テーマ : お茶・茶況

デジタル茶況(6月23日)雨天後出回り少量 静岡市中 県産二茶

静岡市中の県産二茶は前日の雨天を受け、出回り数量は限られた。県中西部の産地は月内に生産を終える見通し。
東部の一部銘柄が500円台後半から半ばで取引された。市中では飲料関連以外で仕入れに動く買い手は少ない。あっせん業者は「取扱数量が少なく、盛り上がりを欠いたまま茶期が終わりそう」と話す。
鹿児島県本土物二茶も最終盤で取引数量は少ない。市中問屋は「全国的に炭疽(たんそ)病の被害を受けた荒茶が目立つ」と話す。

藤枝 前日の雨で取引はなかった。二茶の生産は終盤を迎えている。

島田、金谷、川根 二茶の仕入れを終えた島田地域の茶商は「コワ葉が目立ったが後半にかけて味がのってきた印象」と振り返る。

榛原、相良 二茶の終値は600円前後とみられる。茶業関係者の一人は「天候に振り回される場面が多かった」と話す。

掛川、小笠 掛川茶市場は前日の雨でほとんど出回りがなかった。二茶の生産は残り数日で終了する。

袋井、森 袋井では550~530円台の取引が中心。最終盤を迎えて出回りは限定的だった。週明けには二茶の生産がほぼ終了する見通し。
 

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