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消防と航空隊が熱海で訓練 円滑な救助へ連携確認

 熱海市消防本部と県消防防災航空隊はこのほど、同市上多賀の熱海市民グラウンドで合同訓練を行った。要救助者を円滑かつ迅速に救うため、県消防防災ヘリ「オレンジアロー」が出動して活動する際の隊員の連携を確認した。

ヘリから降下する参加者=熱海市の熱海市民グラウンド
ヘリから降下する参加者=熱海市の熱海市民グラウンド

 約20人が参加した。グラウンドで一連の動きを確かめた後、災害現場の上空から隊員を投入する訓練を行った。ホバリング中のヘリからワイヤケーブルを使って両隊員が降下し、地上に降り立つ流れを実践。要救助者の救出訓練も行い、地上のダミー人形をつり上げて機内に収容した。
 ヘリを使った訓練は当日の天候に左右され、熱海ではこれまでに実施できないことも多かったという。航空隊の南條直希隊長は「地上の消防隊員の支援・連携が大事になる」と協力を呼びかけた。

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