2023年3月22日(水)

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藤枝市の記事一覧

  • 茶況(2023年)ほうじ茶の焙煎実演 藤枝の茶農家

     新茶シーズンを前に、藤枝市瀬戸谷地区で茶園を営む箕作めぐみさん(40)による、ほうじ茶の焙煎(ばいせん)体験が19日、同市の茶文化発信施設とんがりぼうで行われた。箕作さんが煎茶を土鍋で焙煎し、参加者はほうじ茶の香りと味を楽しんだ。  箕作さんは茶農家の1年間の仕事を紹介。一番茶は二番茶よりも栄養価が高いことや、浅蒸し茶と深蒸し茶の違いなど茶の奥深さを説明しながら、煎茶、和紅茶、釜炒り茶を提供した。  箕作さんは「お茶は新茶の時期になると注目されやすいが、年間を通して季節ごとに魅力や面白さがあることを知ってほしい」と話した。

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  • 子育て家庭支援 食品セット寄贈 静岡缶詰協会

     静岡缶詰協会(静岡市清水区)はこのほど、子育て中の家庭を応援しようと、志太地区に本社や事業所を持つ会員企業7社の商品を藤枝市に贈った。市は4月1日から1年かけて、生後4カ月未満の乳児を持つ約800世帯に全戸配布する。  各社はカレーの具やコーンクリーム、焼津港のカツオの油漬けなどそれぞれの食品を提供した。計9品の詰め合わせセットを配布する。  同協会内販部会の山本達也会長や藤枝農産加工所の牧野恭三社長ら各社の代表者が市役所を訪れ、贈呈式を行い、北村正平市長に詰め合わせセットを手渡した。山本会長は「子育てする皆さんに喜んでもらえたらうれしい」と話し、北村市長は「缶詰は子育て支援や防災などいろい

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  • 33件可決し休会 藤枝市議会

     通年議会を開会中の藤枝市議会は20日、2月定例月議会最終本会議を開き、2022年度一般会計補正予算案や23年度当初予算案など33件を原案通り可決し、休会した。 小学校のトイレ環境改善と中学校の空調設備整備の事業費に1億7450万円を盛り込んだ22年度一般会計補正予算案なども追加提出された。

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  • 危機管理監に宇野氏 広域連携担当理事に勝山氏 藤枝市人事

     藤枝市は20日、4月1日付の人事異動を内示した。第6次総合計画を見据え、「未来への成長基盤づくり」や「次代を担う人づくり」に基づく施策を推進するための組織改編を行った。  危機管理監に宇野孝伸スポーツ文化観光部長を起用する。矢部史子市民協働部長は危機管理センター付理事を兼務。新たに配置する企画創生部広域連携担当理事に勝山敏司広域連携課長を登用する。  市立総合病院を含む異動対象者は617人で例年並み。児童課を「こども課」に改編し、課長級の「保育統括担当参事」を配置するとともに「こども家庭センター」を開設する。都市建設部内には「旧市街地活性化推進室」を新設する。  主な異動は次の通り。  【

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  • 共生社会へ障害者就労支援 MYFC×福祉事業所 藤枝総合運動公園サッカー場 観客席を清掃

     Jリーグ2部(J2)藤枝MYFCが障害者の就労を支援しながら共生社会の推進を図る「福祉支援プロジェクト」に取り組んでいる。4年目の今季は19日、初回の活動に焼津市内の二つの福祉事業所から約20人が参加し、藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で観客席の清掃を行った。 活動はホームゲーム当日もしくは前日に行う会場の設営・準備作業を焼津市内の障害者就労継続支援事業所に依頼し、対価を支払う仕組み。同市の協力とパートナー企業の協賛を得て、今季は当日と前日合わせて24回を予定している。 クラブにとっても作業人員の確保でメリットがあり、徳田航介代表は「J2昇格で観客が増える中、大変助かる。地域課題の克服に協

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  • 男女共同参画推進事業所 エスエスケイフーズ工場認定 藤枝市

     藤枝市はこのほど、男女が共に働きやすい職場環境づくりに取り組む事業所を顕彰する男女共同参画推進事業所に、エスエスケイフーズ藤枝工場(同市高田)を認定した。 市役所で認定式が行われた。北村正平市長から認定証を受け取った同社の中村悟社長は「女性の視点と感性を大切にする職場であり、もっと女性が活躍できる環境を整えて従業員の女性比率を上げていきたい」と述べた。 認定制度は性別に関わらず働きやすい職場づくりを推進するために市が設けた。認定事業所は「広報ふじえだ」で取り組みが紹介され、設備投資資金に対する利子補給の上乗せなどのメリットがある。認定を受けたのは計38事業所になった。

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  • 山頂から「志太九景」望む 藤枝市 案内標柱と看板 設置

     藤枝市はこのほど、金比羅山から望む志太平野の九つの景勝地「志太九景(しだくけい)」を案内する標柱と看板を設置した。今月下旬には桜(ソメイヨシノ)が見頃を迎えるとされ、山頂から藤枝の街並みとともに眺望できる。 志太九景は江戸時代から親しまれ、中国の「瀟湘八景(しょうしょうはっけい)」をまねしたものだという。市は金比羅山緑地再整備事業の一環で、魅力の向上を図り、にぎわいを創出する。 地元住民でつくる志太金比羅山保勝会のメンバー5人が協力した。「富士暮雪(ふじぼせつ)」や「藤枝晴嵐(ふじえだせいらん)」といった名の景色の方角を示す九つの標柱と、志太九景の説明が書かれた看板を山頂付近に立てた。 27

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  • 子どもに「共感」が大切 藤枝で尾木ママ講演

     藤枝市は17日夜、子育てや孫育てに対する不安と疑問を解消しようと、「尾木ママ」の愛称で知られる教育評論家の尾木直樹さん(76)を招いた講演会を市民会館で開いた。約200人が聴講し、尾木さんは「共感」をキーワードに現代の子どもへの接し方を紹介した。 4月に子ども施策の基本理念や基本事項を定めた「こども基本法」が施行されるのを踏まえ、「これからは子どもが主体となって生きる時代」と説明。子どもの声を聞く力を身につけ、共感する大切さを強調した。親や祖父母、学校の教員ら大人から受ける愛情はそれぞれ異なり「多様な愛に恵まれながら、子どもは成長していく」と述べた。 子どもへの褒め方についても触れた。テスト

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  • 自転車事故防止へ 官民連携で看板 中電藤枝営業所など

     中部電力パワーグリッド藤枝営業所(遠藤達哉所長)は、藤枝市、藤枝署と連携し、自転車事故防止の交通安全啓発看板を制作した。23日から、多くの中高生が通行する市内の交差点2カ所に設置する。 4月から全年齢を対象に始まる自転車乗車時のヘルメット着用努力義務化に合わせ、中高生の交差点での一時停止とヘルメット着用を促す。市と同署がデザインした交通安全キャラクター「ふじりん」を活用した縦150センチ、横31・8センチの計4枚の看板を、藤枝西高西側の城南1丁目交差点と藤枝中前の茶町3丁目交差点の電柱に設置する。 16日、遠藤所長と北村正平市長、鈴木淳一署長が市役所で行われた交通安全対策協議会で披露した。遠

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  • 浜北の永野さん Sクラスで優勝 日将連3月大会

     日本将棋連盟浜北支部の3月大会がこのほど、浜松市浜北区の浜北文化センターで開かれ、104人が参加した。最強のSクラス優勝は浜北区の永野孝太郎さん。  上位入賞者は次の通り。  S ①永野孝太郎(浜北区)②渡辺快(天竜区)③石野俊夫(掛川市)④門奈佑紀(東区)⑤石上幸四郎(藤枝市)▽A ①早津徳文(南区)②高野涼介(東区)③野中力也(中区)④河合将輝(浜北区)⑤渡辺伸五(北区)▽B ①稲場理(浜北区)②山口昌行(中区)③前田勇(掛川市)④門奈光(東区)⑤藤原紳裕(御前崎市)▽C ①斉藤裕二(北区)②泉龍一(西区)③塚本和芳(森町)④武村岳史(浜北区)⑤赤松賢伸(天竜区)▽D ①中村敏男(南区)

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  • 藤枝市の駅周辺活性化 静岡県内初第4期へ 計画認定、59事業

     藤枝市は17日、国に申請していた中心市街地活性化基本計画の第4期計画(2023~27年度)に関して、国から認定を受けたと発表した。JR藤枝駅周辺の約160ヘクタールを対象とした計画で、認定は同日付。市によると、第4期の認定は静岡県内で初となる。  計画では「イノベーションを生み出す、魅力あふれる生活・創造空間の創出」と「人と人、人と街がつながり、多くの人々でにぎわう交流空間の創出」の二つの基本方針を掲げた。目標指標として、第3期に続き、居住人口や昼間の歩行者の通行量、イベント来場者数の増加、空き店舗数の減少の四つを設定し、計59の関連事業を盛り込んだ。  藤枝駅前一丁目6街区と9街区の再開発

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  • 国1静清BPで軽乗用車全焼 16日午後4時10分ごろ

     16日午後4時10分ごろ、静岡市葵区昭府1丁目の国道1号静清バイパス下りの側道で、藤枝市の女性(63)が運転する軽乗用車のエンジン付近から出火し、同車両1台をほぼ全焼した。けが人はいなかった。同側道は1時間余り通行止めとなった。市消防局や静岡中央署が原因を調べている。

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  • 回転名札 校長が発明 子どもの個人情報“くるっと”保護 藤枝・西益津小

     藤枝市立西益津小の河原茂樹校長(59)が、防犯機能に優れた児童、生徒用の名札「くるっとネーム2.0」を発明した。個人情報を不特定多数の目に触れさせないよう名札を回転させて名前を隠せる工夫を施した。  全国の小中学校では、個人情報保護のため校外では名札を外す指導が広がっている。一方で、登下校時のけがや交通事故など緊急事態の際、すぐに名前が分かる名札の必要性が指摘されていた。  河原校長は4年前、藤枝市内の印刷会社「中央印刷」などと協力して第1弾の名札を開発。特許を取得し、商標登録した。今回発明した第2弾は、洋服の生地を傷めるとの教員や保護者からの相談を踏まえ、金具を使わないプラスチック製の差し

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  • 目標へ新たな一歩 静岡・中央医療健康大学校で卒業式

     静岡市駿河区の鈴木学園専門学校中央医療健康大学校は16日、卒業式を同区のグランシップで行った。これから地域医療を担う卒業生計138人がそれぞれの目標に向け、新たな一歩を踏み出した。  理学療法、トータルケア鍼灸(しんきゅう)、スポーツ柔整、歯科衛生の4学科の卒業生が出席した。代表して歯科衛生学科の鈴木香凜さん(21)=藤枝市=が「感謝の気持ちを忘れることなく探究心や好奇心を持ち続け、医療に貢献する」と誓った。各学科代表者に卒業証書を手渡した鈴木啓之校長は「自分を変えていく努力をし、自らの仕事に誇りを持って進んでほしい」と激励した。

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  • 合板に挟まれ 運送会社の社員死亡 藤枝

     15日午前7時40分ごろ、藤枝市岡部町村良の家具製造販売会社「カコール」で、北九州市八幡西区市瀬1丁目、会社員男性(61)が、トラックの荷台から崩れた合板に挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。藤枝署によると、男性は運送会社の社員。フォークリフトで合板を下ろす際に、男性はトラックの荷台付近で作業していたとみられる。同署は労災事故とみて原因を調べている。

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  • 第五福竜丸の歴史語り継ぐ 「核のない未来へ航海」 都立展示館学芸員 藤枝で講演

     東京都立第五福竜丸展示館(江東区)の学芸員市田真理さん(55)の講演会がこのほど、藤枝市生涯学習センターで開かれた。米国のビキニ水爆実験で被ばくした焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」の歴史の語り継ぎ手として、若者から高齢者までの幅広い年代に核兵器廃絶を訴えた。 2021年に87歳で亡くなった元乗組員の大石又七さんら被ばく者の証言を交えながら、当時の様子や第五福竜丸以外の日本漁船も被害を受けたことを説明。米国と旧ソ連・ロシアを筆頭に、世界で核実験が何度も繰り返されてきた歴史などを紹介した。 第五福竜丸が廃船処分後、東京・夢の島のごみの中に放置されていたことにも触れ「福竜丸は二度と海を走ることはな

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  • 駿州の旅で地域振興へ 静岡市葵区 日本遺産推進協がシンポ

     静岡と藤枝両市の関係事業者でつくる「駿州の旅日本遺産推進協議会」はこのほど、日本遺産「日本初『旅ブーム』を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅」を生かした地域活性化に向けたシンポジウムを静岡市葵区の静岡浅間神社で開いた。  同遺産をPRする協議会のオリジナルブランド「駿州堂」の商品開発をした同市駿河区のとろろ汁店「丁子屋」14代目柴山広行さん、同市清水区のだし店「西尾商店」専務の西尾透雄さん、藤枝市の製茶問屋「松田商店真茶園」店長の小泉純也さんらが登壇し、商品開発の苦労や今後への期待などを語った。  3枚の生地で2種のあんを挟んだどら焼きを開発した松田商店の小泉さんは「ハンバーガーをイメージし

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  • 2現職に元新挑む/焼津市 選挙戦の可能性を残す/藤枝市 無投票の公算/牧之原市・吉田町、島田市・川根本町【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか➁】

    2現職に元新挑む 焼津市 定数2  自民の良知淳行、無所属の諸田洋之の現職2氏に、自民の新人松島和久氏、前回落選した元職塚本大氏が挑む構図になっている。  良知氏、松島氏は自民2議席独占を果たそうと自民市議の支援を受けながら、地盤固めに力を注ぐ。良知氏は3期12年の間に取り組んできた防災対策といった実績を強調しながら、組織を固める。松島氏は市議時代の人脈を足掛かりに支持拡大を図る。  諸田氏はこれまでの議員活動を通じて培った課題解決力をアピールし、市内全域で草の根活動を展開する。塚本氏は現職時代に所属した自民からでなく、無所属での出馬となる。市議と県議を計16年務めた政治経験を前面に押し出し、

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  • 手指の「動き」心情投影  木版画家・青木鐵夫さん(藤枝市)

     「どこにでもいる人間の、どこでも見られる日常を描いてきた」と語る、藤枝市の木版画家青木鐵夫さん(82)。大胆にデフォルメした人物と味わいのある墨の濃淡で、人の営みがもたらす喜びやおかしみを軽妙洒脱[しゃだつ]に表現する。  「見る人が自由に想像できるように」と表情は彫り込まない。一方で「最も勝負をかけている部分」と明かす手や指の動きは「角度一つで印象が劇的に変わってしまう」と細心の注意を払う。隣人に届きそうで届かない指先の、その先にある少しの「間[ま]」に、心の動きを投影する。  松や菜種油を燃やした時にできるすすが原料の松煙墨[しょうえんぼく]や油煙墨を硯[すずり]で擦る。光の具合で赤や青

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  • 藤枝市民大学リカレント教育 修了者の学習歴をデジタル証明 国内自治体で初発行

     藤枝市はこのほど、藤枝市民大学の2022年度リカレント(学び直し)教育コースの修了者に対し、スキル取得を生涯にわたって証明する「学習歴のデジタル証明(オープンバッジ)」を国内の自治体で初めて発行した。公的機関からの証明を受け、今後の就職や転職、起業活動に生かしてもらう。  同コースの基礎講座と専門講座でそれぞれ6講座のうち、5講座以上に出席した受講者に対し、オープンバッジを発行した。本年度の発行件数は計84件。  同コースの講師や受講者の交流会が同市の市産学官連携推進センターで行われ、約20人が修了証を受け取った。修了者は「学びの記録が残り、他者にも説明できるのが便利。知識と経験を生かして地

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  • 茶況(3月13日)浅蒸し茶を使用 ビール3種開発 藤枝でお披露目

     藤枝市地域おこし協力隊の満藤直樹さん(53)や地元製茶業者らが、藤枝の浅蒸し茶を使ったクラフトビール「藤枝エール」を開発した。地元住民に向けたお披露目会がこのほど、同市仮宿の日本料理店「百の木」で開かれた。  ビールは3種類で、浅蒸し茶の茶葉の量がそれぞれ異なる。ビールの醸造に不向きとされる浅蒸し茶を製茶業者が抹茶化し、茶のうまみを表現できる製法に挑戦した。  お披露目会に参加した住民15人は味の違いを楽しんだ。満藤さんは「幅広い世代から好評を得ている」とうなずき、開発に携わった萩原製茶の萩原正史代表(51)は「茶の香りがしっかりしている。藤枝の茶の魅力が広まってほしい」と話した。  市内外

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  • ⚽鈴木さん(サッカーU―16女子代表)にエール 藤枝中 卒業式代わりに壮行会 16日から国際試合へ

     サッカーU-16(16歳以下)女子日本代表に選ばれた藤枝市立藤枝中3年の鈴木由真さん(15)の壮行会が13日、同校で開かれた。16日から始まる沖縄県での国際試合に出場するため、17日の卒業式に出席できない鈴木さんに向けて、3年生約180人が激励と別れの言葉を送った。  3年生を代表して7人の生徒が「諦めず頑張る由真ちゃんと友達になれて良かった」「つらいことや大変なことがたくさんあるかもしれないけど、頑張ってね」などとエールを送った。  友人と共に涙を流した鈴木さんは、寄せ書きを受け取り「代表になれたのは周りの支えがあったから。卒業式に出席できないのは悲しいが、本当にこの学年で良かった」と感

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  • 自民候補の24人 公明静岡県本部が推薦 静岡県議選

     公明党県本部は13日、県議選(31日告示、4月9日投開票)で自民党県連公認の立候補予定者計24人を県本部として推薦すると発表した。公明候補者の空白選挙区で自公の選挙連携を強化する。  同本部は「推薦依頼を受けた立候補予定者について協議し、党中央幹事会で決定した」としている。  推薦する立候補予定者は次の通り。  加畑毅(下田市・賀茂郡)藤曲敬宏(熱海市)土屋源由(伊豆の国市)宮沢正美、伊丹雅治(三島市)加藤祐喜(長泉町)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫、勝俣昇(御殿場市・小山町)木内満(富士宮市)良知淳行、松島和久(焼津市)西原明美(藤枝市)大石健司(牧之原市・吉田町)河原崎聖(島田市・川根本町)

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  • 男性の頭をつえで殴る 傷害の疑いで男逮捕 藤枝署

     藤枝署は13日、傷害の疑いで藤枝市駅前二丁目、無職の男(69)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後0時半ごろ、市内の路上で同市の無職男性(81)の頭をつえで殴り、けがをさせた疑い。同署によると、男性は軽傷とみられる。

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  • 電車と衝突、女性死亡 藤枝市高柳1丁目の踏切

     13日午後2時45分ごろ、藤枝市高柳1丁目のJR東海道線高柳第三踏切で、線路内に立ち入った同市に住む70代の女性が下りの普通電車と衝突した。女性は全身を強く打ち、死亡した。藤枝署が身元の確認を急いでいる。影響でJR東海道本線は上下6本が全区間運休し、上下27本が部分運休した。上下8本が最大1時間48分遅れ、約7870人に影響が出た。

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  • 伸びのある歌声披露 藤枝の児童ら

     藤枝市は12日、市ジュニア合唱祭(静岡新聞社・静岡放送後援)を市民会館で開いた。プロの東京混声合唱団と藤枝の子どもたちが共演し、伸びのある歌声を響かせた。  公募で集まった市内の小中学生14人でつくる「藤枝市子ども合唱アカデミー」や藤枝ジュニアコーラス、藤枝少年少女合唱団など五つの子ども合唱団が出演した。  選抜された小中高生が東京混声合唱団と共演し、「ビリーブ」や「翼をください」など計3曲を披露。堂々とした姿で半年間の練習の成果を発揮した。東京混声合唱団は迫力ある歌声を響かせ、来場者と共に手拍子をして合唱を楽しんだ。  藤枝市子ども合唱アカデミーに所属する市立高洲中1年の佐藤ひなたさん(1

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  • 犯罪被害者支援に静岡県警OBが寄付 警察学校第54期生

     静岡県警OB有志が10日、認定NPO法人静岡犯罪被害者支援センター(静岡市葵区)と県暴力追放運動推進センター(同市駿河区)にそれぞれ現金7万円を寄付した。  寄付したのは1979年に拝命した警察学校初任科第54期生。89年から同期会費を積み立て、2021年3月で同期が全員定年退職したため、残金を寄付に充てた。  代表の甲斐清実さん(67)=藤枝市=らが静岡犯罪被害者支援センターを訪れ、白井孝一理事長と暴追センターの西本真也専務理事に手渡した。甲斐さんは「警察官として同期と一緒に30~40年頑張ってきた。2団体に有意義に活用してほしい」と話した。

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  • 融資保証金名目 500万円詐取被害 藤枝の60代男性

     藤枝市の60代の製造販売業の男性が10日、融資の保証金名目で現金約500万円をだまし取られたと掛川署に届けた。  同署によると、男性は2月8日、経営する掛川市内の会社に「中小企業経営力強化資金。上限2500万円。保証人不要」と書かれたファクスが届いたため申し込んだところ、「特約担保金200万円を振り込んでほしい」などと電話があり2月13日、指定された口座に3回にわたって振り込んだ。

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  • 藤枝市の施策学生が提案 研究成果発表会 地域課題解決へ

     藤枝市と包括連携協定を結ぶ県内大学の学生による本年度の地域政策研究の成果発表会がこのほど、同市の市産学官連携推進センターで開かれた。学生は地域イノベーションや多文化共生の推進など各テーマに基づいて藤枝で調査し、施策提案と合わせて同市幹部らに報告した。  6大学9研究室の学生ら計45人が参加した。静岡理工科大理工学部建築学科のテーマは「地域文化資源を生かした地域ブランド化と観光・交流の推進」。藤枝旧市街地で新たな魅力創出に向け、周辺の環境や公共施設、イベント状況、新しい拠点などの基礎調査を実施した。  藤枝旧市街地総合再生計画区域内にある岡出山地区の小路が花回廊となる仕掛け作りや、人々の居場所

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  • 国道1号藤枝BP 故障車移動で一時通行止め 10日午後

     10日午後0時55分ごろ、国道1号藤枝バイパス下りのトンネル内で、トラックが車両故障で停止した。故障車を移動させるため、谷稲葉インターチェンジ(IC)-薮田東IC間の上下線が約2時間20分の通行止めとなった。

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  • 茶況(3月10日)新団長に太田さん 静岡県茶業青年団

     静岡県茶業青年団(県茶青)は9日、総会を静岡市葵区で開き、新団長に太田茶店(森町)の太田貴久さん(41)を選んだ。任期は1年。  副団長にはキムラ加工(島田市)の木村恭輔さん(42)、カネタ八木商店(藤枝市)の八木良浩さん(41)が就いた。太田団長は「魅力ある組織づくりを進め、消費拡大に取り組みたい」と抱負を語った。  総会ではこのほか、団則を改正し、団員資格の年齢をこれまでの45歳以下から47歳以下へと引き上げた。

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  • 450万円詐取疑い 都内の男再逮捕 掛川署

     掛川署と県警捜査4課は9日、詐欺の疑いで、東京都羽村市の無職の男(18)=詐欺容疑などで逮捕済み=を再逮捕した。  再逮捕容疑は1月30日午前11時ごろ、何者かと共謀して浜松市の農業の女性(82)宅に息子を名乗り「会社でミスをして損失を出した。補塡(ほてん)するためにお金が必要」などとうその電話をし、同日午後0時半ごろに男が女性宅の最寄り駅を訪れて現金450万円をだまし取った疑い。  同署によると、男は詐欺グループの受け子とみられる。男は同日、詐欺目的で掛川市の男性宅と藤枝市の女性宅も訪れたとされ、これまでに詐欺未遂と詐欺の容疑で2回逮捕された。電車やタクシーで移動したとされる。

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  • 藤枝の児童らプロと共演 12日に合唱祭

     藤枝市は12日午後3時から、「藤枝市ジュニア合唱祭」(静岡新聞社・静岡放送後援)を藤枝市民会館で開く。プロの東京混声合唱団と藤枝の子どもたちが共演する。  市は昨年9月、音楽によるまちづくりの一環で合唱文化を復活させる「合唱のまち藤枝」を目指し、同合唱団と音楽の創造と普及に関する連携協定を結んだ。昨夏にメンバーを募集し、市内の小中学生14人による「子ども合唱アカデミー」を設立。同合唱団の団員が講師を務め、月1、2回の練習に励んできた。  演奏会は3部構成。1、3部は東京混声合唱団が計9曲を披露する。2部前半では同アカデミーや藤枝ジュニアコーラス、藤枝少年少女合唱団、島田市少年少女合唱団、島田

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  • 藤枝「広幡ドッジキッズ」 全国小学生大会へ抱負 

     26日に金沢市で開かれる第32回春の全国小学生ドッジボール選手権全国大会に出場する藤枝市のチーム「広幡ドッジキッズ」の選手らが9日、市役所に中村禎教育長を訪ね、意気込みを語った。  チームは1月の県予選で優勝し、13年ぶり2度目の全国切符を手にした。昨夏に行われた全日本選手権全国大会にも7年ぶり4度目の出場を果たし、16強入りした。  訪れたのは三輪真也総監督(55)と選手20人。三輪総監督は「ひたむきなプレーが最大の武器。全国大会を満喫したい」と期待を膨らませ、市立高洲南小6年の柏虎汰郎主将(12)は「ベスト16より上の成績を残したい」と言葉に力を込めた。  中村教育長は「夏春連続出場は本

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  • 強制わいせつの疑い 会社員の男逮捕 藤枝署

     藤枝署と静岡県警捜査1課は9日、強制わいせつの疑いで藤枝市南新屋、会社員の男(27)を再逮捕した。再逮捕容疑は1月19日午後11時ごろ、県中部地区の路上で同地区に住む10代女性の体を触れるなどのわいせつな行為をした疑い。同署は容疑者の認否を明らかにしていない。容疑者は1月22日と2月20日にも、それぞれ強制わいせつの疑いで逮捕されていた。

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  • 知事賞に浜松パルス 静岡県SDGsビジネスアワード

     静岡県は7日、環境課題解決に貢献する事業アイデアを表彰する「県SDGsビジネスアワード」の審査と表彰式を静岡市葵区で行い、最高賞の県知事賞に浜松パルス(浜松市北区)を選んだ。浜松パルスは光触媒を用いた農産物鮮度保持装置を紹介し、保存過程で腐敗する農作物の大量廃棄問題に貢献できるとアピールした。技術の革新性や事業の将来発展性が高い評価を受けた。  同社企画開発室の近藤正人室長と古橋亜紀さんが、県の高畑英治くらし・環境部長から表彰状を受けた。近藤室長は「4年かけて開発したかいがあった」と喜んだ。夏ごろの商品化を目指しているという。  同アワードは2021年度に始まり、2年目。22年度は公募で8団

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  • 市川さん(浜松)ら俳句最優秀 静産大コンテスト

     静岡産業大日本語教育研究センターはこのほど、「第12回静岡産業大俳句コンテスト」の入賞者を発表した。  一般と学生(高校生以上)の部に計1430人から3696点の応募があった。最優秀賞として有馬朗人記念賞(元文部大臣、元同大学事顧問記念賞)、大須賀賞(静岡新聞社・静岡放送社長賞)、堀川賞(同大学長賞)を設けた。入賞者は次の通り。  【一般】有馬朗人記念賞 菅伸明(愛媛県新居浜市)▽大須賀賞 市川敏(浜松市)▽堀川賞 久信田史夫(茨城県水戸市)▽優秀賞 小田慶喜(兵庫県明石市)塩川慶子(藤枝市)▽佳作 羽住博之(東京都江戸川区)宇賀英二(藤枝市)安田清一(千葉県木更津市)馬場美江(大分県別府市

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  • 杉村孝さん死去 85歳 藤枝の彫刻家

     藤枝市の彫刻家杉村孝(すぎむら・たかし)さんが2日、死去した。85歳。同市出身。通夜は8日午後6時から、葬儀は9日午前11時半から同市高田192の13、金色堂会館で。喪主は妻美保子(みほこ)さん。  杉村さんは市内の石材店に育ち、20歳を迎える頃に石彫に目覚め北川薫に師事した。1987年の第6回富嶽文化賞展で大賞。滝ノ谷不動峡(同市瀬戸ノ谷)の岩壁に彫り込んだ高さ10メートルの磨崖仏(まがいぶつ)は観光名所として知られる。茶文化発信施設「玉露の里」(同市岡部町)や巨石の森公園(同)など身近な場所にも作品が多数残る。

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  • 藤枝市、市民大学の講座拡充 次世代の人づくりに注力【ウィズコロナを見据えて 志太榛原23年度予算案②】

     感染症収束後の地域経済の活性化を見据え、藤枝市は「次世代を担う人づくり」を目指した事業に力を注ぐ。本年度スタートした藤枝市民大学の講座拡充を図るなど、いつでも学び直せる環境の整備や、デジタル社会で活躍する専門人材の育成などを図る。  「資格取得コースを増やしてほしい」「ビジネスにデジタルを生かす手法を学び、会社に持ち帰りたい」。市民大学は、2月で1期目の全ての講座が終了した。市は、受講者から出た感想や意見を基に、新年度以降の運営や講座構成を改良していく方針だ。  市の担当者は「予想以上に受講者たちの学びへの意欲が高かった。講座内容への評価も良かった」と1期目の手応えを口にした。各回の講義の終

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  • 16選挙区で無投票か 静岡県議選、総定数の4割26人 現職も心境複雑

     統一地方選の前半戦となる静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)は3月6日時点で、全34選挙区のうち半数近い16選挙区で出馬予定者数が定数を上回らず、無投票になる可能性がある。このまま定数を超える数の立候補者がいなければ、4割に当たる26人が投票なしで当選が決まる。有権者の投票機会を奪う無投票に対し、無投票が見込まれる選挙区の現職も「地域の幅広い声が上がることが選挙の役割。無投票を喜べない」(伊豆地域の県議)と不安の声が上がる。  無投票が予想されるのは、伊東市(定数1)、熱海市(1)、伊豆の国市(1)、三島市(2)、清水町(1)、裾野市(1)、富士市(4)、富士宮市(2)、藤枝市(3)、牧

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  • 藤枝駅前一丁目9街区再開発事業 特定業務代行者が決定「地上21階建て」 高層複合施設、26年度末完成へ

     藤枝駅前一丁目9街区再開発準備組合は、民間の専門的な技術力やノウハウを活用し、安定的に事業を進めるため公募していた特定業務代行者を、鉄建建設名古屋支店(名古屋市)に決定した。同社との基本協定は1日に締結済み。近く、県に再開発組合設立の認可申請を行う。2024年度に着工し、26年度末の完成計画が確定した。6日までの関係者への取材で分かった。  事業は、藤枝駅北口東側の約3千平方メートルの飲食店や住宅などが並ぶ街区を再開発する計画。地権者が20年7月に同組合を設立し、藤枝市が駅前に適した都市環境を形成。都市防災に寄与する事業として、22年3月に都市計画決定している。  計画では、同組合が地上21

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  • 茶況(3月6日)茶文化発信施設でチャリティー茶会 11日、藤枝

     ひなまつりチャリティー茶会が11日午前10時から、藤枝市の蓮華寺池公園内の茶文化発信施設とんがりぼうで開かれる。先着100人。  同市の旧東海道藤枝宿や上伝馬商店街周辺で、4月5日まで行われている「志太天神ひな街道」の近隣イベントの一環。1階の屋外出店スペースでは煎茶、2階は抹茶を振る舞う。各階無料。  藤枝の歴史と茶を巡る「歴史まちあるき」のシールラリーも開催中。飽波神社や市郷土博物館・文学館など八つの地点で六つ以上のシールを集めると、商店街の上伝馬ギャラリーで茶屋の商品と交換できる。

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  • 曲乗りを見せようと、走行する車の屋根に乗った疑い 男子大学生ら書類送致

     静岡中央署は6日、道交法違反(乗車積載方法違反)の疑いで焼津市の男子大学生(21)を静岡区検に、藤枝市の自称とび職の少年(17)と同市の男子高校生(17)を静岡家裁に書類送致した。3人の送致容疑は昨年10月30日午後10時20分ごろ、静岡市葵区の県道で走行中の乗用車に乗っていた際に、曲乗りを見せようと、乗車設備のない車両の屋根の上に乗った疑い。当日はハロウィーン前日で、現場となった同区の中心市街地は混雑していたという。居合わせた非番の警察官が目撃した。

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  • 100万円詐取容疑 掛川署、男再逮捕

     掛川署と静岡県警捜査4課は6日、詐欺の疑いで埼玉県新座市新堀3丁目、自称建設業の男(23)=詐欺未遂容疑で逮捕=を再逮捕した。  再逮捕容疑は受け子の男=詐欺容疑で逮捕=らと共謀して1月30日午前11時半ごろ、藤枝市の内職業の女性=当時(79)=宅に息子を名乗り、「会社の書類を間違えて郵送してしまった」などとうその電話をし、受け子の男が女性宅を訪れて現金100万円をだまし取った疑い。  容疑者は同日、掛川市内で男性から現金をだまし取ろうとした疑いで2月に逮捕された。

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  • 雨の中、難コース力走 ふじえだマラソン 静岡県内外から1000人参加

     第30回記念ふじえだマラソンが5日、藤枝市本郷の藤の瀬会館前広場を発着点に行われた。新型コロナウイルス感染拡大により4年ぶりの開催。雨天の中、県内外から千人以上がエントリーし、高低差300メートルの難コースを力走した。  3キロと5キロ、10キロ、ハーフの4種目を実施した。記念大会として、今年の箱根駅伝に出場した立教大陸上競技部男子駅伝チーム監督の上野裕一郎さんを招待。5キロの出場者と一緒に走ったり、表彰式のプレゼンターを務めたりした。  会場では、瀬戸谷地区名物のコロッケなど地場産品の販売も行われ、来場者の人気を集めた。

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  • 静岡・駿河区で震度2 5日午前7時54分ごろ

     5日午前7時54分ごろ、駿河湾を震源とする地震があり、静岡市駿河区で震度2を観測した。気象庁によると、震源の深さは約20キロ。地震の規模はマグニチュード(M)2・9と推定される。  各地の震度は次の通り。  震度1=藤枝市、牧之原市

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  • 医療現場での活躍誓う 焼津・静岡県中部専門学校で卒業式

     焼津市東小川の組合立県中部看護専門学校で4日、卒業式が行われた。県中部の35人が卒業証書を受けて、思い出の詰まった学びやを巣立った。  卒業するのは焼津、藤枝、牧之原、吉田など各市町に住む3年生の男女35人。友山真校長が一人一人に卒業証書を手渡した。  卒業生代表の答辞で、押尾奈奈さん(焼津市)が入学直後にコロナ禍になって不安になったことを明かしながら「苦しい3年間を乗り越えられたのはクラスメートのおかげ」と述べた。  その後、卒業生の代表生徒が担任、事務職員、保護者、クラスメートそれぞれに思い出を振り返りながら、感謝の言葉を掛けた。  卒業後、焼津市立総合病院や藤枝市立総合病院など主に地域

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  • 自作のプランター 藤枝特支校に寄贈 焼津の増田さん

     焼津市柳新屋の左官職人の増田龍二さん(71)が3日、自作のプランターを藤枝市の藤枝特別支援学校に寄贈した。「子どもたちに少しでも笑顔になってほしい」と思いを込め、かわいらしいくまの作品を製作した。  下地はセメントなどを材料にこてを使って形成する。細かい石を塗り込んだり、表面をスポンジで拭き取ったりして仕上げた。作品は高さ約50センチ、幅約45センチ、重さ約15キロ。サプライズで小さいプランターも贈った。  同校を代表して受け取った小学3年の木村榎奈美さん(9)は「かわいいくまさんをありがとう」と喜び、チューリップを植えたいと笑顔を見せた。

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  • アジアのシェフに 静岡県産品PR 輸出拡大へ技術や魅力紹介

     静岡県は2月下旬、アジア圏のシェフや食品バイヤーを県内に招き、県産食材のPRに向けた視察会を開いた。魚介類や日本酒といった本県特産品の個性を引き出す料理人や魚屋の熟練技術を紹介することで、外国での食材活用を促し、輸出拡大を図る。  視察会では韓国、タイ、シンガポール、ネパールの4カ国の計9人が、焼津市の日本料理店の茶懐石温石[おんじゃく]やサスエ前田魚店などで本県の食文化を学んだ。  サスエ前田魚店店主の前田尚毅さんは、仕入れの際の目利きのポイントや、魚の鮮度を保って出荷するための冷やし技術などを解説。タイ人の料理人らが魚介類の輸入に強い関心を示した。前田さんは「技術を参考にしてもらい、本国

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  • 事前説明会に28陣営 静岡県議選中部地区 4選挙区で選挙濃厚

     静岡県選挙管理委員会は3日、県議選(3月31日告示、4月9日投開票)の中部地区7選挙区の立候補予定者説明会を県庁で開いた。計28陣営が出席し、4選挙区で選挙戦が濃厚となった。  藤枝市、牧之原市・吉田町、島田市・川根本町の3選挙区は無投票の公算が大きくなった。  同日の説明会には、西部地区の菊川市選挙区で出馬を検討する1陣営が新たに出席した。  各選挙区の定数と出席陣営数は次の通り(カッコ内は定数)。  静岡市葵区(5)8、同駿河区(4)5、同清水区(4)5、焼津市(2)4、藤枝市(3)3、牧之原市・吉田町(1)1、島田市・川根本町(2)2

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  • 小学生スノーボーダーの北山兄弟 藤枝から世界、全国へ 家族の応援力に

     藤枝市在住の小学生スノーボーダーの兄弟が、ともに全国や世界を舞台にした大会に出場する。昨年9月にプロ認定された北山博仁君(12)=広幡小6年=と、兄の背中を追ってめきめき上達する泰士君(8)=同3年=。降雪がほとんどない藤枝で生まれ育った2人は周囲の支援を力に、兄弟で刺激し合ってさらなる高みを目指す。  博仁君は小学5年時のシーズンで活躍を続け、国内125人のライバルと競うポイントランキングで4位に入り、日本スノーボード協会公認のプロスノーボーダーになった。5日に福島県で開催されるアジア最大級の大会「インディー・パーク・ジャム」への出場を控える。これまで多くの一流選手を輩出し、世界への登竜門

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  • 職場環境改善へ提言 藤枝の産学官金 男性の育休取得促す

     藤枝市の産学官金が連携して職場の環境改善を目指す「日本一働きやすい職場環境づくり会議」は3日、従業員がやりがいを持って活躍できる職場の実現に向けた提言書を北村正平市長に提出した。委員長を務める静岡産業大経営学部の土居繭子准教授が北村市長に手渡した。  提言書は職場環境の向上と働き方改革の推進、多様な人材の活躍、健康経営の推進の四つを柱にまとめた。男性の育児休業の取得促進と家庭参画の強化を重点テーマに、時間単位の有休やフレックスタイム制の導入、企業主導による従業員の健康管理などを施策の方向性に盛り込んだ。  土居委員長は働きやすい職場環境の利点として、離職率の低下や従業員の意欲向上、優れた人材

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  • 木町地区住民有志 藤枝中央小にボール寄贈

     藤枝市木町地区の住民有志らでつくる「木町をよくする会」(若林寿樹会長)は2日、市立藤枝中央小にドッジボールやバレーボールを寄贈した。アルミ缶回収の収益金などで用意した。若林会長らメンバー6人が同校を訪れ、飯塚稔文校長に目録を手渡した。  同校卒業生のメンバーは母校の学校運営に貢献したいとして、必要な備品の寄贈を続けている。ボールは体育の授業や休み時間での遊びに使われる。  若林会長は「ボールを使って遊び、元気にけがのないよう過ごしてほしい」と話した。飯塚校長は「子どもたちに還元できる活動をしていただいて本当にありがたい」と感謝した。

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  • 長谷部選手に続け! サッカー独Eフランク、藤枝に中学生チーム

     サッカー元日本代表の長谷部誠選手(39)=藤枝東高出=が所属するドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトが、藤枝市でジュニアユースチームを発足することが2日、明らかになった。4月から活動を始めるという。同市の北村正平市長が2日の市議会本会議で明らかにした。欧州1部リーグの下部組織が県内にできるのは初めて。   市によると、同クラブは、ドイツのトップチームへの昇格や世界で活躍できる選手の育成戦略として、他国へのチーム設立を進めているという。  2022年11月、長谷部選手は藤枝市と同クラブのサッカー交流が進む中で「ドイツ、欧州の方が進んでいる部分が多くある。選手、指導者として、さまざま

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  • インボイス 静岡県内備え着々 事業者、取引継続の“免許証”

     企業などに課される消費税の仕入れ税額控除に関する新規則「インボイス制度」の10月開始を控え、県内事業者が準備を進めている。インボイス(適格請求書)発行事業者登録の有無により取引先の税負担額が変わるため、登録していない事業者との取引打ち切りや値下げの要求につながるのでは、との懸念が根強い。各地の税務署や商工団体は、セミナー開催や専門家の派遣などを通じて周知や対策に注力する。  住宅の増改築や家具製作を手がける大工の間渕広道さん(47)=藤枝市=は、インボイス発行事業者登録の準備を進めている。現在は免税対象の事業者だが、取引先の多様化を見据えて課税事業者への転換を決断。「納税で収入が減る可能性

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  • 藤枝・亀寿の郷に御下賜金を伝達 静岡県庁

     社会福祉に貢献した優良な施設や団体に贈られる天皇陛下の御下賜金(ごかしきん)がこのほど、県を通じて社会福祉法人葉月会が運営する特別養護老人ホーム亀寿の郷(藤枝市)に伝達された。  県庁で伝達式があり、川勝平太知事は「これまで以上に利用者が幸せに長生きできる施設として繁栄することをお祈りする」とたたえた。森崎日出男理事長(77)は「常に笑顔あふれる温かいケアを目指して取り組んできた。引き続き地域の福祉サービス向上に努めたい」と謝辞を述べた。  亀寿の郷は1994年に旧岡部町唯一の特別養護老人ホームとして開設。利用者の運動機能の維持向上や職員の身体的負担軽減に取り組んでいることなどが評価された。

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  • “藤枝愛”満載 中学生が弁当 青島1年の吉永さん 駅前活性化企画に協力

     藤枝市立青島中1年の吉永小姫さん(13)が考案し再現された弁当の試食会が2日、青島中で行われた。試食した藤枝駅前商店街振興組合の理事らの意見を参考に改良を加え、2023年度中に駅前のイベントでの販売を目指す。  試食会は、駅前商店街の活性化に向けた同組合と地域の企業による企画の第1弾。生徒に藤枝の魅力を知ってほしいという同校の思いとも合致し、協力して実施した。  1年生は総合学習の一環で、空き店舗リニューアルやお弁当開発など六つのテーマに分かれ、地域活性化につながる企画案を作った。吉永さんの案はお弁当開発のテーマで最優秀賞に選ばれ、弁当・仕出しの喜久屋の村松繁明代表(47)が再現した。  吉

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  • 夢は「藤枝まるごと劇場化」 4、5日に演劇祭 山田裕幸ディレクター

     藤枝市の蓮華寺池公園周辺や地元商店街を舞台に4、5の両日、昨年に続き2回目の「藤枝ノ演劇祭」が開かれる。フェスティバルディレクターの山田裕幸(劇作家、演出家)に企画の背景を語ってもらった。  東京で長年活動してきた。年齢を重ねる中で、地域に根ざした演劇祭を実現したいとの思いを抱き2017年、出身地である焼津市の隣、藤枝市に劇団ごと引っ越してきた。  公演会場兼稽古場である「白子ノ劇場」の周辺が演劇祭に適した環境で幸運だった。蓮華寺池公園と複数の商店街が一つのエリアにまとまり、歴史と文化がある。行政の支援もあり、地元のライターや学校の先生などいろいろな方が集まった。  演劇を通して伝えたいの

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  • スケートパーク場 初心者エリア開放 藤枝総合運動公園、25日から

     藤枝市の北村正平市長は1日、藤枝総合運動公園内のスケートパーク場で整備を進めてきた初心者用エリア(600平方メートル)を25日に開放すると明らかにした。初心者と中級者、上級者の三つのレベルに対応したエリアがそろう。市議会2月定例会本会議で、鈴木岳幸氏(藤のまち未来)の一般質問に答えた。  施設は、スケートボードやBMXなどストリートスポーツを体験できる。東京五輪スケートボード代表の青木勇貴斗選手(静岡市清水区出身)や、自転車BMX代表の大池水杜選手(島田市出身)らが利用していた。  代表選手の活躍もあり、施設の利用者数は2016~20年度の5年間で約2千人増えた。今後も五輪効果で増加が見込ま

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  • 地域文化に地道な貢献 第20回静岡県自費出版大賞

     第20回静岡県自費出版大賞に決まった「国鉄沼津機関区の百年」は、1987年の国鉄民営化まで沼津駅に隣接して設けられていた国鉄沼津機関区の歴史を膨大な資料を駆使し丁寧にまとめている。60年代に国鉄に入社した山梨孝夫さんが、同機関区の100周年記念誌として執筆した「沼津機関区百年史」をベースに、その後発掘、収集した図面や写真を盛り込み、加筆・修正を重ねた。弟の幸夫さんが編集を担った。通算すると34年もの歳月を費やした労作で、鉄道マンの誇りと情熱、日本の鉄道開業150年の節目(2022年)を彩る地域史料としての価値が高く評価された。  今回の応募作は小説、随筆、研究書、絵本、ガイドなど計54点。柴

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  • 藤枝市 丸七製茶の工場敷地に観光拠点 旧街道、茶文化を発信 

     藤枝市の北村正平市長は1日、抹茶スイーツ店「ななや」を展開する製茶問屋の丸七製茶(島田市)と連携し、藤枝市西部に位置する上青島地区の同社工場敷地で、日本遺産の旧東海道や藤枝の茶文化を発信する観光拠点づくりを進める方針を明らかにした。今夏から施設整備に着手し、2024年春の開業を目指す。  市議会2月定例会本会議で、植田裕明氏(藤新会)の一般質問に答えた。  同社は島田市との市境に近い旧東海道沿いに工場を構える。同社から工場敷地前の街道沿いに残る日本遺産の構成文化財「東海道松並木」の景観を生かした新たな観光施設の整備の提案があった。  松並木沿いに宿場町を連想させる門扉を設置する。市によると、

