記念事業をしっかり推進したい。これまでの地域奉仕の活動を掘り起こし、若いメンバーに先人たちの熱意を伝える機会にしていく」  -主な記念事業は。  「西益津地区にある田中城の価値を再認識し、発信することが最大の目標。御城印を新たに作り、来場者に配布する。石碑の設置やお城周辺を巡る街歩きイベント、講演会も展開する」  -本年度の取り組みは。  「地域の里山ハイキ

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  • 藤枝バイパスで一時通行止め

     28日午前0時半ごろ、藤枝市谷稲葉の国道1号藤枝バイパス下りで、大型トラック2台が絡む追突事故があった。藤枝署によると、後方を走っていたトラックの男性運転手がけがをしたが、命に別条はないもよう。影響で下り谷稲葉インターチェンジ(IC)-野田IC間が一時通行止めになった。

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  • 絵本の魅力、後輩に 作家むらまつけーじさん講義 常葉大短期大学部

     藤枝市の絵本作家むらまつけーじさん(36)が27日、母校の常葉大短期大学部(静岡市駿河区)で特別講義を行った。むらまつさんは、短期大学部が2004年度に初めて男子学生を受け入れた際の1期生。幼稚園教諭や保育士を目指す保育科の後輩100人に、絵本の魅力や子どもたちとの向き合い方について実践を交えて伝えた。  むらまつさんは幼稚園勤務などを経て6年前、絵本作家として活動を始めた。その経緯を紹介しながら、絵本の魅力や読み聞かせの手法について説明した。「好きな音楽を繰り返し聞くように、子どもたちが気に入った本は何度でも読んであげて。声色を変えたり抑揚を付けたりする必要はなく、自然体でいい」と呼び掛け

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  • 焼津カツオ盗 漁協職員、犯行報酬を差配 加工会社元役員から資金

     焼津市内の水産加工会社が焼津漁港に水揚げしたカツオを流通段階で不正に抜き取られた事件で、焼津漁業協同組合職員の男(40)=焼津市東小川2丁目=が犯行報酬の差配役を担っていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。焼津署は、同市の水産加工会社の元役員の男(47)=藤枝市藤枝4丁目=から焼津漁業協同組合職員の男(40)に資金が渡っていたとみて調べている。  同署は27日、窃盗の疑いで焼津市大村新田、同市の水産加工会社の元社長(60)、同市小土、同漁協職員(31)、藤枝市若王子1丁目、同漁協元職員(30)の3容疑者を逮捕した。さらに、焼津漁業協同組合職員の男(40)、同市の水産加工会社の元役員

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  • 東海道二峠六宿歩き・自転車旅 静岡で11月2日フォーラム

     静岡市の歴史街道の活用を図る二峠六宿道旅推進実行委員会などは11月2日、「東海道駿河二峠六宿歩き旅・自転車旅フォーラム2021」を同市清水区の清水文化会館マリナートで開く。  「二峠」は宇津ノ谷峠と薩タ峠、「六宿」は丸子から蒲原までを指す。街道には江戸時代から現代までの歴史と文化が根付き、藤枝市の岡部宿、藤枝宿を含めた「東海道二峠八宿」が昨年、日本遺産に認定された。また、今年5月には東海道をルートに含む「太平洋岸自転車道」がナショナルサイクルルートの指定を受けた。  フォーラムでは東海道歩き旅と自転車旅の魅力をPRするとともに、「歩く」に「サイクリング」を加えた街道の可能性と展望を話し合う。

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  • BMX大池選手ら表彰へ 島田市政貢献、14個人2団体

     島田市は11月1日、市政の発展に貢献した人をたたえる2021年度市表彰式を同市のプラザおおるりで開く。本年度は東京五輪の自転車BMXフリースタイル・パーク女子で7位入賞を果たした大池水杜選手(島田工業高出)ら14個人、2団体を選出した。  受賞者は次の通り。  【個人】地方自治功労 福田正男(稲荷)佐野義晴(野田)曽根嘉明(東町)▽体育振興功労 大池水杜(阿知ケ谷出身)▽保健衛生功労 レシャード・カレッド(元島田)竹内正明(中央町)▽消防功労 松下昇(金谷東)市川良治(川根町葛籠)植田一秀(川根町身成)竹田伊浩(大津通)岡野邦晴(大井町)滝野靖臣(川根町家山)藤田嘉士(大津通)▽市政推進功労

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  • 「公平中正に職務遂行」 藤枝で警察学校入校式

     藤枝市の県警察学校でこのほど、初任科短期課程第102期生の入校式があり、女性3人を含む31人が警察官としての第一歩を踏み出した。  入校生を代表して杉浦良祐さん(23)=浜松市南区出身=が「公平中正に職務遂行に当たると誓います」と宣誓した。  山本和毅本部長は「同期と切磋琢磨(せっさたくま)し、良識や豊かな人間性を育んで」と激励した。及川博行学校長は「住民、地域を守るという存在意義を意識しながら勉学や訓練に取り組んでほしい」と呼び掛けた。

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  • 茶文化やアート、藤枝から発信 30、31日にイベント

