テーマ : 熱海市

かがり火110基 幻想的に 熱海で盆行事 海上花火も夜空彩る

 熱海市の多賀地区で16日夜、伝統的な盆行事「百八体流灯祭」が開かれた。約110基のかがり火が地区内のあちこちに設置され、一帯は幻想的な雰囲気に包まれた。

かがり火が海岸を照らした百八体流灯祭=熱海市の長浜海水浴場
かがり火が海岸を照らした百八体流灯祭=熱海市の長浜海水浴場
網代湾の海上に打ち上げられた花火=熱海市
網代湾の海上に打ち上げられた花火=熱海市
かがり火が海岸を照らした百八体流灯祭=熱海市の長浜海水浴場
網代湾の海上に打ち上げられた花火=熱海市

 300年の歴史があるといわれる流灯祭は、第2次世界大戦の影響で一時途絶えたが、昭和30年代に復活して以降は多賀地区の夏の伝統行事として親しまれている。長浜海水浴場では、地元住民らが約350個の灯籠を海に流して先祖を供養した後、一斉にかがり火をたいた。
 流灯祭に続き、対岸の網代湾では「網代温泉海上花火大会」が行われた。地域住民や観光客が見守る中、約2千発の花火が打ち上げられ、南熱海の盆の夜を華やかに彩った。

いい茶0

熱海市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