テーマ : お茶・茶況

茶況(8月25日)小笠流手もみ製茶 保存会が技術確認 袋井で交流会

 茶の手揉(も)み技術向上と親睦を目的とした「遠州手揉茶技術交流会」がこのほど、袋井市岡崎の茶ピアで開かれた。

伝統の手揉み技術の工程を確認する参加者=袋井市岡崎の茶ピア
伝統の手揉み技術の工程を確認する参加者=袋井市岡崎の茶ピア

 同市や掛川市、菊川市などで継承される伝統技術「小笠流手もみ製茶法」の保存と普及に取り組む袋井茶手揉保存会員ら約30人が参加。手揉茶は1人当たりの生産量が1日わずか500グラム程度と希少。ベテランの会員を中心に、「葉振い」「回転揉み」など伝統の手揉みの工程を丁寧に確認した。
 同会袋井支部の鈴木せつ子支部長は「若い世代の挑戦を応援し、茶産地として技術の継承を絶やさないようにしたい」と話した。
 (袋井支局・北井寛人)

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