     藤枝市の旧東海道藤枝宿周辺で30、31の両日、「お茶の香ロード2021秋」(実行委主催)が開かれる。茶問屋が多く並ぶ街並みを生かし、茶文化や歴史、アートを発信する。  上伝馬商店街や茶町通り、木町通りの周辺が会場。商店や民家など11カ所で絵画や陶芸などの展示を行うほか、フリーマーケットや農産物販売、茶手揉みの実演といったイベントを展開する。  大正時代に建設され、茶貿易の拠点になった「石の蔵」では、山間の放棄茶園について考える講演会のほか、茶樹アート、茶席などを開催する。

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  • J3藤枝の須藤監督「将来の夢、口にして」 西益津中で講座

     サッカーJ3藤枝MYFCの須藤大輔監督が26日、藤枝市立西益津中で開かれた「マイジョブ講座」で講師を務め、受講した1年生に将来の夢を持つことの大事さや、かなえるための助言を送った。  プロサッカー選手になるために努力してきた須藤監督。周囲から「プロは無理」と言われていたが、東海大4年時にJリーグのチームに自ら連絡を取ってテストを申し込み、夢を実現させた経験などを振り返った。「好きなことを職業にするまでに壁にぶち当たったり、挫折することもあるが、そこから逃げないことが大事。将来の夢ができたらそれを口にし、先生や両親、仲間に支えられながら実現してほしい」などとアドバイスした。  受講した當摩尚弥

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  • 留学生と企業交流 藤枝でパネル討論会

     ふじのくに地域・大学コンソーシアムはこのほど、県内大学などに通う留学生を対象に、外国人採用に積極的な企業社員を招いたパネル討論会を藤枝市で開いた。約30人が参加し、各テーマに沿って意見交換した。  外国人材に期待する点について、木村鋳造所(清水町)の溝口護海外営業部課長は「気負わず、ありのままのアイデアを会社に持ちこんでほしい」と語った。丸山製茶(掛川市)に勤める台湾出身のリョウ・ハイニンさんは「母国とのネットワークを生かし活躍して」と呼び掛けた。  留学中に経験しておくと良いことも助言した。CSA不動産(静岡市葵区)の小島孝仁社長は「国内各地を旅行して見聞を広げ、ビジネスでのひらめきにつな

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  • 田中城「御城印」完成 藤枝ライオンズクラブ、西益津小と共同制作

     藤枝ライオンズクラブ(LC、案間一博会長)はこのほど、藤枝市の西益津小と共同制作した田中城の御城印3千枚を、田中城跡保勝会(村松巌代表)に寄贈した。同会は来場者に御城印を販売し、城跡の発信や取り組みの活発化に役立てる。  御城印は、はがきほどの大きさで1枚300円。田中城は堀などが同心円状に配置されていて上空から亀のように見えることから、「駿河国亀城」との文字を掲載した。来場に感謝する児童のメッセージを添えたしおりも合わせて配布する。  同校で贈呈式があり、ともに小学6年の小池奈緒さん、四條美陽さんが村松代表に御城印を手渡した。村松代表は「より多くの人にお城を知ってもらえるよう、有効に活用し

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  • 茶況(10月25日)小型焙煎機でほうじ茶 JA大井川藤枝工場

     藤枝市のJA大井川藤枝工場で25日、小型焙煎(ばいせん)機を利用したほうじ茶作り勉強会が開かれた。同市のブランド茶「藤枝かおり」の風味を引き出して付加価値を乗せるための技術向上を目指した。  使用したのは寺田製作所(島田市)が今夏発売した新作機「ほうじろう」。JAや同社の関係者が試飲を繰り返し、香りやバランスの良い温度や時間を確認した。同JAは今後、ほうじ茶の商品化を検討していく。  「ほうじろう」はキャスター付きの機械。同社営業部の藤田大悟係長は「手軽に本格的なほうじ茶を作れるのが特徴。店頭やイベント会場での実演販売で活躍できる」と話す。  

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  • 地域ぐるみであいさつ 住民参加、運動スタート 藤枝中学校区

     本年度から小中一貫教育を実施している藤枝市の藤枝中学校区で25日、コミュニティー・スクール活動の一環として地域ぐるみで取り組む「にこにこあいさつ運動」が始まった。毎月25日、小中学生や教員だけでなく、自治会役員や保護者らも参加して活動を展開していく。  同中学校区は藤枝、藤枝中央、稲葉の3小学校を含む4校でつくる。初日は各校の校門や通学路の交差点など計約50カ所で250人が参加した。参加者はのぼり旗を手に、登校する児童や生徒に「おはようございます」「車に気を付けて」などと声を掛けた。  のぼり旗の標語は地区内の全世帯から募集して選んだ。計324点から「おはようの その一言で 心がはずむ」など

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  • 藤枝の児童「旅するチョウ」研究 羽にマーキング、発見報告心待ち