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  • 自宅に放火した疑い 島田消防署の消防士を逮捕 木造住宅を全焼 藤枝署など

     自宅に放火して全焼させたとして、藤枝署と県警捜査1課は1日、非現住建造物等放火の疑いで藤枝市稲川1丁目、静岡市消防局島田消防署の主任の男(26)を逮捕した。  逮捕容疑は昨年12月2日正午ごろ、当時住んでいた藤枝市内の自宅に放火し、木造2階建て住宅を全焼させた疑い。  同署は容疑者の認否を明らかにしていない。実況見分や防犯カメラの映像から特定した。同消防局によると、犯行当日の勤務は休みだったという。県警によると、容疑者は火災保険を自分名義でかけており、保険金目的だった可能性も視野に動機などを調べる。  昨年3月には、容疑者の自宅隣にある木造2階建ての空き家がほぼ全焼する火災も起きていた。  

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  • 記者コラム「清流」 サッカー熱の高まり期待

     超攻撃的なサッカーでJ3を勝ち抜き、今季からJ2で戦う藤枝MYFC。新たな舞台でもそのスタイルを貫き、互角以上の戦いを繰り広げている。さらにファンを獲得し、地元への浸透が加速していくことに期待したい。 藤枝市はもともと「サッカーのまち」として全国に知られる。名門の藤枝東高は数々の大選手を輩出し、近年は女子サッカーの藤枝順心高の活躍もめざましい。園児や小中学校生を対象にした育成組織の活動も活発だ。 その土台に加え、強いプロチームが地元に誕生することで子どもたちの目標が明確になり、レベル向上や裾野拡大といった好循環を生むだろう。2024年でサッカー発祥100周年を迎える同市。さらなるサッカー熱の

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  • 3施設で学級閉鎖 インフルエンザ

     静岡県は1日、小学校3校でインフルエンザに感染したとみられる患者計25人が確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。  市区町別の学校と患者数は次の通り。  伊東市の小学校7人、静岡市駿河区の小学校10人、藤枝市の小学校8人。

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  • 練習用AED 掛川特別支援学校に寄贈 藤枝の企業

     トヨタモビリティパーツ静岡支社(藤枝市)は1日、掛川市杉谷南の掛川特別支援学校に発電機などを寄贈した。同校で贈呈式が開かれ、京極知樹支社長が訪問した。  贈呈したのはガスボンベで発電できる機械やパルスオキシメーター、自動体外式除細動器(AED)の操作を練習するトレーニングキットなど。  贈呈式にはともに高等部3年の鈴木駿矢さんと松浦蘭さんが代表生徒として出席した。寄付に対する謝辞を述べ、AEDの操作を実演した。

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  • 練習用のAED 掛川特支に寄贈 藤枝の企業

     トヨタモビリティパーツ静岡支社(藤枝市)は1日、掛川市杉谷南の掛川特別支援学校に発電機などを寄贈した。同校で贈呈式が開かれ、京極知樹支社長が訪問した。  贈呈したのはガスボンベで発電できる機械やパルスオキシメーター、自動体外式除細動器(AED)の操作を練習するトレーニングキットなど。贈呈式にはともに高等部3年の鈴木駿矢さんと松浦蘭さんが代表生徒として出席した。寄付に対する謝辞を述べ、AEDの操作を実演した。

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  • 御前崎沖・船釣り シマアジ狙いの五目 本命は口弱く、バラしの連続【魚影を追って】

     2月中旬、御前崎沖でシマアジを狙った。言わずと知れた超高級魚。釣り人を熱くさせるシマアジだが、引きが強烈なのに口の周りが弱くて非常にバレやすいやっかいな魚。釣行前日のトップは、9匹のシマアジを揚げたとのことで、期待に胸が膨らんだ。  牧之原市片浜の坂井港(相良港坂井地区)の第二福徳丸で釣行。当日は風と波で立っているのも大変なほどだったが、釣り場には多くの釣り船が集まっていた。  午前7時に釣り開始。餌、コマセともオキアミ。「タナ32メートル。それより5メートル深く沈め、しっかりコマセをまきながら巻き上げて」と船長からの指示。  タナに合わせて、船べりのロッドキーパーに竿をセットした直後、筆者

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  • 藤枝旧市街地で計画始動 地域色生かした再生を【記者コラム黒潮】

     藤枝市は来年度から、旧東海道藤枝宿周辺の「藤枝旧市街地」の総合再生に本格的に着手する。歴史や文化、産業、観光などさまざまな要素を併せ持つ地域だけに、それらの特徴を生かしたきめ細やかな取り組みを進めてほしい。  このほど策定した、2031年度までの10年間の方向性を示す基本計画に基づいて実行していく。対象となるのは千歳や岡出山、茶町、白子、音羽町といった地区で、蓮華寺池公園や商店街、市役所、大規模な住宅街などが含まれている。  全体のテーマを「歩きたくなるまち」「住みたくなるまち」と設定。その上で旧市街地を5エリアに分け、歴史や文化の発信や観光回遊、行政サービスの拠点、誘客やにぎわい創出、日常

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  • 瀬戸谷に滞在型宿泊施設 藤枝市長答弁 官民連携、24年春開業へ

     藤枝市の北村正平市長は28日、中山間地域の活性化に向けて、瀬戸谷地区のびく石ふれあい広場を有効活用し、官民連携で滞在型宿泊施設を整備する方針を明らかにした。今夏以降に着手し、2024年春のオープンを目指す。市議会2月定例会本議会で、岡村好男氏(藤のまち未来)の代表質問に答えた。  同地区では市が21年度、陶芸を活用して交流人口拡大を図る「ふじえだ陶芸村構想」を打ち出した。構想の拠点として、入浴施設「瀬戸谷温泉ゆらく」の隣接地に新陶芸センターや道の駅を複合的に整備し、新たなまちづくりを進めている。  一方、同地区には市が設置する大久保キャンプ場以外の宿泊施設がないため、東海ガスが陶芸村拠点施設

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  • がんゲノム医療 連携病院に指定 藤枝市立総合病院

     藤枝市の北村正平市長は28日、市立総合病院が3月1日付で国から「がんゲノム医療連携病院」に指定されると明らかにした。志太榛原医療圏では初めての指定。より高度ながん医療の提供が期待される。市議会2月定例会本会議で、油井和行氏(藤新会)の代表質問に答えた。  がんゲノム(全遺伝情報)医療は、患者の治療精度の向上や、治療法のない患者への新しい治療の提供につながるとされている。地域がん診療連携拠点病院の役割を担う同病院は、がんゲノム専門外来の設置などがん診療体制を強化してきた。  指定を受け、がんの原因となった遺伝子変異を調べ、適切な薬剤を選択できる検査が、一定の条件のもとで保険診療の対象として実施

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  • 国1バイパスで5台絡む事故 藤枝市谷稲葉

     28日午前7時35分ごろ、藤枝市谷稲葉の国道1号バイパスで乗用車など5台が絡む事故が発生し、運転手5人が軽傷を負った。藤枝署によると、片側1車線の上りを走行していたトラックが前を走る3台に追突した。追突の衝撃で1台が中央線をはみ出し、対向車と衝突した。事故処理のため、薮田西インターチェンジ(IC)-薮田東IC間の上下が通行止めになった。

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  • 茶況(2月27日)朝比奈玉露の手摘み ボランティアを募集 藤枝市茶振興協

     藤枝市茶振興協議会は3月10日まで、朝比奈玉露の手摘みを手伝う摘み子のボランティアを募集している。  5月1~31日の茶摘みシーズン中、都合がつく日に参加する。今期は7件の農家がボランティアを募集している。昨期は6件の募集に対して23人の参加があった。  市によると、岡部町朝比奈地区は玉露の日本三大産地の一つだが、生産者の高齢化が進み、産地として危機的な状況に陥っているという。市は2019年度に摘み子バンク制度を創設し、人手不足の解消を目指している。  問い合わせは同協議会の事務局である市お茶のまち推進室<電054(643)3266>へ。

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  • 藤枝市議会 28日代表質問、計13人

     藤枝市議会2月定例月議会は28日に4会派による代表質問を、同日、3月1、2日に計13人による一般質問を行う。  質問者と内容は次の通り。  【代表質問】油井和行(藤新会)①2023年度施政方針②23年度予算案③「蹴球都市ふじえだ」の未来▽岡村好男(藤のまち未来)①新年度の施政方針▽大石保幸(公明党)①コンパクト+ネットワークのまちを創る②産業としごとを創る③ひとの流れを創る④健やかに暮らし活躍できるまちを創る⑤「幸せリーグ」▽石井通春(日本共産党)①会計年度任用職員の雇用の安定と処遇の改善②市が目指す「こども家庭センター」とは何か③5類化で縮む対策、市民の命を守る施策を  【一般質問(28日

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  • 静岡の食、都内へ発信 静岡県東京事務所 飲食店関係者が産地視察

     静岡県東京事務所は26日、都内で飲食店を営む事業者らを対象に、県産品の新たな「食の魅力」を発見してもらう視察ツアーを県中部地域で行った。  ツアーには県内出身の飲食店関係者9人が参加した。多品目・多品種栽培を展開する桑高農園(吉田町)では、同園の桑高史之さん(45)から大井川の豊富な伏流水を水源に栽培する野菜の特徴を聞いたり、農地を回りながらレタスや春キャベツをその場で試食したりした。その後、同農園の野菜を扱った料理を提供する「グランド デイム」(同町)で食材の味を堪能した。  このほか、河村養蜂場(牧之原市)や尾州真味屋総本舗(藤枝市)、萩錦酒造(静岡市駿河区)も視察した。  静岡の季節料

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  • 女性目線で暮らし提言 藤枝のガールズ会議 活動発表

     藤枝市在住、在学の女子学生でつくる「ふじえだガールズ・ミーティング」は25日、本年度の活動発表会をBiVi藤枝内の映画館「藤枝シネ・プレーゴ」で行った。  映画館のスクリーンを使って発表した。旅アプリ「膝栗毛(ひざくりげ)」を活用したまちあるきコースの開発や、蓮華寺池公園でのフォトスポット設置といった取り組みを紹介した。  「女性が安心して活躍できるまち」などをテーマに、女性の目線から藤枝の将来像を考えた提言も発表した。  大学4年間を通して積極的に活動した静岡福祉大の広田奈津実さん、原田倫花さんに対し、北村正平市長がサプライズで表彰状を贈った。

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  • 高校生ら献血呼びかけ 藤枝LC 看板掲げ重要性訴え

     藤枝ライオンズクラブは26日、藤枝市水守のホームセンター駐車場で献血の呼びかけを行った。同クラブによると、約6時間半の活動で140人の協力があったという。  会員のほか、藤枝順心高、藤枝西高の生徒ら計約60人が参加した。声をかけたり、看板を掲げたりして来店客に献血の重要性を訴えた。協力者へのお礼を兼ねた抽選会を開催したほか、おしるこの配布、待ち時間に楽しめる射的コーナーなども展開した。

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  • 文芸ふじえだ 第42号を発行 市文化協会

     藤枝市文化協会はこのほど、文芸誌「文芸ふじえだ」の第42号を発行した。  同市在住、在勤者や出身者らが作品を寄せた。A5判108ページで、随筆、詩、短歌、俳句、川柳の5部門の作品を掲載している。  価格は1冊500円。藤枝江崎書店本店とBiVi店で販売している。問い合わせは同協会事務局<電054(631)6050>へ。

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  • 親子でプログラミング 藤枝 障害物避けゴールへ

     藤枝市内外の産学官金でつくる「藤枝ICTコンソーシアム」はこのほど、「わくわくプログラミング教室」をBiVi藤枝で開いた。2回の教室で計30組の親子が参加した。  参加者はコンピューターを動かすプログラミングの仕組みを学んでから、自分がイメージする作品の製作に挑戦した。専用のソフトを用いてフィールドや障害物を設け、キャラクターをゴールまで動かした。構築したプログラミングの発表も行った。  NECソリューションイノベータが教室運営に協力した。

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  • 献血に協力を 若者に呼びかけ 静岡市葵区、県血液センター

     静岡県赤十字血液センターは25日、若者に献血を呼びかける「はたちの献血キャンペーン」を静岡市葵区の葵スクエアで実施した。26日は藤枝市のカーマ藤枝水守店でも行う。  センター職員や静岡巽ライオンズクラブ、静岡サレジオ高2年生の有志らが参加。血液不足を示すプラカードを掲げて通行人に献血の基準が書かれたティッシュを配り、献血の協力を求めた。  同センターの若林至さん(41)は、献血者の多くは40~50代と指摘し、「若い世代の皆さんにもっと献血を身近に感じてほしい」と話した。  トルコ・シリア大地震の被災者支援に向けた募金活動も行った。

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  • ロケットで全国に挑む 3月、種子島 静岡理工科大生 茶繊維や花火…地域文化取り入れ

     エンジニアの卵がモデルロケットの打ち上げ技術を競う「第19回種子島ロケットコンテスト」に、静岡理工科大(袋井市)の学生サークル「スペーストラベラー」が出場する。地元特産品の茶や、県指定無形民俗文化財の龍勢花火の技を取り入れた自信作で全国に挑む。  大学や専門学校などから80チーム以上が参加する競技会で、静岡理工科大は打ち上げの高さを競う高度部門、機体の滞空時間を競うペイロード有翼滞空部門に出場。同部門では2019年に準優勝していて、今大会はその成績を上回ることを目指して準備を進めているという。  高度部門に出場するロケットは県産茶葉の繊維で作った紙で機体構造を形成。ペイロード有翼滞空部門のロ

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  • 障害者のテレワーク支援 藤枝に専用オフィス カウンセラー常駐

     藤枝市で障害者テレワークオフィスを利活用する動きが広がっている。利用者の多くは精神・発達障害者で、見守りカウンセラーが常駐することで体調の異変に対応したり、相談に応じたりする態勢を整えている。働く環境に不安を持つ障害者と、障害者を戦力として雇用したい企業側の架け橋としての役割を担う。  「相談できる人がいるのが心強い。仕事に集中できている」。市内の会計事務所の従業員で、テレワークオフィスに通って経理の業務を担当している男性(42)は、以前の職場では人間関係の悩みを抱えていたという。「ここならストレスなく働ける。仕事もリモートで問題なくこなせる」と笑顔を見せた。  オフィスを運営するのは一般

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  • 藤枝市役所 「書かない窓口」稼働 住民票交付、住所異動、国民健康保険加入…

     藤枝市役所の本庁舎と岡部支所で22日までに、「書かない窓口」の運用が始まった。窓口で各種手続きを申請する際に、職員が聞き取りで対応する形を取り入れる。申請書記入の手間を省き、時間短縮や作業効率化につなげる。  対象になるのは住民票交付や住所異動、国民健康保険加入といった窓口での各種手続き。証明書発行関係が60種、住民異動関係が10種、窓口各課での届け出などが97種で、計167種の手続きに対応するとしている。  来庁者が希望する手続きについて、職員が聞き取った上で専用システムに入力し、申請書を作成する。これまでは来庁者自らが窓口近くにある記載台で申請書を記入後、窓口に提出していた。  市による

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  • 蓮華寺池公園(藤枝)で映え狙え 女子学生らスポット新設 「ぬい撮り」、プールに金魚シール

     藤枝市は、同市若王子の蓮華寺池公園で、インスタ映えを狙った新たなフォトスポットを開設した。同市在住・在学の女子学生らでつくる「ふじえだガールズ・ミーティング」の提案を基にした取り組みで、若い女性などへの同公園の魅力発信強化につなげる。  園内にある「滝の広場」や「花しょうぶ園」に2種類の仕掛けを施した。ぬいぐるみを主役にした「ぬい撮り」をする来園者のために、ぬいぐるみを置ける切り株を設置。3月から膝下まで水を張る「プール槽」では、底面に金魚のシールを張り、水に漬けた足と金魚を一緒に撮影できるようにした。  発案やデザインを担当したメンバーらがこのほど、同園を訪れてスポットを開設した。市による

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  • 盛り土規制の範囲 安倍・藁科川表示せず 静岡県ウェブ地図「特殊な指定が理由」

     静岡県が安倍・藁科川上流域で砂防法に基づく盛り土規制区域「砂防指定地」の範囲をインターネット上の範囲確認用の地図に表示していなかったことが20日までに分かった。広範囲におよぶ特殊な指定(面指定)であることが理由という。担当部署に問い合わせなければ範囲が分からない状態が藁科川流域の巨大盛り土造成問題を受けても数年間続く可能性がある。  安倍・藁科川上流域の砂防指定地が表示されない状態になっているのは静岡県のウェブサイト「県地理情報システム(GIS)」。砂防法や森林法などさまざまな規制区域を地図上に表示して範囲を確認できる仕組みで、熱海土石流で問題になっている逢初川など、特殊指定ではない県内各地

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  • 等身大のひな人形15体展示 藤枝・岡部宿大旅籠柏屋

     藤枝市の岡部宿大旅籠(はたご)柏屋で4月2日まで、「かしばやのひなまつり」が開かれている。名物になっている等身大のひな人形15体の展示などを行い、来場者が見学や記念撮影を楽しんでいる。  等身大の人形は内裏びなや三人官女、五人ばやしなどが5段飾りで並ぶ。人形の大きさは座っているのが高さ90センチ、中腰が高さ120センチほど。地元の人形師である好光人形店2代目の故薮崎好光氏が1969年に完成させたという。  岡部宿の山内家に伝わった京風様式のひな飾り「御殿飾」も展示した。京都御所をかたどった建物3棟に40体超を配置した華やかさが目を引く。  会場では3月4、19日に限定グッズのプレゼントなどを

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  • 茶況(2月20日)有機茶の提供拡大へ「宣言」 藤枝市

     藤枝市はこのほど、静岡県内の自治体で初めて「オーガニックビレッジ宣言」を行った。茶をはじめ、さまざまな有機農産物の流通や消費拡大の取り組みを積極展開していく。  市によると来年度以降、県に受理された「有機農業実施計画」に基づき、子どもたちに有機茶を飲んでもらう機会を増やしていくという。市内全小中学校の給食で年間40回、有機茶を出す。認定こども園などでは粉末茶を食材とした加工食品を、私立幼稚園ではティーバッグを提供するとした。  オーガニックビレッジ宣言は、国の財政支援を受けながら、地域ぐるみで有機農業を推進する活動。

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  • 女性支援へ実態調査 23年度、基本計画策定 静岡県議会、健康福祉部長答弁 

     静岡県議会2月定例会は20日、公明党県議団の高田好浩氏(静岡市葵区)が代表質問を、無所属の大石健司氏(牧之原市・吉田町)と自民改革会議の落合慎悟氏(藤枝市)が一般質問を行った。八木敏裕健康福祉部長は、ドメスティックバイオレンス(DV)や性被害、生活困窮などに直面する女性の支援に関する基本計画を2023年度に策定する方針を明らかにした。近く課題把握に向けた実態調査に乗り出す。高田氏への答弁。  女性の福祉増進や人権擁護を基本理念に掲げる「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が24年4月に施行されることに伴う対応。  実態調査は県内の成人女性千人程度を対象に実施し、家庭状況や収入、就業形

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  • 「こども基本条例」制定へ 藤枝市長が意向表明 権利保障、大人の責務明記

     藤枝市の北村正平市長は20日、子どもに優しいまちづくりを推進するために「こども基本条例」を制定する意向を示した。20日に開会した市議会2月定例会の施政方針演説で明らかにした。  市によると、地域全体で子どもの成長を支え、権利を保障することが目的。大人や関係機関の責務のほか、虐待や体罰、いじめの防止、多様性の尊重といった内容を明記する方針という。  関係団体への意見聴取やパブリックコメントなどを経て、2023年度末に議決、24年度の施行を目指す。  同市では23年度から、妊産婦と子育て家庭、子どもに対する包括的な支援を行うことを目的とした「市こども家庭センター」を新設する。保育施設の監督や支援

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  • 100万円詐取容疑 受け子の男再逮捕 掛川署

     掛川署と県警捜査4課は20日、詐欺の疑いで、東京都羽村市の無職の男(18)を再逮捕した。  再逮捕容疑は1月30日午前11時半ごろ、何者かと共謀して藤枝市の内職業の女性=当時(79)=宅に息子を名乗り「会社の書類を間違えて郵送してしまった」「会社のカードが入っていてお金が必要」などとうその電話をし、午後4時ごろに男が女性宅を訪れて現金100万円をだまし取った疑い。  同署によると、詐欺グループの受け子とみられる。男は同日、掛川市内で男性から現金をだまし取ろうとして詐欺未遂容疑で逮捕されていた。

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  • 強制わいせつの疑い 藤枝署など、男逮捕

     藤枝署と県警捜査1課、人身安全対策課は20日、強制わいせつの疑いで藤枝市南新屋、会社員の男(27)を逮捕した。逮捕容疑は1月14日午前0時ごろ、県中部地区の路上で、20代女性の体を触るわいせつな行為をした疑い。同署によると、現場周辺では夜間に通行中の女性を狙った同様の事件が複数件発生していて、関連を調べている。

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  • 等身大ひな人形15体 藤枝・大旅籠柏屋で名物展示 4月2日まで

     藤枝市の岡部宿大旅籠(はたご)柏屋で4月2日まで、「かしばやのひなまつり」が開かれている。名物になっている等身大のひな人形15体の展示などを行い、来場者が見学や記念撮影を楽しんでいる。  等身大の人形は内裏びなや三人官女、五人ばやしなどが5段飾りで並ぶ。人形の大きさは座っているのが高さ90センチ、中腰が高さ120センチほど。地元の人形師である好光人形店2代目の故薮崎好光氏が1969年に完成させたという。  岡部宿の山内家に伝わった京風様式のひな飾り「御殿飾」も展示した。京都御所をかたどった建物3棟に40体超を配置した華やかさが目を引く。  会場では3月4、19日に限定グッズのプレゼントなどを

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  • 藤枝移住 市が後押し 希望者対象に日帰りツアー 関東圏中心5組参加

     藤枝市などはこのほど、藤枝への移住を希望している人などを対象にした日帰りの移住体験ツアーを行った。関東圏を中心に5組9人が参加し、市内の散策や空き家の見学などを通じて藤枝での暮らしをイメージした。  移住ツアーは、民間の関係企業などでつくる「市空き家ゼロにサポーター」と連携して展開している。今回は、転職はせずにテレワークなどを活用した地方移住を希望する人を対象に開催した。  参加者は藤枝駅周辺や同駅北口にあるコワーキングスペース「フジキチ」の見学、蓮華寺池公園の散策、リノベーション物件の見学などに臨んだ。補助金に関する説明会や先輩移住者と交流する時間もあった。

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  • 中村さん(高洲南小1)ら市長賞 藤枝市 「よむゾーくん大賞」 お勧め本、イラストで表現

     藤枝市はこのほど、子どもたちがお勧めする本を紹介し合う取り組み「よむゾーくん大賞」の表彰式を市役所で行った。最高賞の市長賞に輝いた高洲南小1年の中村悠暉さんらに賞状を贈った。  同大賞は、子どもの読書推進のため2008年から実施している。他の人に読んでほしいと思った本をイラストと文章で紹介する。今年は市内在住、在学の小中高生から2985点の応募があり、小学生低学年、同高学年、中学生、高校生の部でそれぞれ入賞者を決めた。  中村禎教育長が受賞者に賞状を渡した。中村教育長は「読書の輪を広げ、豊かな生活につなげてほしい」と呼びかけた。  中村さん以外の主な受賞者は次の通り。  市長賞 桑原幸音(藤

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  • 光るポールで交通事故防げ 藤枝市内交差点で導入進む 民間と連携し開発

     藤枝市は民間と連携して交差点に設置する発光カーブミラーや発光ポールを開発し、ドライバーらに注意を促す取り組みを展開している。交通安全にデジタル技術を導入し、出合い頭の交通事故防止を図る。  カーブミラーは交差点に車両が近づくと鏡の周りや鏡面のライトを光らせ、別車両のドライバーらに知らせるシステム。同市志太の交差点で1年ほど前に実施した実証実験で車両の進入速度3・3%減の効果が確認されたため、市内4カ所で本格運用を開始する。  ポールは自転車や歩行者を検知して光り、交差点に接近する車両などに注意を促す仕組み。市内では初導入となる。2月中に実証実験を行い、効果を検証する。  ミラーとポールの両方

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  • 「新聞切り絵」 煎茶パッケージに 静岡茶市場18日発売

     静岡茶市場(静岡市葵区)は18日、新聞切り絵作家のマスダカルシさん(藤枝市)の切り絵をあしらった、2種類の一煎パックを発売する。同日開く茶いちばまつりで取り扱う。  岡部町朝比奈産の玉露と森内茶農園(静岡市葵区内牧)の紅茶の2種類で、それぞれ8グラム250円。問い合わせは同茶市場<電054(271)4316>へ。

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  • 学生ら地域課題解決案 藤枝で活動報告会 体験型観光商品など提言

     ふじのくに地域・大学コンソーシアムはこのほど、自治体や企業が抱える地域課題の解決に向けて取り組んだ県内の大学生や大学教員、高校生の活動報告会をオンラインで開いた。  同コンソーシアムの助成事業に参加した大学ゼミなど38団体と、地域で独自に取り組む高校の5団体が藤枝市の静岡産業大藤枝駅前キャンパスから配信した。若年層の文化会館利用やICT(情報通信技術)を活用した伝統芸能の継承と普及など、多分野から若者視点で提案した。  県立大の「湖中真哉ゼミ」の学生たちは、藤枝茶を活用した20代女性対象の体験型観光商品を企画した。同大学生にアンケートを実施した上で、多種類の茶とチョコレートの組み合わせを味わ

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  • 子育て環境の整備 遊び場設置、保育料軽減【 安心の未来へ 静岡市23年度予算案㊤】

     2月中旬の週末、静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ。時折、雨が降る空模様の中、多くの家族連れの姿があった。4歳と3歳の男児を育てる同市の吉川紫紀穂さん(33)は「天気が悪いと、子どもが遊び回れる場所を探すのが大変」「近隣市町のような屋内で遊べる場所が欲しい」と話した。  県中部では近年、藤枝市の「れんげじスマイルホール・キッズパーク」や焼津市の「ターントクルこども館」など、子どもを屋内で遊ばせることができる市営施設の設置が相次ぐ。静岡市子ども未来局が子育て世代の市職員を集めて実施したワークショップで、同市の職員ですら、休日には子どもを連れて市外の屋内遊び場施設を頻繁に利用していることが分

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  • 地元出身学生作家 アート彫刻作品展 19日まで藤枝

     志太榛原地区出身の学生作家2人による作品展「すわる 着飾る 彫刻」が19日まで、藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で開かれている。それぞれの得意分野である木製オブジェとアクセサリーの計17点が並ぶ。  出品者は名古屋芸術大生の大石京汰さん(21)=牧之原市出身=と、山梨県立宝石美術専門学校に通う鈴木瞬さん(20)=島田市出身=。2人は常葉大菊川高美術・デザイン科の同級生。高校時代から仲が良く、共同での展示会開催は2回目。  家具デザインを学ぶ大石さんはスギやヒノキを素材にした独創的な形状のイスを制作した。「実用性より、アートとして飾ってもらえる作品を目指した」と話した。  鈴木さんは銀や真ち

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  • SDGsスクールアワード 最優秀に藤枝稲葉小など 静岡で表彰式

     静岡県内の児童・生徒が持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを紹介する動画コンクール「県SDGsスクールアワード2022」(県教育委員会主催)の表彰式がこのほど、静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開かれた。  SDGsの理念を定着させることを目的に初めて開催した。県内の小中高47校の計113チームが、地域の課題解決などをテーマにした動画を応募した。  小学校の部で最優秀に当たる県教育長賞に選ばれた藤枝市の稲葉小は4、5年生約30人が参加。「瀬戸川守り隊」と題し、校区内を流れる瀬戸川の清掃活動や生態系調査を通じて感じた川の魅力をまとめた。山田沙来さん(11)は「ごみ拾い

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  • 記者コラム「清流」 一流との出会い刺激に

     藤枝市内で年末から年始にかけて、プロ選手によるスポーツ教室が相次いで開かれた。地元の青島中出身でプロ野球オリックスの紅林弘太郎選手は帰省に合わせて参加し、園児や小中学生に声を掛けて回っていた。藤枝市内で新年の自主トレに励んだJリーガー9人が講師を務めるスクールでは、清水エスパルスの松岡大起選手や藤枝MYFCの久保藤次郎選手らがポジション別の指導を行った。  鍛え上げた体形やきれいな姿勢など見た目の格好良さはもちろんのこと、発せられる言葉からは意識の高さを感じた。目を輝かせている子どもの様子から、一流との出会いが大きな刺激になったことが分かった。選手たちを目標に練習に励み、次世代のスターが藤枝

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  • インフルエンザで学年、学級閉鎖 静岡や浜松など計6校 15日

     静岡県は15日、小中学校と高校の計6校でインフルエンザに感染したとみられる患者63人が確認され、学年閉鎖や学級閉鎖を行ったと発表した。  市区町別の学校と患者数は次の通り。  静岡市葵区の小学校8人、同市駿河区の小学校10人、藤枝市の中学校7人、磐田市の中学校13人、浜松市中区の中学校4人、同区の高校21人。

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  • 弁当販売店にうその注文をした疑い 無職の男逮捕 藤枝署

     藤枝署は15日、偽計業務妨害の疑いで藤枝市堀之内、無職の男(25)を逮捕した。逮捕容疑は昨年9月23日から10月1日までの間、5回にわたって藤枝市内の弁当販売店に販売価格計2万1000円のうその注文をして業務を妨害した疑い。同署によると、容疑者はネットで弁当などを注文しながら、店舗に受け取りに行かなかったという。同署は動機について調べている。

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  • ⚽J2藤枝MYFC 選手ら開幕戦PR 商店街でポスター配布 

     今季Jリーグ2部(J2)に昇格した藤枝MYFCの選手が14日、シーズン開幕を広く告知しようと、藤枝市内の商店街でポスターを配った。  選手10人は東西の二手に分かれ、旧東海道沿いの大手付近から瀬戸川西岸まで約2キロを歩き、1軒ずつ商店を訪ねてポスターを手渡した。  藤枝は18日の開幕戦でいわきと敵地で対戦し、25日に長崎とホーム開幕戦を戦う。中井崇仁選手は「J2に昇格して地元の応援をより身近に感じる。開幕から連勝し、サッカーのまちを盛り上げたい」と意欲を高めた。  ポスター配りは15日にも藤枝駅周辺で行い、21日には藤枝、西焼津、焼津の3駅でチラシを駅利用者らに配布する予定。全選手がいずれか

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  • 用心棒料受け取り 組幹部ら3人起訴 静岡地検

     静岡地検は14日、県暴力団排除条例違反の罪で、指定暴力団稲川会森田一家幹部の無職の男(49)=静岡市葵区駒形通6丁目=と同一家組員の無職の男(38)=同市駿河区小鹿1丁目=、無職の男(41)=藤枝市瀬古1丁目=の3容疑者を静岡地裁に起訴した。起訴状によると、3人は共謀の上、2022年12月18日、静岡市葵区両替町で社交飲食店を営む経営者から、焼酎の購入代金名目で用心棒料4万円を受け取ったとされる。  地検は、森田一家幹部の無職の男(49)らとともに県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕された解体工と塗装業の男性2人については処分保留で釈放した。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 静岡県の東アジア文化都市担当県理事に就任 渋谷浩史さん(藤枝市)

     1985年に県に入庁。行政職として初めて県教委の高校教育課長などに登用された。本県が2022年夏に文化庁の東アジア文化都市事業の23年国内都市に選定されたのを受け、22年12月に新設された現ポストに就いた。23年度に本格化する事業の取りまとめを担う。60歳。  ―東アジア文化都市とは。  「日中韓3カ国の開催都市が文化を発信し、交流する。事業は10年目になるが、外交の停滞もあり、盛り上がりを欠いた。文化は国境を超えた交流のツールになる。本県が過去最高の成果を残して東アジア文化都市の意義をあらためて示したい。友好関係の深化にも貢献したい」  ―本県事業の特徴は何か。  「芸術、スポーツ、食、フ

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  • 有機農業推進へ宣言 藤枝市、静岡県内の自治体で初

     藤枝市は14日、静岡県内の自治体で初めて「オーガニックビレッジ宣言」を行った。国の財政支援を受けながら地域ぐるみで有機農業を推進していく。北村正平市長が定例記者会見で明らかにした。  県に「有機農業実施計画」を提出し、受理されたという。同市では来年度から、計画に基づいて有機農産品の流通や消費拡大の取り組みを活発化させる。市内全ての小中学校の給食で、有機茶や有機米を使用する日を設ける。認定保育所などで有機粉末茶の加工品を提供するほか、私立幼稚園では有機茶ティーバッグを配布するという。  北村市長が「市民の意識や行動の変化を促す」「安全な有機農産物が消費者から選ばれるようにする」といった内容の宣

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  • 藤枝市23年度予算案 全世代の人づくりに注力 11年連続最高576億円

     藤枝市は14日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度から19億円増の576億8千万円で、11年連続で過去最高を更新した。子育て支援や全世代型教育を充実させて人づくりに注力するほか、陶芸村拠点といった大型施設の整備に着手する。  歳入は、柱となる市税が0・9%増の213億円。家屋の新築や、感染症の拡大で落ち込んだ地域企業の業績回復に伴い、固定資産税や法人市民税が増加した。大型事業に対する支出をまかなうため、市債は40億8700万円で22・6%の大幅増となった。  歳出では藤枝市民大学の講座拡充に1200万円、男性の育児休業の取得促進に320万円、保育施設の使用済みおむつ回収費に8

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  • 大麻と覚醒剤所持疑い 無職の男逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は14日、大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで藤枝市瀬古一丁目、無職の男(41)を逮捕した。逮捕容疑は1月下旬、自宅などに液体大麻と覚醒剤粉末をいずれも若干量所持した疑い。四方容疑者は1月25日に、社交飲食店を営む経営者から用心棒料を受け取ったなどとして、県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されており、液体大麻などはその家宅捜索で発見された。

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  • パラスポーツ魅力体感 磐田・豊浜小 車いす操作に苦心

     磐田市立豊浜小は14日、パラアスリートを招いてのキャリア教育「豊浜夢プロジェクト交流」を同校で行った。4~6年生63人が、アスリートとの交流や車いすバスケットボールの体験を通じ、パラスポーツや障害への理解を深めた。  講師を務めたのは、2010年冬季バンクーバーパラリンピックのアイスホッケーで銀メダルを獲得し、現在は本県の車いすバスケクラブに所属する福島忍さん(66)=藤枝市=と、チームメートの高橋一真さん(34)=同市=の2人。児童に、旋回しやすく転倒しにくい競技用車いすの構造や、車いすバスケのルールを紹介した。  児童は、リレーで競技用車いすの操作を体験した後、講師2人と車いすバスケのミ

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  • 若者の力で詐欺被害防止 浜松中央署 学生防犯団体が交流会

     静岡県警はこのほど、地域の防犯活動に取り組む県内大学生を対象にした「ヤング防犯ボランティア交流会」を浜松市中区の浜松中央署で開いた。学生はグループワークを通じて特殊詐欺被害防止に向けた対策を話し合った。  ヤング防犯ボランティア「しずおか・ぴーす」と常葉大防犯ボランティアサークル「ジャスティス」、同大地域貢献センター「ヒューボック」のメンバーら12人が参加した。  特殊詐欺は被害者の約9割が65歳以上とされる。参加者は3班に分かれて、若者目線で被害防止の啓発ポスター案を出し合った。個人の電話帳や受話器型のポスターに被害防止を訴える標語を入れる案などが出た。  参加した篠宮桃菜さん(21)=藤

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  • ⚽藤枝MYFC 試合運営でも奮戦 J2昇格、ダービー…来場増期待 駐車場など課題も

     クラブ史上初のJリーグ2部(J2)に昇格した藤枝MYFCが25日のホーム開幕戦に向け、試合運営の準備に頭を悩ませている。清水、磐田と同リーグで戦う今季、J3だった昨季と比べ入場者の大幅増を期待するが、観客輸送やチケット販売などで課題山積。本拠地藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場はバックスタンドを改修中で、関係者は「正念場の1年。選手と一緒に成長したい」と奮闘する。  「J2でダービーができる。願ってもない好機だが、クラブの力が試され続ける年になる」と徳田航介代表は今季を見据える。J3だった昨季のホーム戦平均入場者数は過去最高の1746人だったが、J2全体で昨年の平均は5019人。入場者が倍増

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  • 外傷診療、専門医迎え強化 複雑化する重症患者に対応 藤枝市立総合病院

     高齢化に伴って複雑化している外傷診療の底上げを図るため、藤枝市立総合病院は昨年、緊急性・重症度の高い外傷患者の治療に精通する外傷専門医を救命救急センターに迎えた。近隣病院や消防との連携で患者搬送の集約を目指す。  外傷医療について、2001年度に厚生労働省の研究班が「外傷死の4割近くが、病院前もしくは病院収容後のさまざまな問題がなければ避け得た可能性が高い死(防ぎ得る外傷死)だった」とし、この割合は「米国における30年前の調査とほぼ一致する」との報告をまとめた。こうした結果を受けてドクターヘリの導入や専門医の育成が進み、横浜市や愛知県など、患者を集約する「外傷センター」を独自に設置する自治体

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  • 茶況(2月13日)大容量セットなどセール JA藤枝工場

     藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場で14日、決算大感謝セールが始まる。3月18日まで。  目玉商品は大容量商品「荒茶風緑茶」のセット販売。通信販売は400グラム入り3袋を税込み2592円、店頭では380グラム入り3袋を2千円で取り扱う。6袋、9袋のセットも用意する。通信、店頭ともに、これまでのセール商品からさらに50グラム増量した。  やぶきたや深蒸し、ティーバッグ、抹茶といった各種商品を20%超の割引で販売する。  2月18、25の両日の午前9時~正午には、JAファーマーズマーケット「まんさいかん」による野菜などの直売イベントを行う。

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  • 音声アプリとまち歩こう 藤枝茶テーマ、歴史や文化紹介 大学生「藤茶んぽ」制作

     藤枝市と包括連携協定を結ぶ大正大(東京都)の学生が「Sound(サウンド) AR」のスマートフォンアプリを活用し、藤枝茶をテーマにしたスポットを紹介する観光コンテンツ「藤茶んぽ」を制作した。  アプリは、ソニーが「現実世界に仮想世界の音が混じり合う新感覚の音響体験」をテーマに開発した「Locatone(ロケトーン)」。特定の旅先を訪れた際に、観光スポットを紹介するアプリの音声を聞きながらのまち歩きなどを楽しむことができる。  同大地域創生学部地域活性化サークルの11人が、藤枝での実地研究などを通して制作を進めた。「藤茶んぽ」は、蓮華寺池公園にある茶文化発信施設「とんがりぼう」や茶製品販売店な

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  • 伝統の田遊び奉納 藤枝・滝沢八坂神社

     藤枝市の滝沢八坂神社で11日夜、県指定無形民俗文化財「滝沢八坂神社の田遊び」が行われた。江戸時代前期から300年を超える歴史があり、厳寒の夜に奉納される伝統行事。地元の保存会が1年間の農作業を模擬的に演じ、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願した。  新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3年ぶりの開催。通常の19演目を13演目に絞って奉納した。  四隅に竹を立て、しめ縄を張り巡らせた「舞庭」で、保存会員や地元の小学生が演じた。白装束やかすりの着物を身に着け、太鼓や唄に合わせて田植えや稲刈りの動きをしたり、狂言風の掛け合いを披露したりした。赤子を産み落とすしぐさを演じる「孕五月女(はらみ

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  • 自転車ヘルメット促進 藤枝市が取得費補助

     道交法改正で4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化されるのを受け、藤枝市は2023年度、高校生以上の市民らにヘルメットの取得費2千円を補助する方針を固めた。同市に通勤、通学する人も対象になる。関連費用を23年度当初予算案に盛り込む。  努力義務化は、自転車事故の死者のうち、頭部の損傷が致命傷になる割合が高いことなどを受けての対策。市によると、現状では高校生以上の着用率は低いといい、着用の重要性を強く呼びかけていくとしている。  ヘルメットの購入に対する補助金交付は三島市でも実施予定。

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  • 5小中学校で学年・学級閉鎖 インフルエンザ

     静岡県は10日、小中学校の5施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計90人が確認され、学年閉鎖や学級閉鎖を行ったと発表した。  県内139の定点医療機関における直近1週間(1月30日~2月5日)の平均患者数は3・35人で、前週の3・01人から増加した。  市区町別の施設と患者数は次の通り。  藤枝市の小学校57人、磐田市の小学校6人、掛川市の小学校5人、浜松市浜北区の小学校10人、静岡市清水区の中学校12人。

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  • 志太3市 連携強化確認 商議所・商工会が焼津で交流会

     焼津、藤枝、島田市の経済6団体でつくる志太3市商工会議所・商工会広域連携懇談会は10日、新春交流会を焼津市内のホテルで開き、3市の首長や経済団体幹部らが参加した。  あいさつで広域連携懇談会会長の小原照光焼津商工会議所会頭は「志太地域の産業連携をさらに進めたい」と述べ、広域連携に取り組む考えを示した。開催地焼津市の中野弘道市長は志太地域でのデジタル化の流れについて触れながら、官民連携の重要性を訴えた。  参加者は料理を囲んで会話を弾ませ、さらなる連携強化に向けて親睦を深めた。

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  • 女子サッカー選手 藤枝市が転入補助 23年度予算案、家賃半額分

     藤枝市は2023年度、市外から転居してくる女子サッカー選手を対象に、家賃の半額を補助する制度を設ける方針を固めた。選手たちの住環境を整備し、女子サッカー関係人口の拡大を目指す。関連予算を23年度当初予算案に計上する。  同市では藤枝順心高が全日本高校女子サッカー選手権で歴代最多となる6回目の優勝を果たすなど、男子のみならず女子サッカーの知名度も高い。藤枝を拠点にプレーする社会人女子選手を増やすことで、競技の裾野拡大を図る狙いがある。  支援額は1人当たり年間30万~40万円ほどになる見込み。県内の女子サッカーチームに所属することが条件になる。  同市では、サッカーJ2藤枝MYFCが運営する女

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  • 八雲×コーヒー 焼津の久保山さん大賞 志太ビジネスプラン審査会

     地域住民が起業のアイデアを発表する第10回志太ビジネスプラングランプリ(藤枝、焼津の両市主催)の最終審査会が8日、藤枝市内で開かれた。焼津市ゆかりの小泉八雲と絡めたコーヒー開発を進めている焙煎(ばいせん)師久保山恵里さん(同市)がグランプリに選ばれた。  起業家の輩出や、地域資源を活用したビジネスの構築などを目指して開催している。今回は志太地域の9組から応募があり、1、2次審査を通過した5組がプレゼンテーションを行った。  久保山さんは、パッケージに記載したQRコードから八雲作品を読めるオリジナルコーヒーの販売を手がけている。コーヒーと八雲の両方が好きな人らをターゲットに販売していく戦略を

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  • 必勝を祈願 ⚽藤枝MYFC 「J2でも攻撃的サッカーで感動を」

     サッカーJリーグ2部(J2)藤枝MYFCは9日、藤枝市の飽波神社で必勝を祈願した。徳田航介代表と須藤大輔監督をはじめ、選手とスタッフら計約60人が参列し、神前に玉串をささげて今季の飛躍を誓った。  藤枝は超攻撃的スタイルを貫いて昨季J3で2位に入り、初めてJ2昇格を果たした。参拝を終えた須藤監督は「J2でも攻撃的なサッカーで見る人を感動させ、スポーツの力を示したい」と意欲を高めた。  昨季に続いて主将に就任した杉田真彦選手(静岡西高出)も「身が引き締まる思い。チームの雰囲気づくりを進め、プレーでは守備のスイッチを入れて攻撃につなげる役割を全うしたい」と決意を固めた。  藤枝は18日の開幕戦で

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  • 難波、中野両氏を連合静岡が推薦 静岡、浜松市長選

     連合静岡は9日、執行委員会を静岡市駿河区で開き、任期満了に伴う静岡市長選(3月26日告示、4月9日投開票)に無所属での立候補を表明している元副知事難波喬司氏(66)と、任期満了に伴う浜松市長選(同)に無所属で出馬意向の元総務省課長中野祐介氏(52)の推薦を全会一致で決定した。  難波、中野両氏は委員会であいさつした。取材に難波氏は「働く人たちと経営者の両方の声を聞き、新しい社会をつくりたい」、中野氏は「労働組合ともよく連携し、オール浜松で浜松をよりよくしていく」とそれぞれ抱負を述べた。  中西清文会長は2人の政策や考え方について「住んでいる人に目線が合っていると感じた。連合としっかりと連携を

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  • 志太榛原の6市町社協 台風15号踏まえ災害ボランティア研修

     志太榛原地区6市町の社会福祉協議会は8日、昨年9月の台風15号のボランティア活動について振り返る合同研修会を焼津市大覚寺の焼津市総合福祉会館で開いた。報告に立った各市町の協議会の担当者は一様に、災害支援のニーズを把握する上で、地域住民との普段付き合いの重要性を指摘した。  現在も支援活動を継続している川根本町社会福祉協議会の担当者は地域住民と接触しながら「実は助けてほしいという『声なき声』に多く触れた」と語った。藤枝市社会福祉協議会の担当者も「被災者自ら助けを言いにくいと痛感した」と感想を述べた。牧之原市社会福祉協議会の担当者も同様の指摘をした上で「被害状況の把握には普段からの地域との関係

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  • 組織的盗撮 グループ内で“腕”競う 役割を分担、全国で犯行 静岡県など露天風呂狙った事件

