テーマ : どうする家康/徳川家康

彫刻家池谷さん 家康座像を奉納 浜松・五社神社 神々しさを表現

 浜松市中区の彫刻家池谷雅之さん(69)がこのほど、自身が制作した徳川家康の座像「東照大権現様御神像」を同区の五社神社に奉納した。祈とうの控室に展示し、参拝者に披露される。

池谷さん(右)の奉納した徳川家康の座像=浜松市中区の五社神社
池谷さん(右)の奉納した徳川家康の座像=浜松市中区の五社神社

 幅42センチ、高さ70センチの木彫像で、制作期間は約3カ月。「神格化された家康公」をテーマとし、神々しさを表現した。台座には正面に鳳凰(ほうおう)と葵紋、側面には家康が好んだとされるナスの花の浮き彫りを配した。同作品は浜松いわた信用金庫が主催する「Art Award~徳川家康×アーティスト~」に出品し、立体アート部門でグランプリを受賞した。池谷さんは「作品が多くの人に親しんでもらえるように」との思いから、家康とのゆかりの深い同神社へ奉納を打診した。この日は奉納奉告祭が執り行われ、奉納をお祝いした。池谷さんは「由緒ある神社に奉納できることは大変光栄。座像を見て家康公と五社神社のご縁を知ってもらえれば」と話した。

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