     「旅するチョウ」として知られるアサギマダラの生態を学んでいる藤枝市立朝比奈第一小(同市岡部町新舟)の児童が本年度、羽にマーキングを施し、飛行範囲や速さなどを確かめる研究を進めている。子どもたちは「学校に来てくれたチョウが遠い場所で見つかってくれたらうれしい」と発見の報告を心待ちにしている。  3、4年生13人は21日、同校の花壇に飛来したチョウへのマーキングを行った。優しく捕獲すると、羽の白い部分に「フジエダ」との文字や日付などを油性ペンで書き込んだ。この日は20頭ほど飛来したうち、13頭に印を付けた。3年の大石詩さん(9)は「ずっと元気なまま、遠くまで行ってほしい」と声を弾ませた。  アサ

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  • 東海地区理美容大会で9人入賞 柳さんら、藤枝市役所で喜び報告

     愛知県で7月に開かれた東海地区理容美容学生技術大会で入賞したフリーエース美容学校(藤枝市前島)の生徒たちが22日、市役所に北村正平市長を訪ねた。アップスタイル部門で優勝した2年の柳美沙希さん(19)=森町=は「しっかり仕上げることができたので手応えがあった。緊張することなく楽しめた」と喜んだ。  同校からはアップスタイル、ワインディングの両部門に12人が出場し、9人が入賞した。柳さんはチョウをイメージし、紫やオレンジ色などを取り入れた髪形を作り上げた。北村市長は「経験を生かし、美容師として立派に巣立ってほしい」と呼び掛けた。  柳さん以外の入賞者は次の通り。  【アップスタイル】準優勝 青葉

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  • 北アルプスで藤枝の男性死亡 長野・白馬乗鞍岳

     23日午後0時20分ごろ、長野県小谷村の北アルプス乗鞍岳(通称・白馬乗鞍岳、2469メートル)の斜面で、藤枝市田沼2丁目の会社員男性(57)が心肺停止状態で倒れているのを、遭難の110番を受けて捜索していた長野県警大町署員が発見して、その場で死亡を確認した。  大町署によると、男性は22日、単独で入山したという。23日未明に「体が動かない」と110番していた。

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  • ジャズ演奏♪茶室で堪能 竹あかり雰囲気盛り上げ 藤枝・玉露の里

     藤枝市岡部町新舟の「玉露の里」は20日夜、開館30周年を記念し、茶室でジャズを鑑賞するイベント「観月祭」を開いた。満月の下、参加者は幻想的な雰囲気を楽しんだ。  茶室「瓢月(ひょうげつ)亭」の広縁のスペースを使い、演奏団が楽器で音色を奏でたり、生歌を披露したりした。2回のイベントに計23人が参加し、抹茶と茶菓子を味わいながら聴き入った。庭園を竹あかりでライトアップし、雰囲気を盛り上げた。  同施設を運営する静鉄リテイリングの前田大輔社長は「特別感のあるイベントにしたかった。ジャズとお茶という意外性のある組み合わせを提案できたら」と話した。  31日まで記念切符や玉露みず餅などの限定販売を行っ

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  • 県民舞台芸術プロジェクト 安倍川花火題材に2年半ぶり大型作品

     静岡市民文化会館を拠点に静岡県民が舞台芸術をつくるプロジェクト「ラウドヒル計画」。安倍川花火大会を題材にした2年半ぶりとなる大型作品「FLASH! アベハナネヴァーエンド」が30、31の両日、同館中ホールで上演される。総監督を務める勝山康晴(藤枝市出身)は「日常がガードだらけの今こそ、心も体もむき出しの人間と舞台を見てもらいたい」と力が入る。  舞台は今から半世紀後の静岡。感染症対策から切り離せなくなった社会は、監視と格差による閉塞[へいそく]感が広がっていた。花火大会までバーチャルで楽しむことが常識になっている中、伝説の花火師を祖父に持つ役所の職員がリアル開催を実現しようと奮闘する。これま

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  • ドングリを育てる “樹木の卵”が大木に【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑦】

     子どもは秋の森でドングリ拾いを楽しみますが、根が出て芽が出て、葉が広がり、やがて大きな木に育つとは思いも寄らないでしょう。木を育てる体験は「ドングリは樹木の卵のようだ」と感じ、「生命ってすごい」という感動を与えてくれます。  どんな植物も子孫繁栄のために、タネを広い範囲にまき散らす工夫をしています。ドングリの形はコロコロとよく転がるだけでなく、実際に転がしてみるとあちこちの方向に散らばります。この仕組みでタネを分散させていると思われがちですが、地表に転がったままでは数週間で発芽できなくなります。ただ転がるよりも、ずっと長い距離を鳥や獣に運ばれていることも分かっています。 ドングリ盆栽を作

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  • 中央児童相談所が開所 藤枝総合庁舎に移転新築

     静岡県は20日、藤枝市の岡出山庁舎から県藤枝総合庁舎(同市瀬戸新屋)の敷地内への移転、新築工事を進めてきた中央児童相談所の開所式を行った。県の関係者や県議、志太榛原地区の首長らが出席し、地域の子どもを守り、育てる態勢の強化へ決意を新たにした。 県の石田貴健康福祉部長は「ソフト、ハードの両面を強化し、児童虐待の根絶を図りたい」と語った。同児相の鈴木啓一所長は「子どもと家族に寄り添い、地域に貢献できるように尽くす」と言葉に力を込めた。 移転、新築は、岡出山庁舎の老朽化に伴う対応。新たな建物は鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は751平方メートル。相談室や遊戯室などを備える。入り口付近に県産ヒノキを使

