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地場産魚 豪快に解体 熱海、福祉施設で

 熱海市の宇田水産と熱海銀座おさかな食堂は16日、同市緑ガ丘町の障害福祉サービス事業所「陽光の園」で地場産の熱海だいだいサクラマスとワラサの解体ショーを行った。

合田料理長(左)の豪快な包丁さばきに見入る利用者=熱海市
合田料理長(左)の豪快な包丁さばきに見入る利用者=熱海市

 網代漁港で同日水揚げされた約2キロのマスと約5キロのワラサを2尾ずつ用意し、おさかな食堂の合田一人料理長が利用者の前で豪快にさばいた。熱海だいだいサクラマスは、同市特産のダイダイの果汁を混ぜた餌を与えて養殖していて、臭みがなくほどよい脂がのっているのが特徴という。魚は刺し身にして利用者に振る舞われた。
 宇田水産の宇田勝社長は市内の福祉施設で魚の解体ショーを続けている。今回は宇田社長の活動に賛同したおさかな食堂が初めて参加した。宇田社長は「新型コロナ禍の影響で3年ほど開催できていなかったが、久々に利用者の笑顔が見られて良かった。一緒に活動してくれる仲間ができて心強い」と話した。合田料理長も「皆さんに喜んでもらえるよう、これからも協力していきたい」と語った。

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