テーマ : どうする家康/徳川家康

島田市博物館で諏訪原城企画展 武田信玄のかぶとも 9月24日まで

 島田市博物館で9月24日まで、企画展「築城450年記念 諏訪原城」が開かれている。甲冑(かっちゅう)や浮世絵、刀剣、古文書など約50点の展示を通じ、戦国時代に武田と徳川の攻防の舞台になった諏訪原城(同市菊川)の歴史に触れることができる。

武田信玄が着用したとされるかぶとなどを展示した企画展=島田市博物館
武田信玄が着用したとされるかぶとなどを展示した企画展=島田市博物館

 諏訪原城は天正元(1573)年に武田勝頼の命で遠江国獲得の拠点として築城された。その後、徳川家康の手に落ち、牧野城に改称。今川氏真などの武将を置いたが、武田氏滅亡後は軍事上の必要性が薄れ、天正18(1590)年に廃城になったとされる。
 武田信玄が着用したとされる「諏訪法性兜」や、諏訪原城の戦いで先鋒(せんぽう)として従軍したという本多忠勝の甲冑(写し)などが目を引く。城跡から出土した鉄砲玉や江戸時代の城図なども展示し、諏訪原城の歴史に思いをはせることができる。戦国時代の激しい戦を描いた月岡芳年の浮世絵も並んだ。
 月曜休館、祝日の場合は火曜休館。8月15日から展示品を一部入れ替える。

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