テーマ : お茶・茶況

茶況(9月25日)介護老人施設に大茶樹の葉寄贈 藤枝市茶振興協議会

 藤枝市茶振興協議会はこのほど、藤枝の大茶樹(同市瀬戸ノ谷)で摘んだ茶葉からできた「長寿の香り」を介護老人保健施設グリーンヒルズ藤枝(同市宮原)に寄贈した。

長寿の香りを受け取る岡田真司施設長(左)=藤枝市宮原のグリーンヒルズ藤枝
長寿の香りを受け取る岡田真司施設長(左)=藤枝市宮原のグリーンヒルズ藤枝

 50グラム入りの茶葉3袋を贈った。5月の八十八夜に市茶手揉保存会のメンバーらが手摘みで収穫し、丹精込めて仕上げた。受け取った岡田真司施設長は「いただいたお茶を飲んで、施設利用者の皆さんには元気に過ごしてほしい」と話した。
 大茶樹は高さ約4メートル、周囲約33メートル。樹齢300年以上で、県内最古の茶樹とみられる。茶葉は長寿の縁起物とされ、毎年、高齢者施設に寄贈している。今年で27回目を迎えた。
 (藤枝支局・青木功太)

 静岡県産秋冬番取引 中心は360円台
 静岡県産秋冬番茶の生産が各地で始まり、静岡市中に初倉や磐田、富士などから荷が届いた。取引の中心価格帯は平年並みの360円台だった。
 週内に生産する工場が増え、取引が本格化する見通し。あっせん業者は「前評判でもドリンク関連の需要が乏しいとの見方があったが、実際に引き合いも少ない。相場も伸び悩むはず」と話す。

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