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  • 全国中学校柔道大会81キロ級 川合さん(静岡学園中) 準V報告 藤枝市役所

     群馬県で8月に開催された第52回全国中学校柔道大会男子81キロ級で準優勝した静岡学園中2年の川合遼さん(14)=藤枝市田沼=が19日、市役所に北村正平市長を訪ね、結果を報告した。  川合さんは「優勝を目指していたので悔しいが、力は出し切れた。手応えもあった」と大会を振り返った。さまざまな技を組み合わせて相手を崩していくスタイルを得意としていて「総合力を高め、来年こそ日本一になりたい」とさらなる飛躍を誓った。  北村市長は「藤枝出身者の柔道での活躍が目立つ。地域を挙げて応援していきたい」と話した。

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  • 盗撮の疑い 岡山の男を再逮捕

     藤枝署は20日、神奈川県迷惑防止条例違反の疑いで岡山市北区三野3丁目、無職の男(32)を再逮捕した。再逮捕容疑は10月上旬ごろ、神奈川県箱根町で、露天風呂に入浴中の女性をビデオカメラで盗撮した疑い。容疑者は11日、藤枝市内の駐車場で職務質問を受け、車内にのこぎりがあったため銃刀法違反の疑いで同署に逮捕された。盗撮の際、茂みの枝などを切るために所持していたとみられる。

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  • 2022年度予算編成 藤枝市議会が提言書、市長に

     藤枝市議会は19日、2022年度の予算編成に向けた提言書を市に提出した。植田裕明議長や各常任委員会の委員長らが、市役所で北村正平市長に手渡した。  デジタル行政の推進や新型コロナウイルス感染症のPCR検査費補助、中山間地の建築規制の見直し、市内の交通渋滞解消などを訴えた。決算特別委員会は、20年度の事業評価書を提出した。  北村市長は「市議会の意向に沿うように進めていきたい」と話した。

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  • 静岡に美術史 故飯田昭二さんの功績 藤枝・学芸員らトーク

     1960年代後半から70年代初頭にかけて静岡を拠点に活動した現代美術家集団「グループ幻触」の主要メンバーだった飯田昭二さん(27~2019年)の業績や人柄を振り返るトーク企画が藤枝市のアートカゲヤマ画廊で開かれた。同所での遺作展の関連企画。  1986年の開館前から県立美術館に関わった元学芸員の立花義彰さん(静岡市葵区)=西蔵寺住職=は80年代初頭の飯田さんとの初顔合わせを「シャープできれっきれの方で、ちょっと怖いぐらいだった。話す時は緊張を強いられた」と振り返った。町工場が多かった地域で創作していたことを踏まえ「(職人的な)技術やノウハウが作品を支えている。膨大なトレーニングが下地にある」

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  • 茶況(10月18日)JA大井川藤枝工場で秋の感謝セール

     藤枝市のJA大井川藤枝工場で18日、「秋の感謝セール」が始まった。茶葉の大容量袋詰め商品を用意したほか、家庭用商品を2割ほど安い価格で販売する。11月6日まで。  例年人気の高い茶葉の缶詰め放題は、新型コロナウイルス感染症対策のため中止にした。代替として、荒茶風緑茶の350グラム入り袋詰め商品3個セットを2400円(税込み)で通信販売する。6個、9個セットも用意した。店頭では330グラム入り3個セットを2千円(同)で取り扱う。  セール期間中、みそやしょうゆ、菓子などの特売コーナーを設置する。11月1、2、4、5、6の5日間は茶農家が生産した野菜や果物を販売する朝市を開催する。

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  • 女子中学生のバッグ盗んだ疑い 静岡中央署が男を逮捕

     静岡中央署は17日、窃盗の疑いで静岡市駿河区新川1丁目、無職の男(66)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後6時ごろ、同市葵区紺屋町の路上で藤枝市の女子中学生(14)の現金1500円などが入ったハンドバッグ1個(約5千円相当)を盗んだ疑い。同署によると、女子中学生が地面にバッグを置いて目を離した隙に盗み、現金を抜き取っていたという。女子中学生が容疑者を発見し、同署に通報した。

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  • 「学び直し」テーマに討論 静岡理工科大 藤枝でキックオフセミナー

     静岡理工科大は14日、藤枝市で始まる社会人に学び直しやスキルアップの機会を提供する「リカレント講座」のキックオフセミナーを藤枝イノベーション・コモンズ(同市前島)で開いた。北村正平市長や同大の橋本新平理事長らを交えて「学び直し教育」をテーマにパネル討論を行った。  討論には静甲の鈴木武夫専務、静岡経済研究所の馬瀬和人理事長も参加した。北村市長はICT(情報通信技術)を活用したまちづくりに取り組んでいることを踏まえ、人材育成の重要性の認識を示した。橋本理事長は社会人教育を進める上で「地域と双方向の連携を心掛けたい」と述べた。  県調査でリカレント教育について、企業と県民いずれも8割が「今後も取

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  • 駿河湾フェリー 船内教育始動 沼津高専教授が講座 子どもの海洋探究心刺激