     露天風呂に入浴中の女性を狙った組織的な盗撮事件で、藤枝署や県警生活保安課などはこれまでの捜査のまとめを公表した。盗撮マニアのグループは日本全国を股にかけて活動。メンバー内で役割を分担したり、手口を発展、確立させたりして、それぞれが腕を競うように行為に及んでいたとみられる。事件の経過を追った。  摘発の端緒となったのは2021年10月、藤枝市内での職務質問だった。メンバーの一人である岡山県の男が神奈川県の露天風呂で盗撮を行った後、車で帰宅途中に国道1号藤枝バイパス谷稲葉パーキングエリアに立ち寄った。他県ナンバーを不審に思った静岡県警の警察官が声を掛けたところ、車内からは撮影場所で視界を確保する

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  • J2でも「超攻撃的に」 藤枝MYFC関係者 市役所で抱負

     サッカーJ3から昇格し、初めてJ2の舞台で戦う今季リーグ戦開幕を前に須藤大輔監督ら藤枝MYFCの関係者が8日、藤枝市役所に北村正平市長を訪ね、「超攻撃的なサッカーがJ2でも通用する手応えがある」などと自信をにじませた。  市役所を訪れたのは鎌田昌治会長、徳田航介社長、須藤監督のほか、静岡市出身の杉田真彦主将、藤枝東高卒の平尾拳士郎選手の計5人。徳田社長は「試合で結果を出し、地域を活性化させたい」と述べた。  須藤監督は「見ている人の心を震わせ、勇気と希望を与えるサッカーを見せたい」、杉田主将は「キャンプを通して成長してきた。一体感を持って戦い抜く」と意気込みを語った。  北村市長は「地域とと

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  • 郵便バイクに“柏屋”…ラッピング  藤枝で「駿州の旅」PR 日本遺産

     観光振興などを目的とした包括連携協定を藤枝市と結ぶ日本郵便は、日本遺産をPRするラッピングを施した郵便バイク7台を同市内で走行させる。市役所で8日、出発式を行った。  ラッピングは運搬箱に施し、東海道の旅情を伝える日本遺産「日本初『旅ブーム』を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅」の魅力を発信する。金色を基調に、構成文化財である岡部宿大旅籠(はたご)柏屋や大慶寺の「久遠の松」をイメージした絵柄を載せた。  出発式には藤枝市内の郵便局長や北村正平市長らが出席。山内隆藤枝郵便局長は「多くの人に地元の歴史や文化への興味を持ってもらえたら」と期待を寄せた。3台のバイクに配達員が乗車し、出発を見送った。

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  • 「赤レンガ油庫」模型を寄贈 藤枝市郷土博物館・文学館で展示 島田工高生

     島田工業高建築科の生徒が本年度、JR藤枝駅構内にある明治時代の「赤レンガ油庫」の模型づくりに取り組んだ。このほど完成品を、制作を依頼した藤枝市郷土博物館・文学館に寄贈した。作品は常設展示される。  作品は実際の16分の1サイズで、高さは22センチほど。3年生9人が約9カ月かけて完成させた。建物の測量やコンピューターを使った設計を経て、手作業で組み立てた。ミニチュアレンガ4400枚を積み上げるなど、細かい部分まで丁寧に仕上げている。  同館で寄贈式があり、生徒代表の須藤大貴さんは「大変な作業だったが、苦労が報われた。後輩や家族に向けての自慢になる」と笑顔を見せた。  油庫は燃料などの保管場所。

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  • 12月有効求人1・14倍 ハローワーク焼津管内 9カ月ぶり1・1倍上回る

     ハローワーク焼津はこのほど、管内(焼津市、藤枝市)の12月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・14倍で前年同月を0・12ポイント上回った。1・1倍を上回ったのは9カ月ぶり。製造業を中心にした企業の間では、新型コロナウイルス禍が一服したことで求人を出す動きがある一方、物価高騰の影響による様子見もあり、対応が分かれている。  新規求人を産業別に見ると、製造業全体は前年同月比3・6%増の350人。地域の主力の食料品製造業は103人で30・4%増だった。人手不足で求人を出しているものの、応募者が集まらない状況が続いているという。金属製品製造業や化学工業は前年同月を割り込んでいる。  運輸業・郵

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  • インフルエンザ 11施設で学級、学年閉鎖 7日の静岡県内

     静岡県は7日、小中学校と高校計11施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計138人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。市区町別の施設の患者数は次の通り。  静岡市葵区の2高校20人、伊豆市の小学校10人、藤枝市の2小学校16人、浜松市浜北区の中学校11人、同区の小学校11人、同市中区の中学校8人、同市東区の2小学校47人、西区の小学校15人。

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  • 市内高校生に歯ブラシ寄贈 藤枝歯科医師会

     藤枝歯科医師会(岡本康雄会長)は、藤枝市内8高校の生徒1340人に歯ブラシを寄贈した。卒業後は毎年の歯科健診がなくなるため、歯磨きの習慣や口腔(こうくう)ケアへの意識を持ち続けてもらうことが狙い。  贈呈品は歯ブラシ1本に、正しい歯の磨き方や、虫歯や歯周病の危険性を記したリーフレットを添えた。  2日に藤枝特別支援学校で贈呈式があり、岡本会長が40人分を渡した。岡本会長は「かかりつけ医を決め、年に1回は健診を受けてもらえたら」と呼びかけた。生徒を代表して受け取った津島愛裕来さん(18)は「毎日ちゃんと歯を磨き、虫歯にならないように気を付けたい」と話した。

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  • 茶況(2月6日)中小企業と農家 連携実現を報告 藤枝茶プロジェクト

     中小企業が成長する環境を整備する考え方「エコノミックガーデニング(EG)」を藤枝市が導入してから10周年を記念するイベントがこのほど市内で開かれ、機械開発会社「西光エンジニアリング」(同市高柳)の岡村邦康代表が「藤枝茶を何とかしようプロジェクト」の活動を報告した。  同プロジェクトは生産者や茶商らと手を取り合い、減圧製茶機による発酵茶の開発や、緑茶由来の食品用セルロースファイバーを活用した液状茶の商品化などを目指した。  岡村代表はEG支援センター「エフドア」の協力を受け、中小企業や農業者との連携が実現したと説明。今後は県農林技術研究所茶業研究センターや、県工業技術研究所とも協力して研究を進

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  • 食料品や切手 市社協へ寄付 藤枝商議所女性会

     藤枝商工会議所女性会はこのほど、会員の協力で集めた食料品や使用済み切手、エコキャップを藤枝市社会福祉協議会に寄付した。  エコキャップは39キロ分、食料品はインスタント麺など約100個を寄付した。山本和子副会長らが同市岡部町内谷の市社協を訪れ、大石茂樹常務理事に渡した。

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  • 来店客のデジタル操作 スタッフが支援 藤枝のトヨタ3店

     トヨタユナイテッド静岡は藤枝市内の3店舗で、スタッフが来店客にスマートフォンの操作方法などをアドバイスするデジタル支援サービスをスタートした。藤枝市と連携し、地域の高齢者らがデジタル機器を活用する上での不安解消を目指す取り組みの一環。  サービスを展開するのは藤枝中央店(築地)、藤枝築地店(同)、藤枝青島店(上青島)。スマホの文字入力のほか、カメラやメールの使い方、インターネットやSNSの活用法などを伝える。市公式LINE(ライン)アカウントの登録や、市の防災・健康関連アプリのインストールなどもサポートする。  2月中は毎週金曜日の午前10時~午後4時に受け付ける。以降は来店客のニーズなどに

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  • 宅地開発活発な藤枝 「優良田園住宅」導入、法規制を弾力的に運用【解説・主張しずおか】

     藤枝市は宅地開発に関する指導基準の規制緩和や優良田園住宅制度の導入などを進め、住宅の建設、取得の流れを活発化させている。法律や規制を弾力的に運用することで、子育て世帯や移住希望者らの資金面や生活スタイルに関する多様なニーズに応えている。  「需要はあるが、土地の少なさや分譲価格の高さがネックになっていた」。市住まい戦略課の小林亮介主幹は、JR藤枝駅周辺や幹線道路近くの人気エリアでは、開発の進行に伴い地価が上昇傾向にあると指摘。近年は、若い世代が西焼津駅や六合駅の周辺など他市に流出する傾向がみられたという。  規制緩和は、市の許可が必要になる1千平方メートル以上の分譲地が対象。公共道路の範囲を

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  • 藤枝市民大学2期生募集 資格取得を大幅拡充 市外からも受け入れ

     藤枝市は28日まで、5月に始まる藤枝市民大学の第2期生を募集している。デジタル関連技能を含む資格取得コースを大幅に拡充したほか、市内在住、在勤者以外も広く受け入れるとした。  新たに設けた資格講座は「ITパスポート」(8回)や「基本情報技術者」(40回)、宅地建物取引士(44回)など。1期目は生涯学習コーディネーターのみだったが、今回は計13資格をそろえた。社会のデジタル化によりリスキリング(学び直し)の重要性が高まる中、専門人材の育成に注力する狙いがある。合格報奨金制度も新設し、受講者の意欲向上を促す。  リカレント、一般教養の2コースでは講義数を全6回から10回に延長。一般教養の地域学で

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  • 中小企業発展へ決意新た 藤枝市 EG導入から10年

     藤枝市はこのほど、地元中小企業が成長するビジネス環境をつくる「エコノミックガーデニング(EG)」の考え方を導入してから10周年を記念したイベントを同市のBiVi藤枝で開いた。地元企業による取り組み事例の報告などを行い、さらなる基盤整備や連携強化に向けて決意を新たにした。  地元経済関係者ら約80人が出席した。市の担当者が、EGを施策として2011年度に取り入れた経緯やこれまでの展開について説明。起業提案を発表するビジネスグランプリの開始や、経営相談窓口「エフドア」を整備したと紹介した。  西光エンジニアリングの岡村邦康代表が異分野連携による茶業振興、ハルソラの地口伊智子代表は電話応対コンサル

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  • 杉村さん、丸子さん 師弟で共同制作 藤枝で二人展

     藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で5日まで、作家の杉村孝さん(85)=同市=と丸子遊子さん(52)=静岡市駿河区=による「石匠(いしく)の弟子と親方の二人展-イシ・カミ・ありがとう」が開かれている。  目を引くのは、2階の展示室全体を使って2人で共同制作したインスタレーション。丸子さんが色とりどりに着色した縦2メートル、幅6メートルほどの紙複数枚を天井からつり下げた。そこに杉村さんが創作中の思いを書き留めた和紙などを貼り付けて仕上げた。  1階には、石の作品25点と書43点を出品した。石の魅力を生かした造形品が並ぶ。  丸子さんによると、35年前に杉村さんの造形作品に感銘を受けたという。そ

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  • 静清信金藤枝支店 特殊詐欺被害防ぐ 藤枝署が感謝状

     特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして藤枝署は2日、静清信用金庫藤枝支店に署長感謝状を贈った。佐藤弘剛支店長と、内務係の岩本翔子さん(30)、事務長の福嶋千香子さん(49)が出席し、鈴木淳一署長から賞状を受け取った。  昨年12月13日、来店した藤枝市内の80代女性が300万円を出金しようとした際、窓口で対応した岩本さんが女性の様子から詐欺を疑い、福嶋さんと共に対応に当たった。福嶋さんの報告を受けた上司が署に連絡し、被害を防いだ。  同署によると女性は、息子を名乗る男から電話で「会社の決算の関係でお金を貸して」などと現金を請求されていたという。  贈呈式で岩本さんは「焦っている様子から詐欺を

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  • 友好・姉妹都市と藤枝市長が会談 オンライン コロナ後の交流促進

     それぞれが友好都市や姉妹都市の関係にある藤枝市、石川県白山市、オーストラリア・ペンリス市の3市の市長が1日、オンライントップ会談を行った。新型コロナウイルス禍での交流状況を確認したほか、収束後に向けて活動を活発化させていく方針を確認した。  ビデオ会議システムを活用し、各庁舎などにいる出席者をつないだ。藤枝市国際友好協会の桜井幹夫会長ら、3市の国際交流団体の関係者も出席した。  ペンリス市のトリシヤ・ヒッチェン市長は、近郊で空港の整備計画が進んでいると報告し、「国際的な友人との取り組みを増やしていきたい」と話した。白山市の山田憲明市長は、世界ジオパーク認定を目指す白山手取川の魅力を紹介した上

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  • 手話 目と目合わせて 消防職員向けに藤枝で講座

     志太消防本部はこのほど、災害現場などで聴覚障害者と接する場面に備え、手話を学ぶ講座を藤枝消防署で開いた。藤枝市障害福祉課の専任手話通訳者である岡村恵美さんが講師を務め、2日間の開催で計33人の消防職員が受講した。  岡村さんは、話しやすい雰囲気をつくって精神的な不安を取り除く重要性を指摘し、目と目を合わせて手話を行うように伝えた。あいさつや、痛みがある部分を尋ねる方法など、現場で役に立つ簡単な手話も伝授した。  同本部によると、電話で話せない人がインターネット上で通報できる「Net119」は管内の藤枝、焼津両市で32人が登録しているという。「FAX119」や、現場への手話通訳派遣制度もあり、

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  • 松崎で花の寄せ植えに児童が挑戦 

     松崎町宮内の松崎小児童が1日、同校で花の寄せ植えづくりに挑戦した。4年生31人は鉢に石や土を流し込んでキンギョソウやビオラの苗を華やかに飾り付けた。完成した寄せ植えは、同校の卒業式で飾る予定。  日本ハンギングバスケット協会の深本伊一郎副理事長(69)=藤枝市=ら7人が講師を務めた。子どもたちは「むらがないように全体に土をなじませる」「苗がまっすぐ立つようにする」などとアドバイスを受け、真剣に作業に取り組んだ。  寄せ植え教室は、子どもたちに花に親しんでもらおうと、町が2015年から開いている。開催は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなった。

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  • 藤枝市と佐川急便 災害支援協定締結 物資の仕分けや配送で協力

     藤枝市は1日、物流大手の佐川急便と災害時の支援に関する協定を結んだ。同社は集荷や配送のノウハウを生かし、支援物資の迅速で正確な仕分けや避難所への配送などを受け持つ。  市役所で北村正平市長、森裕一郎執行役員中京支店長兼東海支店長が協定書に署名した。北村市長は「避難生活の改善や避難者に安心を与えることができ、心強く思う」、森支店長は「支援活動を通じて社会的責任を果たしたい」とそれぞれ語った。

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  • 志太・榛原地域でサギ電話多発 静岡県警が警報発令

     静岡県警は1日、志太・榛原ブロック(藤枝、焼津、島田、牧之原各署管内)にサギ電話の多発警報を発令した。7日までの期間中、特殊詐欺被害の可能性が非常に高まっているとして各署員がパトロールやATM付近での警戒などを強化する。  県警生活安全企画課によると、1月31日午前11時ごろから午後3時半ごろまでの間、焼津市で7件、藤枝市で2件、島田市で1件の不審電話を認知した。  警察官や市役所職員をかたり、金融機関のATMに誘導する手口などが目立った。  県内では東部、中東遠の両ブロックで2月2日まで注意報を発令中。

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  • 映画「仕掛人・藤枝梅安」藤枝で試写会 主演・豊川さん「非日常、江戸の世界へ」 ファン200人に呼びかけ

     池波正太郎のベストセラー小説が原作の映画「仕掛人・藤枝梅安」が全国公開されるのに先立ち、上映会場の一つである藤枝市の藤枝シネ・プレーゴで30日夜、プレミア試写会が行われた。主演の豊川悦司さんと監督の河毛俊作さんが登壇し、「ご当地映画として応援してほしい」と呼びかけた。  原作小説の中で、主人公の梅安が藤枝出身とされている縁などから、映画制作陣と地元有志団体などが協力して試写会が実現。小説のファンら約200人が来館した。  梅安役を演じる豊川さんは「江戸の世界にみなさんをお連れする自信がある。非日常を楽しんでほしい」と呼びかけた。河毛監督は「梅安を愛してくれている人たちに見てもらえることに感謝

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  • 台風被害支援に感謝状 静岡国道事務所、18社に

     国土交通省静岡国道事務所は30日、昨年9月の台風15号で災害対策支援にあたった18社を同市葵区の同事務所で表彰した。  18社は国道52号に流入した土砂の撤去、同市内の道路復旧や路面清掃、給水活動支援などに従事した。式典には関係者が出席し、柳野和也所長から感謝状を受け取った。  柳野所長は迅速な対応に感謝し「地域の被害最小化や早急な復旧のために今後も協力をお願いしたい」と述べた。  表彰された企業は次の通り。  遠藤建設(富士市)井出組(同)小泉建設(静岡市清水区)総合建設克建(富士宮市)地成建設(同)花菱建設(静岡市葵区)村上土木(同市清水区)山田組(藤枝市)白鳥建設(静岡市葵区)青山建設

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  • 国1藤枝バイパス 早期4車線化要望 国交省副大臣に市長

     藤枝市の北村正平市長は31日、国土交通省で豊田俊郎副大臣と面会し、国道1号藤枝バイパスの早期全線4車線化を要望した。  特に、恒常的な渋滞が発生する広幡―薮田東両インターチェンジ間の早期供用開始を求めた。北村市長は面会後「沿線住民や地元経済界が早期完成を心から望んでいると伝え、豊田氏から『努力して進めていきたい』と回答があった」と述べた。  自民党の井林辰憲氏(衆院静岡2区)、牧野京夫氏(参院静岡選挙区)、若林洋平氏(同)が同行した。

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  • 静岡県ソフトテニス連盟 表彰者、ランク発表

     静岡県ソフトテニス連盟は、役員改選を行い落合敏男会長(静岡市)を再任した。本年度の表彰者とランキングも発表した。  役員と表彰者、上位のランキングは次の通り。(カッコ内は所属協会・団体、○印は新任)  【役員】副会長 ○小沢正直(富士)市川博(静岡市)市川広邦(浜松市)足立真一(高体連)小野康弘(中体連)○渡瀬義正(小学生)近藤敦子(レディース)▽理事長 小林正(静岡市)▽副理事長 ○奥村大造(三島)伊藤公祐(静岡市)大石幸男(静岡市)長谷川裕巳(浜松市)多田聡哉(高体連)太田賢(中体連)助野大輔(小学生)井本啓子(レディース)▽事務局長 漆畑勝之(静岡市)▽副事務局長 黒瀬麗子(静岡市)伏

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  • 茶況(1月30日)有機農業学ぶ 藤枝で9日セミナー

     藤枝市は2月9日午後1時半~4時50分、茶や野菜などの有機栽培について学ぶ「オーガニックセミナー」をBiVi藤枝で開く。市内農業者が主な対象で、参加無料。  県志太榛原農林事務所の担当者が、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」について解説する。焼津市のNPO法人しずおかオーガニックウェブの吉田茂代表は、有機農業の意義について語る。  定員30人。申し込み、問い合わせは市農業振興課<電054(643)3266>へ。

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  • SDGsコレクションで集めたエコキャップ 藤枝の再生業者に寄託

     静岡市がツインメッセ静岡で14日に開催した「SDGsコレクション」の会場で集まったエコキャップ45・5キロが30日、藤枝市のリサイクル業者「環境のミカタ」に寄託された。同社は換金後、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付する。  エコキャップはイベントの来場者が持参した。1キロあたり5円になるため、今回の寄付分でポリオ(小児まひ)ワクチン約11人分に相当するという。  イベントの運営関係者が同社を訪れ、プラスチック容器やポリ袋いっぱいに詰められたエコキャップを阿井徹専務に渡した。  SDGsコレクションは、国内最大級のファッションショー「TGC しずおか2023」の関連

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  • 静甲選手 小中生にこつ伝授 藤枝でソフトボール教室

     志太地区を中心とする女子中学生ソフトボールチーム「F・ビクトリー」は29日、藤枝市の藤の瀬会館・瀬戸谷地区交流センターで、静甲女子ソフトボール部の選手らを招き、地元の小中学生を対象にしたクリニックを開いた。  F・ビクトリーの創立10周年記念事業の一環。同チームや藤枝市内の中学生チーム、スポーツ少年団などに所属する児童生徒約60人が参加した。  参加者は全員で体を動かした後、守備位置ごとに分かれて、選手から捕球のこつや送球の方法について指導を受けた。選手は時折、生徒の元に駆け寄り、身ぶり手ぶりを交えながら、丁寧に伝えた。  F・ビクトリーは2012年12月に発足。これまでに約50人が卒団し、

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  • DXで関係人口拡大へ 藤枝市が都内で交流セミナー

     藤枝市はこのほど、首都圏企業との関係構築や、市内産業とのマッチングを通して新たなビジネス創出を図る交流セミナーイベントを都内で開いた。地域DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、藤枝が抱える地域課題の解決につなげる。  下北沢のワークスペースを主会場に、IT系のスタートアップ企業など29社の関係者が出席した。藤枝市の「コワーキングスペース フジキチ」もオンラインで結び、地元企業7社の若手社員らが参加した。  藤枝市情報デジタル推進課の斎藤栄一郎主幹が登壇し、デジタル活用や導入に向けた市の取り組み事例を紹介した。首都圏を拠点にコンサル業を手がける「Co-Lift」の木下寛大代

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  • マイナンバーカード申請 藤枝市が出張窓口を拡充

     藤枝市は職員が市内各地に出向いてマイナンバーカード申請を受け付ける出張窓口の態勢拡充を図っている。26日には同市の大洲こども園で開設した。  同園では夕方ごろ、園児を迎えにきた保護者が出張窓口を利用した。保護者自らや、園児のカードを申請した。  同市市民課によると、カードの取得希望者は申請か交付のタイミングで市役所本庁舎に出向く必要がある。一方で出張窓口を利用すれば、その手間がなくなり便利だという。  市は、ある程度まとまった人数の取得希望に応じて、教育施設や企業での窓口開設を増やしていく方針。同課の担当者は「仕事や育児で忙しい人、わが子のカードの取得を考えている人などに活用してもらえたら」

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  • 乾燥大麻所持の疑い 男2人を現行犯逮捕 藤枝

     藤枝署は28日、大麻取締法違反の疑いで焼津市小柳津、自称派遣社員の男(27)と自称同市西焼津、自称土木作業員の男(28)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は28日午後6時ごろ、藤枝市内に駐車中の車内で乾燥大麻相当量を共同所持していた疑い。

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  • メタバースで宇宙飛行士に 中学生と教員が学習体験会 藤枝

     藤枝市はこのほど、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が監修したメタバース空間を活用した学習体験会を青島北小で開いた。市内の中学生や教員約30人が参加し、宇宙飛行士の動きをリアルタイムで体験した。  メタバースは、コンピューター内に構築された3次元の仮想空間。今回の学習会では、国際宇宙ステーションが再現され、都内IT企業が提供した空間を活用した。  参加者は専用のゴーグルを着用した。地球上空400キロを秒速8キロで飛行しているステーションの現在の飛行位置や、地球の昼夜を再現した世界を体感した。参加者からは「日常にない世界を体験できるのが面白かった」「学びに効果的な部分がある。キャリア教育の現場で

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  • 2個人4団体を表彰 ふじえだ元気大賞 地域に活力、知名度向上

     藤枝市は27日、本年度の「ふじえだ元気大賞」の表彰式を市役所で行った。市民に活力を与えたり、藤枝の知名度向上に貢献したりしたとして2個人4団体をたたえた。  障害者のテレワークオフィスを開設し、社会福祉功労を受けた福田次朗さんは「同様の取り組みを全国に広げていけたら」と今後の抱負を語った。朝比奈第一小は「旅するチョウ」のアサギマダラを呼び込む活動など地域一体での活動が評価され、村松一伸校長は「住民の子どもを愛する思いが原動力になった」と語った。  このほか個人では、市花の会の槙原とも子さんが蓮華寺池公園の整備など地域活性化分野で表彰された。団体はサッカーJ2昇格を果たした藤枝MYFC、全日本

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  • CNF濃縮品を生産・販売へ 独自の乾燥技術で低価格化 西光エンジニアリング(藤枝)

     乾燥機メーカーの西光エンジニアリング(藤枝市)は、セルロースナノファイバー(CNF)の低価格化や用途拡大に向け、2月からCNF濃縮品の生産・販売を始める。独自技術を生かし、市販のCNF溶液に比べて10倍の濃度まで水分量を低減できる。あらかじめ脱水処理を施すことで、使い勝手の向上や流通コスト削減に貢献する。  隣接する食品加工子会社の沖友の敷地内に新工場を構え、マイクロ波減圧乾燥機を設置した。一般的なCNF溶液のセルロース含有量は2%程度で大半が水分だが、マイクロ波を活用してCNFの特性を損なわずに水分を蒸発させ、含有量20%まで濃縮する。自動車部品メーカーや製紙関連企業を中心に販路を築き、

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  • 自転車振興へパートナーシップ協定 藤枝市とスルガ銀行

     藤枝市とスルガ銀行はこのほど、自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結した。サイクリストの呼び込みを図り、観光交流人口の拡大につなげる狙いがある。  市役所で締結式があり、北村正平市長、大石裕之執行役員静岡コミュニティバンク長、2004年アテネ五輪自転車ロードレースに出場したサイクリングプランナー田代恭崇さんらが出席した。  北村市長は「本市の魅力的なコースをもっと多くの人に知ってもらいたい」、大石氏は「県外からのアクセスも良く、連携して誘客に取り組む」とそれぞれ語った。  同行は静岡、神奈川両県の19の自治体や企業と同様の協定を締結していて、本県中部地区では藤枝市が初めて。サイクルツー

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  • 力強い書きぞめ並ぶ 29日まで藤枝市文化センター

     第75回県書きぞめ展藤枝地区展(静岡新聞社・静岡放送後援)が29日まで、藤枝市駅前の市文化センターで開かれている。  幼児から一般まで、応募があった1153点が並ぶ。「温かな心」「将来を語る」といった文字を力強く表現した力作を展示している。  主な入賞者は次の通り。  知事賞 岡村芽彩(青島小5)沢本奏穂(藤枝中3)▽県議会議長賞 山下碧(藤枝中央小3)森下玲衣(藤枝西高1)▽県教育長賞 高松結乃(青島小2)田崎茜(青島小6)

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  • 東名自動車学校 留学生に奨学金 藤枝・静岡産業大

     藤枝市の東名自動車学校(川崎裕司社長)はこのほど、静岡産業大藤枝キャンパスの留学生を対象にした奨学金の授与式を同キャンパスで行った。ベトナムや中国から来日している6人に、計26万円を贈った。  奨学金の対象になるのは、この1年間で開催された弁論大会や交流会、作文コンクールといったさまざまな活動に積極的に参加した留学生。  総合成績で最優秀賞に選ばれたベトナムのファム・ユイ・タムさん(経営学部3年)らが、川崎社長から奨学金を受け取った。

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  • フジやサボテン、36点の水墨画に 藤枝・友の会作品展

     藤枝市の「ふじえだ水墨友の会」の第24回作品展が27日、同市駅前の市文化センターで始まった。29日まで。  講師の中西勤さんと生徒17人が計36点を出品した。中西さんの見本を基に描いたフジの絵や山水画のほか、サボテンなど身の回りの植物を表現した作品などが並ぶ。

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  • タクシー配車係 逃走ルートを電話で実況 GPSで動き把握⇒藤枝署に 特殊詐欺受け子をスピード逮捕 志太交通に感謝状

     特殊詐欺事件の受け子の摘発に貢献したとして藤枝署は26日、藤枝市小石川町のタクシー会社「志太交通」(鈴木宏美代表)に署長感謝状を贈った。容疑者が現金を受け取りに訪れた藤枝市内の高齢女性宅からタクシーで逃走する際、配車担当者が走行ルートを“実況中継”したことで、早期逮捕につなげた。  同署によると女性宅に17日、息子をかたる男から「会社の書類をなくし、お金が必要」などと電話があった。受け子の男は同日午後6時半ごろに同社のタクシーで女性宅近くに到着した。同じタイミングで実の息子である長男が帰宅し、家の周囲を歩いている男を目撃。母親から話を聞いて詐欺に気付いた長男が追いかけ

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  • 詐欺や事故防止 重点項目を確認 藤枝署協議会

     藤枝署はこのほど、警察署協議会を同署で開いた。特殊詐欺被害や交通事故の防止に向けて、昨年9~12月の業務推進状況や今年1~4月の重点項目を確認した。  交通課の担当者からは、道路脇の施設から出てきた車と横断歩行者が衝突する重大事故が相次いだとの報告があった。鈴木淳一署長は「委員から出た意見を業務にフィードバックさせていく。引き続き協力をお願いしたい」と呼びかけた。

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  • J2藤枝新人選手「e-Tax」体験 確定申告前に藤枝税務署PR

     2022年度の確定申告が始まるのを前に、藤枝税務署は26日、スマートフォンやパソコンで利用可能な国税電子申告・納税システム「e-Tax」のPRイベントを藤枝市の藤枝青色申告会館で行った。サッカーJリーグ2部(J2)藤枝MYFCの大卒新人が参加し、スマホでの確定申告書作成を体験した。  参加したのは山原康太郎、平尾拳士朗、小関陽星、北村海チディの4選手。給与所得があり、ふるさと納税で寄付金控除を受けるという想定で体験を行った。  源泉徴収票をスマホのカメラで撮影すると所得金額が自動的に読み取られるといったシステムを確認し、山原選手は「簡単な操作だった。コロナ禍で人混みを避けたい人に便利だと思う

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  • 完熟イチゴで英気養って 藤枝の農園、MYFC選手招待

     サッカーJ2に昇格して迎える2023年シーズンを前に藤枝MYFCの選手たちが25日、藤枝市青南町のイチゴ農園「ジャパン・ベリー」(上山優代表)から招待を受け、イチゴ狩りを楽しんだ。鹿児島県内で行うトレーニングキャンプを目前に控え、ホームタウンで英気を養った。  昇格の祝福と、新シーズンへのエールを兼ね、狩り、食べ放題で実施した。選手のほか、妻や子どもらも加えた約30人が参加した。ビニールハウスの中で、真っ赤に熟した紅ほっぺを次々にもぎ取った。練乳をつけて口に運ぶと「おいしい」「甘い」などと言い合いながら味わっていた。  昨季主将を務めた杉田真彦選手は「大きくて、甘くて、最高においしい」と笑顔

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  • ⚽藤枝順心 全日本女子サッカー優勝を報告 静岡新聞SBS訪問

     第31回全日本高校女子サッカー選手権で優勝した藤枝順心の選手18人と戸田雪子校長、中村翔監督が25日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、静岡放送の谷口智康代表取締役、静岡新聞社の横山秀雄取締役に優勝を報告した。  戸田校長は「部員一人一人が自分の役割を果たした結果であり、同時に皆さまの応援のおかげ」と感謝した。中村監督は「選手は全ての試合で準備したものをパーフェクトにピッチで表現してくれた」と振り返った。  三宅怜主将は「県勢対決の常葉大橘に勝ったことで(橘の分まで)日本一になりたい理由が一つ増えた。準決勝、決勝と厳しい戦いだったがチームとして勝ち切れた」と総括。「自分たちのサッカーで静

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  • 藤枝の丸新交通に車両使用停止処分 中部運輸局

     国土交通省中部運輸局は25日、65歳以上の運転手に運転適性診断を受講させていなかったなどとして、藤枝市の丸新交通を20日間の車両使用停止処分にした。  乗り合いバス事業者を対象にした昨年7月の集中監査で確認した。健康診断を受けていない運転手を乗務させていたことや、整備管理者に研修を受講させていないことも判明したという。

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  • 「小さな親切」実行章 藤枝・岡部中に贈呈 自主的ボランティア評価

     「小さな親切」運動県本部はこのほど、藤枝市の岡部中に実行章を贈った。生徒たちがボランティア活動に自主的に取り組んでいることを評価した。同校で贈呈式があり、同本部の大畑佳彦事務局長が生徒会のメンバーに渡した。  同本部によると、生徒たちは「旅するチョウ」として知られるアサギマダラを呼び込むため、地域住民とともにフジバカマの植栽を行った。保育園での読み聞かせや防災訓練の準備、公園の草取り、イベントの補佐などにも積極的に取り組んだという。

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  • 茶況(1月23日)友好都市訪問 藤枝茶を発信 高校生、北海道で児童に

     藤枝市はこのほど、藤枝茶について学ぶ高校生が友好都市である北海道恵庭市を訪れ、茶をPRする交流イベントを行った。高校生4人が現地の小学生との触れ合いや、呈茶サービスなどに臨んだ。  訪問したのは静岡雙葉、島田商、静岡市立の各高校に通う生徒たち。いずれも、藤枝市の小学生育成制度「ジュニアお茶博士」の卒業生でつくる「藤枝茶楽研究部」に所属している。  メンバーは昨年12月下旬、2泊3日の日程で恵庭市を訪問。小学生に急須での入れ方や茶の効能などを解説した。最終日には恵庭市長と市教育長を訪問し、あいさつと藤枝茶の呈茶を行った。

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  • 強制わいせつの疑い 藤枝市の会社員逮捕

     藤枝署は22日、強制わいせつの疑いで藤枝市南新屋、会社員の男(27)を逮捕した。逮捕容疑は2022年12月6日午後10時半ごろ、市内の路上で、県中部の20代女性の体に触れるなどのわいせつな行為をした疑い。同署によると、自転車で走行中の女性に対し、背後から走って近づいたとみられる。

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  • 道の駅、地域の拠点へ 藤新会の整備構想 藤枝市に要望

     藤枝市議会最大会派の藤新会は20日、仮宿地区で計画が進む道の駅の整備構想に関する要望書を市に提出した。  要望書は会派メンバー10人の連名。大学や民間の協力を得ながら「食と農のアンテナエリア」としての機能充実を図るほか、防災機能の集約など地域の拠点となる施設にすることを求めた。  道の駅は、国道1号藤枝バイパス広幡インターチェンジ(IC)と、新東名高速道藤枝岡部ICを結ぶ道路付近が建設候補地になっている。要望書では同バイパスの4車線化も含め、国との緊密な連携も訴えた。  植田裕明代表らが市役所を訪れ、北村正平市長に要望書を手渡した。

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  • 華やか浴衣姿で日本舞踊 園児ら伝統文化学ぶ 藤枝で体験教室

     藤枝市文化協会に所属する舞踊・邦楽団体「えんの会」は22日、日本舞踊の体験教室を市藤枝地区交流センターで開いた。園児や小中学生約15人が参加し、色鮮やかな浴衣姿で所作を学んだ。  日本舞踊師範の泉明奈さん、花柳照織さんが講師を務め、年代別に2教室を開講した。幼児~小学校低学年のクラスでは、長唄に合わせて、扇子を使った踊りを指導。「背中をピンと伸ばすように」「手の位置に気を付けて」などと細かい動作を伝えたほか、講師2人が見本の踊りを披露した。  青島小1年の工島果子さん(7)は「扇子を開く動きが難しかった。先生たちの踊りはかっこよかった」と話した。花柳さんは「子どもたちが伝統文化を学ぶ入り口に

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  • 潮トンネル着工 国道1号藤枝バイパス 4車線化へ前進

     国土交通省静岡国道事務所と藤枝市は21日、国道1号藤枝バイパス(BP)の4車線化に向け、潮トンネル工事の着工式を行った。難所とされるトンネル工事が完了すれば広幡インターチェンジ(IC)-薮田東IC間の4車線化実現へ大きく前進するほか、渋滞多発区間での交通状況の改善に期待がかかる。  掘削工事のスタート地点に式典会場を設け、市や自治会、工事関係者のほか、地元選出議員ら計約60人が出席した。担当者が工事の概要を説明したほか、地元の葉梨こども園の園児たちも加わってくわ入れを行った。  国交省の稲田雅裕中部地方整備局長は「安全に工事を進め、一日も早い4車線化を目指したい」とあいさつした。北村正平市長

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  • 村上開明堂 藤枝市にカーブミラー寄贈 創業140周年記念

     藤枝市内に生産拠点を構える自動車部品メーカー村上開明堂は20日、創業140周年を記念し、同市にカーブミラーを寄贈した。  ミラー7枚、支柱1本の計50万円相当。地元町内会からの要望などを踏まえ、兵太夫工場周辺の5カ所に設置する予定。  同社の村上太郎社長らが市役所を訪れ、北村正平市長に目録を手渡した。

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  • 初任科卒業式 82人第一線へ 静岡県警察学校

     静岡県警は20日、初任科長期課程の卒業式を藤枝市の県警察学校で開いた。昨年4月に採用され、約10カ月間の課程を修了した82人が辞令を受け、県内各署に配属された。  卒業証書授与や成績優秀者表彰の後、大原光博本部長は「組織人としての自覚を胸に刻み、県民の期待と信頼に応える警察官になってほしい」と訓示した。平井伸英学校長は「自ら求めて学ぶ姿勢を堅持し、体力と気力の錬成に努めてほしい」と式辞を述べた。  卒業生を代表し、三島署に配属される田島良祐さん(26)が「運営指針の『県民の期待に応える警察 正・強・仁』を体現すべく、精いっぱい取り組みたい」と誓った。  卒業生は3カ月半、交番勤務を中心に職場

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  • 久能山東照宮に「家康公遺訓」奉納 藤枝の書家・吉永さん

     藤枝市在住の書家吉永益美さんは20日、静岡市駿河区の久能山東照宮に書作品「家康公遺訓」を奉納した。同神社で奉納奉告祭が営まれた。今後、展示される。  「家康公遺訓」は昨年、日光東照宮(栃木県)が徳川家康生誕480年を記念して行った美術展覧会で最高賞の「吐綬鶏(とじゅけい)賞」を受賞した。  姫岡恭彦宮司(64)は「ご遺訓は家康公の生き方そのもの。参拝に来た人の目に留まる場所に飾りたい」と話し、吉永さんは「作品が静岡の文化芸術の発展に寄与することを願っている」と目を細めた。

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  • バドミントン全国3位 五十右さん(島田第一小) 市長に報告

     石川県で昨年12月に開かれた全国小学生バドミントン選手権で3位に入賞した島田市立第一小5年の五十右帆香さんが20日、市役所で染谷絹代市長に喜びを語った。  姉の夕芽さんとともに広幡バドキッズ(藤枝市)に所属し、幼少期から全国大会で活躍する五十右さん。全国大会でのメダル獲得は2年時以来で「あと一歩のところで負けていたので絶対メダルが欲しかった。いつも以上に集中して試合に臨むことができた」と振り返った。今後の目標として「6年生になったら緊張を楽しめるようになりたい。さらに上の順位を目指す」と意気込んだ。  染谷市長は「これまでの努力が実ってすばらしい。日本の女子バドミントンはレベルが高くライバル

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  • インフルで3施設 学年、学級閉鎖 藤枝と静岡、浜松

     静岡県は20日、県内の幼稚園と小学校計3施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計21人が確認され、学年閉鎖や学級閉鎖を行ったと発表した。  県内139の定点医療機関における直近1週間(9~15日)の平均患者数は今季最高の4・62人で、前週の3・19人から上昇した。  市区町別の施設と患者数は次の通り。  藤枝市の幼稚園5人、静岡市葵区の小学校9人、浜松市東区の小学校7人。

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  • 社労士事務所関与 助成金不正受給に関与 静岡労働局が発表

     静岡労働局は20日、藤枝市と浜松市南区の社会保険労務士事務所がキャリアアップ助成金計85万5千円の不正受給に関与したと発表した。既に全額返済されているため、刑事告発はしないとしている。  同局によると、藤枝市の社労士事務所は県内企業1社から同助成金(正社員化コース)の申請書類作成の依頼を受け、実際は要件を満たしていないのに虚偽書類を作成。2022年1月に申請を行い、57万円の不正受給に関わった。浜松市南区の社労士事務所も21年9月、虚偽書類を作成・申請し、別の県内企業1社に同助成金28万5千円が支給されるように関与した。  同助成金は非正規労働者の正社員化や、待遇改善に取り組む事業者を支援す

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  • 実業家前沢友作さんの寄付金 藤枝市が500万円受領

     藤枝市は19日、通販大手ZOZOを創業した実業家前沢友作さんが募集していたふるさと納税の寄付先として選ばれ、500万円を受領したと発表した。生ごみを活用したバイオマス発電事業に活用する。  前沢さんは昨年12月にツイッター上で、再生可能エネルギーに高い関心を持つ自治体を対象に総額5億円の寄付を行うと公表し、藤枝市など全国347自治体が応募した。同市には、同月26日に返礼品を希望しない形で寄付金が振り込まれたという。  市下水道課によると、バイオマス発電事業は市浄化センターで行っていて、今後設備を強化して発電量を増やす方針という。蓄電機能も設け、災害時などに市民が利用する構想もある。寄付金は事

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  • 盗撮の疑い 藤枝署、男を逮捕 駅で女性のスカート内撮影

     藤枝署と県警鉄道警察隊は19日、県迷惑防止条例違反の疑いで藤枝市駅前1丁目、無職の男(36)を逮捕した。逮捕容疑は18日午後6時40分ごろ、JR藤枝駅のエスカレーターで、県中部の女性(20)のスカート内をデジタルカメラで撮影した疑い。同署によると、現場近くにいた鉄道警察隊員が盗撮行為を確認したという。

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  • 勇気と感動をありがとう 藤枝順心高サッカー部 市役所で優勝報告 市民ら150人祝福

     藤枝市は18日、藤枝順心高の第31回全日本高校女子サッカー選手権の優勝報告会を市役所で開いた。本庁舎のロビーで式典を行い、大勢の市民らが選手たちを祝福した。  戸田雪子校長と中村翔監督のほか、登録メンバー18人が出席した。市の幹部や支援団体の関係者、来庁者ら約150人が迎え、それぞれの団体の代表者らが花束や記念品を選手らに贈った。  北村正平市長は「新春から勇気と感動をもらった。サッカーのまち藤枝の名を全国にとどろかせ、王国静岡の面目躍如だった」とたたえた。  戸田校長は「大きな期待に応えられ、満足している。市を挙げての応援に心から感謝する」とあいさつした。三宅怜主将は「緊張しながら臨んだ初

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  • 茶況(1月18日)呈茶と化学 多面的に解説

     日本茶インストラクター協会静岡ブロック・同協会県支部は14日、会員向け研修会「実体験で理解するお茶のいれ方と化学」を静岡市駿河区で開いた。日本茶アドバイザー専任講師の宮崎剛至さん=藤枝市=が、呈茶で重視するポイントを多面的に解説した。  集まった会員14人は、茶を入れる際の水の硬度や温度、茶葉の量などで変化する香りや味わいを比較した。  同支部の松島章恵副支部長は「インストラクターやアドバイザー資格取得後のスキルアップを図り企画した」と話す。

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  • 息子かたった詐欺未遂疑い 実の息子が目撃で“御用” 埼玉の男逮捕 藤枝署

     藤枝署は17日、詐欺未遂の疑いで埼玉県所沢市久米、自称不動産業の男(53)を逮捕した。息子をかたって現金をだまし取る特殊詐欺グループの受け子とみられる。現金を受け取るために高齢者宅に向かったところ、実の息子に目撃されたことが逮捕の決め手になった。  逮捕容疑は何者かと共謀して同日午後2時半ごろ、息子を名乗って藤枝市の無職女性(86)宅に「会社の大事な書類を、住所を間違えて送った。お金を工面しないといけない」などと電話をかけ、現金200万円をだまし取ろうとした疑い。  同署によると、容疑者は「息子の上司のおい」として、タクシーで女性宅に向かった。午後6時半ごろ、実の息子である長男が帰宅した際、

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  • 車と衝突、自転車の女性死亡 藤枝市高洲

     17日午前8時40分ごろ、藤枝市高洲の県道交差点で、同市大東町の無職女性(83)の自転車と、同市の女性パート店員(52)の乗用車が出合い頭に衝突し、無職女性が搬送先の病院で死亡した。藤枝署によると、現場は信号機のない交差点。同署が事故原因を調べている。

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  • 地元の伝統食ちまき 藤枝・朝比奈第一小児童が調理体験 家康に献上の歴史学ぶ

     藤枝市は17日、岡部町新舟の朝比奈第一小で、地元の伝統食「朝比奈ちまき」に関する体験授業を行った。3、4年生16人が、徳川家康に献上されたという歴史や、防腐効果を持たせるための調理法などを学んだ。  住民有志でつくる朝比奈ちまき保存会が協力した。児童たちは同会メンバーから指導を受け、もち米をたき火で蒸したり、きねと臼を使ってついたりしたほか、ササの葉で包む工程に挑戦した。ツバキのあくを3回に分けて加えるのがポイントで、餅が黄色に染まるほか、傷みにくくなるという。  朝比奈ちまきの歴史を解説する紙芝居も行った。戦国武将の朝比奈家が合戦時の兵糧として携帯し、勝利を導く縁起物とされていたという。

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  • 土砂災害最多211件 22年、静岡県まとめ 台風15号被害大きく

     静岡県は16日、2022年に県内で発生した土砂災害が前年比174件増の211件だったと発表した。統計が確認できる1988年以降で最多という。このうち台風15号による土砂災害は167件と全体の約8割を占め、被害の大きさを改めて示す結果となった。  過去10年の平均発生件数は48件で、例年を大幅に上回った。内訳は崖崩れ146件、土石流61件、地滑り4件。台風15号による被害は崖崩れ111件、土石流54件、地滑り2件だった。死者は1人。  静岡市葵区油山や藤枝市原など4カ所の土石流と、磐田市平松など2カ所の崖崩れは、緊急性が高いとして国の補助事業に採択された。  静岡市葵区内牧や松崎町雲見など15

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  • 製品プラ分別開始 藤枝市 協力を呼びかけ

     藤枝市は1月から、製品プラスチックの分別収集を行っている。脱炭素化の推進が目的で、一部のごみの収集方法を変更したことに対して理解や協力を呼びかけている。  新たに分別対象となる主な製品はバケツや衣装ケース、ハンガー、食器、文房具など。これまで週2回の「燃やすごみの日」に収集していたが、1月以降は月1回の「資源・不燃ごみの日」の取り扱いになっている。  市生活環境課によると、成分表でPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)と表記されていて、単一素材でできている製品が対象という。担当者は「判断に迷うごみもあるかもしれないが、表記の有無を目安にしてほしい」と話す。

