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「磐田で何した?」 家康すごろく製作 市、小中学校に配布

 磐田市はこのほど、徳川家康と市のゆかりが学べる「『磐田で何した?家康』天下取りすごろく」を製作した。大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、地域の魅力発信に取り組む市職員有志のプロジェクトチーム(PT)が考案。50セットを用意し、市内の全小中学校に配布するほか、同市見付の観光案内施設「いこい茶屋」などに置く。

徳川家康と磐田市のゆかりを紹介するすごろくを楽しむ児童=磐田市見付の磐田北小
徳川家康と磐田市のゆかりを紹介するすごろくを楽しむ児童=磐田市見付の磐田北小


 すごろくはA2判で計60マス。家康が誕生してから江戸幕府を開くまで、天下取りの足跡を追いながら駒を進めると、武田軍の侵攻からの激しい撤退戦を繰り広げた「一言坂の戦い」や、タカ狩りなどで度々滞在した「中泉御殿」など、磐田での“イベント”が発生する。PTメンバーが現地を視察・調査した大日堂や社山城などのゆかりのスポット20カ所も紹介している。
 20日には、PTの6人が同市見付の磐田北小に届けた。児童会役員の5年生10人が市イメージキャラ「しっぺい」とともにすごろくを体験した。役員の1人、鈴木悠真君(11)は「今まで知らなかった家康と磐田のつながりを楽しみながら学べた。下級生と使って、勉強に役立てたい」と話した。同校では、社会科や総合学習で地域の歴史を学ぶ際に活用する方針。
 すごろくのデータは、市や市観光協会のホームページで公開する予定。
 

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