テーマ : どうする家康/徳川家康

【出演者コメント集】松本潤さんら、静岡と浜松で「どうする家康」最終回PV&トークショー

photo03 We love Shizuoka の掛け声での記念撮影を終え、笑顔を見せる松本潤さん(中央)ら=17日午後7時55分ごろ、静岡市葵区の市民文化会館    松本潤さん(徳川家康役)
 静岡は(1月の)プレミアリレー以来。ここから始まったんだなと感慨深い。本当にあっという間。皆さんのおかげでやってこられた。
 (駿府城での)晩年は家臣団のみんなはもういないんだけど、一緒にいるような気持ちで演じた。幸せな時間だった。家康が何を願い、乱世を終わらせたのか。ドラマに存分に詰まっている。何かをつかみ取るというわけでなく、本当に小さな幸せを最後の最後に手に入れられたのが今回の家康だった。
 小栗旬さんの(南光坊天海役の)サプライズもうれしかった。乗り越えられるのか不安なつらいこともあったが、この脚本があってやってこられた。

 松嶋菜々子さん(家康母の於大の方役)
 安寧の世をつくりたい、天下人になってほしいと思い家康を育てた。でも、この子は幸せだったのか。母としての思いも演技に出た。
 (最終回で描かれた若かりし頃の)走馬灯が家康にとって幸せな時間だった。そう思うと切ない。「トラになりなさい」とのろいをかけたのは私だけど、家康はやっぱりウサギだった。

 溝端淳平さん(今川氏真役)
 静岡まつりの花見行列に参加した。静岡の人の今川家への愛を声援でじかに感じた。氏真は「愚将」のイメージが強く、プラスのイメージが少ない描かれ方をしてきたが、今回はそうでなかった。それを静岡の人が喜んでくれていたように思う。

 松本若菜さん(家康側室の阿茶局役)
 阿茶局は家康公を晩年まで支え、才武を持ち合わせた女性。本多正信が右脳なら、阿茶局は左脳。側近としても側室としても支えたいと思って演じた。

 小手伸也さん(家康家臣の大久保忠世役)
 忠世は縁の下の力持ち。殿が戦いやすいように動いていた。ドラマでは大体の戦は留守番だった。信頼があるからこそ。みなさんも殿(家康)から僕らに託されたものは何だろうと考えてみてほしい。



  photo03 トークショーを繰り広げる大河ドラマの出演者ら=17日午後5時15分ごろ、浜松市中区の浜松出世パーク    板垣李光人さん(家康家臣の井伊直政役)
 浜松ではウナギをたらふく食べた。ウナギが好きで、浜松におじゃまするたびに食べた。浜松中のウナギを胃袋に納めているんじゃないか、というくらい。井伊谷でもウナギを食べた。僕がウナギを好きということを、こそこそといろんなところで話してまして、用意してくれていた。
 松本潤さんのことはプライベートでも殿と呼んでいる。松本さんがキャストを引っ張っていて、心の底から殿と思えるすてきな人だった。

 鳴海唯さん(本多忠勝の娘で真田家に嫁いだ稲姫役)
 浜松を訪れたのは今日が初めて。浜松城がきれいで、全ての景色が新鮮。ウナギを食べてみたいと思っているが、まだ食べたことはなし。遊園地の浜名湖パルパルに行ってみたい。
 (稲姫役を)演じる上で人物を調べて、「どうする家康」という作品の中で人物像をつくり上げたいと思っていた。父である本多忠勝を演じた山田裕貴さんの芝居を見て研究した。山田さんは力あふれるエネルギーがある人。力強さと、殿への忠誠心や愛情表現、強さと優しさを兼ね備えたところを引き継いで演じた。

 波岡一喜さん(本多忠勝の叔父で三方ケ原の戦いで犠牲になった本多忠真役)
 違う作品でも浜松に来て、ウナギをかなり多く食べています。戦国武将最強は本多忠勝と言われることがあるが、忠勝に教えた忠真が最強だと僕は思っている。
 僕は浜松という街が本当に大好きで、第三の故郷と思っているくらい。大阪、東京、浜松と。今日という日が一足早いクリスマスプレゼントになるよう、良い思い出になるよう願っている。
(教育文化部・鈴木美晴、浜松総局・白本俊樹)

いい茶0

どうする家康/徳川家康の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