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  • 茶況(1月16日)ジュニアお茶博士 藤枝市が認定講座 児童22人参加

     藤枝市は15日、「藤枝ジュニアお茶博士」の認定講座を市役所で開いた。市内の小学4、5年生22人が茶の歴史やおいしい入れ方などを学び、お茶博士の認定を受けた。  参加者は湯の温度や抽出時間、注ぎ方によって風味が変わることを体感したほか、呈茶をする時の所作を確認した。茶の種類を当てるゲーム「茶歌舞伎」では、水色や味の違いを判断基準にそれぞれが正解を目指した。  日本茶インストラクター協会志太支部の担当者が講師を務めたほか、中高生でつくる「藤枝茶楽研究部」のメンバーも運営に協力した。  お茶博士は、子どものころから茶の知識を学ぶことで、藤枝茶の魅力を発信できる人材を育成する制度。認定を受けた子ども

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  • 「高価格」緑茶で勝負 静岡県内製茶会社、需要開拓狙い商品続々発売

     静岡県内の製茶会社が緑茶飲料を瓶に入れたボトリングティーや高級ティーバッグなどの高価格帯商品を相次いで発売している。急須を持たない世帯が増えて緑茶の消費が伸び悩む中、開発を重ねて需要開拓を進める。新型コロナウイルス禍からの飲食・宿泊業の復調を追い風と捉え、新たな販路を探る動きも生まれている。  カネス製茶(島田市)は2022年、ボトリングティーの新ブランド「イブキ・ボトルドティー」を立ち上げた。製茶工場内に専用ラインを整備。高温加熱殺菌せずに微細なフィルターでろ過することで、茶葉本来の豊かな香りや風味を残す技術を導入した。  希少品種のボトリングティー  自社研究茶園で開発した、希少品種「金

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  • 大井川の風を受け たすきつなぎ力走 藤枝で駅伝大会

     第16回藤枝リバティ駅伝(実行委主催)が15日、藤枝市の大井川河川敷陸上競技場を発着点に開かれた。144チーム約720人がエントリーし、たすきをつないだ。  1区間2キロの小学生と1区間3キロの中学生、高校生・一般のクラスで行われた。5人1チームでたすきを次走者に懸命につないだ。  ランナーは沿道からの声援を受けながら、マラソン専用コースを走り抜けた。

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  • 名所や特産品紹介「藤枝梅安」コラボポスター 2月映画公開、池波小説を実写化 豊川悦司さん主演

     池波正太郎のベストセラー時代小説「仕掛人・藤枝梅安」を実写化した映画が2月から全国上映されるのに合わせ、藤枝市や地元有志団体などがコラボポスターを作製した。主人公の梅安が生まれた地が藤枝であることに絡め、映画の盛り上げと藤枝の魅力発信につなげる。  ポスターはB2判で6種類あり、計60枚印刷した。出演俳優たちの写真のほか、小説作品に登場する藤枝の名所や特産品として正定寺や神明神社、瀬戸川団子などを紹介する。市内の図書館や地区交流センターなど公共施設を中心に掲示する。  ポスターづくりを主導したのは、地元の小説ファンらでつくる有志団体のメンバーら。2カ月ほど前に、市や映画を上映する藤枝シネ・プ

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  • サギ電話多発警報発令 志太・榛原ブロック 被害増加傾向

     静岡県警は14日、志太・榛原ブロック(藤枝、焼津、島田、牧之原各署管内)にサギ電話の多発警報を発令した。20日まで。正月休み明けから1月中旬にかけて詐欺グループが活発化し、被害が増加する傾向があるとして警戒を呼びかけている。  県警生活安全企画課によると、13日午後2時半ごろから午後4時10分ごろ、藤枝市(田沼2丁目、小石川町)で5件、焼津市焼津で4件の不審電話を認知した。いずれも警察官をかたり「詐欺の犯人を捕まえたらあなたのキャッシュカードを持っていた」などと不安をあおる内容だった。  県内では同日に計26件のサギ電話が確認された。同課は「県警ホームページで詐欺の手口を確認し、だまされない

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  • マイナカード受け付け拡充 藤枝市、16日から

     マイナポイントを獲得できるマイナンバーカードの申請期限が2月末まで延長されたことを受け、藤枝市は16日から、申請や交付に対する支援や受け付け態勢を拡充する。駆け込みに伴う混雑緩和や、取得者の増加につなげる。  平日の日中に、市役所本庁舎に隣接する市民会館で、カード申請専用の臨時窓口を設ける。交付に関する夜間窓口を開設し、平日は午後8時まで対応する。  企業や自治会、保育施設、学校などで、まとまった人数での申請希望がある場合、市の担当者が出向く「出張申請」も展開する方針。

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  • 酒気帯び運転で事故、けが負わせた疑い 藤枝署が男逮捕

     藤枝署は13日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の疑いで藤枝市横内、無職の男(65)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後8時ごろ、藤枝市内の県道で軽トラックを酒気帯び運転した上、男性公務員(41)=静岡市葵区=の乗用車に衝突する事故を起こし、男性と同乗していた妻(42)の2人に軽傷を負わせた疑い。

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  • 災害復旧に50万円寄付 藤枝ライオンズクラブ 台風15号

     藤枝ライオンズクラブ(LC、池谷享三郎会長)は13日、台風15号の災害復旧支援金として50万円を藤枝市に寄付した。  同LCの創立60周年を記念して11月に市内で開催したチャリティーコンサートの収益金を充てた。池谷会長らが市役所を訪れ、北村正平市長に目録を手渡した。

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  • 大畑さん(藤枝)ギネス喜び 報告 ゴルフボールリフティング実演披露

     ゴルフクラブ2本を使ったゴルフボールリフティング最長時間のギネス世界記録を達成した会社員大畑雄次郎さん(53)=藤枝市田沼=が13日、市役所に北村正平市長を訪ね、喜びを語るとともに実演も披露した。  大畑さんは2022年11月に市文学館で、左右の手で持った2本のクラブで、1個のボールを交互に打ち上げるリフティングのギネス記録に挑戦。1時間2分32秒を出し、21年12月に達成したクラブ1本でのギネス記録に続き、二つ目の快挙を成し遂げた。  利き手ではない左手の上達に苦労したという大畑さん。「いろいろな人の支えのおかげで成功できた」と謝辞を述べた。一方で「ゴルフのスコアは一向に伸びない」と苦笑い

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  • 池谷さんら知事賞 「長寿祭美術展」表彰

     静岡県すこやか長寿祭美術展(しずおか健康長寿財団など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式が13日、静岡市駿河区のグランシップで行われた。  日本画、工芸、書など6部門に計212点が寄せられ、56点が入賞した。同財団の佐古伊康理事長や県福祉長寿局の浦田卓靖局長が受賞者に表彰状を手渡した。  出品作は15日までグランシップ6階で展示する。  主な入賞者は次の通り。  県知事賞 池谷千恵子(清水町)河原崎静子(菊川市)大場啓史(松崎町)大庭修二(長泉町)大橋松玲(浜松市)仁藤政孝(富士市)▽しずおか健康長寿財団理事長賞 藤井克治(浜松市)野嶋照子(同)吉田誠(藤枝市)彦根雅行(函南町)伊藤彩妙

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  • 若者、活躍できる藤枝に 20~30代市職員が政策提言

     藤枝市は11日、20~30代の若手職員でつくるプロジェクトチームによる政策提言発表会を行った。「若者が自分らしく活躍できるまち」をテーマに、仕事や教育、子育てといった分野で計12事業を北村正平市長ら市幹部に提案した。  メンバーは若者の地域定着に向けて、仕事環境の充実や意欲的に学べる機会の創出などが必要だと分析。藤枝市民大学の資格取得コースの充実、「働く人にやさしい企業」認定制度の導入、託児付きコワーキングスペースの設置などを訴えた。  北村市長は「具体性、実効性のある内容だった。関係部局で磨きをかけて、実現に向けて検討していく」と述べた。  提言発表は、若手の意見の反映や人材育成などを目的

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  • 人口減少対策、デジタル活用など協議 創生県民会議・中部 藤枝

     静岡県は12日、地方創生に向けた施策などを検討する「美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議」の中部地域会議を藤枝市の小杉苑で開いた。県と中部7市町の行政職員のほか、教育、産業、金融といった各機関の代表者ら約30人が出席し、人口減少対策やデジタル技術の活用などについて意見を出し合った。  県の担当者が災害対策や雇用創出、地域資源の発信といった今後の戦略を説明。中部地域ではヘルスケアサービスの創出や、食文化を生かしたガストロノミーツーリズムを進める方針を示した。構成メンバーからは、保育人材の県外流出防止や、学生と企業のマッチングを広域的に展開する必要性を指摘す

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  • ⚽学校一丸「全員でつかんだ勝利」 藤枝順心高サッカー部V報告会

     藤枝市の藤枝順心中・高は11日、第31回全日本高校女子サッカー選手権の優勝報告会を同校で開いた。2年ぶり6度目の頂点に立つ快挙を成し遂げたサッカー部員たちが応援への感謝を伝え、生徒や教員らが祝福の言葉をかけた。  選手たちが会場に姿を現すと、約440人の全校生徒が大きな拍手で迎えた。中村翔監督は「全国総体での初戦敗退から、選手たちはどうすれば強くなるかを考え続けてくれた。カウンターで早くゴールを目指すチームの真価を発揮できた」と語った。  三宅怜主将は十文字高(東京)との決勝を「相手の技術とスピードに苦しんだが、少ないチャンスをものにできた」と振り返り、「クラスメートの声援が力になった。順心

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  • 市民の熱い思いフラッグへ 藤枝江崎新聞店と駅前商店街振興組合 藤枝MYFCに贈呈

     藤枝市の藤枝江崎新聞店と駅前商店街振興組合は10日、市民らの応援メッセージを集めた「寄せ書きフラッグ」を藤枝MYFCに贈呈した。  フラッグは縦0・9メートル、横5メートル。同チームのサッカーJ2昇格を記念したパネル展をBiVi藤枝で昨年11~12月に開催した際、会場に設置した。それぞれの来場者が「昇格おめでとう」「ずっと応援しています」「次はJ1」といった熱い思いを書き記した。  現在、同様のパネル展を開催中の藤枝駅前商店街振興ビルで贈呈式を行った。同社の江崎晴城社長と、同組合の古川賢吾理事長が、藤枝MYFCの徳田航介代表にフラッグを渡した。

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  • 経済発展へ新年祝賀会 「自己変革を」決意新た 藤枝商議所

     藤枝商工会議所は11日、新年祝賀会を藤枝市の小杉苑で開いた。会員企業の代表者のほか、市の幹部や金融機関の関係者、地元選出議員ら計約100人が出席し、地域経済の発展に向けて決意を新たにした。  山田寿久会頭はコロナ禍で経済停滞が続く中で「環境の変化に対応し、自己変革を進めていきたい。会員企業に寄り添った活動をしていく」とあいさつした。立食形式の懇親会もあり、出席者は交流を深めたり、情報を交換したりした。

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  • ズミさんが一日署長 藤枝署、110番の日

     藤枝署は「110番の日」の10日、ラジオパーソナリティーなどで活躍し、「ズミさん」の愛称で親しまれるタレント高橋正純さんを一日警察署長に任命し、110番の適正利用を呼びかける広報キャンペーンを展開した。  同署で鈴木淳一署長から委嘱状を受け取った高橋さんは、出発式で署員に向けてあいさつ。「まちに出て、市民に110番の正しい利用を呼びかけたい」と述べた。  その後藤枝市役所に移動し、来庁者にチラシなど啓発グッズを配布した。合わせて特殊詐欺の被害防止や交通安全も訴えた。

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  • ⚽J2藤枝新体制 新時代切り開く 2023年静岡県勢三つどもえの戦いへ

     今季J2に昇格した藤枝は8日、藤枝総合運動公園サッカー場で新体制会見を開いた。引き続き指揮を執る須藤大輔監督は「超攻撃的スタイルを貫いてJ1昇格を目指し、プレーオフ圏の6位以内を狙う」と目標を掲げた。  今季のスローガンは昨季に続き「一体感」で、クラブ史上初めてのJ2での戦いを見据えて副題に「新時代」を添えた。徳田航介代表は「昨季の一体感を引き継ぎ、新たな選手を加えて新しい時代を進みたい」と意欲を燃やす。  全選手31人中、14人が新加入。昨季の主力の多くが残った上で、各ポジションに即戦力の選手を補強し、戦力は確実に上がった。藤枝を選んだ理由について、大宮から加入したDF山田は「魅力的なサッ

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  • 大声援⚽スタンドも心は一つ 藤枝順心V けがで離脱悔しさ秘めながら/ベンチの「10」夢追った仲間も 全日本高校女子サッカー

     8日に神戸市のノエビアスタジアム神戸で決勝が行われた全日本高校女子サッカー選手権は、藤枝順心が2年ぶりの優勝を飾った。スタンドではメンバー外の部員約50人が声援を送り、ピッチに立った選手たちを後押し。心を一つにし、仲間がつかみ取った歓喜の味をかみしめた。  決勝では指定されたエリアでの声出し応援が認められ、スタンドの部員は立ち続けて応援歌を響かせた。バス5台で当日駆け付けた在校生約150人も声を張り上げた。  2年の辻沢亜唯さんは昨年10月のU-17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で日本代表の主力として全4試合に先発出場。点取り屋として今大会での活躍が期待されていた。しかし、同11月

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  • はたちの門出 若人誓い、各地で祝福【静岡/焼津/藤枝/島田】

     静岡市と志太榛原地域の市町で8日、「はたちの集い」が開かれた。民法改正による成人年齢の引き下げに伴い全ての市町が式典の名称を変更し、参加者の新たな門出を祝った。 静岡 清水特支卒業生 17人成長に喜び 静岡市清水区の清水特別支援学校で8日、20歳になった卒業生とその保護者を招いた「二十歳を祝う会」が開かれた。同校生徒の保護者らでつくる「あきは会」が新型コロナウイルス禍で卒業を大きく祝えなかった当時の子どもらの謝恩会・同窓会になるようにと主催した。  2020年度の卒業生17人が母校の体育館に集まり、かつての級友や恩師と成長を喜び合った。卒業生全員に対して行ったインタビュー企画ではそれぞれの

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  • 玉露の里で初煎会 茶産業発展へ決意 藤枝市岡部

     藤枝市岡部町新舟の茶文化発信施設「玉露の里」でこのほど、新年を祝う茶道の行事「初煎会(はつせんえ)」が行われた。市の幹部や地元自治会の役員ら約15人が出席し、茶産業の発展に向けて決意を新たにした。  指定管理者の静鉄リテイリングが主催した。同施設で茶を振る舞う3社中のうち、今年は大久保社中がお点前を披露した。茶室「瓢月(ひょうげつ)亭」で腰を下ろした出席者は、玉露2煎と茶菓子などを味わった。  北村正平市長は「朝比奈玉露の魅力発信に力を注いでいきたい。後継者の育成についても、国や県への働き掛けを通して推進していく」と述べた。

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  • ⚽藤枝順心、最多6度目V 全日本高校女子サッカー選手権

     全日本高校女子サッカー選手権は8日、ノエビアスタジアム神戸で決勝を行い、静岡県の藤枝順心が十文字(東京)を1-0で下し、2年ぶりの頂点に立った。優勝は6度目で歴代単独最多。

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  • 一流の技、藤枝の中学生に Jリーガー9人が指導 ポジション別に実践練習

     藤枝市内で自主トレに臨んでいるJリーガーが講師を務める「新春サッカースクール」(市など主催)が7日、市民グラウンドサッカー場で開かれた。市内中学校のサッカー部員約80人が参加し、ポジション別の指導を通して一流の技に触れた。  講師を務めたのは清水エスパルスの松岡大起選手やサガン鳥栖の朴一圭選手、藤枝MYFCの久保藤次郎選手など9人。ポジション別に分かれ、シュートやボール保持、セービングなど選手自らが考案した実践的な練習を展開した。  パスを受けた選手に対する守備の動きを指導した松岡選手は「最後まで諦めずに追い掛けて」「不利な局面こそ工夫が大切」などと呼び掛けた。高洲中2年の池田颯太さんは「プ

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  • 蓮華寺池へ一斉放水 藤枝で消防出初め式 車両約30台迫力演出

     藤枝市は7日、消防出初め式を市内で行った。蓮華寺池公園での一斉放水などを展開し、関係者が無火災・無災害に向けて決意を新たにした。  消防団音楽隊が人気アニメのテーマソングなどを演奏して会場を盛り上げた後、池に向かって一斉放水した。約30台の消防車両を活用して迫力ある光景を演出し、大勢の来園者を楽しませた。  放水に先駆けて、市民会館で式典を行った。長年にわたって消防団の活動に協力するなどした功労者への表彰を行った。

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  • 村越化石の生涯たどる 生誕100年企画展、藤枝で29日まで 直筆の句作ノートや句集、療養中の写真…

     ハンセン病と闘いながら数々の名句を生み出し、「魂の俳人」と呼ばれた村越化石(1922~2014年)=藤枝市出身=の生誕100周年を記念した企画展が29日まで、同市若王子の市郷土博物館・文学館で開かれている。  直筆の句作ノートや句集、少年時代や療養中の写真といった約50点の資料が並ぶ。代表的な俳句を展示したほか、年表やパネルなどを用いて化石の生涯を解説している。  「終生の師」と仰いだ大野林火との関係では、林火が化石を「ハンセン病文学の柱」と評したエピソードを紹介。2002年の60年ぶりの帰郷に関しては、建立された句碑と写る化石の写真や、当時の新聞記事などを展示している。  9日午後2時から

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  • 今年の1文字 藤枝市長は「心」

     藤枝市の北村正平市長は6日に市役所で開かれた2023年最初の定例記者会見で、今年の1文字として「心」と書き記したボードを掲げ、「市民が心を穏やかに暮らせる社会を目指す」と抱負を述べた。  元旦に飽波神社で初詣をし、近くの岡出山公園で初日の出を眺めながら決めたという。  北村市長はコロナ禍や不安定な国際情勢、原油や物価の高騰、大雨による被害など、厳しい社会環境が続いていると指摘。その上で「それぞれの心の持ち方、整え方が大切になる。安心できる日常を取り戻していきたい」と語った。

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  • 茶況(1月6日)静岡県茶手揉保存会が資格認定証を授与

     静岡県茶手揉(もみ)保存会はこのほど、手もみ技術に関する資格認定証の授与式を静岡市葵区で開いた。昨年9月に藤枝市で実施した実技試験などで師範や教師、教師補の各部門に合格した会員が認定証を受け取った。  師範の部の合格者は次の通り(かっこ内は所属支部)。  大高真也(静岡)杉山明宏(掛川)渥美和彦(浜松)長嶋利晃(岡部)宮崎裕子(金谷)持塚ふさ江(同)石川タミ子(静岡)荒波正則(川根)小玉貴史(同)青野ダイチ(静岡)

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  • 藤枝市「優良田園住宅」制度広がる 大洲地区、初の分譲地 都市部近くで自然豊かな生活を

     市街化調整区域内での住宅建設が特例で可能になる「優良田園住宅」制度の利用が藤枝市で広がっている。2022年12月には大洲地区で、同市初の事例となる宅地分譲の許可が下りた。都市部の近くで自然に囲まれた暮らしを望む家族連れなどに利用を呼びかけていく。  同制度は、本来は住宅を建築できない調整区域内で、対象エリアを定めて住宅建設を促進する仕組み。敷地面積は300平方メートル以上で、敷地に余裕を持たせた建築面積にするなどの条件がある。  同市では2017年から市北部の稲葉、瀬戸谷、葉梨、岡部の中山間地4地区を順次対象エリアに定め、これまでに個人4件の制度利用があった。本年度には南部の大洲地区にエリア

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  • 跳ぶ楽しさを障害児に 競技と育児の経験生かしトランポリン教室

     知的障害や発達障害がある子どもたちに運動機会を提供する藤枝市の「藤っこトランポリンクラブ」が創立5年目を迎えた。運営するのは、自身も障害児を育ててきた堀由希子さん(41)=同市=。「一人一人が主役となり、伸び伸びと体を動かせる場として、長く続けていきたい」と意欲を語る。  堀さんの実家は国際大会で活躍する選手も輩出する「静岡トランポリンクラブ」(静岡市駿河区)。自身も幼い頃から県代表として大会に出場し、クラブでは指導者も務めてきた。一方、知的障害や発達障害がある娘2人の母として、習い事で苦労した経験もある。  長女が一般の運動クラブに入会した際、順番を待てなかったり、指示をよく理解できなか

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  • 首長訓示で決意新た 各自治体、仕事始め 藤枝市/島田市/牧之原市/川根本町/吉田町

     志太榛原地区の市町は4日、仕事始めを迎えた。長引く新型コロナウイルスや物価高騰などの影響で地域が疲弊する中、各自治体の職員は首長の訓示を受け、決意新たに業務に取りかかった。 藤枝市 ワンランク上の魅力あるまちへ 仕事始め式で北村市長(左)の話を聞く職員=藤枝市役所  藤枝市は、仕事始め式を市役所で行った。北村正平市長は、2022年は藤枝MYFCのサッカーJ2昇格や市民大学の開学などで藤枝が注目を集めたとした上で、「さらにワンランク上の魅力あるまちづくりを進めていきたい」と抱負を語った。  幹部職員ら約80人が出席した。北村市長はコロナ禍が続くことなどに触れ、「リスクが大きい時こそ行政

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  • 藤枝市の国1バイパスのり面で火災、車線規制

     4日午前10時40分ごろ、藤枝市の国道1号藤枝バイパス上り岡部トンネル付近で、のり面の竹林を焼く火災があった。藤枝署によると、上りの1車線で通行を規制した。

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  • 日本酒文化香るまち静岡県東部 飲み、食べ比べ、もっと楽しく

     3年近く続く新型コロナウイルスの影響は、お酒との付き合い方に大きな変化をもたらした。富士山の伏流水に恵まれた“日本酒どころ”でもある県東部では、日本酒ファンや飲食店、酒販店が新しい日本酒との向き合い方を模索する動きがある。熱かんも恋しい冬、静岡県東部の「新たな日本酒文化」を特集する。  御殿場・ナガイ酒店 小売店が酒米作りから  御殿場市中畑のナガイ酒店が、小売店自らが酒米作りに携わった純米酒「銀明師[ぎんめいすい]」を試験的に販売している。栽培2年目の2022年は約6トンの山田錦を生産し、米の質が向上。23年初頭は初めて純米大吟醸酒も仕込む。   自

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  • 「郷土愛持って」初亀から祝い酒 岡部在住・出身者の二十歳に

     藤枝市岡部町岡部の初亀醸造は、本年度で二十歳を迎える岡部地区の在住、出身者を対象に「ふるさと岡部の祝い酒」1本をプレゼントする。二十歳の自覚や郷土愛を持ってもらおうと市が企画した。  プレゼントするのは純米吟醸酒の720ミリリットル瓶。市によると、対象者は100人ほどという。  「はたちの集い」が行われる8日から同社の専用サイトで受け付けを行い、申し込みをした希望者に配送で届ける。同地区の集いが行われる市民ホールおかべで出席者に周知する。8日の段階で19歳の人に対しては、誕生日を迎え次第、発送するという。  橋本謹嗣社長は「自分自身の記念品や、両親へのプレゼントにしてほしい。二十歳を区切りに

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  • ⚽藤枝順心4強入り 2年コンビ躍動 準決勝は作陽と対戦 全日本高校女子サッカー選手権

     第31回全日本高校女子サッカー選手権は3日、兵庫県の三木総合防災公園で準々決勝を行った。藤枝順心は初出場の高川学園(山口)を6-1で下し、4年連続の4強入りを果たした。  藤枝順心はともに2年のMF久保田真生、FW高岡澪が前半でそれぞれ2得点し、主導権を握った。後半にはFW鈴木心菜、途中出場の主将三宅怜がゴールを奪った。  全国高校総体準優勝の十文字(東京)は過去5度優勝の常盤木学園(宮城)に2-1で逆転勝ち。作陽(岡山)は2-2からのPK戦を制しAICJ(広島)を退けた。前回準優勝の日ノ本学園(兵庫)も準決勝に進んだ。  5日の準決勝(ノエビアスタジアム神戸)は作陽と藤枝順心、十文字と日ノ

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  • 藤枝順心4強進出 全日本高校女子サッカー

     第31回全日本高校女子サッカー選手権は3日、兵庫県で準々決勝を行った。静岡県の藤枝順心は初出場の高川学園(山口)を6―1で下し、4強に進出した。

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  • ⚽相手のセットプレー警戒 藤枝順心、3日準々決勝 全日本高校女子サッカー

     第31回全日本高校女子サッカー選手権は3日、兵庫県の三木総合防災公園陸上競技場などで準々決勝を行う。静岡県の藤枝順心は初出場の高川学園(山口)と対戦する。選手は2日、大阪府内で約2時間の練習に臨んだ。  相手は独特な動きをするセットプレーを駆使し、守備面も粘り強い。練習ではミニゲームなどで攻守の動きを入念に確認し、セットプレーに対する注意事項も共有した。  2回戦の常葉大橘戦で決勝ゴールを決めた主将三宅は、背後のスペースを狙うことや、サイドチェンジからの攻撃に重点を置く。「相手の弱点につけ込みながら早い段階で点を取れたら。出る時間帯によって役割も変わるので、それを実行したい」と意気込む。  

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  • 五輪目指す新たな静岡県勢プロボーダー 繁延亜周と浦野晴 ライバルで“兄弟”、ともに4月参戦

     スケートボードで五輪出場を目指す聖隷クリストファー高2年で17歳の浦野晴[はる]=浜松市西区=と藤枝市広幡中3年で15歳の繁延亜周[あしゅう]が、本年度の全日本アマチュア選手権で入賞を果たしてプロ資格を得た。ライバルで兄弟のように親しい2人は「スケボで頂点に立ちたい」と誓いを固め、技を磨き合う。  全日本アマの種目はストリートスタイルで毎年決まった数の上位入賞者だけがプロの権利を獲得できる。本年度は10月中旬にコロナ禍を経て3年ぶりに開催され、浦野が9位、繁延が10位で入賞を果たした。「早くプロになりたかった」と浦野。中学1、2年で出場した時は涙をのんだが、待たされた3度目の挑戦で夢をかなえ

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  • 色とりどり「花手水」 藤枝・清水寺 切り花、華やかに

     藤枝市原の清水寺で31日、手水舎(ちょうずや)に花を浮かべる「花手水」が始まった。新型コロナウイルス感染症の影響で、手水舎で手や口を清める利用者が少なくなっていることを受け、華やかさを楽しんでもらう場所として活用する。  水が張られた幅150センチ、奥行き50センチほどの空間に金網を設置し、色とりどりの切り花を飾り付けた。種類はキクや葉ボタン、ガーベラ、カーネーションなど。水中に照明も設置し、ライトアップも行う。近くに設置した水がめにも同様の飾り付けを施した。  花手水は、同寺の御朱印づくりなどに協力する占い師青木純さん(52)=磐田市=が提案した。青木さんの友人で「はな工房きたの」(浜松市

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  • 小ばなしと塗り絵で書籍 藤枝の渡水さんと静岡の高山さん

     「しぞ~か防災かるた」の委員会メンバーで落語愛好家の渡水久雄さん(74)=藤枝市=と、イラストレーターの高山みほさん(46)=静岡市駿河区=が、小ばなしと塗り絵を組み合わせた書籍「里に帰らせていただきます」を出版した。戦後の平和な日本や下町の情緒などを感じられる一冊に仕上げた。  書籍はA4判ほどのサイズ。18話の小ばなしと、それぞれの話題に合った絵を掲載した。小ばなしを「麦芽亭酵母」との作者名で渡水さんが、絵を高山さんが担当した。  「故郷を想い」「四季の移ろい」「時代の移ろい」「大喜利」の4部構成。都会と故郷の比較や自然の恵み、経済発展と人々の暮らしなどをテーマに、痛快さや皮肉を感じさせ

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  • 新年へ 準備大詰め 6年ぶり大しめ縄新調 藤枝・八坂神社

     藤枝市市部地区の住民有志がこのほど、地元の八坂神社の拝殿入り口にかかるしめ縄を6年ぶりに新調した。2本の縄を巻き付け、中心部分は60センチほどにもなる太さが特徴。関係者は「初詣の際に立派なしめ縄を見てほしい」と呼びかけている。  これまでのしめ縄が老朽化したため、新年を前に一新した。大量のわらを編み込み、長さ4メートル、直径30センチほどの縄を2本用意。2本を束ねる仕上げ作業では、参加した地域住民13人が総出で縄を巻き付けた。  同神社奉賛会の村松勝会長(70)によると、同市藤枝の出雲大社出雲教藤枝分院にある大しめ縄を参考にして制作したという。芯の部分に発泡スチロールを用いるなど、軽量化を図

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  • ハローワーク焼津管内 11月有効求人1・08倍

     ハローワーク焼津は27日、管内(焼津市、藤枝市)の11月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・08倍で前年同月を0・12ポイント上回ったが、4カ月連続で1・1倍台を下回った。物価高騰の影響に伴い利益を圧迫している状況から、製造業を中心に企業の間では、人手不足にもかかわらず求人を様子見する動きが目立っている。  新規求人を産業別に見ると、製造業全体は前年同月比2・7%増の303人。地域主力の食料品製造業は前年同月と横ばいの91人。金属製品製造業や電気機械器具製造業、輸送用機械器具製造業、パルプ・紙・紙加工品製造業は前年同月を大きく割り込んでいる。  サービス業は15・9%増の408人。大半

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  • 新年へ 準備大詰め 鉄筋でウサギのオブジェ 藤枝署

     藤枝署の玄関に、2023年のえとであるウサギの鉄筋製オブジェがお目見えした。高さ40~70センチほどの3羽で、精巧な造形作品が来庁者の目を楽しませている。  サギ電話とうさぎをかけた「気をつけようさぎ電話」との標語も掲示した。今年のえとのトラと、レッサーパンダのオブジェも設置している。  同署生活安全課の小沢哲也課長は「長い耳で周囲を警戒するウサギのように、詐欺手口などの情報に気を配り、被害に遭わないようにしてほしい」と呼びかけている。  制作したのは、藤枝市の「成島鉄筋工業」の戸塚昌利さん。コンクリート建築などで使用する直径1センチほどの鉄筋を素材に、溶接や塗装を施して完成させた。毎年、翌

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  • ⚾オリックス紅林(駿河総合高出) 来季こそ20本塁打 日本一達成の一年回顧

     26年ぶりの日本一に輝いたオリックスの紅林弘太郎内野手(20)=藤枝市出身=がこのほど帰郷し、母校の駿河総合高を訪れた。プロ3年目、遊撃手として2年連続で日本シリーズに出場。充実の1年となった一方で打率2割2分4厘、本塁打6本と個人成績を落としたことを反省し、来季は「ホームラン20本」を目標に掲げた。  日本シリーズではチーム最多の8安打と躍動したが、シーズン途中は不振に苦しんだ。打率2割を切り、5月20日に登録抹消。中嶋監督に呼ばれ「ここ(1軍)にいても吹っ切れないだろう。ファームでもう一度、おまえの振れる形に戻して来い。結果なんて絶対考えるな。初球から振れる準備でいけ」と送り出された。

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  • 焼津冷凍に株式譲渡 藤枝の人材会社 シングルマザー派遣

     人材派遣「Esblast」(藤枝市)が冷凍冷蔵庫業「焼津冷凍」のグループ会社(同)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買収)案件が28日までに成約し、支援したしずおか焼津信用金庫の焼津本部(焼津市)で同日、調印式が行われた。Es社が活用に力を入れる「シングルマザー」人材を、焼津冷凍のグループ企業に派遣するとともに、保育や介護などの専門人材も活用することで、同グループの福利厚生を充実させる。  Es社は大型商業施設や飲食店、倉庫、水産加工など幅広い分野で人材を派遣している。両社は協議する中で、人材活用に対する考え方で一致し、契約締結に至った。  同グループは冷凍冷蔵庫やマグロ加工、食品製造、ベー

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  • 奨励賞受賞喜び報告 焼津高2年の鈴木さん 社会福祉活動取り組み評価

     焼津高2年の鈴木陽菜さん=藤枝市=が28日、焼津市役所に中野弘道市長を訪ね、県私学協会から福祉や奉仕活動に取り組む生徒らに与えられる奨励賞を受賞したことを報告した。  鈴木さんは焼津市の障害者福祉事業所スタジオプレアデスでボランティア活動に取り組んできた。社会貢献活動をテーマにするミス・ティーンインターナショナルの日本大会、世界大会にも出場した。こうした功績が評価され、奨励賞を受賞した。  鈴木さんは中野市長に表彰状と記念の盾を見せると「はじめての表彰状でうれしい」と喜んだ。中野市長は「コツコツやって前へ進んでいる」と取り組みを評した。

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  • 藤枝バイパスでトラック絡む事故、1人けが 28日午後8時50分ごろ

     28日午後8時50分ごろ、藤枝市仮宿の国道1号藤枝バイパス下りでトラックが関係する事故が発生した。藤枝署と志太消防本部によると、けが人は1人。同署は事故の原因を調べている。影響で同バイパス岡部インターから広幡インターの下りが通行止めとなった。

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  • 寺から出火、本土や母屋など焼く 藤枝市本郷 28日未明

     28日午前2時15分ごろ、藤枝市本郷の高山寺から出火し、木造平屋建ての本堂や母屋、庫裏など約300平方メートルを焼いた。藤枝署によると、出火時、男性住職が母屋にいたが、逃げて無事だったという。同署などが出火原因を調べている。  高山寺は、国道1号藤枝バイパス谷稲葉インターチェンジから北西に5キロほどの山間部にある。

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  • ⚾“日本一の野球”体感 オリ紅林選手(青島中出身)ら招く 藤枝で教室

     藤枝市の青島中出身で、プロ野球オリックス・バファローズの遊撃手紅林弘太郎選手らを招いた野球教室が27日、藤枝市民グラウンドで開かれた。地元の園児や小学生ら約80人が参加し、藤枝出身の現役選手との触れ合いを楽しんだ。  ともに元プロ野球選手で、青島中出身の赤堀元之さん、高洲中出身の牧田勝吾さんの2人も講師を務めた。野球未経験の園児や小学校低学年向けと、野球のスポーツ少年団に所属する児童を対象にした2コースを設けた。  未経験者向けの教室では柔らかいボールを使ったキャッチボールやトスバッティング、ストラックアウトなどを展開。紅林選手らが巡回してアドバイスを送った。伊藤綾乃さん(西益津小3年)は「

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  • ふるさと納税返礼品に藤枝限定「ペイペイ商品券」 消費喚起、飲食店支援へ

     コロナ禍や物価高騰の打撃を受ける飲食店などを支援するため、藤枝市で26日、市内のみで使える「PayPay(ペイペイ)商品券」をふるさと納税の返礼品にする取り組みがスタートした。年末年始の帰省時に合わせて消費を喚起し、地域経済の活性化につなげる。  寄付や返礼品の受け取りは、ふるさと納税サイト「さとふる」で行う。寄付額は千円(商品券300円分)から50万円(同15万円分)まで計15種類ある。寄付後にスマートフォンアプリで商品券を受け取り、市内店舗のキャッシュレス決済で利用できる。  対象は、PayPayに加盟している飲食店と宿泊施設の市内計約420カ所。全国チェーン店などは含まれない。  対象

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  • 防犯や交通安全に貢献 5人2団体に感謝状 藤枝署

     藤枝署は27日、防犯や交通安全などに貢献した藤枝市内の5人と2団体に署長感謝状を贈った。  功労者、団体はそれぞれ少年警察協助員や地域交通安全活動推進委員として積極的に活動したほか、特殊詐欺の被害を防ぐ取り組みに尽力した。同署で贈呈式があり、鈴木淳一署長が出席者に賞状を渡した。  功労者、団体は次の通り。  個人 小嶋英公(瀬古)鈴木伸悟(音羽町)村松時夫(大東町)望月琴江(駿河台)大塚高弘(五十海)▽団体 同署地域安全協議会女性部、JA大井川

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  • 芋焼酎「千年の念」 沼津・門池の自治会販売へ 故郷愛と活気醸成

     沼津市門池地区の自治会員でつくる「門池コミュニティー推進委員会」が地元産の材料でつくる芋焼酎の商品化に乗り出した。担い手減少や非加入の住民増加で全国的に自治会や町内会など地域を支える組織の存続が危ぶまれる中、独自商品の販売で活力ある自治会を目指す。  商品化する芋焼酎の名称は「千年の念(おもい)」。昔話「門池の竜」で、竜が門池に落とした虹色の玉が千年目に光ったという逸話と、地域再興への強い気持ちから名付けた。同地区で生産されたサツマイモを使う。  「少子高齢化が進むが、地元の活性化につなげたい」。地域振興プロジェクトチームを2017年4月に立ち上げ、代表を務める福田和男会長(69)は意義を

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  • 保険金目的で自宅に放火か 詐欺未遂の疑いで男を再逮捕 藤枝署

     藤枝署と静岡県警捜査1課は27日、詐欺未遂の疑いで藤枝市岡部町内谷、塗装業の男(38)を再逮捕した。  再逮捕容疑は5月10日に自宅で発生した火災について、損害保険会社に虚偽の申告をし、保険金約1500万円を請求してだまし取ろうとした疑い。容疑者は自宅に放火し、建物内の雑誌や段ボールなどを燃やしたとして現住建造物等放火の疑いで逮捕されている。  同署によると、焼失範囲の小ささや現場の状況に不審点があることなどから、請求した保険金は支払われなかった。容疑者が保険金目的で自宅に火を付けたとみて調べている。

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  • 茶況(12月26日)1月6日、藤枝・玉露の里で新年行事「初釜」

     藤枝市岡部町新舟の観光施設「玉露の里」を運営する静鉄リテイリングは2023年1月6日、新年の恒例行事「初釜」を同施設で行う。  同施設で茶を振る舞う3社中のうち、今回は大久保社中がお点前を披露する。地元自治会役員のほか、市や市議会の関係者らが出席する。茶室「瓢月(ひょうげつ)亭」で玉露を味わいながら、茶文化の振興や地域の発展に向けて決意を新たにする。

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  • 市長杯目指し熱戦 藤枝でジュニアユースサッカー大会

     第31回藤枝市長杯争奪ジュニアユースサッカー大会(藤枝市、市サッカー協会主催)が24、25の両日、同市の藤枝総合運動公園サッカー場などで開かれた。藤枝東FCなど市内6チーム、静岡学園中や帝京大可児中といった県内外招待7チームが参加し、熱戦を繰り広げた。  参加チームは初日、4ブロックに分かれて対戦。2日目は各ブロックの1位、2位でトーナメント戦を行った。  選手たちは声を掛け合いながら、力強くシュートを決めたり、果敢にドリブルで攻めたりして、熱い試合を展開した。

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  • 子どもたちがすす払い 藤枝・岡部宿大旅籠 年末の大掃除

     藤枝市岡部町岡部の岡部宿大旅籠(はたご)柏屋で25日、年末恒例の昔ながらの掃除が行われた。地元の子どもたち34人が畳を雑巾がけしたり、ささ竹で建物のすすを払ったりして新年を迎える準備を整えた。  雑巾を持った子どもたちは横一列になって、合図と同時に24畳ほどの和室のほこりを一斉に拭き取った。すす払いでは長さ4メートルほどのささ竹を持って、土蔵や本陣の塀を丁寧に掃いていった。  作業を終えた子どもたちは中央の庭に集まり、地元有志のボランティアとともに、もちつきを体験した。

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  • 血圧の測定、朝晩家庭で 静岡県、5事業所で検証着手 脳血管疾患死亡率が全国平均超

     静岡県は脳血管疾患による死亡率が全国平均を上回っていることを踏まえ、家庭での血圧測定を習慣化させる実証事業に乗り出した。県内5事業所の従業員約130人に協力を得て、2カ月間にわたり毎日2回の計測を促す。健康リスクを把握しやすくなる利点があり、生活習慣の改善効果を検証する。  モニターの従業員に血圧計を貸し出し、朝と晩の2回、各家庭で測定してもらう。結果はアプリに記録され、保健師が2週間に1回ほどのペースで生活指導を行う。モチベーションの維持につなげるため応援メッセージを送ったり、体調が大きく変化した場合に受診を勧めたりする。  乾物の製造販売を手がける藤和乾物(藤枝市)は8日から開始し、全従

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  • 絵画や書道75人表彰 藤枝市民文化祭、25日まで作品展示

     本年度の藤枝市民文化祭の表彰式(実行委員会など主催)が24日、市生涯学習センターで行われ、入賞した75人をたたえた。  絵画や書道といった審査がある展示8部門に561点の応募があった。各部門の受賞者の代表者らが賞状や記念品を受け取った。同センターで25日まで、上位入賞作品の展示を行う。  最高賞の市長賞受賞者は次の通り。  絵画 薮崎護▽造形 青木隆広▽書道 青木亜矢子▽立体書画 前嶋辰雄▽俳句 岡田信行▽川柳 松本けい子▽短歌 椋本信枝▽絵手紙 舘みさ子

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  • 商議所行政要望に藤枝市が回答書

     藤枝市は21日、藤枝商工会議所からの行政施策に関する要望に回答した。北村正平市長が市役所で山田寿久会頭に回答書を渡した。  原油や物価高騰に伴う地域経済支援については、キャッシュレス決済ポイント還元による消費喚起や交通事業者への支援を行う。今年開学した藤枝市民大学では、デジタル社会に対応したスキルを習得できる教育を進めるとした。  北村市長は「若い世代の職場定着と持続可能な地域経済の確立を目指して取り組んでいきたい」と語った。

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  • MYFC応援 空き店舗でラジオ公開収録 藤枝駅前商店街 鈴木選手出演

     藤枝駅前商店街の空き店舗に開設されたイベントスペースで23日、サッカーJ2昇格を決めた藤枝MYFCの選手らを招いたFM島田のラジオ公開収録が行われた。地元チームの応援と地域活性化を目的に同商店街振興組合(古川賢吾理事長)と地元の飲食業「魚時」が企画した。  イベントスペースはJR藤枝駅北側の目抜き通り沿いにある同組合事務所の建物内。入居していた飲食店が移転したことで空き店舗になっていたが、交差点の角にあるビルの1階という人目に付きやすい立地条件を生かし、改修した。  MYFCを応援するFM島田のレギュラー番組「藤魂(とうこん)MYFC!」の特別版として、出張収録を行った。藤枝出身のディフェ

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  • SBS学苑講師の山城さん 水彩画など個展 藤枝

     SBS学苑浜松校の絵画教室で講師を務める画家山城道也さん(47)=島田市=の個展が26日まで、藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で開かれている。  油彩、水彩画を中心に21点を出品した。少女が跳びはねる姿を躍動感たっぷりに表現した大型の作品が目を引く。果物を描いた静物画や人物を描いたデッサンなど写実的な絵画が並ぶ。

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  • ウクライナ侵攻 避難者、心痛の日々続く【追跡2022⑤】

     14日、藤枝市の村上開明堂築地工場で、ウクライナ人の40代男性が就職面接に臨んだ。日本語を学び始めたばかり。男性は机の下で終始固く手を握り、通訳を介して質問に答えた。同工場では先に避難者の男性を受け入れた実績がある。社員がその“先輩”を紹介し、「彼は最初、もっと緊張していた。あなたも大丈夫だよ」と声を掛けると、男性の表情が初めて緩んだ。  2月24日にロシアが首都キーウを攻撃してから10カ月。終わりが見えない戦争は、人々の人生を一変させた。男性はウクライナ国外で働いていたため対象にならなかったが、同国では18~60歳の男性は出国が禁止されている。日本への避難者は女性や

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  • 各種証明書 マイナカードで本人確認→10円で取得可能 藤枝市、1月4日~3月31日

     藤枝市は2023年1月4日~3月31日、マイナンバーカードで本人確認をした人を対象に、各種証明書を10円で取得できるサービスを展開する。コンビニ店での発行でも適用される。  マイナンバーカードの取得促進と住民の利便性向上が目的で、10円での交付は県内初の取り組み。  マイナンバーカードの本人確認機能を使用し、コンビニ店のマルチコピー機か、電子申請で証明書を取得する人が対象。市役所や地区センターなどの窓口では、カードを提示すれば同様のサービスを受けられる。  取得できるのは住民票の写しのほか、戸籍、印鑑登録、課税、完納などの証明書の計11種類。期間中、300円(一部450円)の手数料が一律で1

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  • 駅構内で痴漢の疑い 島田署、62歳男を逮捕

     島田署は22日、県迷惑防止条例違反の疑いで、いずれも自称の藤枝市青木2丁目、会社員の男(62)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後7時ごろ、島田市のJR島田駅構内で同市の女子専門学生(20)の足を触る痴漢行為をした疑い。

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  • 藤枝の山道 トレイルラン大会初開催 535人疾走 

     山道を走る速さを競うトレイルランニングの大会「トレイルランナーズカップ藤枝2022」がこのほど、藤枝市瀬戸谷地区で開かれた。同市内でのレースの開催は初めて。県内外から535人が参加し、地域の自然を生かしたダイナミックなレースを楽しんだ。  びく石ふれあい広場を発着点に、ロング8キロ、ショート4キロの2部門を設けた。未就学の園児から経験豊富なベテラン愛好家まで、出場者の顔触れは多彩。色とりどりのウエアに身を包んだランナーたちはスピードを維持したり、一歩ずつ慎重に足を進めたりと、それぞれのペースでゴールを目指した。  大会は、藤枝市出身のプロトレイルランナー松永紘明さんが主導し、市が運営に協力し

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  • 静岡区検8人略式起訴 反ワクチン団体「神真都Q会」メンバー

     新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場に押し入ったとして静岡区検は22日までに、建造物侵入罪で反ワクチンを訴える団体「神真都Q会」のメンバーだった藤枝市の無職男性(58)ら男女計8人を静岡簡裁に略式起訴した。簡裁はいずれも罰金10万円の略式命令を出した。21日付。  略式命令によると、男性らは3月13日午後1時50分ごろ、新型コロナワクチン接種の中止を求める目的で焼津市内の会場に侵入した。県警によると、メンバーは「ワクチン接種は殺人行為だ」などと大声を出した。

