テーマ : お茶・茶況

デジタル茶況(6月27日)富士産二茶が終盤 静岡市中

 静岡市中の県産二茶は富士の取引が続いている。終盤に入り、生産にめどをつける工場が増えている。
 富士は前日から10~5円ほど値を下げ、500円台半ばから前半で取引された。持ち込まれる数量は減少していて、流通関係者は「東部の平均単価は前年並みかやや高いが、生産数量が伸びなかった。前年比で減収に終わる工場が多い」とみる。

藤枝 JA大井川藤枝工場には棒茶が持ち込まれた。3口579キロが上場し、680~300円で取引された。

島田、金谷、川根 JA大井川川根工場には9口1595キロが上場し、500円台後半が中心。川根地域の二茶は28日の取引でほぼ終了する。

榛原、相良 多くの生産者が二茶を終える中、一部では紅茶の生産を進めている。

掛川、小笠 山間部などの一部地域を除いて、多くの工場が二茶の生産を終了した。

袋井、森 袋井では少量の取引が続いている。中心価格は500円台前半か。ドリンク関連業者からの引き合いがあり、ほぼ下げ止まりの傾向。
 

いい茶0

お茶・茶況の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