     駿河湾フェリーを運営する一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」(滝浪勇理事長)と沼津高専が連携した教育プログラム「駿河湾講座」の初回が14日、清水―土肥線船内で開かれた。修学旅行中の小学生に、船下に広がる海洋のロマンや諸研究など、駿河湾の奥深い魅力を発信した。  下田市に向かう藤枝市立稲葉小6年生21人を前に、同高専の大津孝佳教授(61)が探究心を刺激しようと、湾内の黄金伝説や海底に眠る軍艦ディアナ号、生物の多様性を育む環境などについて紹介した。「今から上を通る最深部は地球の中心に一番近い場所」と説明すると、児童らは驚いたようにメモを取った。  講座のプログラムは同高専の学生でつくる知財教育

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  • コンビニ店員2人 詐欺被害を防止 藤枝署が感謝状

     藤枝署は13日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、ファミリーマート藤枝高柳四丁目店(藤枝市高柳)店員の清水史乃さん(53)、市川訓子さん(54)の2人に署長感謝状を贈った。  9月30日に来店した高齢男性がギフトカード6万円分を購入しようとした。レジで対応した2人は男性の様子から詐欺を疑い、警察に通報した。同署によると、男性はインターネットサイトの架空請求に巻き込まれていたという。  同署で枝村芳宏署長が2人に賞状を手渡した。清水さんは「購入方法も知らない様子だったので詐欺と気付けた」、市川さんは「今後も積極的な声掛けを続けたい」とそれぞれ話した。

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  • 薮崎新聞店配達員 高齢者の安全確保 藤枝署が感謝状

     帰宅困難になった高齢者の交通事故防止に貢献したとして、藤枝署は12日、藤枝市藤枝の薮崎新聞店藤枝営業所に署長感謝状を贈った。  同署によると、ミニバイクで朝刊を配っていた同社の30代男性配達員が9月4日早朝、同市時ケ谷の路上で、はだしの状態で座り込んでいる80代女性を発見した。男性はすぐに110番し、周囲の安全確保に努めた。  同署で贈呈式があり、枝村芳宏署長が薮崎佳樹専務に賞状を手渡した。薮崎専務は「今後も周囲の変化に気を配るように配達員に伝えたい」と語った。枝村署長は「見守り活動を継続してもらえたら」と呼び掛けた。

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  • 長寿祝う和太鼓の響き 焼津の特養施設 利用者ら楽しいひととき

     焼津市の特別養護老人ホーム「あおい荘」でこのほど、長寿を祝う会が開かれた。新型コロナウイルス感染症対策を取り入れた上で、施設利用者や家族らが、和太鼓や打ち上げ花火を楽しんだ。  あおい荘では、新型コロナ感染拡大の影響で8月の納涼祭、9月の敬老会といった恒例行事が相次いで中止。非常事態宣言の解除を受けて長寿を祝う会の開催を決めた。  施設利用者とその家族計31組が施設の中庭に集まり、藤枝市の「田沼魁太鼓」の演奏を楽しんだ。力強い太鼓の音に合わせて手拍子をしながら、家族で時間を過ごした。最後は花火150発を打ち上げて秋の夜空を彩った。周辺には地元住民も集まり、久しぶりの花火を堪能した。 &nbs

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  • 経済復興策、新サービス開発で連携 藤枝・中小振興会議

     藤枝市内の産学官金でつくる中小企業振興推進会議(会長・北村正平市長)は11日、本年度の第1回会合を藤枝商工会議所で開いた。アフターコロナを見据え、人材の育成や新サービス開発などを連携して進めていく方針を確認した。  同商議所の江崎晴城副会頭が、事前の幹事会でまとめた内容を報告した。コロナ禍での消費の落ち込みや、次世代への事業承継など中小企業が抱える課題を指摘。デジタル人材の育成や、オープンイノベーション型の事業展開などを提案した。  北村市長は「社会の変化に対応し、新たな価値を創出する取り組みを進めていきたい」と話した。  推進会議は市や同商議所、静岡産業大、JA大井川、市金融協会などでつく

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  • 詐欺被害防止へ対策を呼び掛け 藤枝署など

     藤枝市や藤枝署などは11日、全国地域安全運動に合わせた街頭啓発活動をJR藤枝駅で行った。地元の地域安全協議会や防犯協会のメンバーら計約20人が参加した。  のぼり旗を手にしたり、たすきを着用したりした参加者は、通勤、通学する人たちにチラシを配った。詐欺被害の予防や災害対策などを呼び掛けた。

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  • 茶況(10月11日)「茶寿」祝い特養に贈呈 藤枝市保存会

     藤枝市茶手揉保存会はこのほど、市内の特別養護老人ホームなど7施設に手もみ茶を贈呈した。108歳を祝う「茶寿」にちなみ、毎年10月8日に合わせて行っている恒例行事。  会員たちが各施設を訪問し、缶入りの茶葉計200グラムをそれぞれプレゼントした。感染症対策として、施設の玄関で職員に渡した。茶は施設の利用者らに提供される。

