テーマ : お茶・茶況

一足早く新茶初摘み 島田のハウス茶園

 本格的な新茶シーズンを前に、島田市阪本の大塚聡さん(77)のハウス茶園で8日、静岡県内の先陣を切って新茶の初摘みが行われた。周辺の露地物より約1カ月早い摘採という。近隣農家ら12人が応援に駆けつけ、もえぎ色の新芽を丁寧に摘み取った。

県内の先陣を切って行われた新茶の初摘み=8日午前8時5分ごろ、島田市阪本
県内の先陣を切って行われた新茶の初摘み=8日午前8時5分ごろ、島田市阪本

 約1500平方メートルのハウスで地元の主力品種「やぶきた」を育てた。地中のパイプに蓄えた太陽熱を夜間に利用して栽培した。今年は1、2月の気温が高めに推移したため、昨年に比べて8日早い収穫という。
 大塚さんは「寒暖差のある条件で栽培できたため、味が濃くおいしい新茶に仕上がるはず。味と香りを楽しんでほしい」と話した。
 製茶した後、11日から近くの直売所「お茶のさすき園」で販売する。

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