テーマ : どうする家康/徳川家康

「駿府用水」の歴史解説 静岡県立中央図書館長が講演

 静岡市葵区の西奈図書館友の会「けやき」はこのほど、静岡県立中央図書館の柴雅房館長(60)を講師に招いた歴史講演会「家康と駿府用水」を同区のリンク西奈で開いた。

駿府用水を解説する柴館長=静岡市葵区のリンク西奈
駿府用水を解説する柴館長=静岡市葵区のリンク西奈

 柴館長は、徳川家康が駿府の城下町建設の一環として道筋を付けたとされる駿府用水の整備目的や管理手法、活用方法などを解説した。駿府用水は同区の鯨ケ池を水源に安倍川左岸を賤機山に沿って市街地まで流れ、城の堀の水や防火用水、農業用水として活用されていたと説明。「現在の静岡市街全域を網の目のように用水が流れ、市民にとって身近だった」と紹介した。
 市民ら約70人が聴講し、地域の歴史について知識を深めた。

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