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  • 事後強盗の疑い 藤枝市の無職男を逮捕

     藤枝署は11日、事後強盗の疑いで藤枝市駿河台1丁目、無職の男(68)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前8時半ごろ、同市藤枝の農作物無人販売所で柿2袋(400円相当)を盗んだ後、目撃した農業の男性(55)を振り払う暴行を加えた疑い。同署によると、男性が容疑者を取り押さえたという。

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  • ⚽静岡ダービー J3藤枝が大勝、沼津に5-1

     明治安田J3リーグは10日、藤枝総合運動公園サッカー場などで第22節5試合を行った。藤枝と沼津が対戦した〝静岡ダービーは、藤枝が5ー1と大勝した。  ■4年前 初対戦では大敗、雪辱  藤枝は最後まで攻撃の手を緩めなかった。2アシストしていたMF久保が前半途中に負傷退場。後半36分には退場者を出したが、後半の追加時間にCKからDF川島が決めて5―1。沼津との初対戦となった2017年3月25日の1―4大敗の雪辱を期す“静岡ダービー”最多得点で締めくくった。  須藤監督は「沼津の特徴は守備の堅さとカウンター。それを封じるためには圧倒的にボールを支配したかった。やりたいサッ

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  • 休耕地に秋の訪れ コスモス咲き誇る 藤枝・滝沢地区住民が整備

     藤枝市滝沢地区で、住民有志4人が休耕地を活用して整備したコスモス畑が見頃を迎えている。約2000平方メートルの範囲に赤やピンク、白色の花が咲き誇り、中山間地に秋らしい雰囲気を演出している。  畑の整備は、住民の阿井芳郎さん(70)らが昨年に始めた。場所は同地区南側の県道沿いで、阿井さんは「藤枝市街地方面から来る場合、滝沢地区の入り口に当たる場所。きれいな花でドライバーを出迎えたい」と話す。開花に合わせ、人気漫画のキャラクターの看板も設置した。  見頃は今月中旬ごろまで。

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  • 明治安田生命 藤枝市に44万円寄付

     明治安田生命保険相互会社静岡支社はこのほど、藤枝市に44万1千円を寄付した。  石田純一支社長や小林祐貴藤枝営業所長らが市役所を訪れ、北村正平市長に目録を手渡した。北村市長は「民間企業と連携して健康づくりを進めたい。今後もアイデアを寄せてほしい」と呼び掛けた。

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  • 焼津カツオ盗 運転手報酬得て犯行か 金銭の流れ追及

     焼津市内の水産加工会社が自社の漁船で水揚げしたカツオを、流通段階で不正に抜き取られたとされる事件で、窃盗の疑いで逮捕された市内の運送会社社員の男2人が、焼津署の調べに水産加工会社の役員(47)=藤枝市藤枝四丁目=から報酬を得て犯行に及んだことをほのめかす供述をしていることが8日、捜査関係者への取材で分かった。同署は、謝礼の出どころや金銭の流れについて調べている。  逮捕された運送会社の社員(47)=焼津市本中根=、同社員(43)=焼津市田尻北=の両容疑者は、焼津漁業協同組合が運営する計量所で不正を行い、別の会社が水揚げしたカツオを抜き取った疑いが持たれている。  同署の調べに、運送会社の社員

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  • 新たに5人感染 8日の静岡県内、警戒レベル「4」維持【新型コロナ】

     静岡県内で8日、新たに5人の新型コロナウイルス感染が確認された。県は独自に設けた警戒レベルについて「4(県内警戒・県外警戒)」を維持した。  静岡市は3人、浜松市は1人の新規感染を発表した。県発表分は藤枝市の1人。県全体の病床使用率は2・9%。県は同日正午時点で県内8医療圏のうち賀茂、熱海伊東、富士、中東遠の4医療圏で入院患者がゼロとなったことを明らかにした。  県は感染状況について、新規感染者の大幅な減少や病床使用率の低下から「良好な改善」と説明する。警戒レベル4を維持した理由についてはJR静岡駅周辺の人流増加や感染拡大のリバウンドの懸念を挙げ、「もう少し様子をみたい」とした。  県は5日

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  • チューリップの新名所に 園児が球根植え付け 藤枝・蓮華寺池公園

     藤枝市若王子の藤枝東幼稚園の園児たちが8日、近くの蓮華寺池公園でチューリップの球根の植え付けを行った。公園の景観向上や新たな見どころづくりが目的。  球根を植えたのは、同公園西側の「滝の広場」前にある約60平方メートルの花壇。年長園児約60人が、5センチほどの穴を掘り、丁寧に球根を埋めた。  球根は地元の花屋「志太フラワー」が無償で用意したほか、公園でボランティア活動に励む「蓮華会」のメンバーが作業に協力した。  チューリップは赤、白、黄の3色で、3月下旬ごろに見頃を迎える見通し。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • カツオ窃盗被害、2年前から 抜き取り常態化か

     焼津市内の水産加工会社が自社の漁船で水揚げしたカツオを、流通段階で不正に抜き取ったとして、水産加工会社(同市浜当目)の役員ら3人が逮捕された事件で、被害に遭った会社は少なくとも2年前から、同様の手口による窃盗の被害を受けていたことが8日、関係者への取材で分かった。焼津署は、焼津港内でカツオの窃盗が常態化していた可能性が高いとみて調べを進めている。  関係者によると、被害に遭った会社は、水産加工会社役員の男(47)=藤枝市藤枝四丁目=らによる抜き取り被害が判明した今春、カツオを保管してあった焼津市内倉庫の記録などを調べたところ、2019年2月以降に水揚げしたカツオ約149トン(約3千万円相当)

