テーマ : お茶・茶況

デジタル茶況(6月20日)出回り量は減少 静岡市中 県産二茶

 静岡市中の県産二茶は、生産を終える工場が増えて出回り数量は減少傾向にある。10円ほど下落して取引される荷が多かった。
 榛原や相良、勝間田、坂部、小笠は600円台前半から600円前後で商談が成立した。最終盤の磐田や初倉は取引される銘柄が限られている。
 富士は600円前後で成立した。東部の生産者は「炭疽(たんそ)病の発生が散見されるため、警戒を強めたい」と話す。

 藤枝 JA大井川藤枝工場は8口1163キロが上場した。平均は700円台前半。藤枝かおりは1350円と高値でも引き合いが強い状況が続く。

 島田、金谷、川根 島田地域は終盤を迎え、500円台後半が中心。病気の発生が目立ち、仕入れを打ち切る買い手も出てきた。

 榛原、相良 600円台周辺が取引の中心で前日から10~5円の下げ。二茶の仕入れを終える問屋がみられる。

 掛川、小笠 掛川茶市場には26口2万9310キロ上場し、1030~500円で取引された。高値はつゆひかり。中心価格は600円台。

 袋井、森 森町は620円前後の取引が中心。品質に大きな変化はなく、小幅な下げが続いている。北部の一部を残して21日で生産を終える工場が多い。

いい茶0

お茶・茶況の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