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  • 自治会負担軽減へアプリ 藤枝市、1月から実証実験 連絡や情報共有に活用

     自治会の負担軽減に向けた取り組みを進めている藤枝市は2023年1月、自治会役員らの間でコミュニケーションアプリを導入し、連絡や情報共有などに活用する実証実験を始める。市役所で20日夜、実験に参加する3自治会の役員ら20人を対象にした説明会を行った。  アプリはビジネス用の「ライン」とされる「ライン ワークス」。団体内でのチャットや掲示板、カレンダー、アンケート、資料の共有といった機能がある。説明会ではアプリの普及を手掛ける代理店の担当者が、基本的な操作方法のほか、さまざまな機能の使い方を解説した。  アプリの導入によってメンバー間や地域内での情報のやりとりがスムーズになり、会合や回覧板の頻度

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  • 高齢者にバス、タクシー券 藤枝市が配布へ

     新型コロナウイルス感染症の流行や燃料価格高騰の打撃を受ける地域交通事業者を支援するため、藤枝市は路線バスやタクシーの乗車券を高齢者に配布する事業を展開する。  26日ごろに、75歳以上の市民約2万4千人を対象に引換券を郵送で配布する。乗車券に交換された分の代金を市から事業者に支払う仕組み。  交換できるのは、バスかタクシーのどちらか一方。バスはしずてつジャストラインか市自主運行バスの1カ月乗り放題券(5100円相当)。タクシーはクーポン券5千円分(500円券10枚)で、地域で運行している4社の中から1社を選ぶ。  引換券の交換場所はしずてつジャストライン藤枝駅前バス案内窓口か、市内タクシー営

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  • 消毒液を無償提供 焼津冷蔵に感謝状 藤枝市

     藤枝市はこのほど、新型コロナウイルス感染症対策として市に消毒液の無償提供を続けてきた焼津冷蔵(原崎太輔代表)に感謝状を贈った。  消毒液は人体に優しい「次亜塩素酸水」で、提供は2020年7月にスタートした。22年11月末までに、8664リットルを譲り受けて福祉施設や小学校など市内70施設に配布したという。  原崎代表が市役所を訪れ、北村正平市長から感謝状を受け取った。北村市長は「消毒液を有効活用させてもらっている。また感染拡大の兆しがあり、引き続き協力をお願いしたい」と話した。

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  • 地元や山梨、長野 特産集結「SHIDAマルシェ」 焼津

     しずおか焼津信用金庫はこのほど、「第7回SHIDAマルシェ」をアクアスやいづ(焼津市鰯ケ島)で開いた。焼津市や藤枝市を中心に、山梨県、長野県から38店舗が出店し、大勢の来場者でにぎわいを見せた。  会場内には、野菜や果物、スイーツのほか、山梨や長野の特産品が並んだ。同信金と甲府、山梨、諏訪各信金が結んだ「しんきん中部横断道コネクト」の連携企画として実施した。

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  • 落合さん(藤枝)に最優秀賞 SBSラジオ「大切なあなたへ メッセージ・フォー・ユー」 特別番組12月25日放送

     聴取者が寄せた大切な人へのメッセージを伝えるSBSラジオの特別番組「大切なあなたへ メッセージ・フォー・ユー」の収録が19日、静岡市駿河区で行われた。最優秀賞に藤枝市のパート落合礼子さん(67)の作品が選ばれた。  落合さんは「夫へ “嫁さんがレイコでよかった”病院からのメール。10年たった今もうれしい。10年たった今でも悲しい」と亡き夫へのあふれる愛情を表現した。アニメ「忍たま乱太郎」のしんべエ役などを務める声優・講談師の一龍斎貞友さんをゲストに迎え、SBSラジオパーソナリティーらとともに心温まるメッセージを読み上げた。  家族や友人への感謝や愛情を60字以内でまと

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  • 茶況(12月19日)有機茶や野菜販売 藤枝で豊穣祭

     藤枝市は17日、地元の農家らが集う市場「ふじえだ豊穣祭」を市生涯学習センターで開いた。新規就農者やベテラン農家、地元の朝市開催団体などがブースを構え、それぞれが旬の農産物を持ち寄った。  藤枝茶の詰め放題を展開したほか、有機栽培で育てた煎茶や番茶を販売した。シイタケやミカンといった野菜や果物のほか、農産物の加工品も並んだ。大勢の地域住民らが来場し、新鮮な農産物を購入していた。

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  • 社員食堂に藤枝産食材 静岡銀行「フードサポートデー」

     静岡銀行はこのほど、県内市町の豊かな農林水産物を学ぶ行内イベント「フードサポートデー」を静岡市清水区の同行本部で行った。社員らが食堂で藤枝市の食材を使ったカレーなどを味わい、地域の産業や風土への理解を深めた。  富士市を紹介した8月の初回に続いて2回目。トマト、シイタケ、ブロッコリーなど野菜で彩ったカレー、茶のゼリー、サツマイモの焼き芋など、4品約200食分をそろえた。食堂前には藤枝市を紹介する情報コーナーも設けた。  同行本部を訪れ、昼食の様子を視察した同市の大畑直已副市長は「行員の皆さんに藤枝の食材を知ってもらうことは、地元生産者の励みにもなる」と喜んだ。  本年度内に同事業をさらに2回

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  • 旅アプリ活用「藤枝さんぽ」 地元学生が企画、案内

     藤枝市在住・在学の女子学生でつくる「ふじえだガールズ・ミーティング」は17日、旅アプリ「膝栗毛(ひざくりげ)」と連動したまち歩きイベントを実施した。アプリ掲載スポットを巡った参加者に景品をプレゼントしたほか、メンバーによるミニガイドツアーを行った。  膝栗毛は旧東海道を中心に、各地にある観光名所やグルメを写真や記事で紹介するアプリ。学生たちはこれまでに旧藤枝、岡部宿周辺で歴史・文化施設や飲食店を取材した。その情報を基に100カ所ほどのポイントをアプリ内に設け、「おすすめ“藤枝さんぽ”」として公開した。  まち歩きイベントでは、15人ほどのメンバーが蓮華寺池公園内の茶文

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  • クリスマス 幸せ祈る 藤枝の園児、聖劇を披露

     藤枝聖母幼稚園は16日、クリスマス会を藤枝市茶町の同園で開いた。年長園児がイエス・キリストの生誕をテーマにした聖劇を披露した。  クリスマス会は同園で長年続く伝統行事。互いに協力し合うことで、思いやりや温かい心を育むことが目的。  園児は聖母マリアをはじめ、羊飼いや天使、宿屋などの役を務めた。一人一人が自分の役やせりふの意味を考えながら、心を込めて演じた。イエスが誕生した場面では全員で歌声を響かせ、「イエス様ありがとう。クリスマスありがとう」と祈りをささげた。年少園児も羊役としてかわいらしい姿で登場した。  クリスマス会では、年中園児によるオペレッタや年少園児の遊戯などの発表もあった。

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  • ミスユニバースジャパン入賞 藤枝の森田さん、市長に報告

     「ミス・ユニバース・ジャパン2022」で上位入賞した県立大2年の森田千晶さん(20)=藤枝市=が16日、市役所に北村正平市長を訪ね、大会の結果や今後の目標について語った。  大会は8月に都内で開かれ、森田さんは静岡県の代表として出場した。外見の美しさに加え、知性や感性といった内面、スピーチ力なども重視される審査で10位に入った。  藤枝市花倉の農村で生まれ育った森田さん。大会を通して「農業の衰退を止めたい」との思いを発信してきたという。発言力を身に付けて、「自分の考えや、藤枝の魅力を伝えられるようになりたい」と抱負を語った。  北村市長は「藤枝から上位入賞者が出たことは誇り。学んだことを今後

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  • 山林火災を想定 消防が連携確認 藤枝

     志太消防本部と藤枝市消防団はこのほど、山林火災に備えた合同訓練を同市稲葉地区で実施した。水源が限られる状況下で両機関の連携を確認し、迅速で効率的な消火活動につなげる。  大規模火災への発展を阻止するため、出火場所に向けて2ルートから消火隊形の確立を図った。どちらも防火水槽から1キロ前後の距離と大きな高低差がある中で、消防車両やホースをつなげて放水を行った。  通報者に協力を求めて映像を確認する「ライブ通報119」や、ドローンを活用した状況把握の動きも確かめた。

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  • ウサギの巨大絵馬登場 静岡産業大生が制作 藤枝・岩田神社

     藤枝市内瀬戸の岩田神社で17日、来年のえと「卯(う)」をテーマにした大絵馬がお目見えした。静岡産業大生がデザインや制作を担当した。神社や大学の関係者が参列して奉納式を行った。  絵馬は縦2メートル、横4メートルほどで県内最大級とみられる。藤の枝をくわえたウサギが跳びはねる様子を中心とし、赤富士や桜などを背景に描いた。  デザインを考案した経営学部2年の扇田望夢さんは「藤枝が飛躍するイメージを表現した。みんなが明るく過ごせる1年になればとの思いを込めた」と語った。  今年は磐田キャンパスの学生15人が12のデザイン案を考えた。神社関係者が扇田さんの絵を採用した後、藤枝キャンパスの学生たちが大絵

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  • 攻撃対象なり得る/防衛力強化は必要 静岡県民、理解と懸念 安保関連3文書閣議決定 議論不足に憤りも

     政府が16日に閣議決定した新たな安保関連3文書。敵基地を攻撃する反撃能力の保有や防衛費の増額など、従来の安保戦略を大きく転換する内容に、静岡県民からは理解を示す声が上がる一方、「逆に攻撃対象になる」「物価高への対策が先」など反対や慎重な意見が相次いだ。議論不足への憤りも聞かれた。  「世界情勢が危ないので反対ではない。使用目的をより明確にしてほしい」。藤枝市の会社員服部修久さん(42)は、防衛費の増額に一定の理解を示した。静岡市駿河区の無職広島大二郎さん(82)も「総論としては賛成。国防のため、ある程度の防衛能力は必要」と語った。  「防衛費を増額するべきではない」と反対するのは浜松市東区の

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  • 工具盗んだ疑い 清水署、男を逮捕

     清水署は16日、建造物侵入と窃盗の疑いで静岡市生まれ、住所不定、無職の男(23)を逮捕した。逮捕容疑は15日から16日までの間に、同市清水区の住宅新築現場に侵入し、藤枝市の建築業の男性(74)のコンプレッサーや電動くぎ打ち機など工具類6点(計46万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、建築関係者が不在の間に盗まれ、工具の転売から逮捕につながった。同署は転売目的で窃盗を繰り返していた可能性も視野に調べている。

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  • 安全運転宣言書 中電4事業所提出 藤枝署

     藤枝市内に拠点を置く中部電力グループの4事業所はこのほど、職員計266人が署名した安全運転宣言書を藤枝署に提出した。  4事業所は中部電力パワーグリッド、トーエネック、中電配電サポート、中部電気保安協会の各藤枝営業所。  宣言書は飲酒運転の根絶と事故防止を誓う内容。パワーグリッドの遠藤達哉所長ら各事業所の代表者が同署を訪れ、鈴木淳一署長に手渡した。鈴木署長は「家族とも思いを共有し、安全意識の相乗効果を広げてほしい」と呼びかけた。

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  • コロナ禍での親切 稲葉小児童考える 藤枝でモデル授業

     「小さな親切」運動本部はこのほど、コロナ禍での差別や偏見について考える「心のワクチン運動 モデル授業」を藤枝市の稲葉小で行った。全国小学校道徳教育研究会顧問の馬場喜久雄さんが講師を務め、1年生約30人が出席した。  「小さな親切」作文コンクールに寄せられた中学生の体験談を基に授業を進めた。感染流行期に、赤ちゃん連れの母親が落としたおもちゃを拾って届けたが、母親は驚いた顔をして受け取り、お礼を言わずに去って行ったという。  体験談を聞いた子どもたちは「やめた方が良かった」「おもちゃに触らずに教えられたら良かった」などと意見を出し合い、コロナ禍での親切のあり方などを考えていた。

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  • えと「卯」イメージ 版画を藤枝市に 静岡の浦田さん寄贈

     静岡市の版画家浦田周社さん(83)は14日、2023年のえと「卯(う)」をイメージした木版画を藤枝市に寄贈した。  浦田さんらが市役所を訪れ、北村正平市長に版画を手渡した。浦田さんの作品をキャンパス内で展示している静岡産業大の堀川知広学長も同席した。  浦田さんは寄贈した版画の特徴を解説。6羽のウサギと富士山、梅、ツバキなどを描き、金やプラチナの粉を使って光沢を出したという。北村市長は「多くの市民に見てもらえるように活用していきたい」と話した。

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  • 点字カレンダー 304部製作 藤枝順心高 特支学校などに寄贈へ

     藤枝順心高インターアクト部の生徒が、2023年の点字カレンダー304部を完成させた。静岡県内外の視覚特別支援学校や視覚障害者福祉施設に寄贈する。NPO法人藤枝光文庫(藤枝市音羽町)が22年前から続けている取り組み。  カレンダーはB5判で月めくり。月や日の数字のほか、季節の花の名称や花言葉を点字で刻んだ。各ページにある花の絵は、指で触れれば形が分かるように貼り絵で仕上げた。  約20人の部員が1年かけて完成させた。同文庫で15日に贈呈式があり、代表の生徒が市の担当者にカレンダーを渡した。白幡真緒部長(3年)は「部員が心を込めてつくった。一人でも多くの人の手に渡ればうれしい」と話した。

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  • 藤枝トレイルラン 機運醸成 プロ選手が母校で講演 「人生を切り開いて」

     藤枝市瀬戸谷地区で18日、同市初のトレイルランニング大会「トレイルランナーズカップ藤枝2022」が開催される。市は本番を前に、大会を主導する地元出身のプロトレイルランナー松永紘明さんを招いたイベントを展開し、機運の醸成を図っている。  16日は松永さんの出身校である藤枝中と、大会開催地にある瀬戸谷中の2中学校で、「好きなことを仕事に」をテーマにした「夢授業」を実施した。瀬戸谷中では約40人の生徒を前に、松永さんは「自分で考え、人生を切り開くことが大事」と呼びかけた。  17日は藤の瀬会館を会場に地域活性化を考える一般向け講演会と、エクササイズや健康づくりを学ぶワークショップを行う。  トレイ

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  • 複数船会社が提訴へ 焼津カツオ盗・第3ルート 漁協など相手に

     焼津漁港での冷凍カツオ窃盗事件の第3ルートを巡り、被害に遭った焼津市の船会社「極洋水産」など複数の船会社が、焼津漁業協同組合や窃盗罪で起訴された被告らが所属していた水産加工会社などを相手に損害賠償訴訟を起こす方針を固めたことが15日、関係者への取材で分かった。  関係者によると、第3ルートに絡んで被害に遭った船会社を中心に来年2月ごろから、提訴に向けた準備を進めていく。窃盗罪で起訴された被告の公判の行方を確認し、窃盗行為の関与の度合いや関係性を見極め、提訴する個人や法人、請求額を詰めるという。提訴の相手は、第3ルートで静岡地検に起訴された3被告や関係する水産加工会社など3社、焼津漁協を想定し

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  • 34件可決し休会 藤枝市議会

     藤枝市議会11月定例会は15日、本年度一般会計補正予算案など34件を原案通り可決し、休会した。  補正予算案には台風15号で被災した道路や河川の復旧費のほか、キャッシュレス決済ポイント還元サービスや高齢者へのバス・タクシー乗車券交付事業の費用などを盛り込んだ。

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  • ⚽2年ぶり優勝へ抱負 藤枝順心高、全国女子サッカー選手権

     年末年始に開催される第31回全日本高校女子サッカー選手権大会に出場する藤枝順心高サッカー部の選手らが13日、藤枝市役所に北村正平市長を訪ね、抱負を語った。  訪れたのは戸田雪子校長、中村翔監督、三宅怜主将の3人。中村監督は「感染症の影響で調整が難しい中、複数ポジションを守れるようにするなど工夫してきた」と話した。三宅主将は「攻撃力を磨いてきた。目の前の試合を制して勝ち上がり、日本一になりたい」と意気込んだ。  北村市長は「けがに気を付け、ベストな状態で臨んでほしい」と激励した。  同校は19年連続19回目の出場。2年ぶりの優勝に挑む。初戦は30日に帝京長岡高(新潟県)と対戦する。

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  • 固定電話に録音機器 藤枝市 詐欺防止へ無料貸与

     特殊詐欺の被害防止に向けて藤枝市や藤枝署は、固定電話に取り付ける録音機能付きの防犯機器を無料貸与する取り組みを展開している。設置を希望する市内の高齢者宅でこのほど、取り付け作業を行った。  機器は通話の相手に録音していることを知らせるほか、緊急時にボタンを押せば登録した番号に自動で発信する機能などが備わっている。  お試し利用の貸し出し期間は3カ月間で、取り付けや取り外しの無料サポートもある。期間終了後は、購入費用に対する助成制度もある。  同市藤枝の青島一郎さん(85)宅に市職員や署員、地元電気店の担当者が訪れ、機器の使い方や被害防止のポイントを解説した。青島さんは「迷惑な電話が減る効果に

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  • 体育用具など藤枝市に寄贈 静環検査センターと清水銀

     藤枝市の静環検査センターと清水銀行はこのほど、同市児童課に対して放課後児童クラブで使う体育用具や知育玩具などを寄贈した。同市役所で行われた寄贈式で静環検査センターの徳田航介取締役は「設立から40年、藤枝市に本社を構え地域と成長している。子供たちの支援につながれば」と述べた。北村正平市長は「官民一環での地方創生の取り組みは意義が大きい」とお礼を述べた。  寄贈は同行の地方創生私募債を活用した教育支援の一環。

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  • 記者コラム「清流」 人と装置の二つの“目”

     藤枝市の藤枝順心高付属幼稚園で、通園バスへの園児置き去りを防ぐ安全装置の実証実験が始まった。3カ月の期間で性能や使いやすさをチェックし、現場の要望に沿ったシステムを築いてほしい。  保育施設を取材するたび、元気にはしゃぐ園児に、忙しくても笑顔を絶やさず接する保育士の姿に頭が下がる。一方、どれだけ愛情を注いでいても勘違いや思い込みによるミスは起こり得る。幼い子どもを見守る“目”は多いに越したことはないだろう。  装置を開発したのは富士宮市の自動車部品メーカー。子どもの動きをセンサーで感知し、クラクションなどで知らせる仕組みという。開発担当者の「万が一重大なヒューマンエラ

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  • 五輪ソフト金 渥美さん、山崎さんが藤枝・高洲小に 夢や挑戦、大切さ語る 投球の実演も

     東京五輪ソフトボールで金メダルを獲得し、ともに現役を引退した渥美万奈さん(浜松市出身)と山崎早紀さん(掛川市出身)が13日、藤枝市の高洲小を訪れ、学生時代の夢や五輪での体験などを子どもたちに語った。代表児童とのキャッチボールにも臨んだ。  小中高生時代の過ごし方や目標のほか、社会人や日本代表チームでのエピソードを話した。渥美さんは「自分が頑張れそうだと思う進路を、自ら決めて選ぶことが大切」、山崎さんは「無理と感じたらきっぱりやめ、新しいことに挑戦するのも大事」とそれぞれ呼びかけた。東京五輪で印象に残った試合や引退の思いなども語った。  2人が中学時代に活動した県選抜チームの監督を高洲小の天野

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  • 藤枝みかん山で親子連れが収穫 ウクライナ避難者も

     藤枝市岡部町内谷の「ふるさとみかん山」で11日、ミカンの収穫体験が行われた。市と市社会福祉協議会、栽培管理を担う住民らによる「ふるさとみかん山の会」の共催事業。  同市内の家族連れなど30人と、ウクライナからの避難者らを招いた。参加者は会員の手ほどきを受け、実を傷付けないよう気を付けながら収穫した。甘さを競うコンテストでは、糖度14度のミカンを提出した人が表彰された。

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  • 地域住民ら しっくい塗り体験 藤枝、空き家1棟内装仕上げ

     空き家の利活用を目指す関連団体でつくる「藤枝市空き家ゼロにサポーター」などは11日、同市岡部町三輪の空き家で、建物一棟をまるまる使用したしっくい塗り体験会を開いた。  DIYに興味がある地域住民など15人が参加した。専門業者の実演指導を受けながら、こてを使ってしっくいの塗装に挑戦。築31年の2階建て住宅の内壁をきれいに仕上げた。  実家の壁を自分で塗り替えることを考えているという同市田沼の女性(53)は「うまくできるか不安だったので、ちょうど良い機会だった。細かい場所を塗るのは難しいが、楽しさもある」と集中して作業を進めていた。

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  • リニア工事 県境越えボーリングに厳しい声 「まず田代ダム案議論を」 流域10市町首長の意見交換会

     静岡県庁で11日に開かれたリニア中央新幹線トンネル工事に伴う大井川水問題を協議する県有識者会議の地質構造・水資源専門部会の委員と大井川流域10市町首長の意見交換会では、JR東海が山梨県から静岡との県境を越えて実施する方針を示している高速長尺先進ボーリングについて厳しい意見が相次いだ。多くの首長は湧水の流出対策として田代ダム取水抑制案とセットでの協議を求め、前提として同案の実現性を高める議論を進めるべきだとの考えを示した。  委員側は首長の質問に答える形で、同ボーリングにより県境付近の破砕帯から大量湧水が発生する懸念などを伝えた。  北村正平藤枝市長は「水を戻す方法とセットでないと流域は安心で

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  • 村越化石、生誕100年 「魂の俳人」の足跡振り返る 藤枝で式典

     藤枝市は11日、ハンセン病と闘いながら数々の名句を生み出し、「魂の俳人」と呼ばれた村越化石の生誕100年記念式典を市民ホールおかべで行った。地元の児童による俳句の発表や俳句大会の表彰式などを行い、朝比奈村(同市岡部町)出身の偉大な文学者の足跡を振り返るとともに、俳句文化の継承へ決意を新たにした。  俳句団体の関係者や地元住民らが出席し、化石の代表作や、群馬県草津町の療養所でのインタビューの様子などを収めた映像を放映した。北村正平市長は「俳句には心を豊かにし、世の中に元気を与える力がある。生誕100年を契機にその素晴らしさを考えたい」とあいさつした。  朝比奈第一小の6年生13人が化石について

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  • 茶況(12月12日)小中高生向け藤枝市お茶講座 県立大と連携

     藤枝市は10日、県立大茶学総合研究センターと連携した子ども向けのお茶講座を市民会館で開いた。藤枝ジュニアお茶博士として活動する小学5、6年生7人と、藤枝茶楽研究部に所属する中高生4人が参加した。  同センター長の中村順行特任教授が講師を務め、静岡の茶文化と歴史、世界の茶の種類について解説した。  時代によって伝来した茶に違いがあること、横浜港や清水港の開港により藤枝茶の生産が拡大したことなどを紹介した。世界六大茶種の飲み比べも行い、作り方によって風味が変わることを学んだ。

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  • 5個人1団体に厚労大臣表彰 静岡県が伝達式

     静岡県はこのほど、2022年度の職業能力開発関係・人材開発行政関係の厚生労働大臣表彰の伝達式を県庁で行った。認定職業訓練や技能検定に取り組んで優れた成果を発揮したり、人材開発行政の推進に貢献したりした5個人・1団体に表彰状を手渡した。  技能検定関係は石上造園代表の石上正明さん(藤枝市)、浜松調理菓子専門学校教務部長の藤田利幸さん(浜松市西区)、ケイ・アイ・ディ取締役牧之原事業所長の伊藤道明さん(藤枝市)の3人が選ばれた。認定職業訓練関係は伊東職業訓練協会監事の前島光吉さん(伊東市)、技能検定関係はNOKフガクエンジニアリング(菊川市)、人材開発行政関係は西野勝明さん(静岡市葵区)。それぞれ

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  • スポーツの楽しさ実感 藤枝で健康フェスタ 初のサッカーコーナー

     スポーツの楽しさと健康の大切さを実感できるイベント「スポーツ&健康フェスタ」が10日、藤枝市前島の県武道館で開かれた。本年度初めてサッカーボールを使ったスポーツを体験できる「蹴球都市ふじえだサッカーコーナー」が設けられ、多くの来場客でにぎわった。  「フットゴルフ」のコーナーで、参加者は10メートル先のカップを目がけて、サッカーボールを蹴ったり、転がしたりした。「ブラインドサッカー」では、アイマスクをした状態で、音が鳴るサッカーボールを使って競技を体験した。  このほか、ビームライフルやスポーツチャンバラなど13種目の体験コーナーが設けられ、来場者は体を動かしたりして楽しんだ。

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  • 森さん、鈴木さんV SBS杯静岡県ボウリング選手権

     SBS杯争奪第39回静岡県ボウリング選手権大会(静岡新聞社・静岡放送主催)が11日、藤枝市の藤枝グランドボウルで開かれた。一般の部男子は森岩雄さん(ラウンドワン富士)、女子は鈴木波流さん(同)が優勝した。  県ボウリング場協会に加盟する19施設から、各会場での予選を通過した192人が出場した。予選の後、一般男女、ジュニア男女の4部門で決勝トーナメントを行い、頂点を争った。選手たちは真剣な表情で狙いを定めて投じていた。  決勝の様子は25日深夜にSBSテレビで放映する。  主な結果は次の通り。  一般男子準優勝 勝又七夢(御殿場パークレーンズ)▽同女子準優勝 道上結陽(狐ケ崎ヤングランドボウル

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  • 理美容甲子園 全国金賞の青葉さんら市長に入賞報告 藤枝

     理美容甲子園とも呼ばれる第14回全国理容美容学生技術大会で金賞を獲得して全国優勝したフリーエース美容学校(藤枝市)の青葉里紗さん(2年)ら、入賞した学生4人が8日、同市役所に北村正平市長を訪ね、結果を報告した。  大会は11月に大阪市で開催された。同校からは東海大会で3位以内に入った4人が出場し、全員が入賞した。同校の学生が全国優勝するのは3回目。  アップスタイル部門に出場した青葉さんは、メークからつなげた髪のデザインになるように気を配ったという。「日々の練習でレベルの向上を実感できたので、モチベーションが上がっていた」と話した。北村市長は「毎年好成績を収め、素晴らしい。藤枝で学んだことを

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  • バスケ、駅伝、チア 全国出場3部活が抱負 藤枝明誠中・高

     今冬の全国大会に出場する藤枝明誠中・高の3部活の生徒が8日、藤枝市役所に北村正平市長を訪ね、抱負を語った。  訪問したのは高校男子バスケットボール部、高校陸上競技部男子駅伝チーム、中・高チアリーディング部のメンバー。  バスケ部は「ソフトバンク ウインターカップ」に出場し、「堅守速攻」のスタイルで全国制覇を狙う。駅伝チームは全国高校駅伝競走大会の切符をつかんでいて、都大路で力を出し切る。  チア部は「ダンスドリル ウインターカップ」に向け、中学、高校、個人それぞれの部門での目標達成を目指す。中学生チームは3連覇をかけて挑む。

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  • ⚽全国サッカーへ意気込み 藤枝順心ユース、市役所訪問

     第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会に出場する藤枝順心サッカークラブジュニアユースのメンバーが8日、藤枝市役所を訪れ、中村禎教育長に意気込みを語った。  大会は10日に県内などを舞台に始まる。同チームは東海大会で上位に入って出場権を得た。  渡辺亜紀代表のほか、副キャプテンの三浦杏梨選手(高洲中3年)、磯部莉緒選手(藤枝順心中3年)らが訪問した。渡辺代表は「サッカーのまちのチームとして誇りを持って戦う」、三浦選手は「まずは初戦を突破したい。仲間を信じ、周囲への感謝の気持ちをプレーで表現したい」とそれぞれ語った。  中村教育長は「良い報告を期待している。体と心を整えて臨んでほしい」と声

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  • コインランドリー窃盗 被害700万円 浜松中央署など捜査終結

     静岡県内外のコインランドリーで相次いだ両替機を狙った窃盗事件を捜査している浜松中央署など5署や静岡県警特捜イーグルの合同捜査班は8日、窃盗の疑いで逮捕した名古屋市守山区瀬古2丁目、無職の男(37)について69件に関与したと裏付け、捜査を終結したと発表した。被害総額は約700万円に上るとみられる。  合同捜査班によると、容疑者は2021年2月ごろから22年8月ごろまでの間、県内や愛知、大阪など11府県でコインランドリー内の両替機を電動工具などで壊し、現金の窃盗を繰り返した。人の少ない深夜帯を狙ったという。被害の内訳は愛知31件、静岡12件、岐阜と大阪各5件のほか、神奈川、山梨、石川、福井、三重

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  • 年末年始の事故防止 藤枝・飽波神社で査察 志太消防本部

     志太消防本部は7日、藤枝市の飽波神社で年末特別査察を実施した。大勢の参拝者が訪れ混雑が予想される年末年始に向け、火災や雑踏事故の予防を呼びかけた。  藤枝消防署の増井忠彦署長ら幹部職員を中心に10人が拝殿や待ち合い所、喫煙スペースなどを巡回した。消火設備や給湯器、暖房器具の設置状況のほか、コンセント回りの様子などを確認した。  神社の責任役員らを対象に、応急手当てや消火器の使い方を指導する訓練も展開した。  増井署長は「歴史ある建物の火災予防に努めてほしい。体調不良者が出たら速やかに通報することもお願いしたい」と話した。

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  • 同居女性のカード盗み、現金を引き出した疑い 藤枝署が男逮捕

     藤枝署は8日、窃盗の疑いで藤枝市高柳3丁目、無職の男(43)=詐欺容疑で逮捕=を再逮捕した。  再逮捕容疑は2020年2月下旬から3月上旬にかけて藤枝市内の自宅で、当時同居していた三島市の女性介護士(42)のキャッシュカードを盗み、その後、藤枝市内のコンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)で現金6万円を引き出した疑い。

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  • AI活用 内視鏡医療を解説 静岡で学会、若手育成へセミナー

     日本消化器内視鏡学会東海支部はこのほど、医療技術の発展や若手育成を図る例会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。臨床事例や研究が報告されたほか、人工知能(AI)を活用した最先端の内視鏡医療に関するセミナーなどが行われた。  東海4県から内視鏡診療に携わる内科医、外科医約400人が参加した。AIメディカルサービス(東京都)の多田智裕代表取締役は、医師が検査で胃がんを見逃すリスクを防ぐAIシステムを紹介。胃がんを発見する能力は人よりも優れているとし、「医師の負担軽減につながり、技術を世界に広めれば日本の成長産業になる」と述べた。  同支部の会長を務める藤枝市立総合病院の丸山保彦副院長は「AIは医

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  • 藤枝でひき逃げ 女子高生が軽傷 青葉町4丁目の県道交差点

     7日午後4時45分ごろ、藤枝市青葉町4丁目の県道交差点で、車が同市の女子高校生(18)の自転車に衝突し、そのまま逃走した。高校生は転倒し、腹を打って軽傷を負った。  藤枝署によると現場は丁字路交差点で、車が左折する際に自転車を巻き込んだという。逃げた車は白っぽい乗用車とみられる。

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  • ひき逃げ 男子中学生が軽傷 藤枝市志太5丁目の市道交差点

     7日午後5時40分ごろ、藤枝市志太5丁目の市道交差点で、車が同市の男子中学生(13)の自転車と衝突し、そのまま逃走した。中学生は足を打ち軽傷を負った。  現場は信号機のない交差点。藤枝署によると、逃げた車は軽乗用車で、青っぽい色とみられる。

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  • 飲酒運転根絶へ宣誓書 しずてつ岡部営業所、藤枝署に

     藤枝市のしずてつジャストライン岡部営業所は5日、職員約90人が署名した飲酒運転根絶・安全運転宣誓書を藤枝署に提出した。  和田直之所長らが同署を訪れ、鈴木淳一署長に宣誓書を手渡した。鈴木署長は「交通安全意識は周囲に浸透する。市民の模範として安全運転に努めてほしい」と呼びかけた。

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  • 藤枝MYFC J2昇格記念 今シーズンを振り返るパネル展

     サッカーJ3藤枝MYFCのJ2昇格を記念し、今シーズンの活躍を振り返るパネル展(藤枝江崎新聞店、ふじえ~ら主催)が14日まで、藤枝市のBiVi藤枝2階で開かれている。  ドリブルやキックをする際の選手たちの真剣な表情、勝利を決めて抱き合って喜ぶイレブンの姿、声援を送るファンの姿などを捉えた写真が並ぶ。歴代のユニホームを展示しているほか、モニターで試合のハイライト映像を放映している。  来場者が自由に書き込めるボードも設置した。「昇格おめでとう」「静岡ダービー楽しみ」「目指せJ1!」「たくさん試合を見に行きます」といったメッセージが寄せられている。  パネル展と合わせたプレゼント企画も実施して

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  • 藤枝市チーム 3年連続入賞「団結して臨めた」【市町対抗駅伝】

     静岡市で3日に開催された県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場した藤枝市チームのメンバーが7日、市役所を訪れ、中村禎教育長に結果を報告した。  チームは2時間16分48秒で9位になり、3年連続の入賞を果たした。佐原潤監督は「感染症の影響で練習が途切れるなど困難もあったが、チームで団結して臨むことができた」と振り返った。主将の横馬岬選手は「来年、さらに強くなった姿を見てほしい。応援してもらえるようなチーム、選手でありたい」と決意を述べた。  中村教育長は「昨年よりタイムを縮めての入賞は立派な成績。次回に向け、けがすることなくそれぞれの目標を達成してほしい」と呼びかけ

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  • ハローワーク焼津 10月有効求人 3カ月連続で1.1倍下回る 

     ハローワーク焼津はこのほど、管内(焼津市、藤枝市)の10月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・03倍で前年同月を0・06ポイント上回ったが、3カ月連続で1・1倍を下回った。  新規求人を産業別に見ると、製造業全体は前年同月比20・7%増の391人。地域主力の食料品製造業は8・9%増の134人。担当者によると、新型コロナウイルス禍の影響で需要の高い通販に人材をシフトする動きが出ているという。運輸業・郵便業は128人で14・3%伸びているが、業績はコロナ禍前までに戻りきっていない。  社会保険・社会福祉・介護事業は366人で35・1%増。人手不足の状況が続き、「外国人従業員の受け入れも視野

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  • 帯状疱疹ワクチン助成へ 23年度から50歳以上対象 島田市長答弁 

     島田市の染谷絹代市長は6日の市議会11月定例会一般質問で、来年度から50歳以上の市民を対象に帯状疱疹(ほうしん)ワクチン接種費用の助成を行う方針を示した。大関衣世氏への答弁。  不活化ワクチン、生ワクチンの2種類いずれも助成対象とし、1回当たり4千円を医療機関での現物給付方式で助成することを予定している。染谷市長はワクチン接種による発症予防効果のデータを紹介し「発症率が高い50歳以上や高齢者へのワクチン接種は有効と考える」と述べた。  帯状疱疹は顔や胴体に帯状の発疹が現れ、激しい痛みを伴うこともある。県内自治体では藤枝市が同様にワクチンの助成制度創設に動いている。

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  • AI搭載のCT装置導入 藤枝市立総合病院、被ばく量縮減

     藤枝市立総合病院は、人工知能(AI)を活用したCT検査機器を導入した。検査の際の患者の被ばく量を大幅に縮減できる上、精度の高い画像の描出が可能になり、患者や運用現場での負担軽減につなげる。  導入したのはキヤノンメディカルシステムズが第5世代として開発した「アクイリオン・ワン-プリズム・エディション」。AI技術の一つである「深層学習」を用いて撮影画像の中のノイズのみを取り除くことができるという。  特に心臓の検査で強みを発揮し、血管を広げる金属器具「ステント」の内部の様子を確認しやすくなるという。  同院ではがんや骨折の検査や、健診などで活用していく方針。放射線科の鈴木康一郎科長は「より安心

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  • 茶畑風景画など 藤枝の画家・坂田さんが個展 御前崎

     藤枝市の画家坂田和之さん(75)の個展が、御前崎市門屋の静岡カントリー浜岡コース&ホテルで開かれている。独自の視点で捉えた茶畑の風景画など、過去20年間余りの間に手がけた作品を展示している。  個展の副題は「振幅する『黄』の宇宙観…」。油彩画36点を中心に、布に描いたドローイングなども並ぶ。  「風色融景」は、茶畑がうねるような「動」と宙に浮かぶような「静」の2点が対になった大型作品。ほかの風景画も、緑色の濃淡で表現した茶畑と、黄色く描いた空間のコントラストが目を引く。  20代で東京から移り住み、「茶畑の膨らみのあるフォルムを使ってみようと思った」と坂田さん。以来、御前崎、藤

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  • 茶況(12月5日)茶など有機農産物 藤枝市、学校で提供の方針

     藤枝市の北村正平市長はこのほど、市議会11月定例会で、茶をはじめとした有機農産物の消費を学校や保育施設で拡大していく方針を示した。  市は12月から市内6小中学校で、給食時に有機茶の提供を始めた。やかんにティーバッグを入れて抽出する方式で、2月中旬までに計5680包を配布する。  来年度は有機米の導入のほか、保育園に対して有機茶を使用したおやつの提供を計画している。  北村市長は「若い世代をはじめ市民全体に有機農産物への理解を広げ、生産者の意欲向上につなげたい」と述べた。

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  • 茶況(12月5日)藤枝で振興大会 手もみ技術競う

     第30回全国手もみ茶振興大会がこのほど、藤枝市岡部町で開かれた。プログラムの一つ、全国手もみ製茶技術競技大会では15府県から27グループの職人が参加。茶葉を針のように細くもみ上げる技を競い合った。  7月に開かれた全国手もみ茶品評会の表彰式も行われ、1等2席に輝いた小沢晃さん(静岡市葵区)らが好成績をたたえられた。

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  • 住民連携で備え確認 「地域防災の日」静岡県中部各地で訓練

     「地域防災の日」の4日、大地震など大規模災害を想定した防災訓練が静岡県中部の各地で行われた。参加住民らはさまざまな災害に備え、互いの連携のあり方を確認した。  静岡市駿河区・川原自治会連合会はゲーム形式で防災学習  静岡市駿河区の川原自治会連合会は、地図に示されたポイントを巡りながらゲーム形式で防災を学ぶ「防災ロゲイニングinかわはら」を開催した。  同市では初めての取り組みで、静岡大防災総合センターの村越真副センター長がディレクターを務めた。川原小校区の住民や長田南中生ら79チーム約240人が参加した。  ポイントは地域の防災倉庫や津波避難タワーなど30カ所を設定。参加者はハザードマップと

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  • 伊豆の国商工会女性部員が交流 岡部町の女性部と

     伊豆の国市商工会女性部はこのほど、おもてなし交流事業の一環で藤枝市の岡部町商工会女性部を伊豆の国市内に受け入れた。  岡部町の女性部15人を江川邸駐車場でうちわを持って出迎え、施設内や大河ドラマ館などを巡った。女性部員とともに歓迎した伊豆の国市の大沢秀光会長は「女性部の交流が地域を盛り上げる原動力になれば」とあいさつした。岡部町の立石昌江部長は「お互いに刺激し合って意識を高めたい」と話した。  伊豆の国市の土屋洋美部長は「またゆっくりと伊豆の国に来てほしい」と期待した。

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  • 菊川凱夫氏死去 78歳、サッカー元日本代表 藤枝市出身

     サッカー元日本代表で藤枝市出身の菊川凱夫(きくがわ・よしお)氏が2日午前4時8分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。78歳。  藤枝東高時代に全国高校サッカー選手権2連覇に貢献。明治大を経て三菱重工(浦和レッズの前身)でサイドバックとして活躍した。日本代表では16試合に出場したほか、故望月三起也氏の漫画「ザ・キッカー」のモデルにもなった。  引退後は中央防犯、藤枝ブルックスの監督に就任。藤枝ブルックスは後に福岡市に移転してアビスパ福岡となり、監督を務めた。

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  • 藤枝市 幼少期のけが越え力走 小学5年・竹下選手【市町対抗駅伝】

     藤枝市は各選手が実力を発揮して9位に入り、3年連続の入賞を決めた。過去に大けがを負った経験のある3区竹下愛選手(10)=藤枝岡部小5年=が、区間7位の力強い走りを見せた。  竹下選手は4歳の時、交通事故により頸椎(けいつい)を骨折。一時生命の危機にひんした。長期の入院生活の中、病室のテレビで市町対抗駅伝を見て「復活していつかこの大会に出たい」と希望を持ったという。  小学1年で陸上を始めると、みるみる実力を付けた。初出走した昨年に続き、今年も順位を上げてチームに大きく貢献。「次回はもっとタイムを縮めたい」と意気込む。  佐原潤監督(59)は「練習が好きで、強い精神力を持つ選手。さらなる成長が

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  • 西村さん(高洲小6年)ら表彰 藤枝 税に関する作品

     藤枝税務署管内納税貯蓄組合連合会と藤枝間税会、藤枝法人会はこのほど、「税に関する作品」などの表彰式を藤枝市生涯学習センターで行った。習字の部で名古屋国税局長賞に輝いた西村みさきさん(同市立高洲小6年)らに賞状を贈った。  藤枝税務署管内(藤枝、焼津両市)で中学生の作文に385点、標語に616点、小学6年生の習字に1270点、ポスターに20点、絵はがきに906点の応募があった。  同連合会の杉本逸雄会長は「税を正しく理解する機会とし、大人になったら前向きな気持ちで納税してほしい」と呼びかけた。  西村さん以外の主な受賞者は次の通り。  【税に関する作品】▽県教育長賞 高野るな(ポスター・藤枝青

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  • 有機茶でほっと一息 藤枝の6小中学校 給食で提供

     藤枝市は1日、「オーガニックビレッジ宣言」に向けた試行的な取り組みとして、市内6小中学校の給食で地元産有機茶の提供を始めた。有機農作物の流通拡大や、若年層への食育の推進を図る。  試行期間は2月中旬まで。藤枝、藤枝中央、稲葉、瀬戸谷、広幡の5小学校と、瀬戸谷中の給食で、やかんにティーバッグを入れて抽出する。期間中、計5680個のティーバッグを配布する見込み。  初日の瀬戸谷小では、提供する茶を生産した「人と農・自然をつなぐ会」の杵塚一起代表が3年生に有機農業の意義などを説明。「人や自然環境に優しいお茶。子どもが飲みやすいよう渋みの少ない茶を用意した」と話した。食事前に味わった平井駿光君(9

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  • 藤枝市 最新がん検査機器導入 早期発見へ2023年度

     藤枝市の北村正平市長は2日、地域住民のがんの早期発見に向けて、市立総合病院に最新のがん検査機器「PET-CT(ペット・シーティー)」を導入する方針を示した。市議会11月定例会で岡村好男氏(藤のまち未来)の一般質問に答えた。  同病院によると導入する機器は、放射性フッ素を付加したブドウ糖を体内に投与し、その分布をCTで描写する。がん細胞がブドウ糖を多く取り込む性質を利用しているという。一度にほぼ全身の検査ができるほか、がんの広がりや転移、再発の有無などを確認できる。  導入時期は来年度末ごろを予定している。

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  • 藤枝MYFC J2昇格を市民に報告 女子東海1部ルクレも

     J3で自動昇格圏の2位に入ってJ2昇格を果たした藤枝が1日、藤枝市のBiVi藤枝で市民・サポーターに向けた報告会を行った。東海女子リーグ1部昇格を決めた同クラブの女子チーム「ルクレMYFC」も合わせて報告を行った。  今季限りで藤枝を去る選手、スタッフを含めたチーム全員が集まり、駆け付けた市民・サポーターから祝福を受けた。創立14年目で悲願を達成した須藤大輔監督は「シーズン最後は足踏みしたが、そこを乗り越え大きく成長した」と振り返り、「見る人の心を奮わせるサッカーで内容と結果の両方をたぐり寄せ、藤枝から世界に羽ばたくチームをつくりたい」と来季に意欲を示した。  来季J2は清水、磐田と県内3チ

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  • 犯罪被害者支援へ当事者講演 藤枝、まちづくりの集い

     藤枝市自治会連合会はこのほど、「安全・安心なまちづくりの集い」を市生涯学習センターで開いた。NPO法人犯罪被害当事者ネットワーク「緒あしす」の理事永谷博司さんが犯罪被害者支援などをテーマに講演した。  永谷さんは、1999年に当時高校2年生の娘が17歳の少年に刺殺された事件への怒りや悔しさを語った。裁判の経過や、犯罪被害者支援団体の活動を説明した上で、「凶悪犯罪を起こした少年の更生や社会復帰ばかりが優先されるのはおかしい。重たい責任を負うべき」と強調した。  まちづくりの集いでは市民や行政、警察が一体となって特殊詐欺被害や交通事故防止など4項目に取り組むとした大会宣言を行った。

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  • 使用済みおむつ 市が処分 藤枝市長意向、全認可保育施設で 保護者の持ち帰り負担を軽減

     藤枝市の北村正平市長は1日、来年度から私立を含む市内全ての認可保育施設で、使用済みおむつの収集や運搬、処分を市が行う意向を明らかにした。市議会11月定例会で川島美希子氏(藤のまち未来)の一般質問に答えた。  市によるとこれまでは大半の施設で、子どもの健康状態を確認することなどを目的に、預けている間に出た使用済みおむつは原則保護者が持ち帰る決まりになっていた。  連絡帳で体調確認ができる態勢になっているほか、においや衛生面の不安、負担が大きいことなどから改善を求める声が上がっていたという。北村市長は「保護者の声を拾い上げ、子育てしやすい環境づくりを進めていく」と述べた。  小規模保育事業所が園

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  • 保育料軽減の年齢条件撤廃 藤枝市方針

     藤枝市の北村正平市長は30日、第2子以降の保育料軽減に関する条件を撤廃し、子育て世帯の経済的負担減を図る方針を示した。市議会11月定例会で山川智己氏(藤新会)の一般質問に答えた。  これまで、第1子の小学校就学前までを条件に第2子の保育料を半額、第3子以降を無料としてきた。来年度より、第1子の年齢に関係なく同額の軽減を適用するとした。  三世代同居や、親の近くに住む子育て世帯が住宅を取得する際の支援策を新設する方針も示した。転入者などを対象にした助成制度に30万円を上乗せでき、新築で最大130万円、空き家取得で最大200万円の補助を受けられるようになる。近居は同一の小学校区か、約1キロ以内に