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  • ⚽J3藤枝 DF鈴木翔太 いざ7年ぶり「静岡ダービー」

     J3藤枝のDF鈴木翔太(24)が、高校3年時の2014年以来7年ぶりの“静岡ダービー”に闘志をみなぎらせている。清水ユース出身。東京学芸大を経て2019年に藤枝に加入し、3年目の今季、レギュラーの座をつかみ取った。  須藤監督就任後、3バックの左DFに抜てきされている鈴木翔。攻撃的なスタイルを打ち出す指揮官の下、豊富な運動量を生かし積極的に前線へ駆け上がるプレーは、チームに欠かせない。プロデビュー戦となった8月28日の富山戦から5試合連続フル出場。次節10日、藤枝総合運動公園サッカー場での沼津との“静岡ダービー”も先発が有力だ。  「2年半も試

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  • 高1増尾さん(藤枝出身) ミスコン決勝でコロンビア舞踊披露へ

     藤枝市出身の高校1年生増尾アンジー日和さん(16)が10日に都内で開催するミスコンテスト「ミス・ティーン・ジャパン」の決勝大会にファイナリストとして出場する。小学生の頃からモデルレッスンに取り組み、ミュージカルにも挑戦。高校進学を機に芸能界入りを目標に定め、現在は都内に単身で住んでモデル活動や演劇レッスンに励む。これまでの集大成を大舞台でぶつける。  コンテストは今年で11回目を数え、過去のファイナリストにはトラウデン直美さんらテレビで活躍するタレントが名を連ねている。  増尾さんは関東地区代表として、14人のファイナリストの一人に選ばれた。決勝大会では、肝となる特技披露のコーナーで、2歳の

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  • カード詐取で3容疑者逮捕 藤枝署など

     藤枝署と県警捜査4課は6日、詐欺の疑いで神奈川県藤沢市石川4丁目、無職の男(71)、同所、無職の男(64)、同所、無職の男(64)の3容疑者を逮捕した。  逮捕容疑は他の仲間と共謀して7月7日、藤枝市の無職女性(82)宅に郵便局員を装って「口座からお金が引き出された。凍結した方がいい」などと電話した後、女性宅を訪れてキャッシュカード2枚をだまし取った疑い。  無職の男(71)、無職の男(64)の両容疑者は、静岡市清水区の高齢女性からもカードをだまし取ったとして9月15日に詐欺容疑で逮捕されている。

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  • ハローワーク焼津8月有効求人 19カ月ぶり1倍台回復

     ハローワーク焼津はこのほど、管内(焼津市、藤枝市)の8月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・02倍で前年同月を0・37ポイント上回り、19カ月ぶりに1・0倍台を回復した。新型コロナウイルス感染症の収束後を見据えて、人材確保に向けた動きが出始めたことを反映し、製造業を中心に求人が増えた。  新規求人状況を産業別で見ると、製造業全体で前年同月比54・2%増の293人。猛暑の影響でエアコンの需要増を反映し、はん用機械器具製造業は675%増の31人となった。コロナ禍の巣ごもり需要から、冷凍食品や保存食品の生産が高まったことから、食料品製造業が76・3%増の104人、関連企業に従業員を派遣する職

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  • 文化人顕彰施設スタンプラリー 静岡、焼津、藤枝 10月9日から

     静岡、焼津、藤枝の3市は9日から12月12日まで、各市の文化人顕彰施設を巡る「するが文化の散歩道スタンプラリー」を展開する。  対象は、静岡市の中勘助文学記念館(葵区)と市立芹沢銈介美術館(駿河区)、焼津市の焼津小泉八雲記念館、小川国夫が執筆活動を続けた藤枝市にある市郷土博物館・文学館の4施設。各所の展示品を鑑賞し、集めたスタンプの数に応じて、グッズをプレゼントする。  これまでバスツアーを行ってきたが、新型コロナウイルスの感染拡大により昨年からスタンプラリーになった。中勘助文学記念館の管理人、和田博史さん(67)は「地元ゆかりの文化人を知るとともに、それぞれの施設の趣も感じてほしい」と話し

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  • 茶況(10月4日)藤枝岡部小で茶の入れ方教室 13日

     藤枝市認定農業者協会岡部支部は13日、地域の伝統産業に理解を深めてもらうことを目的に、岡部小の3年生を対象にした茶体験学習を開く。  茶の手もみや、おいしい入れ方の体験、茶の種類当てクイズを行う。自ら手もみで仕上げた茶葉をお土産として持ち帰れる。地元の茶園で茶摘み体験なども計画している。岡部地区の茶手もみ保存会員や茶商らが指導に当たる。  3年生を対象に毎年実施している恒例行事。手もみで仕上げるのは、前年に児童が収穫し、冷凍保存していた茶葉という。  

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  • 静岡出身の現代美術家 飯田昭二さん遺作展、10日まで 藤枝

