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家康好物の天ぷらコンテスト 静岡の2店がグランプリ 真鯛の包み揚げ、葵の家紋パスタ 来年3月まで提供

 静岡県は、徳川家康の好物だったとされる天ぷらの各店のオリジナルメニューを募集した「家康のてんぷらコンテスト」の表彰式を静岡市内で開いた。「元祖」部門で食彩工房ムッシュMOIZUMI(同市葵区)、「令和版」部門で大野木荘(同)のメニューがグランプリに選ばれた。

受賞した店の代表者=静岡市内
受賞した店の代表者=静岡市内
MOIZUMIの「家康のみらい 真鯛のカダイフ包み揚げ」
MOIZUMIの「家康のみらい 真鯛のカダイフ包み揚げ」
大野木荘の「葵の家紋」パスタ
大野木荘の「葵の家紋」パスタ
受賞した店の代表者=静岡市内
MOIZUMIの「家康のみらい 真鯛のカダイフ包み揚げ」
大野木荘の「葵の家紋」パスタ

 MOIZUMIの「家康のみらい 真鯛(まだい)のカダイフ包み揚げ」は、鯛の切り身の中に梅干しの果肉とレンコンを入れた料理。「家康が世界統一を成し遂げていたら」と考え、トルコなどがルーツの細麺状の生地「カダイフ」で包んだ。
 大野木荘の「『葵の家紋』パスタ」は、ワサビと発酵茶を使用した香りが特徴。ワサビの葉を天ぷらにして盛り付け、葵の御紋を表現している。
 元祖部門の準グランプリには、日本料理四季(浜松市中区)の「昆布締め鯛の山葵巻き天婦羅」、令和版部門の準グランプリには、ROSATO(三島市)の「長寿で天下取り!カツオのカツレツ」、特別賞に入船鮨葵タワー店(静岡市葵区)の「ヘルシー焼き天ぷら鷹狩り御膳」が選ばれた。
 元祖部門は家康が好んだとされる本県産の鯛を使用したメニュー、令和版部門は健康を意識していたとされる家康が食べたいと思うような本県産の農水産物を使ったメニューが対象。それぞれ16点、22点の応募があった。料理は各店で12月~2024年3月まで提供される。日本料理四季以外は要予約。
 大河ドラマに合わせた「ガストロノミーツーリズム」の誘客企画で、県観光協会のウェブサイトや県のSNSで情報発信する。
(政治部・大沼雄大)

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