テーマ : お茶・茶況

3県の日本茶 味や香り楽しんで 御前崎の製茶問屋、逸品詰め合わせ販売

 御前崎市新野の製茶問屋「山亜里製茶」が福岡、長崎両県の製茶会社とコラボし、産地の垣根を越えて茶を楽しむティーバッグ詰め合わせギフトの販売を数量限定で始めた。いずれも茶の魅力を発信する競技会「日本茶アワード2023 煎茶ティーバッグ部門」で入賞した逸品。担当者は「各産地の味や香りを楽しんで」と呼びかけている。

静岡など3県の茶がティーバッグで楽しめるギフト商品=御前崎市
静岡など3県の茶がティーバッグで楽しめるギフト商品=御前崎市

 同社をはじめ、福岡県の原田茶園、長崎県の西海園が連携した。本県の牧之原台地で生産された「つゆひかり」をはじめ、九州地方で人気の高い品種「さえみどり」をそろえた。お湯を注ぐだけで家庭や職場、野外キャンプなど幅広い場面で本格的な日本茶を味わうことができる。
 商品のギフト化を発案した山亜里製茶の増田能久さん(49)は「全国各地には多くの茶産地がある。飲み比べを楽しむ中で、日本茶の奥深さや静岡茶のおいしさを再認識するきっかけになればうれしい」と語る。
 同ギフトは3点詰め合わせで3500円(税別)。問い合わせは山亜里製茶<電0537(86)3221>へ。
 (御前崎支局・市川幹人)

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