テーマ : お茶・茶況

茶況(7月1日)二茶取引は終末へ 静岡市中

 静岡茶市場が休場し、市中の問屋街も静かだった。県産二茶取引は終末ムードを迎えている。

静岡市で開催された全国茶審査技術競技大会の予選
静岡市で開催された全国茶審査技術競技大会の予選

 東部の一部工場では生産が続いている。流通関係者は「富士の生産数量は想定より伸びなかった。病害の影響が目立つ生葉は敬遠されるため、荒茶を生産できない茶園もみられた」と話す。
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 静岡茶業青年団(市茶青)はこのほど、9月に鹿児島県で開かれる全国茶審査技術競技大会の予選を静岡市葵区で行った。予選を2回に分けて実施し、5日に大会出場選手を決める。

 藤枝 雨のため、ほとんどの生産者が茶園の管理作業を休んだ。雨後は防除やならし作業などを進める。

 島田、金谷、川根 生産者は雨で茶園管理作業を取りやめた。産地問屋は二茶取引を終え、年間契約の製造や営業活動に力を注ぐ。

 榛原、相良 榛原、相良牧之原市認定農業者協議会は4日、一番茶品評会を同市の相良総合センター「い~ら」で開く。

 掛川、小笠 小売店は水出し冷茶などの夏用商品や中元商品の販売促進に力を入れている。

 袋井、森 森町の二茶は減産の見通し。南部地域の生産者は「朝夕の低温により生育が抑えられたことも原因の一つ」と話す。

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