テーマ：どうする家康／徳川家康

家康の好物「天ぷら」で観光客もてなそう　静岡県がメニュー募集

　静岡県は、徳川家康の好物だったとされる天ぷらのオリジナルメニューを募る「家康のてんぷらコンテスト」を初開催する。優秀なメニューで、本県を訪れた観光客をもてなすＰＲをする。９月１５日までオリジナルメニューを募集している。

「家康のてんぷらコンテスト」をＰＲする職員＝県庁

　旅先の食文化を楽しむ「ガストロノミーツーリズム」を推進する県が、大河ドラマで高まる家康人気を活用した取り組みとして企画した。
　「元祖」部門は家康が好んだとされる本県産の鯛を使用したオリジナルメニューを、「令和」部門は健康を意識していたとされる家康が食べたいと思うような本県産の農水産物（鯛は除く）を使ったメニューを募集する。価格設定は１皿千～５千円。店で既に提供されているか、２０２３年１２月～２４年３月に提供できることが要件になる。
　９月下旬に書類審査で各部門３点を選出。１０月に試食審査でグランプリ、準グランプリを決め、１１月に表彰する。選ばれたメニューはＳＮＳで発信し、旅行会社などにもＰＲする。
　県観光協会のホームページで応募用紙を入手して申し込む。問い合わせは同協会＜電０５４（２０４）００６６＞へ。

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