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春風亭昇太さん、山城語る 企画展開催中の島田市博物館が教室

 島田市博物館は30日、開催中の企画展「築城450年記念 諏訪原城」に合わせ、落語家の春風亭昇太さん=静岡市清水区出身=を講師に招いた城教室を同館で開いた。親子連れなど約30人が山城の魅力に触れた。

諏訪原城をはじめ山城の魅力を紹介する春風亭昇太さん(右)と加藤さん=島田市博物館
諏訪原城をはじめ山城の魅力を紹介する春風亭昇太さん(右)と加藤さん=島田市博物館

 国指定史跡の諏訪原城跡(島田市)を全国にPRする「諏訪原城応援隊長」を務める昇太さんと、副隊長で日本城郭協会理事の加藤理文さんが自ら訪ね歩いた全国の城を紹介した。昇太さんは、敵の侵入を防ぐために斜面を削った人工的な断崖「切岸(きりぎし)」をはじめ、堀切や土塁など山城の特徴を軽妙な語り口で解説。その上で、「城と言えばつい天守を見がちだが、それ以外の見どころを知れば何倍も楽しめる」と呼びかけた。
 諏訪原城にも触れ、「徳川家康や今川氏真ら歴史上の人物が同じ場所にいたと想像すると楽しくなるはず」と述べた。
 磐田市から参加した磐田中部小6年の鈴木瑛太さん(11)は「堀切や土塁など城のもっと細かい部分にも目を向けたい」と話した。
 段ボールのかぶと作りワークショップも実施した。企画展の見どころを昇太さんらが紹介するプレミアムツアーもあった。昇太さんらは31日に諏訪原城跡で開催される諏訪原城応援隊イベント「チャンバラ合戦」にも登場する。
 (島田支局・寺田将人)

 

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