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  • ⚽J3YS横浜 保存食を寄贈 台風15号被災の藤枝MYFCへ

     台風15号で本拠地の藤枝総合運動公園サッカー場が被災した来季J2の藤枝MYFC(徳田航介社長)は29日、J3YS横浜を通じて非常用保存食の寄贈を受けた。  YS横浜は被災直後に同サッカー場で藤枝と対戦して被害状況を知り、パートナー企業に支援への協力を呼びかけた。今回の非常用保存食は吉野家の提供で牛丼などの缶飯4800個を届けた。  藤枝MYFCは藤枝市サッカー協会やホームタウンの志太榛原地区4市2町と相談し、備蓄品として必要な地域、団体に配布する。徳田社長は同サッカー場で行われた贈呈式で「被災していざという時の備えの大切さを痛感した。多大な支援に感謝する」とお礼を述べた。

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  • ペイペイ利用でポイント20%還元へ 藤枝市が物価対策

     藤枝市の北村正平市長は30日の市議会定例月議会の一般質問で、原油や物価の高騰に伴う地域経済や家計支援策として、キャッシュレス決済のポイント還元サービスや地域交通事業者の支援を行うと明らかにした。植田裕明氏(藤新会)に答えた。  ポイント還元は「PayPay(ペイペイ)」と連携して来年2月に実施する。還元率は20%。ポイント付与の上限は1回の会計につき千円分で、期間中の合計は1万円。市内約1800店舗が対象になる見通し。  交通支援は路線バスやタクシー事業者が対象で、高齢者の移動支援と掛け合わせて進める。高齢者に1カ月分の路線バス乗り放題券かタクシークーポン券を配布するとしている。

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  • 段ボールトイレや即席かまど製作学ぶ 藤枝の市民団体が防災教室

     藤枝市の市民団体「藤枝災害支援ネットワーク」(吉田令子代表)はこのほど、防災教室を藤枝中や同校近くの住宅で行った。地域住民ら27人が参加し、災害への備えを学んだ。  吉田さんは段ボール箱とポリ袋を活用したトイレの作り方を解説した。災害時は自宅や近隣施設のトイレが故障したり、感染症の危険が増加したりすることを指摘し、「それぞれが自分でトイレを用意する意識が大切」と訴えた。  ブロック石など身近な材料を使った即席かまどの製作と火おこし体験も展開。カレーやシチューなどを調理し、参加者で味わった。防寒用品のほか、乳幼児に必要な非常持ち出しグッズの展示や、災害協力井戸に関する説明も行った。

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  • 創立60周年を記念 藤枝ライオンズクラブが式典

     藤枝ライオンズクラブ(池谷享三郎会長)はこのほど、創立60周年を記念する式典とチャリティーコンサートを藤枝市民会館で開いた。  コンサートは藤枝出身者を含む4人組ボーカルアンサンブル「イルヴィーノ」が登場した。テノールとバリトンの美しい歌声を会場に響かせた。藤枝順心高のコーラス部、管弦楽部、藤枝明誠高チアリーディング部のメンバーも演奏やパフォーマンスを披露し、約500人の観客を楽しませた。  同クラブのこれまでの歩みをまとめた記念誌を来場者に配布した。式典では長年在籍するメンバーの表彰などを行った。  池谷会長は「先輩方の熱意ある活動と、地域の温かい支援のおかげ。70周年に向けて歴史を重ねて

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  • 藤枝市 旧市街地再生へ計画策定 63施策でブランド向上目指す

     藤枝市は、旧東海道藤枝宿周辺の「藤枝旧市街地」の総合再生基本計画を策定した。計画区域内を特性に応じて5エリアに分けた上で、「歩きたくなるまち」「住みたくなるまち」をテーマに総合的な活性化を図る。  計画区域は市役所本庁舎や蓮華寺池公園、白子や上伝馬の商店街、大規模な住宅街などを含む。計画期間は2031年度までの10年間で、ハード・ソフト両面で63施策を推進していく。計画をまとめた冊子や概要を紹介するリーフレットも作製した。  施策では、無電柱化や空き店舗の開業支援で地域のブランド力や経済力を高めるとした。裏道の舗装整備や情報通信技術(ICT)を活用した観光案内により、集客力がある蓮華寺池公園

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  • 茶況(11月28日)JA藤枝工場で年末キャンペーン

     藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場は12月30日まで、年末キャンペーンを展開している。  3種類の贈答用の煎茶セットを全国送料無料で販売する。やぶきた茶など5商品について、5個セットで購入すれば1個無料でプレゼントする企画を実施している。全国茶品評会で入賞した銘茶も店頭に並ぶ。  11月30日まで年末セールも開催中。缶や箱入りの煎茶セット6種類を15%引の価格で取りそろえている。

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  • 藤枝市議会 30日から一般質問

     藤枝市議会11月定例会は30日~12月2日の3日間、一般質問を行い、16氏が登壇する。  主な質問内容は次の通り。  【30日】山川智己①少子化対策の一環としての保育料の軽減②災害時における市民意識の醸成▽神戸好伸①台風15号「雨台風」による水災②県盛土条例施行から4カ月経過にあたり▽植田裕明①2023年度予算編成の概要-戦略方針から②所有者不明土地対策-相続義務化が与える影響▽鈴木岳幸①友好都市交流②ネットリテラシー教育▽増田克彦①市民協働と持続可能なコミュニティーの形成▽大石保幸①オリンピック後のレガシー(遺産)②外部人材の活用  【12月1日】川島美希子①保育環境を充実させ「子育てする

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  • 社説(11月28日)村越化石生誕100年 郷土の誇り顕彰さらに

     蛇笏[だこつ]賞など俳句の多くの賞を受け、紫綬褒章を受章した村越化石(本名・英彦、1922~2014年)の生誕100年記念事業を出身地の藤枝市が実施している。12月11日には記念式典が開かれる。  この節目に、郷土の誇りの顕彰の輪をさらに広げたい。俳句が生まれた背景に目を向けることも重要だ。  化石はハンセン病元患者で、長らく出自を明かさずにいた。一方で望郷の句は多く、02年には旧岡部町の実行委員会によって生家近くの茶文化施設「玉露の里」に句碑「望郷の目覚む八十八夜かな」が建立された。化石は除幕式に招かれ、60年ぶりに帰郷した。  句碑建立を機に実行委が創設した俳句賞は藤枝市が引き継ぎ、今年

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  • 藤枝・瀬戸ノ谷3年ぶりまつり 紅葉見頃、家族楽しむ

     紅葉の名所として知られる藤枝市瀬戸ノ谷の滝ノ谷不動峡で27日、もみじまつり(市観光協会主催)が開かれた。コロナ禍で中止が続き、3年ぶりの開催。  せとやコロッケやキノコごはん、シシ飯といった中山間地らしい食べ物のほか、甘酒や和菓子などを提供、販売した。  市によると、周辺には約120本のモミジと約1千本のツツジがあるという。大勢の家族連れらが訪れ、見頃を迎えた紅葉を楽しんでいた。見頃は11月末ごろまで。

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  • 藤枝・市之瀬の集落巡り 盛り上げ隊、縁側カフェなどイベント企画

     藤枝市瀬戸谷地区の住民有志でつくる団体「市之瀬盛り上げ隊」は27日、自然豊かな市之瀬の集落を巡るイベント「おかえりな祭 市之瀬へ」を開いた。縁側カフェやフォトウオークラリーなどを展開した。  廃園になった幼稚園の建物を活用した交流スペース「おかえり」を主会場に、地域の民家やパン工房などで縁側カフェを構えた。緑茶や抹茶、干し芋、ケーキ、スープ、野菜などを販売したほか、餅つき体験を行った。  参加者に配布したチラシで周辺の神社やモミジ、杉林、干し柿がある民家など、写真撮影の名所を紹介した。チェックポイントを回った参加者には写真をプリントしてプレゼントした。  焼津市から家族4人で参加した会社員

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  • 冬を彩る4万8千球 藤枝・蓮華寺池公園でイルミネーション

     藤枝市若王子の蓮華寺池公園で冬の風物詩「花回廊イルミネーション」(市主催)が行われている。計約4万8000個の電飾が園内の散策路やオブジェに施され、幻想的な雰囲気を演出している。来年2月末まで。  今年のテーマは「光と花の散策路」。池回りの芝生には放置竹林を再利用した竹あかりを設置し、サッカーボールや和傘のような形をしたオブジェが暖かな光を放っている。  藤棚には紫色の光をともしたほか、時計台にも電球を飾り付けた。ツツジ畑に「れんげじ」の光文字が浮かび上がるスポットも用意した。  25日は大勢の親子連れらが訪れ、園内の散策や記念撮影を楽しんでいた。  点灯時間は午後5~9時。

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  • リニア工事、ボーリング調査 リスク把握に「有効」 藤枝市長が認識示す

     藤枝市の北村正平市長は25日の定例記者会見で、リニア中央新幹線のトンネル工事を巡ってJR東海が山梨・静岡県境を越えた高速長尺先進ボーリング調査を行う意向を示していることに関して、「現実的な議論を進めていく上で調査は有効と考えている」との認識を示した。  北村市長は地質や水の流出リスクを詳細に把握できていない現状を指摘した上で、「まず調査を行い、水資源への影響や水を戻す方法を建設的に検討してほしい」と述べた。  一方、県有識者会議の専門部会や県が「調査により県内の地下水が流出する懸念がある」などと指摘していることについては、「懸念に対してJR側も真摯(しんし)に応えていくべき」と注文を付けた。

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  • 若手警察官が手信号を訓練 藤枝署

     藤枝署はこのほど、藤枝市本町の信号交差点で、若手警察官の交通規制技術を高める訓練を行った。  災害で大規模停電が発生し、管内の信号機の表示が消えたとの想定。20代前半を中心にした署員11人が参加した。  交差点の中心部に設置した台の上に立ち、手信号と笛でドライバーに直進や右折を合図した。横断歩道の周辺に配置された署員は歩行者に指示を出すなど、動きの連携も確かめていた。

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  • 絵画や版画22点並ぶ SBS学苑講師、伊東槃特さん 藤枝で個展

     SBS学苑パルシェ校と浜松校で水彩画や版画などの講師を務める美術家伊東槃特さん(74)=千葉県柏市、静岡市出身=の個展が27日まで、藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で開かれている。  アクリルや油彩、木炭などで仕上げた絵画や版画など22点を出品した。フランスの詩人ポール・ヴァレリーの書籍を組み合わせたコラージュも並ぶ。  伊東さんは「観念的な部分と具体的な表現を混然一体にして仕上げている」と話す。

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  • 藤枝順心高生の作品、500点超並ぶ 文化センター

     藤枝順心高の「第46回美術造形デザイン科・美術デザインスタイル科展」が25日、藤枝市文化センターで始まった。1~3年生68人が500点超を出品した。28日まで。  授業で仕上げた絵画やデッサン、立体造形など多彩な作品が並ぶ。油彩で丁寧に表現した絵画や、ビジュアルを重視した目を引く色使いのデザイン画もある。  担当の教諭は「1年生による基礎的なデッサン画から3年生の卒業制作品まで、たくさんの力作がある。生徒の成長も感じてもらえたら」と呼びかけた。  26日には藤枝順心中・高を会場に、調理栄養科の生徒が考案した創作料理を披露するクックラボ作品展も開催する。

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  • 藤枝出身「魂の俳人」村越化石 熱意にじむ自筆ノート 生誕100年式典で披露へ 失明前に作品書き留める

     今年生誕100年を迎えた藤枝市出身の「魂の俳人」村越化石(本名・英彦、1922~2014年)がハンセン病で全盲になる前に作品を書き留めていたノート7冊が知人に託され、保管されていたことが分かった。市が主催する生誕100年を祝う記念式典でお披露目される。  ノートは化石が国立療養所・栗生楽泉園(群馬県草津町)に妻奈美さんと入所した翌年1942年から68年に書かれている。化石は62年に初の句集「獨眼」を刊行。70年に失明した。  化石が師と仰いだ大野林火主宰の俳誌「濱」同人で夫妻と親交があった三浦晴子さん(73)=静岡市駿河区=が保管していた。化石の死後、奈美さんから「あなたに持っていてほしい」

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  • ステンドグラス 120点色とりどり 藤枝で作品展

     藤枝市大洲のステンドグラス教室「リトルアンジュ」の教室生作品展が27日まで、同所で開かれている。20人が約120点を出品した。  ランプシェードのほか、パネル、掛け時計、トレーなど和風モダンを意識した多彩な作品が並ぶ。クリスマスツリーなどのオブジェもある。バラや桜、ツバキといった花の模様が多く、色とりどりのステンドグラスが華やかな空間を演出している。  教室は永田乃文重さん、八木志乃武さんの2人が主宰する。八木さんは木工作家でもあり、ランプの台座やパネルの枠などの制作も手がけている。

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  • 児童はつらつ、スポーツに汗 立教大駅伝・上野監督とリレー対決 藤枝で陸上教室

     藤枝市はこのほど、藤枝総合運動公園で、ジュニアアスリートらを対象にした陸上教室を開いた。立教大を55年ぶりの箱根駅伝出場に導いた同大陸上競技部男子駅伝チーム監督の上野裕一郎さんを招き、講演や実技指導を行った。  県市町対抗駅伝に出場する選手を含む小中高生のほか、保護者や指導者ら約60人が参加した。講演会で上野さんは、夢を持って努力を続けることの大切さや、選手と同じ目線に立ってコミュニケーションを重ねる重要性を語った。  後半の陸上指導では上野さんも選手らに交ざり、同大で取り入れているウオーミングアップや、数チームに分かれたリレー対決を行った。  上野さんは現役ランナーも兼ねる異色の監督。中央

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  • 消防功労者を表彰 藤枝で静岡県大会

     静岡県消防協会と県消防長会はこのほど、2022年度の県消防大会を藤枝市の藤枝市民ホールおかべで開いた。「住民の安全と安心を確保し、県民の期待に応えることを誓う」とした大会宣言を採択した。  県内から消防関係者約200人が出席し、長年にわたって消防活動に尽力した関係者を表彰した。受賞したのは勤続35年以上の消防団員30人、消防団活動の協力事業所1社。県消防協会役員や消防団長の退職者、教育訓練指導員には感謝状が贈呈された。  消防団員の技能向上、消防学校の新築移転整備の推進など6議案について承認した。消防職員や消防団員らによる意見発表会も行われた。

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  • 顔や腹を殴る蹴る 路上で男性を暴行 傷害容疑で男3人逮捕

     藤枝署は24日、傷害の疑いで藤枝市上薮田、無職の男(36)、同所、土木作業員の男(29)、袋井市堀越、塗装業の男(24)の3容疑者を逮捕した。3人の逮捕容疑は10月29日午前1時半ごろ、JR藤枝駅前の路上で、藤枝市の50代男性会社役員の顔や腹に殴る蹴るの暴行を加え、首の捻挫などのけがを負わせた疑い。同署によると、男性は路上でけんかをしていた女性2人の仲裁に入ったところ、容疑者らが現れ、暴行を受けたという。同署は詳しい経緯を調べている。

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  • ⚽台風で深めたクラブ愛 育成と運営、地域根差して【飛躍 藤枝J2昇格㊦】

     静岡県内に甚大な被害をもたらした9月下旬の台風15号で、藤枝の本拠地・藤枝総合運動公園サッカー場も大きな痛手を受けた。「インフラ系がすべて駄目。普通に考えたら試合開催は不可能だった」。徳田航介社長(37)は被災を目の当たりにした時の心境を述懐する。  チームは昇格争いの真っただ中で、ライバル松本との大一番が控えていた。窮地を救ったのは地元の支援だった。破損した電源の代わりに建設会社などから借り受けた多数の小型発電機を並べ、ガソリンをつぎ足しながら試合を運営。感謝の思いを胸にチームはホームで連勝し、昇格に大きく前進した。  藤枝のホームタウンは藤枝市をはじめとする志太榛原地域の4市2町。清水と

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  • ⚽円熟のGK権田、勝利導く好セーブ W杯カタール大会ドイツ戦、ドーハの歓喜

     【ドーハ=静岡新聞社特派員・市川淳一朗】15歳から日の丸を背負ってきた守護神が、自身2度目のワールドカップ(W杯)でついにピッチに立った。日本代表のGK権田修一(33)=清水エスパルス=は、ドイツとの1次リーグ初戦に先発。円熟の時を迎えたベテランが、日本のゴールマウスに立ちはだかった。  清水の守護神 18年前の誓い今も  権田が初めて代表のユニホームに袖を通したのは、2004年のU-17(17歳以下)アジア選手権。U-16代表の一員として、藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で行われた北朝鮮戦に出場した。試合前の国歌斉唱で、自然と足が震えた。「憧れの場」に身を置いた緊張感は、今もはっきりと記

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  • 全日本一輪車 静岡でソロ演技部門 斎藤さん(藤枝)V

     「全日本一輪車競技大会」(日本一輪車協会主催)のソロ演技部門が23日、静岡市葵区の市北部体育館で行われた。表現力が重視されるアーティスティック部門と技術力を主に審査するテクニカル部門の2部門で競い、アーティスティック部門小学生の部で藤枝市の斎藤百合さん(12)=UC藤枝=が優勝した。  事前審査を通過した小学生から大人までの78人が出場した。音楽に合わせて一輪車を巧みに操り、華麗な演技を披露した。斎藤さんは「序盤でミスしてしまったけれど、その後は思い通りの演技ができてよかった」と振り返った。  その他の県内選手の入賞は次の通り(丸数字は順位)。  アーティスティック部門女子高校生以上の部 ⑥

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  • 13市町に1億4623万円 台風15号義援金配分

     静岡県は22日、台風15号災害に伴う義援金の第1回配分額を公表した。被災した13市町に対して11月中に1億4623万7千円を送金し、市町を通じて被災者に配分される。  市町別の配分額は静岡市が1億3114万円で最も多く、次いで袋井市が270万7千円、浜松市268万円、磐田市252万8千円、藤枝市194万3千円と続いた。  配分単価は死者が1人当たり8万9千円、軽傷者が2千円。住宅被害は全壊が8万9千円、大規模半壊6万6千円、半壊4万4千円、床上浸水8千円などとした。  県や県社会福祉協議会でつくる配分委員会が18日に会合を開き、7日までに受け入れた義援金の配分額を決めた。  県と県共同募金会

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  • 動物と人共存 島田で絵画展 藤枝出身平井さん

     カナダ在住で動物画の創作を続ける平井睦さん(69)=藤枝市出身=の個展「動物と人との共生交差点を描く」が27日まで、島田市の文具・事務機のオカダ2階で開かれている。  ホッキョクグマの親子やオオカミ、ハクトウワシなど厳しい自然の中を生きる動物の姿に加え、子どもがキツネや野ウサギと触れ合う場面を描いた作品など、さまざまな動物をテーマにした25点が並ぶ。  40年以上カナダで生活する平井さんは「カナダでは自然や動物との距離感が近く、人間が生かされていると感じる。作品を通じて動物との共存について考えるきっかけになればうれしい」と話した。  午前10時から午後6時(最終日は午後3時)まで。

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  • マイナンバーカード JR静岡、沼津駅に申請会場検討 静岡県が市町支援

     静岡県はマイナンバーカードの普及に向け、県内市町が実施する企業などへの出張申請の支援に乗り出した。平日に市役所や町役場に訪れることが難しく、交付率が低迷する若者や中年層などの申請を促す。12月にはJR静岡駅、沼津駅で申請会場の設置を検討している。  県は、健康保険証と一体化する政府方針を「追い風」と捉え、12月末までに申請すれば、最大2万円分のポイントが得られるマイナポイント事業のお得感を前面に出す。  出張申請は、各市町が個別に実施するが、県はPRや企業の意向調査を担って市町を後押しする。35市町の問い合わせ先や対応一覧を載せたサイトやチラシを作成し、県内約8200社に案内を配布した。既に

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  • バス置き去り防げ 車内の園児感知→通報 富士宮の企業が開発 藤枝の幼稚園で実証実験

     国が来年度から通園バスに園児の置き去りを防ぐ安全装置の設置を義務化するのを受けて、藤枝市の藤枝順心高付属幼稚園で21日、装置の実証実験が始まった。バス内に園児が取り残された場合、センサーが反応して外部に知らせる仕組みを導入する。  富士宮市の自動車部品メーカー「エッチ・ケー・エス」が開発した。バス内に設置するのは赤外線の人感センサーや確認スイッチなど五つの装置。取り残された子どもの動きを感知し、クラクションが鳴ったり関係者にメールを送ったりする。  衛星利用測位システム(GPS)によりバスの場所を把握できるほか、ドア開閉時の車内の映像を自動送信、保存する機能も備えた。実証実験は3カ月間。作動

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  • ⚽藤枝MYFC J2昇格を報告 「サッカーで感動と勇気を」

     長野市で20日に行われたサッカーJ3リーグ最終節でJ2昇格を決めた藤枝MYFCの関係者が21日、藤枝市役所を訪れ、今季の結果と支援への感謝を伝えた。北村正平市長や山根一市議会議長らが祝福の声を掛けるとともに、来季以降へエールを送った。  訪問したのは鎌田昌治会長、徳田航介代表、須藤大輔監督と、「ダブル主将」を務める杉田真彦選手、川島将選手の計5人。須藤監督は「超攻撃的で見ていて楽しいサッカーを目標に掲げた。選手が応えてくれた」と語り、「J2のクラブに胸を借りるのではなく、序列を変える気持ちで臨みたい」と先を見据えた。  杉田選手は「多くの支援に感謝している。サッカーを通して感動と勇気を届けた

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  • 茶況(11月21日)玉露の里の写真 インスタで募集 藤枝、30日まで

     藤枝市岡部町新舟の玉露の里は30日まで、「フォトコンテスト2022秋」を開催している。  「玉露の里の秋」をテーマに、茶室や庭園などの心に残る風景や情景を切り取った写真を募集している。  応募方法はインスタグラムで玉露の里をフォローし、「#玉露の里フォトコンテスト2022秋」のハッシュタグを付けて投稿する。プロカメラマンによる審査を経て、来年1月ごろに結果を発表する予定。受賞者にはプレゼントがある。  問い合わせは玉露の里<電054(668)0019>へ。

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  • ⚽藤枝MYFC内山、横山ベスト11 J3アウォーズ 須藤氏、優秀監督賞

     J3リーグアウォーズが21日、オンラインで行われ、最優秀選手やベストイレブンなど各賞が発表された。2位でJ2昇格を決めた藤枝からは、GK内山圭とMF横山暁之がベストイレブンに選ばれた。須藤大輔監督も優秀監督賞を受賞した。  失点は優勝したいわきに次ぐリーグ2位の少なさで、全試合にフル出場したGK内山は「1試合あたりの失点を1以下にするという目標を達成できた」と振り返った。自身のベストゲームとしては0-0で勝ち点1を積み上げた最終節の長野戦を挙げ「J2でもチームとしてGKからボールをつなぐ超攻撃的サッカーを貫きたい」と意欲を示した。  大卒3年目のMF横山は今季13ゴールを奪い、チーム最多得点

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  • 補正予算案や条例改正案上程 藤枝市議会開会

     藤枝市議会11月定例会は21日開会し、本年度一般会計補正予算案や各種条例改正案など33件を上程した。  補正予算案には帯状疱疹(ほうしん)のワクチン接種に対する助成費200万円を盛り込んだ。2種類のワクチンの両方に適用し、1回当たり3千円を補助する。来年1月の開始を見込む。  一般質問を30日~12月2日に行い、16氏が登壇する予定。

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  • 長友再び輝け 後輩の集大成にエール 大学で共にプレーした山本さん(藤枝) サッカーW杯カタール大会

     サッカー日本代表で4度目のワールドカップ(W杯)出場となる長友佑都(36)=FC東京=を見守り続ける大学時代の先輩が藤枝市にいる。スポーツ用品店を経営する山本剛さん(38)。「大舞台を楽しむ選手。背中で示してくれるはず」。日本代表出場試合数でトップの遠藤保仁(42)=ジュビロ磐田=に次ぐ歴代2位の138試合まで伸ばした後輩の、集大成となる戦いを心待ちにした。  長友の飛躍の原点は明治大時代。名門東福岡高から上京した小柄な1年生は平凡な守備的MFだった。秋ごろ、腰痛が原因でプレーできない時期がありサッカー部を辞めようとしていた。掃除などの雑用でもミスばかり。見かねた上級生が注意して、翌日丸刈り

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  • ⚽藤枝J2昇格 ファン一体、祝福の渦 地元スタジアムでも歓喜

     「長年の目標に届いた」「来季はさらに応援を頑張りたい」-。サッカーJ3藤枝MYFCは20日、リーグ最終節のAC長野パルセイロ戦の様子を放映するパブリックビューイングを藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で行った。J2昇格の瞬間を見届けたサポーターたちは歓喜の声を上げ、悲願達成の喜びを分かち合った。  スタジアムの大型スクリーンで試合を放映し、375人がスタンドに詰めかけた。自動昇格圏の2位につけ、3位以下に得失点で大きな差をつけていることなどから昇格を濃厚にして臨んだ最終戦。チーム創立時からのファンという会社員加藤裕幸さん(53)=牧之原市=は「サッカー王国静岡のチームらしく、攻撃的なスタイル

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  • 釣りざおの購入名目 詐欺の疑いで男逮捕 藤枝署

     藤枝署は20日、詐欺の疑いで藤枝市高柳3丁目、無職の男(43)を逮捕した。  逮捕容疑は2020年2月6日午後10時ごろ、釣りざおの購入名目で藤枝市のはつり業男性(43)から現金20万円をだまし取った疑い。同署によると、2人は顔見知り。男性が昨年、同署に被害届を出していた。同署は余罪があるとみて調べている。

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  • 健康づくりでウオーキング 藤枝ロータリークラブ

     藤枝ロータリークラブは20日、「藤枝再発見 健康ウオーキング」を開いた。蓮華寺池公園の郷土博物館を発着点にした約6キロのコースで、親子連れや友人グループなど約70人が健康づくりや街並みの見学を楽しんだ。  白子や上伝馬の各商店街、田中城下屋敷、洞雲寺などを巡った。道中の商店では大判焼きをプレゼントした。スタンプラリーもあり、完歩者には証明書を配布した。  スタート地点ではポリオ(小児まひ)撲滅を目指す募金活動も実施した。

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  • 田中城、小中生が案内 周辺巡り限定御城印 藤枝ライオンズ企画

     藤枝ライオンズクラブは20日、藤枝市の田中城周辺で「パワースポット田中城の御城印がもらえるご利益ウオーキング」を開いた。地元の小中学生が見どころの案内役も務め、田中城の歴史を発信した。  家族連れら約40人が参加し、4グループに分かれて約2・5キロのコースを巡った。田中城下屋敷を発着点に、本丸や堀の跡のほか、周辺の神社や寺を見学した。  西益津小、藤岡小、西益津中の3校の児童と生徒計17人が8カ所のポイントに立ち、ガイドを行った。下屋敷では、田中城の歴史や構造の特徴、徳川家康と関係するエピソードなどを披露した。  参加者には、同クラブが本丸跡に立つ西益津小の創立150周年を記念して製作した限

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  • 用水路に乗用車転落 藤枝「道の駅宇津ノ谷峠」上り駐車場付近

     19日午後1時55分ごろ、藤枝市岡部町岡部の「道の駅宇津ノ谷峠」上り駐車場付近の用水路に乗用車が転落しているのを通行人が発見し、110番した。  藤枝署によると、転落したのは静岡市の男性(75)で、軽傷を負ったという。男性は駐車場に乗用車を止めようとしたところ、誤って柵を突き破り、用水路に転落したという。同署は詳しい経緯を調べている。

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  • 藤枝セレクション2023 一般投票、12月12日まで

     藤枝市は12月12日まで、地域の特産品を認定する「藤枝セレクション2023」の一般投票を受け付けている。  和菓子やジャム、果物など20商品がエントリーした。一般投票の結果などにより10商品まで絞る。その後、専門家による審査を経て、認定3商品を決定する。  藤枝セレクションは「藤枝の誇り」「安心の証」「コトづくり」の面で優れている商品を選定する。  一般投票は市のホームページからインターネットで行うほか、市役所、岡部支所、BiVi藤枝などでも受け付けている。  一般投票者の中から11人の「ベストイレブン」を抽選で決め、特産品をプレゼントする。

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  • ゴルフリフティング世界最長 藤枝の大畑さん成功! 1時間2分32秒、クラブ2本で

     藤枝市田沼の大畑雄次郎さん(53)がこのほど、同市文学館で、ゴルフクラブ2本でのゴルフボールリフティング最長時間のギネス世界記録に挑み、見事成功させた。クラブ1本でのリフティングに続いて二つ目の記録達成となり、「有言実行できてうれしい」と笑顔を見せた。  左右の手で持ったクラブで交互にリフティングするルール。これまでの最長は、ポルトガルの男性が2003年に出した59分58秒。3回の挑戦でその記録を超えることを目指した。  1回目は47分20秒でボールを落とした。1時間の休憩を挟んで挑んだ2回目は最後まで集中力を保ち、これまでの記録を上回る1時間2分32秒をたたき出した。  大畑さんは20代で

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  • 6商工団体が交流 人脈づくり、連携へ意見交換 藤枝

     志太地域3市の商工会議所と商工会の6団体はこのほど、加盟する会員たちの人脈づくり交流会を藤枝市の小杉苑で開いた。建設や製造、サービス業といった多彩な分野の約70人が参加した。  4人程度のグループに分かれての自社紹介タイムを2回実施した後、自由に情報を交換するフリータイムを設けた。参加者は業務の連携や新規事業の挑戦に向けたヒントを探して積極的に意見を交わしていた。会場には自社の製品やパンフレットを配置するコーナーもあった。  参加したのは島田、焼津、藤枝の3商議所と島田市、大井川、岡部町の3商工会。交流会は2008年度から年1回ほどのペースで続けている。コロナ禍で20年度は中止、21年度はオ

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  • 発足「藤枝どぼくらぶ」 土木業界の人手不足解消へ発信強化

     藤枝市は18日、藤枝建設業協同組合などと連携して「藤枝どぼくらぶ」を立ち上げた。土木はインフラ整備や災害復旧に関わる重要な産業である一方、深刻な担い手不足に直面している。若年層への情報発信の強化や現場の働き方改革を推進することで業界を活性化させる狙いがある。  県が2017年に立ち上げた「静岡どぼくらぶ」の藤枝版。地元の小中学校での出前講座、大学生への研究フィールドの提供、若手や女性技術者の交流会「ドボカフェ」を展開していく。現場見学会の開催といった事業も展開し、藤枝の建設産業のイメージアップやブランディングを図るとしている。  発足式を市役所で行い、市や組合の関係者ら約70人が出席。各団体

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  • 「ぜんいんぶっころす」とメール 脅迫の疑いで男逮捕 藤枝署

     藤枝署は17日、脅迫の疑いで愛知県岡崎市河原町、無職の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は15日午前8時40分ごろ、藤枝市内の女性会社員(22)にコミュニケーションアプリの通信機能を使用して「ぜんいんぶっころす」などとメールを送り、脅迫した疑い。

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  • ⚽藤枝J2昇格見届けよう 20日最終節、パブリックビューイング

     サポーターと一緒にJ2昇格を見届けようと、J3藤枝が20日、アウェー開催の最終節長野戦のパブリックビューイングを藤枝総合運動公園サッカー場で行う。  藤枝市と共催で入場は無料。最終節は全試合が午後2時のキックオフで、観戦エリアはメインスタンドのみ。午後1時に開門する。  藤枝は自動昇格圏の2位で勝ち点66。3位鹿児島と4位松本の勝ち点はともに63で、藤枝との得失点差は鹿児島が15点、松本が17点。最終節で藤枝が負けて勝ち点で並んでも鹿児島、松本が得失点差を逆転するのは難しい状況にある。

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  • 左官や造園など 技能功労者を顕彰 藤枝市

     藤枝市は15日、本年度の技能功労者顕彰授与式を市役所で行った。長年にわたって同一の職業に従事し、技術向上や後進育成などに努めた職人5人を表彰した。  5人に賞状や記念品を手渡した北村正平市長は「機械やコンピューターでは置き換えられない卓越した技術を後世に伝えてほしい」と呼びかけた。受賞者は「信念を持って仕事を続けたい」「経験を後輩に伝えていきたい」などとそれぞれ抱負を語った。  技能功労者は次の通り。  増井秋博(郡)=左官・増井左官工業=、黒田英樹(若王子)=柔道整復師・蓮華寺接骨院=、半田浩文(清里)=プラスチック成型加工・豊樹脂工業藤枝工場=、村松邦昭(水上)=造園師・村松造園=、飯塚

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  • 花や動物の写実画 蓬会が日本画展 藤枝市の画廊

     藤枝市が拠点の絵画教室「蓬(よもぎ)会」の第39回日本画展が20日まで、同市小石川町のアートカゲヤマ画廊で開かれている。藤枝や掛川、浜松市などの生徒ら11人が計47点を出品した。  アジサイやユリ、チューリップといった花を、繊細なタッチで写実的に表現した絵が中心。人物や動物を描いた作品のほか、スケッチなども並ぶ。  生徒たちは日本美術院同人の松本高明さんを講師に、月1回の教室で腕を磨いている。

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  • 藤枝の企業動画 学生ら制作中 魅力紹介、12月18日発表

     藤枝市は、地元の高校生や大学生を対象にしたワークショップ「デジタルとまちづくりを考えるプログラム」を展開している。学生たちはデジタル機器の使い方や地域課題などを学んだ上で、地元企業の魅力を紹介する動画を制作し、12月18日に同市のBiViキャンで成果を発表する。  参加するのは市内在住、在学者を中心とした35人。11月上旬に開かれた2回のワークショップでは、量子コンピューターやまちづくりの専門家2人による講義や、都内IT企業の担当者が指導するデジタルコンテンツの制作研修に臨んだ。  学生たちは8班に分かれ、12月にかけて市内の製造業や自動車学校、食品加工業など10社を取材するフィールドワーク

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  • 藤枝バイパスの早期4車線化要望 国交省に沿線自治会

     国道1号藤枝バイパス整備促進委員会(会長・北村正平藤枝市長)は17日、一日も早い全線4車線化を国に要望した。監事を務める広幡第2自治会の吉井時男会長らが国土交通省で豊田俊郎副大臣と面会し、恒常的な交通渋滞に悩む住民の声とともに要望書を届けた。  迂回(うかい)車両が周辺の通学路や生活道路に流入し、安全確保の面からも早期整備の必要性を訴えた。特に、交通が集中する広幡―薮田東両インターチェンジ間の早期供用開始を要求した。豊田氏は「優先順位を付けてしっかり対応していきたい」と応じた。  自民党の井林辰憲氏(衆院静岡2区)、牧野京夫氏(参院静岡選挙区)、若林洋平氏(同)が同席した。

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  • 原子力災害 ガイドブックを作製 屋内退避や避難行動解説 藤枝市、全世帯に配布

     藤枝市は、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)で原子力災害が発生した時の避難行動の流れなどをまとめたパンフレット「原子力防災広域避難ガイド」を作製した。約6万部を印刷して藤枝市内全世帯に配布し、周知を図る。  パンフレットはA4判16ページ。原子力災害の特徴などを説明した上で、屋内退避や避難行動の流れ、避難先について解説した。フード付きのビニールカッパといった事前に用意する備品のチェックリストも設けた。  市が3月に策定した広域避難計画に基づいて作製した。災害の状況などに応じて、原発から5~31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)から外れる瀬戸谷、葉梨、広幡、岡部の市内4地区のほか、神奈川県や埼玉

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  • 昭和の道具、記憶を刺激 「回想法」サロン人気 藤枝の博物館

     藤枝市郷土博物館・文学館が収蔵・展示する昭和時代の生活用品を活用し、高齢者の健康増進につなげようと開く「なつかし回想法 藤枝おもいでサロン」が人気を集めている。回想法は認知症の予防法として知られる。高齢者の生きがいづくりや社会参加へのきっかけになると出前講座の依頼も多く寄せられ、広がりを見せている。  10月下旬のサロンは「実りの秋」をテーマに開かれた。机上には昭和時代に使われた羽釜、おひつ、電気釜が並び、60~70代を中心とした参加者12人が自由に触れたり持ったりしながら談笑していた。  「学校から帰ると必ず、かまどや風呂炊き用のまきを拾いに山に行かされたっけ」「あの頃の外米はえらくまずか

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  • 大自在(11月17日)村越化石句碑20年

     生誕100年の俳人、村越化石(本名・英彦、1922~2014年)は20年前の11月14~16日、群馬県草津町のハンセン病国立療養所から藤枝市岡部町に60年ぶりに里帰りした。この時、79歳。病気のため失明してから30年近くたっていた。  生家近くの「玉露の里」に建立された自身の句碑〈望郷の目覚む八十八夜かな〉の除幕式に招かれた。ワゴン車に同乗してきた介助の職員が、化石は式典に合わせ背広を新調したのだと筆者にほほえみながら教えてくれた。  里帰りを詠んだ13句は〈茶の花を心に灯し帰郷せり〉に始まる。そして〈よき里によき人ら住み茶が咲けり〉。読むたび、どれほどかけがえのない3日間だったかを知る。

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  • 国の災害緊急砂防事業に採択 油山川の土石流など

     静岡県は15日、台風15号に伴い静岡市葵区油山の油山川と藤枝市原の旭ケ丘西沢で発生した土石流について、国の災害関連緊急砂防事業に採択されたと発表した。14日付。事業費はいずれも未定。国が3分の2を補助し、県が残りを負担する。  県砂防課によると、油山川は砂防えん堤2基、旭ケ丘西沢は砂防えん堤1基をそれぞれ新設する。測量設計や用地補償を行い、速やかに工事に着手するとしている。2023年度末までの完成を目指す。

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  • 雇用など16項目 藤枝市に要請書 連合志太榛原地域協

     連合静岡志太榛原地域協議会は15日、政策制度要請書を藤枝市に提出した。雇用・労働、産業・経済、社会保障などの分野で計16項目を訴えた。  労働者の雇用安定やウィズコロナを見据えた経済活性策の充実、全世代支援型社会保障の充実、災害時の自助・共助意識を高めるための取り組み強化などを求めた。  同協議会の望月章伸議長らが市役所を訪れ、北村正平市長に手渡した。北村市長は「働く人やその家族が健やかに暮らし、活躍できるまちづくりに取り組む」と話した。

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  • 市長旗争奪野球 学童、中高生ら熱戦 藤枝、20日まで

     藤枝市長旗争奪野球大会(藤枝野球連盟主催)がこのほど、市内で開幕した。20日まで学童、中学校、高校、社会人のチームが部門別に熱戦を繰り広げる。  学童8チーム、中学、高校ともに6チーム、社会人14チームが出場する。藤枝総合運動公園野球場を主会場に、トーナメント方式で頂点を争う。  初日の同野球場では高校部門の1回戦などを行った。好プレーが出ると、チームメートや観客席の保護者らから歓声が上がった。

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  • 茶況(11月14日)茶を活用したモニターツアー ペアリングや茶園巡り 藤枝

     するが企画観光局は藤枝市と連携して12、13の両日、お茶などの地域資源を生かした1泊2日のモニターツアーを同市岡部地区などで開いた。県内外から参加した9人の感想などを基に、看板となる観光商品の創出を目指す。  8月に実施した岡部、瀬戸谷地区でのツアーに次ぐ第2弾。今回はフランス料理に合う日本茶を楽しむティーペアリング、スポーツタイプの電動アシスト自転車「E-bike」での茶園巡り、茶室体験や玉露スイーツ試食などを展開した。  名古屋市から友人と参加した山下貴美さん(34)は「初めて知る茶の楽しみ方がたくさんあり、驚いた」と話した。

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  • 「病院避難」想定、初の実動 緊急消防援助隊、静岡県内で訓練

     南海トラフ地震の発生に対する救助、救援体制を確認した12、13両日の緊急消防援助隊(緊消隊)全国合同訓練。緊消隊と県内の医療機関が連携し、大地震で機能を失った病院の患者を他の病院に転院させる病院避難の実動訓練が初めて行われた。複数の都道府県の救急小隊を統合した中隊を編成して実施。熊本地震を教訓に、関係者は迅速で安全な搬送へ「指揮命令系統の確立が必要」と強調する。  13日午前8時40分ごろ、東京消防庁を先頭に、石川、京都、徳島、鹿児島の5都府県の救急車が災害拠点病院の藤枝市立総合病院に続々と到着した。大地震による停電で診療や入院活動を継続できなくなった病院からの患者搬送を想定。「75歳男性、

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  • 健やかな成長願い七五三 藤枝・本郷町内会「思いやりある子に」

     藤枝市瀬戸谷地区の本郷町内会(平口恭利会長)は13日、本郷神社で七五三の式典を行った。同地区在住や出身の子ども11人と保護者が出席し、健やかな成長を祈願した。  玉串の奉納などの神事を行った。子どもたちは着物やはかま、ブレザーなどを着用して出席した。禰宜(ねぎ)の佐野芳正さんは「将来に向かって元気に過ごしてほしい」、平口会長は「地元を離れた家族と顔を合わせる貴重な機会にもなっている」と話した。  息子の将大君と出席した森谷秀人さん(42)は「思いやりと郷土愛のある感性豊かな子になるように育てていきたい」と決意を語った。

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  • ⚽J3藤枝 須藤監督が来季続投へ

     J3藤枝の須藤大輔監督(45)が13日、来季も続投する契約をクラブと結んだとホーム最終戦終了後、サポーターに報告した。  須藤監督は昨年7月から藤枝の指揮を執り、1年目は10位だったが、今季は2位に導きJ2昇格をほぼ確実にしている。

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  • 超攻撃的サッカーで輝き J2昇格濃厚のJ3藤枝MYFC 3-1で福島下す

     明治安田J3リーグは13日、第33節の7試合を行い、2位の藤枝は福島を3-1で下し、勝ち点を66に伸ばしてJ2昇格をほぼ確実にした。前節まで藤枝と同じ勝ち点で3位だった松本は1-4で宮崎に破れ、4位だった鹿児島が岐阜に1-0で勝利して3位に浮上した。鹿児島と松本の勝ち点はともに63で、藤枝との得失点差は鹿児島が15点、松本が17点。最終節で藤枝が負けて勝ち点で並んでも鹿児島、松本が得失点差を逆転するのは現実的に難しく、藤枝が圧倒的優位に立った。  昇格争いの“重い鎖”を断ち切り、藤枝の超攻撃的サッカーが輝きを取り戻した。「選手全員が原点回帰でチームの強みを確認し、自

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  • 田中城の御城印製作 歴史発信強化へ 西益津小150周年記念

     藤枝ライオンズクラブ(LC)が、田中城本丸跡にある西益津小(藤枝市田中)の創立150周年を記念し、同城の限定御城印を製作した。近くにある田中城下屋敷で27日から1枚300円で販売し、地域の歴史の発信強化や活動の活性化に役立てる。  限定御城印ははがきほどの大きさで、2千部を製作。田中城周辺は堀などが同心円状に配置され、上空から亀のように見えることにちなみ、「駿河国亀城」との文字も記載した。  地域の子どもたちに配布するほか、同LCが20日に開催する田中城ウオーキングイベントの参加者にも配る。イベントでは、同小の児童らが案内役を務める予定。5日に同小で開かれた亀城祭で、大名行列の藩主役を務めた

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  • ⚽浜松開誠館が4年ぶり2度目頂点 藤枝東に2ー0 全国高校サッカー選手権静岡県大会

     第101回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)は12日、エコパスタジアムで決勝を行い、浜松開誠館が2-0で藤枝東を下し、4年ぶり2度目の優勝を果たした。全国大会の開幕は12月28日で、11月21日に組み合わせ抽選会が行われる。  ▽決勝  浜松開誠館 2(1―0 1―0)0 藤枝東  ▽得点者【浜】松本(なし)岡田(なし)  【評】浜松開誠館が効果的な時間に得点し、2-0で藤枝東を破った。  浜松開誠館の先制点は前半7分、ペナルティーエリア手前のFKを松本が直接決めた。その後は藤枝東がボール支配率で上回り、2トップの井藤、植野を中心に攻撃した

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  • 藤枝市チームが結団式「前回上回る成績を」【市町対抗駅伝】

     静岡市で12月3日に開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の藤枝市チームは11日夜、結団式を市役所で行った。3年連続の入賞と前回大会の9位を上回る成績を目標に掲げ、意気を高めた。  チームは経験豊富なベテラン勢と、市内外の大会で上位に食い込む力を持つ若手らで構成し、安定感のあるたすきリレーが強み。週3回の練習や選考レースなどで力を付けてきた。  選手を代表して横馬岬さん(藤枝特別支援学校教諭)が「郷土の代表として走ることは誇らしく、苦しい練習を乗り越える原動力になっている。ワクワクしてもらえるような走りをしたい」と抱負を語った。  選手団に代表旗を授与した北村正

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  • ⚽ドイツ・フランクフルト 子どもたち指導 長谷部の地元藤枝で初

     サッカー元日本代表の長谷部誠(藤枝東高出)が所属するドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトの指導者が11日、藤枝市との交流3年目で初めて藤枝の子どもたちを直接指導した。市と市サッカー協会が取り組むトップアスリートを育成する事業の一環。これまではオンラインで指導者講習などを行っていた。  指導したのは、国際交流を担当し、アゼルバイジャンやインドで育成年代の代表監督を務めた経験を持つニコライ・アダム氏。同市の静清高高田グラウンドで藤枝トレセンU-12(12歳以下)の選手約20人に熱視線を送った。アダム氏は「自分が絶対ゴールを決めるんだという気持ちが大事。(フランクフルトの)鎌田選手がた

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  • 商店街がアート一色「まちかど美術館」 藤枝・上伝馬、15日まで