     静岡市出身の現代美術家飯田昭二さんの遺作展が4日、藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で始まった。10日まで。  飯田さんは1966年に県内の前衛美術家と共に「グループ幻触」を結成。美術や表現自体に疑いのまなざしを向ける思索的な作品を発表し、日本の現代美術界に影響を与えてきた。2019年に91歳で死去した後、生前に縁を深めた美術家や評論家らが遺作展の準備を進めてきた。  会場では、静岡で交流のあった人たちが所蔵する絵画や造形作品、パフォーマンスの様子を収めた写真など約20点を展示。インスタレーション作品の構想のスケッチや、関係者に送付した展覧会の案内状なども並ぶ。  開催に合わせ、主催の実行委

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  • 藤枝の日本酒 初亀「純米吟醸 東条山田錦」 米品評会で準GP

     米国・ハワイで開催された日本酒の品評会「2021年度全米日本酒歓評会」の吟醸の部で、初亀醸造(藤枝市岡部町岡部)の「純米吟醸 東条山田錦」が準グランプリを受賞した。  品評会は国際酒会主催で、ホノルル市で9月下旬に開催された。大吟醸A、B、吟醸、純米の4部門に全国215蔵から576銘柄の出品があった。うち151点に金賞、152点に銀賞が授与され、さらにその中から各部門の最高評価1点にグランプリ、次点の2点に準グランプリが与えられる。  初亀醸造の出品酒は、兵庫県産山田錦の最高レベルの酒米を使用した。爽やかな香り、穏やかな酸味、ほどよいうま味が調和し、和風だしのわん物や、淡泊な白身魚との相性が

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  • 女性の車に液体のようなものかける 富士宮の男、再逮捕

     静岡中央署は4日、器物損壊の疑いで富士宮市神田川町、会社員の男(35)=器物損壊容疑で逮捕=を再逮捕した。再逮捕容疑は7月下旬ごろ、藤枝市内の駐車場で静岡県中部の20代女性会社員の軽乗用車に液体のようなものをかけるなどして損壊した疑い。容疑者は同じ女性の軽乗用車に液体のようなものをかけるなどした疑いで、9月13日に同署に逮捕された。

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  • スルガ銀行岡部支店 藤枝署、詐欺防止で感謝状

     特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、藤枝署はこのほど、藤枝市岡部町内谷のスルガ銀行岡部支店の安井基規支店長(47)と窓口係の小林左恵巳さん(60)の2人に署長感謝状を贈った。  8月30日に来店した市内の60代女性が「市役所から医療費の還付金があると電話があったが、手続きが分からない」と窓口に相談に来た。応対した小林さんは女性の話から詐欺と見抜き、安井支店長に相談。警察に相談するなどして被害を防いだ。  枝村芳宏署長が同支店を訪れ、2人に感謝状を手渡した。

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  • 廃プラ削減へ紙ファイル 市民配布、業務で活用 藤枝市が作製

     プラスチックの廃棄量を減らすため、藤枝市は紙製ファイル700枚を作製した。婚姻届や出生届を提出した市民に配布するほか、庁舎内の業務でもプラスチック製のファイルから切り替えていく。  紙製ファイルはA4用紙が入る大きさ。表面に、花を活用してきれいなまちづくりを目指す市の事業「ふじえだ花回廊」の文字を掲載。裏面には藤や桜、彼岸花、アジサイなど、市内で鑑賞できる花の写真を配置した。ワックス加工を施し、耐水性を備えた。  市は2月に、温室効果ガスの排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」と、「廃プラスチック・食品ロス ゼロ表明」を宣言している。市花と緑の課の担当者は「小さな取り組みを一つずつ積み

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  • 超促成栽培のイチゴ 早くも初収穫 藤枝のジャパン・ベリー

     藤枝市のイチゴ農園「ジャパン・ベリー」(上山優社長)は1日までに、超促成栽培で育てた県のオリジナル品種「きらぴ香」を初収穫した。通常より実の成長を2カ月ほど前倒しできるほか、収穫回数も増え、生産量を倍増させることができるという。  初収穫は約10キロ。20個入りのパックで販売し、ケーキ店などに出荷する。値段は1パック1500円ほどを見込む。成長を早めるため実は小ぶりになるが、「甘みは十分にある。おいしく仕上がった」と上山社長は太鼓判を押す。  超促成栽培は、イチゴの株元に冷水を流す管を配置し、花や実の成長を早める技術。早生(わせ)品種である「きらぴ香」の特徴を生かし、10月の初収穫の後、クリ

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  • 藤枝市 感染防止と経済活動の両立 宣言解除受け方針確認

     藤枝市は30日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、緊急事態宣言解除後の対応方針を決めた。感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指すとした。  公共施設の開館時間の短縮は解除するが、利用者を県内在住者のみに限定する。市主催のイベントについては、不特定多数の参加が見込まれる場合は開催を見合わせる。  市民に対しては引き続き混雑を避けることや、県境をまたぐ不要不急の移動を極力避けるように要請する。  北村正平市長と中村利夫・市立総合病院長のメッセージも発信し、第6波への警戒やワクチンの積極的な接種を呼び掛けるとした。  

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