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ロケーションジャパン大賞「どうする家康」と浜松市グランプリ ロケツーリズムは伊東市が地域大賞

 地域活性化に貢献した最近1年間の映像作品とロケ地など舞台になった自治体を顕彰する「第14回ロケーションジャパン大賞」の授賞式が15日、都内で開かれた。大河ドラマ「どうする家康」と浜松市が最高賞のグランプリに輝いた。静岡県内関係の作品・地域が最高賞に選ばれたのは初めて。

グランプリ受賞を喜ぶ浜松市の中野祐介市長(前列左から2人目)ら関係者=15日午後、都内
グランプリ受賞を喜ぶ浜松市の中野祐介市長(前列左から2人目)ら関係者=15日午後、都内
ロケツーリズムアワード地域大賞の表彰を受ける伊東市の小野達也市長(右)=15日午後、都内
ロケツーリズムアワード地域大賞の表彰を受ける伊東市の小野達也市長(右)=15日午後、都内
グランプリ受賞を喜ぶ浜松市の中野祐介市長(前列左から2人目)ら関係者=15日午後、都内
ロケツーリズムアワード地域大賞の表彰を受ける伊東市の小野達也市長(右)=15日午後、都内

 イベントやキャンペーンを発信し続けたほか、出演者の招聘(しょうへい)を通じて地域から作品を盛り上げたことが高く評価された。2023年5月の浜松まつりに合わせて実施した松本潤さんらによる騎馬武者行列は約68万人を集め、全国から注目された。
 式典に出席した中野祐介市長は「昨年は市が大河ドラマに沸き、多くの出演者や全国のファンに訪れてもらった。受賞をきっかけに家康ゆかりの地浜松、出世のまち浜松をさらに発信したい」と喜んだ。NHK制作統括の磯智明氏は「地域の人たちと一緒に頑張ってようやく手にできる」と賞の価値に触れ、「浜松の皆さんがものすごい熱量で迎えてくれた。制作者や出演者と視聴者を結ぶのが舞台地だということを実感した」と市民への感謝も述べた。
 ロケをきっかけに再発見された地域の魅力を効果的に活用、発信した自治体、企業に贈られる「ロケツーリズムアワード」も発表され、伊東市が地域大賞に選ばれた。小野達也市長は官民一体の誘致活動「伊東ロケーションサービス」の成果を紹介し「商工会議所や観光協会に加え、多くの市民も協力してくれるようになった。取り組みを通じてシビックプライド(地域への誇り)が高まっている」と笑顔を見せた。
 (東京支社・関本豪)

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