テーマ : お茶・茶況

茶況(9月27日)県産秋冬番茶 350円前後 静岡市中

 静岡市中の県産秋冬番茶は初倉、相良、勝間田、森などの荷が取引された。350円前後での成立が多かったが、ブロークン状の品には強い引き合いがみられた。
 前日から横ばいか5円下げでの取引となり、あっせん業者は「値段が崩れないのはまだ数量が少ないから」とみる。市中問屋は「工場の顔ぶれが出そろう10月まで様子見という同業者が多い」と話す。
 (経済部・垣内健吾) 牧之原で生産本格化  牧之原市内で秋冬番茶の生産が本格化しつつある。月末までにほとんどの工場が稼働する見込みで、市内生産者の一人は「品質は安定している。気温を見極めながら摘採を進めたい」と話す。
 生産は10月中旬頃まで続く見通し。茶業関係者は今後の相場展開を踏まえ「燃料代などのコスト面を考えると効率の良い生産が求められる」とした。
 (榛原支局・足立健太郎)

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