     藤枝市の上伝馬商店街で15日まで、旧東海道藤枝宿の通りに面した商店の店先などでアートを展示する「上伝馬まちかど美術館2022」(志太天神ひな街道実行委員会主催)が開かれている。  参加しているのは菓子店や自転車店、ふとん店、寺など。入り口のガラス窓や店内の壁、商品掲示ケースの上などに作品を飾っている。空き店舗内の空間も活用した。  地元で活躍する作家や若手アーティストなどを中心に、絵画や陶芸など計約60点を出品した。  飯塚久仁子実行委員長は「さまざまなアーティストの作品を知るきっかけにしてもらえたら。商店街の雰囲気も華やかになった」と笑顔を見せた。

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  • 目指せJ2 横断幕で応援 朝比奈第一小、藤枝MYFCへ

     サッカーJ2昇格を目指すJ3藤枝MYFCを応援するため、藤枝市の朝比奈第一小の児童が横断幕を制作した。同校で11日、児童から選手らへの贈呈式を行った。今シーズンの残る2試合の会場で掲示する。  横断幕は縦1メートル、横2メートルほど。白地の中央部分に「がんばれ!藤枝MYFC」と記し、その周囲に児童たちが描いた顔の絵や「ファイト!」「全力」といったメッセージを添えた。  MYFCの徳田航介代表と中井崇仁選手が同校を訪れ、児童から受け取った。徳田代表は「地元の応援のおかげで頑張れている」、中井選手は「みんなからもらったパワーでゴールを決めたい」とそれぞれ話した。  13日に藤枝総合運動公園サッカ

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  • 藤枝MYFCのホーム最終戦 コラボ商品で盛り上げ 藤枝北高、地元商店と開発の4品

     藤枝市の藤枝北高は、13日にサッカーJ3藤枝MYFCのホーム最終戦が行われる藤枝総合運動公園サッカー場で、地元商店とコラボして開発した唐揚げ弁当などの応援商品を数量限定で販売する。  コラボしたのは4商品。和菓子店「紅屋」と協力して「みそきたまんじゅう」と「みそっこクッキー」を、飲食店「藤枝市場」とは「MY応援弁当」と「kita糀(こうじ)からあげ棒」を開発した。  同校で商業を学ぶ2年生が6月から企画を進めて実現させた。生徒が製造したみそやこうじを使用する。当日は、生徒たちがおそろいの応援Tシャツを着用して店頭に立つ。  販売時間は午前11時~午後1時ごろ。

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  • 藤枝おんぱく 多彩に26プログラム 茶箱づくりや着付け体験

     藤枝市内各地で12日、地域の歴史や文化などの多彩な体験プログラムを展開する「藤枝おんぱく(藤枝温故知新博覧会)2022秋」がスタートする。12月11日まで。  今回は地域資源を生かした計26種類のプログラムを用意した。座れる茶箱づくり(土、日曜日開催)やレトロな着物の着付け体験(今月19、20日)のほか、蓮華寺池公園野外音楽堂での音楽やダンスのステージショー「藤ロックフェスティバル」(23日)、子ども向けのラインスタンプ作成(12月11日)といったイベントを開催する。  参加希望者は藤枝おんぱくの公式ホームページなどから申し込む。問い合わせは事務局の一般社団法人サクラボ<電070(5332)

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  • 名酒初亀に自社田米 藤枝・岡部朝比奈 地元産素材の使用加速

     数々の受賞で知られる日本酒「初亀」をつくる初亀醸造(藤枝市岡部町)はこのほど、同町朝比奈地区に今年初めて設けた自社田で酒米を収穫した。同社は近年、自社田の導入のほか、同地区の契約農家とも協力して酒米の栽培量を増やしていて、地元の素材を生かした酒づくりを加速させている。  「自分で育てた米から日本酒が完成すると思うとうれしい」。今春に自社田の管理責任者になった杉野裕基さん(38)は10月中旬、収穫期を迎えて黄金色に染まった田んぼを見つめた。「まだまだ分からないことだらけだが、周囲の農家と協力して栽培技術を向上させたい」と意気込む。  栽培するのは本県オリジナル品種の「誉富士」。同社は20年ほ

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  • ほととぎす漬 おもひで横丁藤枝市場(藤枝市) 武士の涙誘うほど辛い“幻の漬物”【ものづくり最前線】

     江戸時代の東海道藤枝宿で親しまれていた“幻の漬物”を復活させた。奈良漬にした白ウリに和がらしを塗り、シソの葉で巻いた料理。紫色の外見とピリリとくる刺激的な辛さが特徴で、酒のつまみやお茶漬けの具として味わう。  寺川義則取締役店長によると、旧藤枝宿に軒を連ねていた一膳飯屋のうちの一軒である「東屋(あずまや)」が、ほととぎす漬を提供していたという。名付けの親は東屋で漬物入りの茶漬けを食べた武士。漬物の涙を誘うほどの辛さと、ホトトギスの名所の「木枯ノ森(こがらしのもり)」(静岡市葵区)で詠まれた短歌の一節「ほととぎす 聞くたびごとに 涙こぼるる」をかけたとされる。  その後

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  • 佐藤工業所(藤枝) 小水力発電設備に参入 型枠製造技術生かす

     鋼製型枠メーカーの佐藤工業所(藤枝市)は、小水力発電設備の製造販売に本格参入する。小川や農業用水路に設置可能な装置を開発し、長野県の企業に2基販売した。エネルギー価格が高騰し、脱炭素化も求められる中で引き合いは多く、新たな収益事業に育てたい考え。  小水力発電は天候や季節で変動する河川流量の影響を受けやすく、安定した発電が困難とされてきたが、佐藤工業所は型枠製造で培った技術を生かし、低流量でも効率的に発電できるシステムを確立した。初の販売先は同県茅野市の地元住民らが過疎地対策で起業した地域電力会社で、最大100キロワットと最大200キロワットの2基を納入した。年間発電量は一般家庭約600軒分

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  • 殉職職員の冥福祈る 藤枝で静岡県警が慰霊祭

     静岡県警は8日、殉職警察職員慰霊祭を藤枝市の県警察学校で開いた。大原光博本部長をはじめとする県警幹部や遺族ら26人が参列し、治安維持や交通安全に尽くした殉職職員の冥福を祈った。  参列者は黙とうをささげた後、献花台に花を手向けて殉職者の霊を慰めた。大原本部長は「身をもって示された誇り高き精神と確固たる勇気、献身的な行動は誇り。犯罪や災害から県民を守る責務を改めて胸に刻み、県民の期待と信頼に応えていく」と誓った。  県内では1879年以降、85人が殉職した。近年では2020年7月、吉田町の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で発生した火災の活動中に牧之原署地域課の関口孝隆さんが亡くなった。

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  • ウガンダ大使が藤枝農園視察 干ばつ対策、植物活性剤の効果確認

     駐日ウガンダ大使館のトーファス・カーフワ大使らが8日、藤枝市善左衛門のトマト専業農家である河原崎農園の視察に訪れた。同国の農業に打撃を与えている干ばつの対策として、同園が実験的に使用している植物活性剤の効果を確かめた。  同園が導入した活性剤は、都内の「アクプランタ」が開発した「スキーポン」。人体への影響が少ない酢酸を用いていて、通常の半分以下の水量や、気温50度の暑い環境でも野菜などの栽培が可能になるという。  同園では昨夏にスキーポンによるトマト栽培の実証実験を同社と連携してスタートした。夏場の気温45度超のビニールハウス内でも栽培できることを確認したという。園主の河原崎善康さんは「活性

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  • 昇格まであと一歩 ホーム最終戦に来て J3藤枝選手がビラ配り

     サッカーJ2昇格決定まであと一歩に迫っているJ3藤枝MYFCの選手が10日、13日に藤枝総合運動公園サッカー場行われるホーム最終の福島戦への来場を呼びかけるチラシをJR藤枝駅周辺で配った。  藤枝は現在2位。福島戦に勝ち、同じ勝ち点ながら得失点差で引き離す3位の松本が敗れれば、最終節を残して事実上昇格が決まる。選手7人がチラシの配布に参加し、300枚を駅利用者らに手渡した。  サポーターから「頑張ってください」と声をかけられる場面もあり、FWの渡辺りょう選手は「残り試合で2勝すれば自力で昇格できる。1年間積み上げてきたものをやり切り、最後はみんなで喜びを分かち合いたい」と意欲を示した。

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  • 灯油散布、放火予備の疑い 藤枝署が男女逮捕

     藤枝署と県警捜査1課は10日、住居侵入と放火予備の疑いで滋賀県東近江市五智町、無職の男(34)と同、派遣社員の女(42)を逮捕した。逮捕容疑は8月15日午前3時ごろ、藤枝市若王子3丁目のアルバイト従業員男性(63)方に侵入し、灯油を散布して放火の予備をした疑い。同署は詳しい経緯を調べている。

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  • 読書が楽しくなる「しおり展」 20日まで、静岡の古書店で開催

     静岡県内外のイラストレーターやグラフィックデザイナーら8人による「栞[しおり]展」が20日まで、静岡市葵区駿河町の古書店「本とおくりもの ヒガクレ荘」で開かれている。  紙製だけでなく、染めや刺しゅうの作品など、約20種100点が並び、しおりの原画も展示している。  深沢みなみさん(同市)は街で見かけた寄せ植えを描き、その花々の形に切り抜いた大判のしおりで、本に華やかさを添えている。「mash[マシュ]、」さん(藤枝市)はダイヤル式の電話機や牛乳瓶などレトロなモチーフを温かみのある配色で刺しゅうした。一輪の花や女の子など愛らしい絵柄が本から飛び出す趣向のしおりもある。  同店は開店2周年を前

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  • 藤枝明誠高40周年・中学20周年 陸上飯塚選手が記念講演

     藤枝市大洲の藤枝明誠中・高は9日、高校の創立40周年、中学校の20周年を記念する式典を同校で行った。これまでのあゆみを振り返るとともに、今後の発展へ関係者が決意を新たにした。式典後、明誠高卒の陸上選手飯塚翔太さんが記念講演を行った。  学校運営役員や教職員、約1200人の全校生徒のほか、周辺地域の学校長、地元自治会役員らが出席した。学校を運営する藤枝学園の仲田晃弘理事長は「緩やかなあゆみだったが順調に成長してきた。地域からの共感と激励のおかげ」とあいさつ。塙博校長は「先輩が築いた伝統を引き継ぎ、期待に応えていきたい」と決意を語った。  生徒を代表して高校3年の伊藤慶将さんと中学3年の鈴木里桜

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  • 感染対策リーダー育成 静岡県、第8波やインフル備え

     静岡県と静岡県病院協会は9日、社会福祉施設で感染症対策を主導するリーダーの育成研修を始めた。新型コロナウイルスの感染第8波とインフルエンザの同時流行が懸念される中、感染対策の高度な知識を備えた感染管理認定看護師が感染予防のポイントを助言する。重症化リスクが高い高齢者らが多い施設の特性を踏まえ、感染対策の向上につなげる。  初日は焼津市の特別養護老人ホーム「大富陽光園」で開催し、県中部の施設から計16人が参加した。いずれも藤枝市立総合病院の感染管理認定看護師、戸塚美愛子さんと小林亜紀子さんが講師を務め、手指衛生や職員の健康チェックなど基本的な対策を助言した。「感染対策の原則は『もらわない』と『

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  • 男性の育休取得で議論 藤枝で「職場環境づくり会議」発足

     藤枝市の産学官金が連携して職場の環境改善を目指す「日本一働きやすい職場環境づくり会議」が発足し、9日に第1回会合を市役所で開いた。本年度は男性の育休取得と家庭参画の促進を主要テーマとして提言をまとめ、本年度末の市中小企業振興推進会議で報告する。  市内の製造業や自動車学校、運輸会社などの従業員のほか、大学教員、金融機関の担当者ら委員12人で構成する。委員長に就いた静岡産業大経営学部の土居繭子准教授は「誰もが安心して働き、生活できる環境を目指し、知恵を借りながら進めていきたい」とあいさつした。  初会合では事務局を務める市の担当者が、地域企業に行ったアンケートなどを基に育休の取得や働き方改革を

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  • 家計簿付け方と家事学ぶ 12日から静岡と藤枝で講習会

     婦人雑誌の愛読者でつくる静岡友の会(静岡市葵区)は12日から27日まで、静岡市と藤枝市の計4会場で「家事と家計の講習会」を開く。家計簿の付け方と支出のチェック、家の整理や掃除の方法などを学ぶ。  12日は午後1時半からアイセル21(静岡市葵区)で実施。17日は有度生涯学習交流館(同市清水区)、19日は静岡友の家(同市葵区)と藤枝市文化センター、20日は静岡友の家、27日は同センターで、いずれも午前10時から開く。  各回とも内容が異なり、同会ホームページで確認できる。参加費は各回200円。  申し込みは静岡友の会<電090(5451)1990>へ。

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  • 全国中学校柔道大会66キロ級 門倉さん(静岡学園)3位報告 藤枝市役所

     福島県で8月に開かれた全国中学校柔道大会で3位になった静岡学園中3年の門倉寛太さん(藤枝市高岡)が9日、藤枝市役所に中村禎教育長を訪ね、結果を報告した。  門倉さんは個人戦の男子66キロ級に出場。僅差の試合を立て続けに制して上位に進出した。「自分から仕掛ける意識を持ち続けた」と振り返り、「高校ではもっといい結果を残したい」とさらなる飛躍を誓った。  中村教育長は「今後も練習に励み、体も心も鍛えてほしい」と呼びかけた。

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  • タクシー内でわいせつ行為 容疑の運転手逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は8日、強制わいせつの疑いで藤枝市志太2丁目、タクシー運転手の男(72)を逮捕した。  逮捕容疑は9月4日午前0時ごろ、県中部地区の路上に停車中のタクシー内で、20代の介護職員女性の胸を触るなどのわいせつな行為をした疑い。  同署によると、女性はタクシーの利用客で、容疑者と面識はないという。容疑者は「女性から誘ってきた」と容疑を一部否認している。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 県高校定通制生徒生活体験発表で最優秀賞に輝いた 漆畑美広さん(藤枝市)

     第1種電気工事士の資格取得に向けて親身になって指導してくれた亡き恩師との思い出や感謝の気持ちをスピーチし、最優秀賞をつかんだ。科学技術高定時制4年。20日に東京都で開かれる全国大会に挑む。19歳。  -恩師はどのような人だったか。  「高校で入部した電気工事受験部の顧問だった。先生は中学時代、問題児と言われていた自分に『漆畑ならできるよ』と声をかけ、対等に接してくれた。理解するまで何度も指導してくれ、資格を取得することができたが、報告する前に病気で亡くなってしまった。何事にも不真面目で不良だった自分が、目標に向かって努力することの大切さを知ることができたのは先生のおかげ」  -スピーチの文章

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  • 大井川の恵みPR 藤枝、焼津、島田3市 東京都内で移住セミナー

     藤枝、焼津、島田の3市はこのほど、合同移住セミナーを都内で開いた。「大井川の恵み」をテーマに、各市の先輩移住者がまちの魅力をアピールした。来場とオンラインで、首都圏の30~50代の15人が参加した。  藤枝市で居酒屋を経営する伊藤茂樹さん(45)=大分県出身=は、大井川の水の話題に触れ「水がきれいな街なので、全国的に評価が高い酒蔵が4カ所もある」と紹介。東京と焼津市で自家製ツナ専門店を営む関根仁さん(45)=福島県出身=は「焼津市は水産業や歴史などの素材が豊富。起業の支援も充実し、何事にも挑戦できる」と強調した。  友人の誘いをきっかけに、島田市伊久美地区に移住した加藤啓太さん(31)=岐阜

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  • 茶況(11月7日)美術イベント 会場でお茶会 藤枝の商店街 12、15日

     藤枝市の旧東海道藤枝宿周辺の商店街全体でアートを楽しむイベント「上伝馬まちかど美術館2022」(志太天神ひな街道実行委員会主催)の会場で12、15の両日午前11時~午後3時、来場者を対象にしたお茶会が開催される。  利用には200円の「お茶券」が必要。イベントの参加店舗で美術鑑賞をしたり、買い物をしたりした人には無料で券を配布する。  まちかど美術館の開催は10~15日。和菓子や総菜、金物、寝具などの販売店や寺など18軒が協力。地元作家や若手アーティストらの作品を店舗内などに掲示する。

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  • 数学「もっと学びたい」意欲衰え知らず 静岡の自主研究会40周年

     静岡県内の数学好きが集って自主ゼミを開く「静岡数学研究会」が、発足40周年を迎えた。当時30代前後の高校教師らが中心になって組織し、数理科学のさまざまな分野で研さんを積んできた。多くのメンバーが教員を退職し、70代を迎えたが、今なお学びの意欲は衰えない。  「まさかここまで長く続くとは。本当にみんなに感謝している」。10月29日に藤枝市内で開いた40周年記念ゼミ。仁藤真吾会長(75)は、喜びとともに驚きを口にした。この日は藤枝や静岡、袋井などの各地から60~70代の6人が参加。冒頭にそれぞれが節目を迎えた感想を語ってから、近年の重点テーマである量子力学などに関する研究に移った。  会は198

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  • ハローワーク焼津管内 9月有効求人1.03倍

     ハローワーク焼津はこのほど、管内(焼津市、藤枝市)の9月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・03倍で前年同月を0・04ポイント上回ったが、2カ月連続で1・1倍台を下回った。燃料代や原材料費の高騰に伴い、製造業を中心に新規求人を絞った。  新規求人を産業別に見ると、製造業全体は前年同月比6・3%減の359人。金属製品やはん用機械器具、電気機械器具といった製造業種で前年同月を大きく割り込んだ。食料品製造業は33・3%増の104人だが、主力の水産加工業で「求人を出しても集まらない状況が続いている」(担当者)という。  運輸業・郵便業は148人で6・5%増。求人数についてトラックは需要増を受け

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  • オンラインで異文化交流 藤枝の高校生、豪生徒と会話楽しむ

     藤枝市国際友好協会はこのほど、藤枝市在住・在学の高校生と、同市と姉妹都市提携を結ぶオーストラリア・ペンリス市の中高生とのオンライン交流会を開いた。  藤枝側は藤枝東、静清、静岡城北の各高の5人、ペンリス市側は計11人が参加した。藤枝の生徒は市生涯学習センターに集まり、モニター越しに会話を楽しんだ。  藤枝の高校生は自分たちの学校生活や部活動、食文化などを英語で紹介した。ペンリス市の生徒は日本語を使い、市内の様子や住民の人柄について説明した。海外で人気のアニメや語学の勉強方法に関する質問もあった。  藤枝の高校生は「海外の人と交流する機会がない中で会話できて良かった」「今後もいろんな国の人と話

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  • 参加親子ら秋の風景満喫 藤枝でオリエンテーリング大会

     藤枝オリエンテーリングクラブなどは5日、藤枝市岡部町地区の「玉露の里」周辺で「県民オリエンテーリング大会第21回藤枝市大会」を開いた。約60人の親子連れらが参加し、自然の中での運動を楽しんだ。  地図とコンパスを片手に、制限時間内に設置されたポイントを探し出すルール。田畑や山間地があるエリア内で、参加者は戦略を立てながら競技に臨んだ。コスモス畑もあり、秋らしい風景を楽しんでいた。  各クラスの優勝者は次の通り。  シニア男子 出野幹夫(藤枝市)▽同女子 出野由夏(藤枝市)▽個人男子 内山達矢(島田市)▽同女子 竹本佳世子(藤枝市)▽団体家族 小林希綸ファミリー(藤枝市)▽同一般 繁田玲奈グル

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  • ゆかりの文化人探訪 中部3市でスタンプラリー 静岡県立大生協力

     近代文学史に名を残す県中部ゆかりの文化人の関連施設を巡る「するが文化の散歩道スタンプラリー」(静岡市、焼津市、藤枝市主催)が12月11日まで開かれている。県立大国際関係学部の細川光洋教授とゼミ生らが企画に協力。学生が撮影した紹介動画やAR(拡張現実)を活用し、若者を呼び込もうと奮闘している。  対象は静岡市の中勘助文学記念館(葵区)と芹沢ケイ介美術館(同市駿河区)、焼津市の焼津小泉八雲記念館、小川国夫が執筆を続けた藤枝市にある郷土博物館・文学館の4館。5年目の今回は若者の来館者を増やそうと、学生が撮影、編集した紹介動画をQRコードから視聴できたり、各館に設けたARポイントで独自の枠デザインの

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  • 医療向上へ目標発表会 藤枝市立総合病院 診療科別に抱負

     藤枝市立総合病院でこのほど、診療科別の目標発表会が開かれた。約20科のそれぞれの代表医師が登壇し、診療実績や今後の抱負などを語った。  医師たちは来年度までの短期目標と、2025年度を見据えた中期的な目標を披露した。各科の新たな診療内容の説明や決意表明なども行った。  発表会は医療の質の向上や周知、地域医療機関との連携強化などを目的に開催した。志太医師会会員や市幹部ら約50人が出席した。

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  • テロ対策へ連携強化を確認 藤枝署でネットワーク総会

     藤枝署はこのほど、「テロ対策ネットワーク藤枝」の総会を同署で開いた。県や藤枝市のほか、集客施設や医療関係団体、公共交通機関の担当者ら約20人が出席し、さらなる連携強化を確認した。  鈴木淳一署長は2023年5月に広島市で先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されることに触れた上で、「県民や関係機関が緊密に連携することが極めて重要」と呼びかけた。担当者から同ネットワークの活動報告や、危険物を使った凶悪事件の事例についての説明も行った。

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  • 藤枝東高創立100周年 機運盛り上げへポスター作製

     2024年11月に創立100周年を迎える県立藤枝東高の記念事業企画実行委員会はこのほど、協力金を寄せた事業所や個人などに配布するポスターを作製した。節目に向けて、機運の盛り上げに活用する。  1924年の校舎本館の外観や、サッカー全国大会の応援席、人工芝のグラウンド、体育大会、学校祭の様子といった同校の歩みを振り返る写真を掲載した。5千円以上の寄付があった人を対象に配る予定で、店先などに掲示してもらうように呼びかける。  実行委は24年11月に記念式典を行うと決めたほか、記念誌作成の準備も進めている。式典は藤枝市の県武道館を会場とし、記念講演には同校出身で、テレビ番組のコメンテーターとしても

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  • 初体験の競技楽しく スポ少児童挑戦、トランポリンやビームライフルなど 藤枝

     藤枝市のスポーツ少年団の団員が普段とは違う競技種目を体験するイベントが3日、同市駅前の藤枝市民体育館で開かれた。小学6年生約65人がグループに分かれて、東京五輪・パラリンピックなどで注目が集まったトランポリンをはじめ、ビームライフル、ボッチャ、カローリングの4種目に挑戦した。  市、市スポーツ少年団本部の主催事業。トランポリンのコーナーでは講師として参加した日本代表の海野大透選手が見守る中、垂直に高く跳べるまで練習を繰り返した。最初はバランスが取れずに不安定さが目立った児童たちも、こつをつかみ始めると、空中で半回転する技に挑んだ。ビームライフルでは、児童は構え方や姿勢を教わりながら、的に狙い

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  • 5個人1団体を表彰 藤枝市 地方自治や教育に貢献

     藤枝市は3日、市表彰式を市役所で行った。長年にわたって地方自治や教育などの分野で活躍した5人と1団体をたたえた。  北村正平市長が受賞者に賞状と記念品を渡した。北村市長は「それぞれの分野で素晴らしい功績を残してくれた。次世代への指導も期待したい」と呼びかけた。  表彰された個人と団体は次の通り。かっこ内は主要経歴。  自治振興 大石信生(元市議)薮崎幸裕(同)▽教育学術文化スポーツ 伊藤正見(元市私立幼稚園協会長)▽社会福祉 杉山静一(元藤枝地区協力雇用主会長)▽保健衛生 三輪誠(元志太医師会長)▽教育学術文化スポーツ 市文化協会

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  • 絵画や造形作品 市民の力作一堂 藤枝、6日まで

     藤枝市民文化祭の絵画・造形展(市民文化祭実行委、市主催)が6日まで、同市の生涯学習センターホールで開かれている。  絵画部門に30点、造形部門に20点が出品された。絵画では花や鳥、地元の風景や抽象画などさまざまな作品が並んでいる。造形部門では、源氏物語の絵を描いた貝殻、色彩豊かな染め物といったアイデアあふれる力作が集まっている。  審査員や実行委員らの作品も特別展示し、来場者を楽しませている。

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  • 生鮮食材、果物の販路拡大へ 静岡県中部の農業者、商工業者と連携 静岡商議所など商談会

     静岡商工会議所などは2日、県中部の農業者と商工業者をつなぐ「しずおか農商工連携商談会」を静岡市葵区の同会議所静岡事務所で開いた。約30の生鮮食材や果物の生産者らがブースを構え、販路拡大を目指して商品を披露した。  生産者は商品の生産方法やこだわりを紹介したり、試食を振る舞ったりして品質の良さをアピールした。市内の就労継続支援事業者も出店し、生産品のキクラゲやニンニクを並べた。  会場には飲食店や和洋菓子店の経営者ら約150人が訪れ、味や香りを確かめながら商品を慎重に品定めした。  この商談会は新型コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。トマトを生産する河原崎農園(藤枝市)の河原崎善康さんは「燃料価格

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  • 江戸の旅コンセプト「駿州堂」 土産や飲食メニューお披露目 静岡

     静岡、藤枝の関係団体でつくる「駿州の旅日本遺産推進協議会」は1日、オリジナルブランド「駿州堂」の商品として販売する土産物や飲食メニューのお披露目会を同市葵区で開いた。両市の13事業者が、店舗の買い付け担当者らに「江戸時代の旅」をコンセプトにした商品を紹介した。今後、イベントや観光施設で販売する。  各事業者は「江戸」や「旅」に絡めた商品の概要を参加者に説明し、試食品を提供した。静岡市清水区の水産加工業「原藤商店」は両市を通る東海道8宿をイメージした8種の塩を開発。蒲原宿の「出汁(だし)塩」、岡部宿の「抹茶塩」など各宿場にゆかりのある食材を使った。パッケージには各地を表現した浮世絵をあしらった

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  • 交流人口拡大へ連携 知事、中部7首長サミット 藤枝

     川勝平太知事と県中部7市町の首長が地域課題について意見を交わす中部地域サミットが2日、藤枝市内のホテルで開かれた。豊かな自然や富士山静岡空港を活用し、魅力の発信や交流人口の拡大に向けて連携していくことなどを確認した。  牧之原市の杉本基久雄市長は、県内の学校などを対象に空港利用を促す支援策を提案。吉田町の田村典彦町長は駿河湾沿岸地域で来訪者をもてなすための拠点整備を訴えた。  藤枝市の北村正平市長は少子高齢化による労働力低下に対応するため、生涯学習の場での就業促進セミナーなどを協力して実施する必要性を指摘した。  川勝知事は「中部地域には豊富な食文化や美しい景観がある。広域で連携してポテンシ

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  • 焼津カツオ盗 第3ルート巡り再逮捕へ 水産加工会社元役員ら

     焼津漁港を舞台にした冷凍カツオ窃盗事件の第3ルートを巡り、窃盗の疑いで逮捕された水産加工会社「マルテ小林商店」元役員の男(44)=焼津市焼津=らが別のカツオ窃盗にも関与した疑いがあるとして、焼津署と県警捜査3課は近く、元役員の男ら複数人を窃盗容疑で再逮捕する方針を固めた。1日までの関係者への取材で分かった。  関係者によると、同署などのこれまでの調べで、元役員の男や水産加工会社「大熊」(高知県)元役員の男(67)=藤枝市駅前1丁目=らが共謀し、昨年3月に焼津漁港に水揚げした冷凍カツオ数十トンを盗んだ疑いが浮上したという。漁港に設置された防犯カメラにカツオを持ち去る様子が写っていたとみられる。

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  • 山田会頭を再任 藤枝商工会議所 任期3年

     藤枝商工会議所は1日、臨時議員総会を藤枝市の小杉苑で開いた。役員の改選などを行い、山田寿久会頭の再任を承認した。  山田会頭は3期目で、任期は3年間。就任あいさつで「コロナ禍で地域経済が停滞する中、会員企業は踏ん張ってくれた。関係機関との連携を強化し、自己変革と持続的発展を支援していきたい」と語った。  江崎晴城、飯田敏之、渡辺博文の3副会頭の再任も決めた。永年勤続会員らへの表彰や伝達も行った。

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  • 藤枝産オリーブ 地域振興に一役 クレアファーム、農園レストランで食材発信

     オリーブなど静岡県産食材の加工品を製造販売するクレアファーム(静岡市葵区)は、藤枝市のオリーブ農園を拠点に、食と農、観光を組み合わせた地域活性化事業を本格化させる。10月中旬に同農園内に、地域食材を味わえる同社初のカフェレストランをオープン。地域の生産者や住民と連携して農業や料理の体験イベントを展開し、県内外からの交流促進と地域農業振興の両立を図る。  新施設「クレアビレッジ」を同市仮宿の農園内に開設し、自社農園産のオリーブオイルやハーブ、地場産品を使った料理を提供する。庭にテラス席を配し、収穫した食材を持ち込んで調理できるように専用の洗い場も設置した。農機具小屋を改修した交流スペースも併設

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  • 静岡県勢 メダル72個、「金」23 全国障害者スポーツ大会閉幕

     第22回全国障害者スポーツ大会は31日、栃木県内で最終日の競技を行い、閉幕した。静岡県選手は3日間で9競技に出場し、金23個を含む計72個のメダルを獲得した。  31日の陸上は静岡県選抜が男女混合400メートルリレーで頂点に立ち、竹原友洵(磐田市)が400メートルで金メダルを獲得した。水泳は池田伊吹(藤枝市)が50メートルバタフライで今大会2個目の金メダルを手にした。  ■混合リレーV 陸上  最終種目の陸上男女混合400メートルリレーで県選抜が頂点に立ち、今大会を鮮やかに締めた。  1走の鎌田夏鈴(18)=函南町=は「重点を置いて練習してきたバトンパスがうまくいった」と手応えをにじませた

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  • 茶況(10月31日)野菜や果物 茶農家ら販売 藤枝で「みのり市」

     藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場で31日、「秋のみのり市」が始まった。現在、開催中の茶を割引価格で提供する「秋の感謝セール」に合わせた企画で、11月5日まで。  茶農家らが、茶のシーズンとずらして育てられる野菜や果物を販売する。地元産の自然薯(じねんじょ)やミカン、干ししいたけのほか、リンゴや落花生も揃えた。  販売店舗の横にある特設会場で実施している。時間は午前9時~正午。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 安全運転管理 萩原さん表彰 藤枝署など

     藤枝署などは28日、優良運転者として関東管区警察局長・関東安全運転管理者協議会連合会長連名表彰を受けた萩原鉄雄さん(67)=藤枝市若王子=に表彰を伝達した。  萩原さんが同署を訪れ、鈴木淳一署長と藤枝地区安全運転管理協会の藁科佐敏会長から賞状を受け取った。  市内の建築設備業「エクノスワタナベ」で工事担当リーダーを務めているという萩原さんは「後輩らの手本になる運転を心がけたい」と決意を新たにした。鈴木署長は「安全運転意識を周囲に広げていってほしい」と呼びかけた。

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  • 井原さん(広幡小4)、古川さん(青島小5)市長賞 MOA美術館藤枝市児童作品展

     第33回MOA美術館藤枝市児童作品展(同館など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の入賞者表彰式が30日、市葉梨地区交流センターで行われた。最高賞の市長賞には絵画の部で井原輝さん(広幡小4年)、書写の部で古川まいさん(青島小5年)が輝いた。  市内の小学生を中心に絵画に151点、書写に183点の応募があった。  市長賞以外の主な受賞者は次の通り(絵画、書写の順)。  市教育長賞 田丸裕晴(青島北6)菅野菜々(青島東1)▽市PTA連絡協議会長賞 河森慶達(青島2)大畑歓奈(大洲6)▽市子ども会世話人連絡会長賞 小長谷郁生(青島東4)平塚大登(藤岡3)▽自然農法志太普及会長賞 鈴木沙菜(岡部6)横山

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  • 消費者被害防止、ヤングケアラー支援要望 志太労福協、藤枝市に

     志太地区労働者福祉協議会(河合雄介会長)は27日、市民の福祉向上に向けた要望書を藤枝市に提出した。  要望は8項目。消費者被害の防止やヤングケアラーの支援のほか、スクールカウンセラーなど相談態勢の拡充、小中学校の特別教室への空調設置などを訴えた。  河合会長ら同協議会の役員が市役所を訪れ、北村正平市長に手渡した。北村市長は「教育や福祉、子育て環境の充実とともに、安心して働ける職場づくりを進めていく」と話した。

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  • 藤枝まち歩き 地元学生「ふじえだガールズ」、旅アプリで魅力発信

     藤枝市在住・在学の女子学生でつくる「ふじえだガールズ・ミーティング」は、東海道の旅アプリ「膝栗毛(ひざくりげ)」とコラボし、地元の魅力的なまち歩きスポットを女性の視点から発信する取り組みを進めている。メンバーがこのほど、市内の特産品や日本遺産の構成文化財などをテーマに取材に臨んだ。  膝栗毛は東海道五十三次を中心に、各地にあるスポットを写真や記事で紹介するアプリ。三菱地所がJTBコミュニケーションデザインと共同開発した。周辺の歴史や文化、グルメなども合わせて紹介する。  メンバーたちの取材では、15人が3班に分かれて旧藤枝宿周辺にある和菓子や朝ラーメンの店舗、市郷土博物館のほか、構成文化財

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  • サッカーのまち藤枝の歴史 写真で回顧 島田掛川信金 

     藤枝市本町の島田掛川信用金庫藤枝東支店で11月30日まで、「サッカーのまち藤枝写真展」が開かれている。同市のサッカーの歴史を48枚の写真で紹介している。  旧制志太中(藤枝東高)の蹴球部創設、同校の全国選手権大会初優勝、藤枝順心高の全日本女子選手権の制覇など、高校サッカーの歴史を振り返る。名波浩さんや中山雅史さん、長谷部誠さんら地元出身選手の活躍や、藤枝総合運動公園の完成時の様子なども取り上げた。J3藤枝MYFCのグッズも展示している。  7月に新築移転し、10月に駐車場の整備などが完了した同支店のグランドオープンを記念して開催した。  開催時間は平日午前9時~午後5時。

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  • 酒気帯び運転の疑い 藤枝署が男逮捕

     藤枝署は27日、道交法違反の疑いで藤枝市志太3丁目、無職の男(56)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後11時ごろ、藤枝市内の市道で軽乗用車を酒気帯び運転し、民家の塀に衝突する事故を起こした疑い。

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  • ひき逃げの疑いでトラック運転手逮捕 藤枝署

     藤枝署は27日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、静岡市葵区通車町、トラック運転手(52)を逮捕した。逮捕容疑は11日午前5時ごろ、藤枝市大東町の信号交差点で中型貨物車を運転中に、藤枝市高洲の会社員女性(35)の自転車と衝突して、女性に頭を打つ重傷を負わせ、そのまま逃走した疑い。

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  • 教職員応援ポスター製作 藤枝市校長会、小中学校などで掲示

     藤枝市校長会(会長・小林彰藤枝中校長)はこのほど、教職員応援ポスターを製作した。600枚ほど印刷し、市内の小中学校や公共施設などで掲示する。  コロナ禍で学校現場もマスク生活が続き、気分が落ち込みやすくなる中、教職員の意欲やチームワークを高めることを目的とした。「子ども・先生・あふれる笑顔!」のキャッチコピーとともに、明るい表情をした教員や小中学生の写真を掲載した。  小林校長は「教職員が一丸となり、藤枝型授業を充実させることにつなげられたら」と話した。

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  • ホタル復活へ水質調査 静岡・大川小中児童

     静岡市葵区の大川小中の3、4年生児童4人が総合学習の一環として、ホタルの飛び交う環境の復活に取り組んでいる。27日には、地区を流れる藁科川支流の篭(かご)ノ沢川で水質調査を行い、ホタルがいなくなった原因を科学的に考察した。  水質調査には、食品などの調査や分析などを行う静環検査センター(藤枝市)が協力。上流部から藁科川合流部間で採取した水の水素イオン濃度や溶存酸素量、透明度など九つの項目を機器などを使い調べたほか、ホタルが多く出現する同区水見色や清沢地区の河川との水質比較も行った。講師を務めた同センターの東城義博さん(61)は「水質を数値化することで客観的な比較や評価がしやすくなる」と児童に

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  • 小中生をプロ指導 合唱アカデミー開講 藤枝、来春ステージ

     都内を拠点に活動するプロ合唱団「東京混声合唱団(東混)」と藤枝市が連携して実施する「子ども合唱アカデミー」の開講式がこのほど、市青島北地区交流センターで開かれた。市内の小中学生14人が3月のジュニア合唱祭に向けて、プロの指導を受けながら技術を磨く。  講師を務めるのは東混のソプラノ歌手松尾明日香さん。開講式で松尾さんは「楽しむだけでなく、それ以上の成果を出せたら。一回一回を大切にしたい」と語った。参加者代表として木崎水優さん(葉梨中3年)は「みんなで気持ちを一つにして、思い出に残るステージになるように取り組んでいく」と抱負を語った。  開講式後の初練習では、正しい発声方法や歌う時の姿勢を伝え

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  • ジーンズ再利用、バッグに 秋野さん(藤枝中)に「創造」最優秀賞

     藤枝市の藤枝中3年の秋野帆香さん(15)が制作したショルダーバッグが、「県中学生創造ものづくり教育フェア生徒作品コンクール」(県教育研究会技術・家庭科教育研究部主催)で最優秀賞に輝いた。持続可能な開発目標(SDGs)を意識し、着なくなったジーンズ生地などを有効活用した。来年1月の全国大会に出品する。  県大会は10月中旬に県教育会館で開催。技術科と家庭科の計4部門あるうち、主に授業内で作った作品を対象にした家庭分野1部門に出品した。  小学生時代に使っていたデニムのショートパンツの生地を表地に、チェック柄の給食袋を裏地に取り入れた。家庭科の授業で昨夏から構想を練り、家族から譲り受けたジーンズ

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  • 殺人未遂罪 静岡地検、男を起訴

     静岡地検は25日までに、殺人未遂の罪で藤枝市田沼1丁目、会社役員の男(36)を静岡地裁に起訴した。  起訴状などによると、被告は4月28日午後6時5分ごろ、藤枝市内で、停止中のオートバイに乗っていた少年と近くにいた少年の2人に殺意を持って運転する乗用車を衝突させ、負傷させたとされる。

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  • 日本舞踊披露へ児童ら稽古 「動きそろってきた」 11月、藤枝市民文化祭

     今秋開催の藤枝市民文化祭「民舞発表会」への出演を目指す舞踊体験教室の児童たちが、近づく本番に向けて練習に熱を入れている。23日は青島南地区交流センターで稽古に励んだ。  出演するのは市内の小学1~6年生12人。浴衣姿で端唄「深川」に合わせて舞う。藤生流竹生会の藤生彩治郎さんの指導を受け、曲に合わせた動きのほか、足や指先の角度といった細かい技術を磨いている。  葉梨小6年の弓桁奈帆子さん(11)は「振り付けを覚えるのが大変だったけど、だいぶ動きがそろうようになってきた」と手応えを語る。藤生さんは「練習を重ねるごとに日本舞踊らしくなってきた。必死に練習した成果を発揮してほしい」と話す。  子ど

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  • 茶況(10月24日)藤枝親茶を発売 8生産者、土づくりから

     JA大井川藤枝工場はこのほど、「昔ながらのおいしい藤枝茶」を目指した新商品「藤枝親茶(しんちゃ)」を発売した。  藤枝市内の8生産者が育てたやぶきたを主に使用した。市茶振興協議会が2021年度、それぞれの生産地にモデル茶園を設定。肥料の施し方など土づくりから工夫し、商品化にこぎ着けた。  うま味や香り、渋みが強く、しっかりとした後味が残るのが特徴。使用するのは一番茶のみで、質の良い「形状もの」に仕上げているという。  100グラム入りで税込み1296円。

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  • 幻のミカン爽やか「藤枝エール」 新作クラフトビール完成報告会

     藤枝市地域おこし協力隊の満藤直樹さん(53)が、幻のミカンと呼ばれる「藤枝柚香(ゆこう)」を使ったクラフトビール「藤枝エール」を開発した。24日に藤枝駅前未来共創ラボ「フジキチ」で完成報告会を行った。  ビールは10%分ほど柚香の果汁を加え、爽やかな飲み口に仕上げた。満藤さんは県中部初のクラフトビールを生産した「アオイブリューイング」の創設者。6月の協力隊着任直後に柚香の存在を知って開発に着手し、藤枝の飲食店やデザイン業関係者らと連携して完成させた。  柚香は60年ほど前まで畑の片隅に植えられていた在来種。実が小さく種が多いため市場には出回らず、やがて市内で見かけなくなったという。藤枝果樹ク

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  • 災害対策など市長に提言書 藤枝市議会会派

     藤枝市議会の会派「藤のまち未来」は24日、2023年度の予算編成に向けた提言書を市に提出した。岡村好男代表らメンバー7人が市役所で北村正平市長に手渡した。  提言書は18項目。災害対策では、自治会や自主防災会の指揮系統の明確化、市当局の対策本部の強化、実践的な訓練の充実などを求めた。  中山間地への移住定住推進、小中学生に支給するタブレット端末の高性能・軽量化、小規模保育施設の欠員に応じた助成、水上地区の開発に関わる情報提供強化、築地地区への企業誘致なども要請した。

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  • 陶芸家前田さん個展 「蜘蛛の糸」から着想作品も 駿河区・匠宿

     静岡市駿河区の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」で11月27日まで、陶芸家前田直紀さん(45)=同市葵区=の個展「OPEN SHUT THEM(結んで開いて)」が開かれている。  前田さんは藤枝市出身。2001年の米国同時多発テロをきっかけに、大学時代に学んだ陶芸に力を入れるようになった。現在、国内外で作家活動をしながら静岡市葵区で陶芸教室を開き、匠宿では工房「火と土」の工房長を務める。  芥川龍之介の児童文学「蜘蛛(くも)の糸」から着想を得たオブジェは、焼き物に漆を塗り一度地中に埋めることで「その土地の人の呼吸をまとわせている」(前田さん)。さまざまな技法を用いた食器や花器も並ぶ。  前

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  • 藤枝で志太地区中学生発表会 大石さん(島田川根)最優秀

     志太教育協議会はこのほど、志太地区中学生生活体験発表会を藤枝市の志太教育会館で開いた。最優秀賞には島田市立川根中の大石礼華さんが輝いた。  藤枝、焼津、島田の3市の中学校から代表の生徒計25人が出場した。7分の持ち時間で、日常生活の中で学んだことや今後の抱負などを話した。  大石さんは「笑耐夢(しょうたいむ)」と題し、笑顔で過ごすことや、夢に向かって努力する大切さについて語った。  最優秀賞以外の受賞者は次の通り。  優秀賞 久保田桜子(焼津小川)▽優良賞 中尾津久思(焼津豊田)田形将希(島田六合)松下陽斗(藤枝青島北)

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  • アパート一室で火災、住人負傷 藤枝市大洲5丁目

     22日午後7時15分ごろ、藤枝市大洲5丁目のアパート2階の男性(47)方から出火し、台所の壁などを焼いた。男性は顔や両腕にやけどを負った。藤枝署によると、男性が台所でキャンプ用こんろを点火したところ、こんろから漏れていたガソリンに引火したという。

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  • 地域防犯に貢献 功労者ら表彰 藤枝署

     藤枝署はこのほど、防犯功労者や団体に対する表彰伝達式を同署で行った。  長年にわたる地域安全推進員としての活動や、ポスターコンクールでの入選をたたえた。功労者や各団体の代表者に賞状などを手渡した鈴木淳一署長は「良識ある市民による見守り活動や、適切な情報発信が地域の安心、安全を支えている」と謝辞を述べた。  伝達を受けた功労者、団体は次の通り。  防犯栄誉銅章=全国防犯協会連合会長表彰 中山裕代▽防犯功労者=関東管区警察局長・関東防犯協会連絡協議会長表彰 大塚国男▽防犯功労団体=同局長・同会長表彰 上伝馬交番地域安全推進員連絡会▽一般協力章=県警本部長表彰 山内駿治▽地域安全運動コンクールポス

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  • 業務効率化狙い 職員が意見発表 藤枝市立総合病院

     藤枝市立総合病院は21日、診療技術部と薬剤部の職員による目標発表会を同院で開いた。業務の効率化やチームワークの強化を図ることが狙い。5科の技師系スタッフ6人が、それぞれ5分の持ち時間で課題の改善案や決意を述べた。  薬剤部の中山勲主幹は薬剤師による代行処方の導入を提案した。広範囲の業務を担う医師の処方業務時間が短縮できることや、看護師や薬剤師の夜勤、当直時の負担軽減につながるメリットがあるとした。  このほか臨床工学科、放射線科、臨床検査科、リハビリテーション科の職員も発表した。中堅職員の育成や、学会や研修会への積極参加の重要性などについて語った。  毛利博事業管理者や中村利夫院長ら幹部も聴

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  • 志太東、西両子ども会 みこし2台新調 青島東小などで披露

     藤枝市の志太東、志太西の両子ども会は22日、新調した子どもみこしのお披露目を行う。青島東小の5、6年生約50人が中心になって町内を練り歩くほか、6カ所のお披露目会場を設けた。  地元の青島第七自治会(山岸誠会長)が宝くじの補助金を活用して2台を購入した。みこしは今回が2代目で、両子ども会用に2台揃えた。高さは1メートルほど。1992年から使われていた初代みこしの老朽化が進んだことから、2018年から交換に向けて準備を進めたという。  2020、21年はコロナ禍で練り歩きイベントを開催できなかった。山岸会長は「多くの人に見てもらい、地域が盛り上がれば。子どもにとっても良い思い出になるはず」と期

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  • 平家物語 ゆかりの寺で演奏会 静岡、藤枝で11月

