テーマ : お茶・茶況

茶況(10月20日)週明けにも取引終了 静岡市中 県産秋冬番

 静岡県産秋冬番茶の生産が多くの工場で終わり、静岡市中の取引は週明けにも終了する見通しとなった。20日は富士などから少量届き、300円前後で手合わせした。
 あっせん業者は「買い手の仕入れ予定数量を超えた後も各地から荷が届き、これほど売るのが難しい秋冬番茶取引はかつてなかった」と語る。

今週末めど 生産終える 袋井、森
 袋井市、森町の各地で進む秋冬番茶の生産が終盤を迎えた。今週末をめどに、一部を除きほとんどの製茶工場が生産を終える。
 今月初旬から生産が本格化した今期は、夏の暑さによる水不足などが原因で、収量は微減。品質は安定していたが買い気は高まらず、値段は伸び悩んだ。
 生産者は「平均価格は330円で、例年より10円程度下振れ。摘採時に生産調整した生産者も多かった」と振り返った。

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