     琵琶奏者の塩高和之さん(静岡市出身)と横笛奏者の大浦典子さん(同市清水区)が11月、「平家物語」にゆかりのある県中部の二つの寺で作品にまつわる楽曲などを披露する演奏会を開く。  同4日午後7時からは、平家物語に基づく歴史小説「滝口入道」の著者高山樗牛の墓がある龍華寺(清水区)で行う。SPAC俳優布施安寿香さんによる「滝口入道」の朗読、静岡大人文社会科学部の小二田誠二教授の解説を交える。入場料2千円。  同5日午後2時からは、源頼朝の御家人熊谷次郎直実が建立のきっかけとなった蓮生寺(藤枝市)を会場とする。塩高さんと大浦さんが「祇園精舎」などを演奏する。小二田教授の解説も行う。入場料3千円。  

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  • 8月有効求人1.06倍 ハローワーク焼津管内

     ハローワーク焼津はこのほど、管内(焼津市、藤枝市)の8月労働市場状況を発表した。有効求人倍率は1・06倍で前年同月比を0・04ポイント上回ったが、2カ月ぶりに1・1倍台を下回った。慢性的な人手不足を訴える業種が多い一方、運輸業や宿泊業でコロナ禍の影響が続き、新規求人を絞った。  新規求人を産業別に見ると、サービス業は警備や清掃での人手不足の影響から前年同月比14・1%増の364人。製造業もコロナ禍の影響から一服感が出たこともあり、13・3%増の332人となった。一方、運輸業は132人で38%落ち込んだ。タクシーについて、観光客の需要が減り、燃料代高騰の影響も加わって新規求人を絞っている。宿泊

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  • 元気よく6キロウオーク 藤枝順心高付属幼稚園 親子でチャレンジ

     藤枝順心高付属幼稚園は19日、親子で長い距離を歩く企画「親子チャレンジウオーク」を藤枝市内で開催した。園児と保護者ら総勢約800人が参加し、最長で6キロほどのコースを歩いた。  コースはJR藤枝駅南口近くにある同園を出発し、蓮華寺池公園がゴール。子どもの年齢や体力に応じて、途中で路線バスを利用するのも可能とした。年長の園児はごみ拾いにも取り組んだ。  蓮華寺池公園付近では、親子や子ども同士で手をつないで歩いたり、ゴール地点に向けて走り出したりする園児の姿がみられた。寺井義一さん(37)は妻悠子さん(38)、長男海翔君(5)、次男蓮翔君(3)の家族4人で参加。「距離が長く不安はあったが、全て

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  • 高齢者就業支援 活動内容をPR 藤枝の人材センター

     藤枝市シルバー人材センターはこのほど、活動内容などの周知を図る啓発運動を蓮華寺池公園で行った。  同団体の役員ら10人が参加し、来園者に啓発グッズ約300個を配布した。会員の募集のほか、高齢者の就業を支援する活動の意義を発信した。  全国シルバー人材センター事業協会が、毎年10月の第3土曜日と定めている「シルバーの日」に合わせた取り組み。

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  • 世界お茶まつり開幕 茶の魅力多面的に 23日まで静岡・グランシップ 

    画像タップで拡大  3年に1度開かれる世界最大級のお茶の祭典「世界お茶まつり2022秋の祭典」(県など実行委主催)が20~23日、静岡市駿河区のグランシップで開かれる。新型コロナウイルス禍やリーフ茶の消費低迷など茶業にとっての逆境が続く中、参加事業者は消費者目線で新たな楽しみ方を伝える。各国の喫茶風景紹介など学術・文化面でも連日行事が展開され、多面的に茶の魅力に触れる機会となりそうだ。     外国人旅行者へ発信 コロナ対策講じ準備 「ティーツーリズム」回復期待 さまざまな茶を試飲して違いを楽しむ外国人観光客=10月上旬、島田市道悦のカネイ一言製茶(写真部

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  • ドングリころころゲーム 形さまざま、動き方楽しむ【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑲】

     子どもたちの秋の自然体験として、バリエーション豊かなドングリ遊びがお勧め。まずはドングリを拾ってさまざまな種類を集めましょう。「どんぐりの背比べ」ということわざに疑問を感じるほど、大きさや形など変化の多さに驚きます。ドングリがかぶっている殻斗[かくと]という帽子の形や模様が特徴的で、区別に役立ちます。  木の枝先で春に実を結んだドングリは、夏から秋に緑色のまま丸々と育ち、紅葉する頃に、母なる樹を離れ地面に落ちて、冒険の旅を始めるのです。斜面や丘をころころと、勢いよく駆け降りていきます。ドングリは大切な種であり、母樹からできるだけ遠くへ散らばることが、一族の繁栄のために求められます。  ところ

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  • 新年度予算編成で市長に要望書提出 藤枝市議会・藤新会

     藤枝市議会最大会派の藤新会は19日、2023年度の予算編成に向けた要望書を市に提出した。植田裕明代表らメンバーが市役所で北村正平市長に手渡した。  要望書は風水害対策をはじめとした39項目。風水害発生時の早期の避難誘導や、川の本流が増水して支流の流れをせき止めるバックウオーターへの対策のほか、国道1号藤枝バイパス4車線化の早期推進、特定健診の受診率向上などを訴えた。  北村市長は「台風への対策などきめ細やかに対応していく」と述べた。

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  • 地元間伐材を本箱に 藤枝・瀬戸谷小児童が卒業制作

     藤枝市の瀬戸谷小の6年生11人が17日、卒業記念制作として、瀬戸谷地区の山林の間伐材を使った本箱づくりに取り組んだ。学校近くの建設会社「スギヤマ建築」で組み立て作業に臨んだ。  同社が事前に間伐材を成型してそろえた木材を使用した。本箱は書籍数に合わせて収納量を調整できるスライド式。子どもたちは出来上がりを想像しながら、丁寧にくぎを打ち込んでいった。  瀬戸谷中学校区コミュニティースクールディレクターの黒山金苗さんが企画し、同社に協力を呼びかけた。黒山さんは「子どもの思い出づくりとともに、山林の保護といった環境問題について考える機会になれば」と話した。大工に憧れているという山田蓮介君(12)は

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  • 知人宅に侵入、液晶テレビ盗んだ疑い 焼津市の男を逮捕 藤枝署

     藤枝署は19日、住居侵入と窃盗の疑いで焼津市大栄町3丁目、代行運転手の男(61)を逮捕した。  逮捕容疑は18日午後4時40分ごろ、藤枝市内の無職男性(67)宅に侵入し、液晶テレビ2台(1万5千円相当)を盗んだ疑い。同署によると、容疑者と男性は知人関係。当時、男性は在宅していて、容疑者と顔を合わせているという。

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  • 藤枝の水道事業者 県が業務停止命令 訪問販売で工事遅延

     静岡県は18日、特定商取引法に基づき、訪問販売をしている藤枝市内瀬戸の水道配管工事業「富岡ポンプ工業所」(冨岡伸行社長)に6カ月の業務停止を命令した。  県民生活課によると、同社は少なくとも2019年以降、複数の契約で工事に着手しなかったり、着工しても完工せずに放置したりして遅延させた。訪問時に勧誘目的を明示せず、契約書面も交付していなかった。  19年以降、県内の消費生活センターには藤枝市や牧之原市の58~86歳の計15人から苦情が寄せられ、このうち13件が工事契約していた。最も高額な契約は126万円だった。県が確認した4件で内金として計130万円が支払われていた。一部は返金されたという。

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  • バスケ、プロの技「すごい」 ベルテックス静岡選手と交流 藤枝・藤岡小の特別支援学級児童

     男子バスケットボールB3ベルテックス静岡の大石慎之介、加納誠也の2選手が17日、藤枝市の藤岡小を訪れ、特別支援学級の児童たちと交流した。  参加した児童は1~5年の5人。アドバイスを受けながら、ゴールリングに向けてシュートを放つ練習などに取り組んだ。選手たちは指の上でバスケットボールを回したり、複数のボールを使ったドリブルを披露したりした。  2選手は「一緒にやってみよう」「もう一回挑戦しよう」などと元気よく声をかけていた。児童たちは間近で見るプロの技に「すごい」「感動した」などとはしゃぎ、笑顔を見せていた。

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  • 地元高校生演奏や子ども向けゲーム 藤枝・蓮華寺池公園で催し

     藤枝市の蓮華寺池公園でこのほど、地元の魅力を一堂に集めた「藤枝REディスカバリー」(藤枝青年会議所主催)が開かれた。  会場には、市内の店舗20店のブースが並んだほか、地元高のバンド演奏や太鼓パフォーマンスなどのステージイベントも行われた。  「フットダーツ」のコーナーでは、子どもたちが巨大な的に向かって、サッカーボールを蹴って、点数を競った。みかんの皮投げ体験も行われた。

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  • 来年度予算編成 藤枝市に提言書 市議会

     藤枝市議会は18日、2023年度の予算編成に向けた提言書と、21年度に展開した事業に関する評価書を市に提出した。山根一議長や各委員会の委員長らが、市役所で北村正平市長に手渡した。  提言書では大雨などの災害対策として、市当局と地域の連携強化や治水、治山のハード整備を訴えた。感染症対応では抗原検査キット配布や地域経済支援の継続を呼びかけたほか、人口減少や教員の多忙、基幹道路での交通渋滞といった課題についても言及した。  事業評価では災害時協力井戸の確保や、自主運行バスなどの移動支援策についての審査結果を報告した。  北村市長は「重要な施策に対し、貴重な意見をもらった。担当課と詰めて対応していく

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  • 焼津カツオ窃盗、漁協元職員ら有罪 静岡地裁、5人に判決

     焼津市の焼津漁港に水揚げされたカツオの窃盗事件を巡り、窃盗の罪に問われた焼津漁業協同組合の元職員の男(41)=同市東小川2丁目=ら5被告の判決公判で、静岡地裁は17日、いずれも有罪判決を言い渡した。市内の水産加工会社の元社長の男(61)=同市大村新田=は共謀の成立を否定し無罪を主張していたが、地裁は「共謀を認定できる」と判断した。   「常習的、罪の意識まひ」    地裁は両被告と、焼津市内の水産加工会社の元役員の男(48)=藤枝市藤枝4丁目=に懲役3年、執行猶予3年(いずれも求刑懲役3年)を、焼津市の運送会社の運転手だった男(48)=同市本中根=、男(44)=同市田尻北=には懲

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  • 茶況(10月17日)お茶「メガ盛り」11月まで限定販売 JA大井川藤枝工場

     藤枝市堀之内のJA大井川藤枝工場で18日、煎茶などを割引価格で販売する「秋の感謝セール」が始まる。大容量の商品「業務用メガ盛りパック」を限定販売する。11月5日まで。  「メガ盛り」は、棒ほうじ茶1キロ1080円、ほうじ茶1キロ1620円、ほうじ茶ティーバッグ100個入り1080円、粉茶ティーバッグ120個入り1728円の4種類を用意した。価格はいずれも税込み。  330グラム入り(通信販売は350グラム入り)の荒茶風緑茶袋詰めセットも取りそろえる。やぶきた、くき、深蒸し茶のほか、玄米茶ティーバッグといった各種商品を20%超の割引価格で販売する。

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  • 玉露の里「朝比奈玉露のタリオリーニ」 口に広がる茶の香り【道の駅 食探訪⑦】

     藤枝市岡部の朝比奈川上流部に位置する「玉露の里」の食事処[どころ]は、京都の宇治、福岡の八女と並ぶ玉露の産地ならではの趣向を凝らした食事を提供している。3月にメニューに加わった「朝比奈玉露のタリオリーニ~仮宿オリーブ添え~」は、その味はもちろん、古民家のような施設の趣との意外性もあって人気という。  平打ちパスタ「タリオリーニ」に、茶室「瓢月亭」で煮出した後の玉露茶葉をからめた一品。口に運ぶと玉露がさわやかに香る。乾燥茶葉やチーズをトッピングしたり、農業ベンチャー「クレアファーム」(静岡市葵区)の藤枝市仮宿産オリーブオイルを加えたりして、食感や香りの変化が楽しめる。山本剛生店長(54)は「玉

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  • 台風15号、史跡に爪痕 小島陣屋跡/三池平古墳など甚大被害

     9月の台風15号の影響で、静岡県内の国、県指定文化財の敷地内で斜面崩壊などが発生し、近隣住宅も含めて大きな被害が生じている。静岡市の16日までの調査では、清水区の国指定史跡「小島陣屋跡」で土砂や石垣が崩れ、隣接する民家3棟の外壁を突き破った。同区の県指定史跡「三池平古墳」は地滑りで延長約40メートルの亀裂が生じた。両史跡とも、近隣世帯が安全のために避難し、被害の拡大防止が求められている。  小島陣屋は1704年、駿河国小島藩藩主の松平信治が設置。城郭を思わせる石垣が良好に残り、大名陣屋の構造を知る上で貴重と評価され、2006年に国史跡として指定された。台風で被災したのは「馬場石垣」と呼ばれる

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  • ⚽藤枝2位浮上 沼津は敗れる J3リーグ

     明治安田J3リーグは16日、各地で第29節の7試合が行われ、藤枝は富山を下して勝ち点61とし、2位に浮上した。沼津はいわきに0―4で敗れた。  ②富山(1勝1敗)▽観衆3491人  藤枝 19勝4分け6敗(61) 4(2―0 2―1)1 富山 17勝3分け9敗(54)  ▽得点者【藤】久保(10)岩渕2(5)杉田(4)【富】椎名(2)  ②愛鷹(いわき2勝)▽観衆1497人  いわき 20勝6分け3敗(66) 4(1―0 3―0)0 沼津 8勝6分け15敗(30)  ▽得点者【い】有田2(14)古川(3)遠藤(2)  ■沼津4失点 首位に完敗  沼津は首位を走るいわきに4失点で大敗

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  • コスモス畑色鮮やか 藤枝・岡部、11月上旬まで見頃

     藤枝市の山あいにある岡部町殿地区で、コスモス畑が見頃を迎えている。秋空の下、約3ヘクタールの範囲で白やピンク、赤色の花が咲き、来場者の目を楽しませている。見頃は11月上旬ごろまで。  コスモス畑の整備は20年ほど前に始まった。地元有志でつくる「殿コスモスを咲かせてみよう会」が休耕田を活用して毎年取り組んでいる。  会場には、上からコスモスを見渡せるやぐらも設置した。16日は大勢の家族連れらが訪れ、散策や写真撮影をしていた。

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  • 藤枝商議所が28人表彰 功労者や永年勤続者

     藤枝商工会議所はこのほど、会員企業の従業員に対する表彰式を藤枝市の小杉苑で行った。  販売サービスや生産性向上への貢献、永年勤続をたたえ、28人を表彰した。山田寿久会頭は「一層精進し、末永く活躍してほしい」と呼びかけた。  表彰を受けた人は次の通り。  販売促進 大野飛鳥(ツチヤコーポレーション)鈴木幸子(同)▽生産性向上 青木勝利(エクノスワタナベ)長島守央(同)梅原誠一(松葉倉庫)木下義久(同)水鳥考博(角丸建設)野中達矢(同)▽永年勤続 増田政美(アルトス)漆畑貴行(松林工業薬品)鈴木幸雄(丸晶)横田賢(静岡環境保全センター)小山淳(松林工業薬品)杉浦浩喜(静岡環境保全センター)秋山直

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  • 夕焼け背に聴衆魅了 尺八と電子オルガン演奏会 吉田

     吉田町の県営吉田公園で15日、お月見コンサート(NPO法人しずかちゃん主催)が開かれた。尺八奏者の縄巻修巳さん(牧之原市出身)、電子オルガン奏者の縄巻トモコさん(藤枝市出身)が出演し、夕焼けを背に美しい音色を奏でた。  名作映画の挿入歌やオペラ音楽など多彩なジャンルから計16曲を披露。楽曲の歴史や解説を交えて演奏した。  電子オルガンが奏でる旋律に尺八の澄んだ音色が重なって生まれる美しいハーモニーに、会場に集まった約300人の聴衆は聞き入った。

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  • 浜松専門学生らに市長賞 静岡理工科大講座 藤枝舞台に地域課題研究

     学校法人静岡理工科大は16日、同法人が運営する大学や高校などの学生が藤枝市を舞台に研究を進めた「地域課題解決講座」の最高賞である市長賞の贈呈式をBiVi藤枝で行った。リーダーの小杉晟菜さん(浜松未来総合専門学校1年)らメンバー5人が、北村正平市長から賞状を受け取った。  小杉さんらは若者の人口を増やすため、空き家の活用を提案。リノベーション推進のほか、利用しやすいウェブページの作成や補助制度創設を訴えた。  講座は大学や専門学校、高校、中学校から計25人が参加し、5班に分かれて8月に4日間のフィールドワークなどを行った。地域の問題点や活性策を研究し、成果を市職員らの前で発表した。  北村市長

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  • 静岡県警察学校で入校式 宣誓「良心に従い職務遂行」 藤枝 

     藤枝市の県警察学校でこのほど、初任科短期課程第104期生の入校式があり、大学の卒業生ら13人(女性2人)が警察官としての第一歩を踏み出した。  茗荷智史さん(27)=浜松市南区出身=が代表で辞令交付を受けた後、田辺みなみさん(25)=同市東区出身=が「良心のみに従い不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たる」と宣誓した。  大原光博本部長は「相互の絆を強めながら、『規律と連帯』を体得し、組織の一員として力を尽くして」と訓示。平井伸英学校長は式辞で「崇高な任務にふさわしい人格と能力が求められる。豊かな人間性を身に付け、悪に負けない強じんな気力、体力の錬成にまい進を」と述べた。  

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  • 特殊詐欺防止、孫世代が訴え 焼津で高齢者宅訪問

     大学生を中心に活動する防犯ボランティア「しずおか・ぴーす」に所属する2人が14日、焼津市内の高齢者宅を訪れて特殊詐欺の被害防止を訴えた。相次ぐ特殊詐欺被害を抑止するために何ができるかを話し合い、県警に「孫世代が高齢者に直接呼びかけた方が効果的」と提案して共に活動した。  参加したのは常葉大4年の里見莉世さん(21)=静岡市葵区=と静岡大3年の高橋理菜さん(20)=藤枝市=。焼津署員や県警生活安全企画課員とともに3軒を回り、被害防止を啓発するチラシを手渡した。  焼津市駅北の加藤洋子さん(88)宅では、裏面に「他人に『お金』『カード』は渡さない」などの注意事項を記したメンバーオリジナルの名刺を

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  • 誰もが劇作家 SPAC講座 静岡県内3会場で初開催

     静岡県舞台芸術センター(SPAC)が、一般向けの「書く!戯曲講座」(全5回)を県内3会場でそれぞれ開いている。戯曲を自分で書き、劇作を実践的に学んでもらう狙いで、本年度初めて企画。講師の劇作家山田裕幸さん(51)=藤枝市=は「劇作家が担うのは基礎工事。演劇自体に興味を持ってもらえれば」と話す。  10月上旬、袋井市のメロープラザでの第3回講座。受講者13人が提出した課題の戯曲を順番に壁に映写し、互いの作品を読んだ。山田さんが「話を前に進める力がある」「なぜこの題材なのかが作家にないといけない」などと講評した。  課題は上演時間20分程度の劇で、内容は自由。居酒屋での同窓会のシーンを描いた磐田

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  • 藤枝、藤枝南RC 台風復旧へ寄付 市に支援金

     藤枝ロータリークラブ(RC、鈴木邦昭会長)と藤枝南RC(樽井勉会長)の2団体が合同で14日、台風15号の復旧支援金として100万円を藤枝市に寄付した。  鈴木、樽井の両会長らが市役所を訪れ、北村正平市長に現金を手渡した。寄付金は両RCが50万円ずつ用意した。主に即効性のある支援に役立てていく方針という。

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  • 水彩や油彩、版画会員29人が出品 藤枝美術協会展

     藤枝市駅前の市文化センターで16日まで、第69回藤枝美術協会展が開かれている。協会員29人が49点を出品した。  水彩や油彩、版画などで仕上げた風景画や抽象画が並ぶ。陶芸などの立体造形や染め物も展示した。  同協会の会長や県水彩画協会長を務め、今年3月に87歳で死去した森下正夫さんの遺作展も合わせて開催している。

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  • ふるさと納税 藤枝市が感謝状 静岡県内9社に

     藤枝市はこのほど、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)で市に寄付をした県内9社に感謝状を贈った。寄付総額は、産業としごとを創る事業に335万円、ひとの流れを創る事業に95万円。  対象は2021年度分で、寄付をした会社は東ポリ(焼津市)やアイワホールディングス(静岡市葵区)など。各社の役員らが出席し、北村正平市長から賞状を受け取った。東ポリの蓑輪忠温社長は「サッカーを核にした魅力的なまちづくりに貢献したい」、アイワホールディングスの藤井嗣也会長は「若者や女性が活躍する元気なまちをつくってほしい」とそれぞれ話した。

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  • 藤枝市 大久保地区3施設、営業を再開 台風15号

     藤枝市は13日、台風15号の影響で営業を停止していた大久保地区の3施設について、14日に再開すると発表した。  3施設はスポーツパル高根の郷、大久保キャンプ場、大久保グラススキー場。施設につながる県道が通行止めになっていたが、仮復旧工事が完了した。

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  • 「夢実現へ努力続けて」J3藤枝の須藤監督 藤枝・葉梨小で講演

     サッカーJ3藤枝MYFCの須藤大輔監督が13日、藤枝市立葉梨中校区小中連携ドリームプラン講演会に登壇し、夢を実現するため努力を続けることの大切さを伝えた。  講演会は葉梨小で行われ、同校と葉梨西北小の5、6年生計約130人が聴講した。元Jリーガーの須藤監督は小学生のころから自身の半生を振り返り、病気やけがなどを乗り越えてプロサッカー選手になるまでの過程を紹介した。  「一番つらかったことは」という児童の質問に、「病気で好きなサッカーができなかった時」と答え、「夢を持つからこそ“壁”にぶち当たる。困難から逃げず、乗り越えようとすれば必ず成長できる」と呼びかけた。  サッ

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  • 藤枝小付近で児童下校見守り 静岡県や藤枝署

     静岡県は藤枝市や藤枝署などと連携して11日、子ども見守り活動を同市の藤枝小付近で行った。下校中の児童に交通事故や犯罪への注意を呼び掛けるとともに、関係団体の意識高揚を図った。  北村正平市長や鈴木淳一署長のほか、地元自治会役員ら約50人が参加した。「地域で守ろう!こどもの笑顔」「犯罪のないまちづくり」などと記されたのぼり旗を手に、児童に声を掛けた。  「子ども見守り強化の日」に合わせ、県内一斉に通学路などで展開した活動の一環。

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  • ねんりんピックへ抱負 静岡県代表選手「力発揮したい」 藤枝

     60歳以上を中心としたスポーツや文化種目の交流大会「ねんりんピックかながわ2022」に静岡県代表として出場する藤枝市の選手が12日、市役所で開かれた壮行会に出席して抱負を語った。  同市からは県内最多の37人が13種目に出場予定。種目や人数はサッカー12人、卓球4人、オリエンテーリング2人、健康マージャン2人など。  壮行会には18人が出席した。剣道競技で監督兼大将を務めるという高宮哲夫さん(74)=南駿河台=は「剣道を生涯スポーツとして頑張っている。力を発揮したい」と意気込んだ。北村正平市長は「精いっぱい活躍し、市民や県民に元気を与えてほしい」と呼び掛けた。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • 静岡市がみなし仮設住宅 台風15号被災支援方針、全壊など県家賃負担

     静岡市は12日、台風15号で被災した市民の住宅支援として、被災者が借りた民間のアパートや一戸建て住宅を仮設住宅と見なし一定期間住めるようにする方針を固めた。親類宅に身を寄せるなど、仮住まいを余儀なくされ生活再建できない被災者が依然多く存在するとみられることから、柔軟な支援につなげる。運用開始時期について市は「早急に対応する」としている。  静岡県と市によると、災害救助法に基づく「応急仮設住宅」で、罹災(りさい)証明で全壊判定された人か、半壊判定でも水害により流入した土砂や流木で住宅として利用できない人が対象。入居期間は最長2年。家賃や管理費、共益費は県が負担する。入居できる仮設住宅の家賃上限

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  • 東大教授の池谷裕二氏 脳波の働き、地元で解説 藤枝

     藤枝、焼津の両市でつくる志太広域事務組合はこのほど、設立50周年記念講演会を藤枝市生涯学習センターで開いた。同市出身でテレビ番組のコメンテーターとしても活躍する池谷裕二・東京大薬学部教授が「脳の仕組みから考える学習と成長」をテーマに講演した。  池谷教授は海馬が出すシータとリップルの二つの脳波について、その働きを解説した。シータが出ている時は学習に適し、リップルは記憶の定着効果が高いとし、効率的な勉強方法などを説明した。  両市の中高生や保護者、教職員ら約200人が聴講した。

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  • 焼津カツオ窃盗 元役員、不正報酬差配か 「第3ルート」運搬役3人に

     焼津漁港を舞台にした冷凍カツオ窃盗事件の第3ルートを巡り、焼津署と県警捜査3課に窃盗容疑で逮捕された水産加工会社(高知県)元役員の男(67)=藤枝市駅前1丁目=が、盗んだカツオの流通で不正に得た報酬の差配をしていたとみられることが12日、関係者への取材で分かった。同署は金銭の流れについて調べている。  関係者によると、盗んだカツオについて、水産加工会社元役員の男(44)=焼津市焼津=が水産加工会社(高知県)元役員の男(67)から買い取り、代金を支払っていたとみられる。  水産加工会社(高知県)元役員の男(67)は支払われた代金の一部を報酬として自身も受け取った上で、運搬役を担ったとされる焼津

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  • 静岡人インタビュー「この人」 マルシェで司法書士バーを出店した 杉本直人さん(藤枝市)

     藤枝市で司法書士法人よつばを構える。2012年に開業し、22年9月に法人化した。藤枝、掛川の両市を拠点に活動する。7月にJR藤枝駅北側で開催されたマルシェ「ひのでのひ」で、司法書士と大学生が運営するバーを構えた。38歳。  -バー出店の経緯は。  「司法書士事務所は敷居が高く、足を踏み入れにくいと思われがち。地域に開かれた場所にしたいと考えていた。大学生と一緒に地域企業の課題解決を考える企画の一環で実現した。若者ならではの発想を取り入れることができたし、過去に飲食店で勤務した経験も生きた」  -出店した効果は。  「オリジナルカクテルなど68杯を売り上げた。『面白い』『珍しい』などと声を掛け

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  • 静岡県産木材を活用 デザイン性も優れる 6施設表彰

     静岡県はこのほど、県産木材を使った建築物を評価する「ふじのくに木使い建築施設表彰」の表彰式を静岡市葵区で開いた。最優秀賞を受賞した県森林組合連合会天竜事業所(浜松市浜北区)など6施設の関係者が表彰を受けた。  応募23点の中から県産材を効果的に活用し、デザイン性にも優れた施設を選んだ。県森林組合連合会天竜事業所は一般的な寸法の木材を組み合わせ、明るい職場空間を演出したことが高評価につながった。  他の受賞施設は次の通り。  優秀賞 お茶畑助産院(袋井市)浜松料理娯座樓(浜松市中区)▽優良賞 城西区公会堂(掛川市)静清信用金庫下野・高部両支店(静岡市清水区)いなばこども園(藤枝市)

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  • 通常取引みせかけ入手か 焼津カツオ盗事件、第3ルート

     焼津漁港(焼津市)を舞台にした冷凍カツオ窃盗事件の第3ルートを巡り、盗んだカツオについて、焼津署と県警捜査3課に窃盗容疑で逮捕された男(44)=焼津市焼津=が役員を務めていた焼津市の水産加工会社が、男(67)=藤枝市駅前1丁目、同容疑で逮捕=が役員の水産加工会社(高知県)から買い取っていたとみられることが12日、関係者への取材で分かった。同署などは焼津市の水産加工会社元役員の男(44)=焼津市焼津=が通常取引にみせかけて、盗んだカツオを入手したとみて調べている。  関係者によると、盗んだカツオは男(61)=焼津市北新田、同容疑で逮捕=が社長を務める同市の運送会社のトラックが市内の冷凍倉庫に運

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  • 焼津漁港カツオ盗「第3ルート」浮上 元役員ら5容疑者逮捕

     焼津漁港(焼津市)を舞台にした冷凍カツオ盗事件で、焼津署と静岡県警捜査3課は11日、これまでに明らかになった二つのルートとは別のルートで盗みに関与したとして、窃盗の疑いで焼津市内の水産加工会社元役員や運送会社社長ら5人を逮捕した。  逮捕されたのは、水産加工会社(高知県)役員の男(67)=藤枝市駅前1丁目=、焼津市の水産加工会社の元役員の男(44)=焼津市焼津=、同市の運送会社社長の男(61)=同市北新田=、トラック運転手の男(48)=同市三和=、トラック運転手の男(48)=同市中港1丁目=の5容疑者。  逮捕容疑は昨年3月、共謀して焼津市の船会社が焼津漁港に水揚げした冷凍カツオ約26トン(

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  • 河川3カ所に監視カメラ 藤枝市 氾濫の危険、即時発信

     藤枝市はこのほど、市内の河川3カ所に監視用カメラを初めて設置した。大雨時の増水の様子などをリアルタイムで確認することができ、周辺住民らの避難の判断に役立ててもらう狙いがある。  設置場所は葉梨川の藤岡第6公園、法の川の新飯塚橋、黒石川の黒石橋の付近。いずれも氾濫が懸念されている地点。葉梨川は、藤岡川との合流場所近くに設置した。  監視用カメラは10分間隔で静止画を撮影し、最新の画像を表示する仕組み。インターネットサイト「藤枝市水位・雨量観測システム」でいつでも確認できる。  市によると、これまでは19カ所に設置した水位計の数値を基に、イメージ図で増水の情報を発信していた。  今後、市が管理す

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  • 藤枝・押越橋の橋桁落下 台風15号で橋脚喪失

     藤枝市滝沢で、台風15号の影響により橋脚の一部が流されていた滝沢川に架かる押越(おしこし)橋の橋桁の一部が落下した。橋を管理する同市によると、落下は10日夜とみられる。  橋は1970年につくられ、長さ15・8メートル、幅2・7メートルほど。2本の橋脚で橋桁を支えていたが、台風の影響で1本が流された。橋桁の一部が沈み込んでいたため、市は車両の通行を禁止し、歩行者用の仮設橋を設置していた。  滝沢地区は中山間地にあり、橋は5軒ほどの集落の住民らが主に使用していた。市は架け替えも含め対応を検討しているという。

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  • 神楽奉納 小学生、みこ装束姿で舞う 藤枝・滝沢八坂神社

     藤枝市の滝沢八坂神社は8日、秋季大祭を営んだ。地元の子どもらが3年ぶりに神楽を奉納し、五穀豊穣(ほうじょう)や地域の安寧を祈願した。  「四方拝の舞」や「戎子(えびす)大黒の舞」など7種類を披露した。瀬戸谷小の女子児童6人も出演し、みこ装束姿で太鼓や横笛のおはやしに合わせて舞った。面を付けて踊る演目もあった。  神楽は中山間地の滝沢地区に江戸時代から伝わる伝統行事。2020、21年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い奉納を中止していた。今年は演目数や観客を制限するなど規模を縮小して行った。  

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  • 超促成イチゴ、出来上々 藤枝の農園「きらぴ香」2カ月早く収穫

     藤枝市青南町のイチゴ農園「ジャパン・ベリー」は7日、ハウスで栽培した本県オリジナル品種「きらぴ香」を初収穫した。昨期から株元を冷やす超促成栽培に本格的に取り組んでいて、他産地より2カ月ほど早い収穫が可能になった。  初収穫は約10キロ。夏場に猛暑日が多かったことなどが影響し、昨年より1週間ほど遅い。スイーツ店やカフェなどを中心に出荷する。  上山優社長は「成長を早めるためにどうしても実は小ぶりになるが、甘みと酸味のバランスが良い。出来は上々」と笑顔を見せる。気温が下がるにつれ、実が大きくなり、甘みも増すという。  超促成栽培は、株元に配置した管に冷水を流すなどして成長を早める技術。同園には国

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  • 大聖毘沙門尊天 12年ぶり開帳へ 9日、藤枝

     藤枝市中ノ合の大聖毘沙門尊天で9日、12年に一度の本尊の開帳が行われる。法要のほか、落語やマジックショー、抽選会などがあり、関係者が来場を呼びかけている。  毘沙門尊天は承久年間(1219~21年)に建立された。地域では「中ノ合の毘沙門さん」として親しまれている。インドの神仏だった毘沙門天が、聖徳太子の前に初めて現れたとされる寅(とら)年に合わせて開帳される。  問い合わせは灌溪(かんけい)寺<電054(638)0007>へ。

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  • 静岡県内、浸水害6535件 台風15号

     静岡県は7日、台風15号関連で同日までに判明した被害状況の数値などを更新した。浸水害が6535件に上っている。集落の孤立は解消したものの、県や市町の公営住宅に一時入居しているのは25世帯60人となっている。  建物被害はほかに、全壊6件、半壊8件、一部損壊97件。静岡市清水区両河内地区の孤立集落は仮設道路の設置が完了し、8日から通行が可能になるため、解消した。同区の大規模断水と掛川市大和田の断水が復旧し、残る地域は島田市一色地区と藤枝市峠地区の計40戸となった。  川根本町の崩落現場で発見された遺体は行方不明となっていた同町の男性(70)と身元が確認されたが、同町は7日時点で災害死亡認定をし

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  • 木彫りの仏像 童40点を出品 藤枝で教室展

     藤枝市小石川町のアートカゲヤマ画廊で9日まで、島田市に工房を構える木彫り作家鈴木誠心さんと教室生の作品展が開かれている。8人が約40点を出品した。  クスを素材にノミで丁寧に削り、仏像や童に仕上げた作品が中心。大きさは高さ20センチから100センチほどまでさまざまで、如来や観音、毘沙門天(びしゃもんてん)などをモデルにした。アクリル絵の具で着色した作品も並ぶ。  生徒たちは月に2、3回の教室で腕を磨いている。近作や、過去に制作した自信作を出品した。  

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  • 床上浸水被害の見舞金受け付け 藤枝市 台風15号豪雨

     藤枝市は6日、台風15号で床上浸水の被害があった市民を対象にした災害見舞金の交付申請の受け付けを開始した。  1世帯当たり1万円。身分証や罹災(りさい)証明書などが必要。証明書がない場合は被害を確認できる写真などを用意する。福祉政策課の窓口か郵送、電子申請で受け付ける。  問い合わせは同課<電054(643)3148>へ。

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  • ハワイの日本酒品評 初亀醸造が最高賞 静岡酵母使用、上品な甘み

     米国ハワイで開催された日本酒の品評会「全米日本酒歓評会2022」の大吟醸A部門(精米歩合40%以下)で、初亀醸造(藤枝市岡部町岡部)が出品した「純米大吟醸 東条山田錦 田尻農園作」がグランプリを受賞した。  品評会は国際酒会主催で、ホノルル市で9月に行われた。大吟醸A、同B、吟醸、純米の4部門に165の蔵元から計576点の出品があった。大吟醸Aには175点の応募があり、グランプリはその中の最高評価1点のみに与えられる。  初亀醸造の出品酒は、兵庫県東条地区の特定の水田で育てた高品質な山田錦を使用。透明感と上品な甘みが調和した一品という。橋本謹嗣社長は「静岡酵母を使った繊細な味わいが特徴。とて

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  • 消費喚起やDX 行政施策を市に要望 藤枝商議所

     藤枝商工会議所は5日、藤枝市の行政施策に関する要望書を北村正平市長に提出した。要望はコロナ禍や原材料高騰の克服に向けた給付の拡充や消費喚起のほか、中小・小規模事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援など11項目。  感染症の拡大やロシアのウクライナ侵攻による経営への悪影響が多業種に広がっているとして、経営支援給付金の継続・拡充や、特産品の販路開拓を訴えた。DX支援では、デジタル人材の育成や独自のきめ細やかな助成を求めた。  このほかオーガニックビレッジの推進、ふじえだ陶芸村構想と合わせた中山間地振興、道路整備の推進なども要請した。  山田寿久会頭らが市役所を訪れた。北村市長は「力

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  • 北朝鮮のミサイル 「発射非難」を決議 藤枝市議会臨時会

     藤枝市議会は6日、臨時議会を開き、「北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難する決議」を全会一致で可決した。  決議は、4日朝に青森県付近上空を通過したミサイルをはじめ、度重なる発射や挑発行為に対し、国際社会や日本政府が非難していると指摘。市議会としても「暴挙を断じて容認できない」とした上で、北朝鮮に核兵器やミサイル開発の放棄を求めるよう政府に強く訴えた。

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  • 県立9校で台風被害 静岡県教委報告 浸水や設備損傷

     静岡県教委は5日の県議会文教警察委員会で、台風15号の影響により、県立高と県立特別支援学校の計9校で床上浸水や土砂の流入、落雷による消防設備の損傷など、建物や設備への被害が確認されたと報告した。  特に被害が大きかった天竜高(浜松市天竜区)は最大1メートル程度の床上浸水で実習用機器が故障するなどの影響が出た。県教委は同校と、製茶工場の浸水や農業用散水ポンプの故障が確認された静岡農高(静岡市葵区)について、災害対応の協定を結ぶ業者に対応を要請した。  被害があったのはほかに、遠江総合(森町)、磐田農(磐田市)、富士(富士市)、清水西(静岡市清水区)、藤枝西(藤枝市)、川根(川根本町)の6高と静

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  • 「応援募金」の一環 藤枝市に54万円余 明治安田生命

     明治安田生命保険相互会社は4日、同社の地域支援活動「私の地元の応援募金」の一環として、藤枝市に54万3500円を寄付した。市の子育て関連事業に役立てられる。  寄付金は、社員が出身地などを指定して行う任意の募金に、会社からの拠出を上乗せした。同社の妹背俊紀静岡支社長が、市子ども未来応援局の増田治美局長に目録を手渡した。妹背支社長は「社員のふるさとへの思いを込めた。地域住民の暮らしの充実に役立ててもらえたら」と話した。  同社は10月から、顧客を対象にした「行政サービスの情報案内」を行っている。健康づくり、子育て、介護の分野で生活課題を抱える人に対し、藤枝市の支援事業を紹介する。

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  • 8日から藤枝音楽祭 蓮華寺池公園 インディーズ25組出演

     藤枝市の蓮華寺池公園野外音楽堂で8~10の3日間、第23回藤枝音楽祭(実行委員会主催)が開かれる。全国各地で活動するインディーズのアーティストを中心に25組が出演する。  8日はギター弾き語り、9日はピアノ弾き語り、10日はソロやユニットを披露する。音楽祭は、音楽の力で藤枝を盛り上げようと2009年から年1~2回開催してきた。野外音楽堂を主会場にしてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で20、21年は別会場での開催だった。  イベントを主導するのは同市出身のシンガー・ソングライター浅羽由紀さん。地元や全国各地を巡っての音楽活動を通じて知り合った実力派アーティストに声を掛けたという。浅羽さん

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  • 大正大生が地域創生研究員に 藤枝活性化へ調査「他県からの視点生かす」

     藤枝市と包括連携協定を結ぶ大正大(東京・豊島区)の学生たちが、地域活性化の研究に関するフィールドワークを同市で進めている。市役所で5日、学生への「市地域創生研究員」の任命式があり、北村正平市長が辞令を交付した。  同市で活動するのは3年生4人、2年生18人で、首都圏在住者が中心。11月上旬までに、2週間前後滞在し、それぞれの研究を進めていく。  3年生は個別テーマを設定していて、プロサッカーチームによる地域活性化効果や、子育て支援と公園コミュニティーなどを調べる。2年生は都会と田舎のバランスが良い藤枝での暮らしについて研究する。  交付式で北村市長は「藤枝のことをよく知り、魅力を肌で感じても

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  • 風景や草花 秀作日本画 静岡で県連盟展示会

     第44回県日本画展(県日本画連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が5日、静岡市駿河区の県立美術館県民ギャラリーで始まった。10日まで。  会員と一般の部に計90点が寄せられた。岩絵の具の落ち着いた色調を生かし、自然風景や季節の草花を描いた秀作が多く並んだ。  最高賞の県日本画連盟賞は、山本梢さん(浜松市)の「深山」が選ばれた。「森の深さ、山の深さを感じさせ、茶色と緑色の対立を上下にうまく配した」と評価された。  その他の主な入賞者は次の通り。  県知事賞 山内奈津美(富士市)▽県文化協会長賞 佐藤末美(三島市)▽県教委教育長賞 後藤幸子(静岡市)▽静岡新聞社・静岡放送賞 岡田知子(藤枝市)大

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  • 自宅放火未遂で藤枝の男に実刑 静岡地裁公判

     自宅に燃え移る危険性が高いと認識しながら室内のごみの上に火を放ち、畳を焼いたとして、現住建造物等放火未遂の罪に問われた藤枝市五十海1丁目、無職の男(58)の裁判員裁判判決公判で、静岡地裁は4日、懲役3年(求刑懲役4年)を言い渡した。  国井恒志裁判長は判決理由で「直前に実母と口論し、立腹から衝動的に犯行に及んでいる。短絡的と言うほかない」と指摘した。  判決によると、被告は1月9日、実母と同居する自宅の和室で、弁当容器などの上にティッシュペーパーを置いて火を付けた。自ら消火したため、畳などを焼損するにとどまった。

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  • 茶況(10月3日)15、16日 植木まつり 藤枝茶プレゼント

     藤枝市緑をすすめる会と市緑化事業協同組合、市の3者は15、16の両日、蓮華寺池公園で第83回植木まつり「花と緑のフェスタ」を開く。同公園内にある茶文化発信・観光交流拠点施設「とんがりぼう」で藤枝茶のプレゼント企画を行う。  イベントは午前9時~午後3時。植木や園芸市のほか、植物に関する相談コーナーなどを設ける。  プレゼントする茶葉は、市内の茶業関係7団体でつくる「TEA SEVEN協同組合」の商品。チラシを持参しとんがりぼうで買い物することが条件。

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  • 和田島ブロックの断水復旧 生活用水供給に地域差 静岡・清水区

     静岡市は3日、清水区の中山間地の和田島ブロックで続いている断水の復旧の進捗(しんちょく)状況を発表した。同ブロックでは1日に通水作業を始めたが、高低差のある地形の影響で、生活用水の供給に地域差が生じている。  同ブロックのうち、南地区3700戸ではほぼ全域で生活用水が配水されたが、水道管のさびなどで濁水が発生している地域がある。西地区200戸と北地区600戸では配水池への貯水ペースにより、配水に地域差が出ている。飲用可能のめどは南地区が4日、西地区が4~5日、北地区が5日。市によると、断水解消に向けた作業は順調に進んでいるという。  県のまとめでは、島田、藤枝、掛川、森の4市町計149戸で続

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  • 平和や台風被害早期復旧… 藤枝市内でサプライズ花火1500発

     藤枝市は2日夜、市内3カ所でサプライズ花火を実施した。国際社会の平和や新型コロナウイルスの収束、台風被害からの早期復旧などの思いを込めた計1500発が夜空を彩り、市民らがそれぞれの思いを胸に大輪を見つめた。  蓮華寺池公園、貝立公園、栃山川中の橋公園で、それぞれ500発を打ち上げた。蓮華寺池公園では通行人らが足を止め、歓声を上げたり、スマートフォンで撮影したりしていた。水面に花火が映り込む光景も見られた。  国際ドローン協会の協力を受けて15機のドローンによる空撮も展開。同協会に所属する、両手が不自由な高校1年生宮崎美侑さん(神戸市)も撮影に携わり、足を使って操縦した。映像は市のホームペー

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  • 自慢の地酒一堂 静岡県内23蔵元参加 掛川でまつり

     静岡県酒造組合(望月正隆会長)は日本酒の日の1日、3年ぶりに地酒まつりを掛川市の掛川グランドホテルで開いた。県内23蔵元が参加し、500人が来場した。  来場者は新型コロナ感染対策用の使い捨てカップを手に各蔵元のブースを回り、地酒の香りや味を堪能した。望月会長は「開催できうれしく思う。これから酒造りが始まるので豊富な県内の食材と一緒に楽しんでほしい」と話した。  全国利き酒選手権県予選会も行われ、80人が参加した。藤枝市の鈴木道明さんが1位に輝き、全国大会に出場する。

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  • 唐沢ひなた ダンス劇「さらなる成長を」 湖上舞台「グランドスケープ浜名湖」主演

     浜名湖上のステージで開かれる「グランドスケープ浜名湖@舘山寺」は、光や音、炎が演出するダンス劇。主人公「遠江の里の娘」を演じるダンサー唐沢ひなた(藤枝市)は、ダンスを軸に多方面のパフォーマンスに挑戦する17歳だ。湖上の舞台は、エンターテイナーを目指す自分をさらに成長させる場でもある。  ダンススタジオを営む両親の下で「気付いたらダンスをしていた」。コンテストに入賞するなどして、中学2年から東京でダンスを学んだ。現在は自宅から都内の高校に通い、埼玉県の教室では指導する立場だ。  一方、7歳からミュージックビデオやテレビCMに出演。モデルの仕事もこなし、ダンスにとどまらない経験を積んできた。今夏

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  • J3藤枝「試合できるとは」 奇跡のホーム戦、明誠高生らアシスト 台風被災の藤枝総合運動公園サッカー場

     台風15号の被災から1週間となった1日。電源や給排水設備などに甚大な被害を受けた藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で、J3藤枝のホームゲームが開催にこぎ着けた。非常用電源で放送設備は使えたが、電光掲示板は点灯せず、仮設トイレを多数設置しての実施。開催の舞台裏には高校生ボランティアの協力があった。  「試合ができるとは思わなかった」と被災直後の状況を知る関係者は口をそろえた。メインスタンド下のロッカールームや会議室などが入る建物1階は、グラウンドの排水が追い付かず床上約3センチの浸水があった。  手伝いを申し出たのは藤枝明誠高サッカー部。25日に部員約180人が掃除用具持参で駆け付け、バケツリ

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